私もなりたい でも無理がある
では 発想の転換をしよう

 いつも 練習場で打っている球、弾道、距離
7番アイアンで150ヤード 打てる事もあるだろう
  でも 考えを変えてみよう
自分の打てる球、距離、弾道 はコースで一番多く出る球を指すわけだ
一番多く出る球は 実は自分の打てる最高ではなく 最低の球である。
シャンクとか 大ダフリとか どトップを除いて フェースらしき場所に当たって
前の方に飛ぶ 最低の球 これを自分の球と認識すること。

 7番アイアン ヤードで良い
これを最低のスピード、最低の力加減、最も遅い動き、最も少ない動きで
打って貰いたい

最大のスピード、最大の力加減、最も速い動き、最も多い動き
 これが緊張感の高い、他にも注意点の多いコースでは
  絶対に出来ない  打つ前に失敗が確約されている

今はエコの時代である。 最も省エネの方法で7番で100ヤードなり120ヤード
打って欲しい。 自分は7番で150ヤード打てる!と言う人が120ヤードを打つと 多分自分の「フルショットの半分よりちょっと上」、 5〜7割程度の力加減、スピード加減 だと思う。

練習場で 出来るスピード や 動きの大きさ の7割強の動きが
 本当の意味での 「自分の」ショット なのである
車で言うところの 巡航速度、それ以上出せるけど それは瞬間出せるだけ
維持は出来ない。 巡航速度 とは 更に加速も 減速も出来る その車にとっての
安定ゾーン というか 実力発揮ゾーン と言う事になる

     最高速度を基準にしない事、自分の実力は巡航速度を磨くこと

その7割 仮にそれを7番 ヤード とすると
そこで 自分の弾道なり スウィング作りをする それが基本中の基本だ。

どんなに距離を伸ばしたくても 総合性能が高くないと 単に馬力やスピードばかり出ても 車で言う 単に殺人マシーンになってしまうだけ。

7番で100〜120ヤードの距離で 
 クラブ扱いと考え 安定した高さ 安定した弾道 安定した距離 を打つ
これが出来て初めて 自分が分かってくるのさ


 ちなみに 学生時代 陸上部だった
短距離 100mの専門的なトレーニング は ある意味 全力疾走しない
毎日の練習で 100mを走るのは 通常週に3〜4本
 ジョギングや その場足踏み 静止状態で 走り方 体の使い方を調整していく
たまに ダッシュもするが スタートの練習と 30〜40mの距離と5割程度の
スピードで流すだけ。そこで走り方が反映されているか確認
短距離走の場合、かなり筋力に依存はしてはいるが 正しく動かさないと その筋肉も正しい場所に 正しくついてこない。 ゴルフと同じで 間違った場所に付く筋肉は 単に妨げになるだけ
 オリンピッククラスの調整は分からないが 小中学生のトレーニングはこんなところである
この調整で 中学生の平均的な男の子は 半年で1秒、一年で楽に1秒半縮まる。

ゆっくり 正しく動かすから 筋肉が正しく発達し 運動記憶が出来 関節の稼働域が広がり さらに筋力がついていく 無駄を省く …シンプルでしょ

ゆっくり 正しく 走って 行くことが 最終的には速く走る方法 なんだ
  
 オリンピックには出られなかったけどさ…
 ハミングバードのクラブは究極目標は
いかに楽をして いかに飛ばすか いかに繰り返すか

しかし そのためには 7割の力で
ハンドリング性能や ブレーキ性能 居住性 安全性 を
しっかり確保して貰いたい。

クラブ扱いを変えよう  とはつまり違う動きをする訳で
 それを初めから アクセル全開でやろうと するのは
  どう考えても 無理があるよね   無謀だよね

それをしていて 「ワカンナ〜イ」 
 そりゃ 分かる筈 ないでしょ
  わざと 分からないように、出来ないようにしてるんだから

当たり前だけど 出来ることから始めよう
 普通の運転免許持っていたとしても
  F1レーサーになるために いきなり300km/h 出したら
   即死 しちゃうよ

答えは今出すのではない
 繰り返し 簡単に 出来るようになるためには
  体に染込ませる必要がある
   そう遠くない 未来に出来るようになるために
    はじめはゆっくり、小さく、少なく 始めて欲しい


     飛ばす欲求は決して捨てずにネ