店長「腕の状態も含まれる クラブの長さ、
 右打ちの人であれば 右肩からヘッドまでの離れ具合〜距離
 コレは ゴルフスイングではあまり話題になりません

 すごく 簡易な呼び方で アーリーリリースやキャスティング
 と呼んだりもしますが、スイングを造る、治す
 と言う点でも重要視されません。

 しかし、この長さ〜離れ具合〜距離は
 思っている以上に影響が大きく
 例えばですが、
 竹田プロは右肩からヘッドまで150cm
Rio Takeda2024 - frame at 0m4
 一般的なアマチュアが170cm と仮定すると
 当然、長いモノを扱っているアマチュアの方が
 重い、負荷の大きなモノを振っていますので
 速度が上げ辛くなります。

 アマチュアの方が大好きな『遠心力』に関しても
 アマチュアの方の方が より早い段階で、
 より大きな『遠心力』が掛かるコトになりますから
 スイングのリキミ にとっても大きなポイント になり得ます。 


 『飛ばすコト』はゴルフショットの大きな魅力であり、
 誰もが目指す とても重要な要素 ですが、
 👉クラブを持った自分が速く廻る(移動させる) から
   結果として、先端部のヘッドも速く移動する  と
 👉先端であるヘッドを速く動かす

 は ある部分共通はしていますが、
 全く同じことではなく、
 クラブを動かす概念を大きく左右します。


 先端部をより速く動かす は
 スイングの弧を より早い段階で大きくしてしまい易く、
 しかも その負荷は 主に腕周りにかかります。

 速く廻るには クラブを長くしない、
 負荷の少ないモノにしておく必要があり、
 その主エンジンは 腰やお尻なども含める下半身です。
 それは 当然、腕周りよりも大きな強い筋肉になるでしょう。

 怪力であれば可能 かも知れませんが、
 非力なアマチュアが目指すべき道は限られている気がします。」