店長「クラブを振る、ヘッドを振る、ヘッドを下に振る
 スイングをした場合、(ヘッドを振るショットで呼称します)
 どうしても アプローチショット、
 速い速度でヘッドを動かさない時、問題が発生します。」

質問「わかります…😫」


店長「ヘッドを振ってしまう方に そのショットを…
 ウエッジで 30ヤードとか、50ヤードとか、
 当てるだけでなく打つけれど
 速く は振らない、加減する速度で打つショット
   …をして頂くと
 インパクト手前、ダウンスイングの後半で
 全体の流れ とは違う 不必要な加速
(二重加速) が発生します。

 これには明確な理由がありまして。
IMG_0659スタンダード、
理想的なショットをした場合
少々、大袈裟ではありますが、
この状態が変わらずに
 この状態のまま、からだの向きの変化による
 グリップの移動
によって ボールをさらっていきますので
 実際には地面に触れるのは触れますが、
 理論上は… イメージのうえでは
  👉ヘッドは地面に触れる必要はありません。
2025-05-17_21-05-26 - frame at 0m11s
 ところが クラブを回転させる、
 ダウンスイングの後半に クラブ・シャフト・ヘッドを下に落とす、
 クラブを回転させるスイングの場合
IMG_0665
 インパクトでの ⇑ ヘッドはこの姿勢 になりますから
 ボールと地面、もしくは マットとの間に
 ヘッドの高さ(厚み)をねじ込まなければならず
 ココは急がないと トップなどのミスになってしまう。

 距離なりの加減した速度で
 ソコまで入って来た 移動の遅さ では
 ミスになってしまうので
 そこで ボールがフェースに乗っかるよう
 素早く ボールの底にヘッドを入れなければなりません。

 スイングの途中で もう一段の加速を
 からだの回転でやるのは やさしくありませんから
 グリップの移動を止めたり、移動を緩め
 ヘッドを行かせる よく言う『ヘッドを走らせる

 打撃を ショット学習の速い段階で覚えた可能性があります。

 揚げ足取りのようで 申し訳ないのですが、

➀二重加速にしますので
 距離 と 運動の速度 が結びつき難い
 練習積数、練習時間と距離感の関係が薄い
 
距離感が熟成され難い


➁グリップを止め ヘッドを走らせる〜行かせる ので
 インパクト時の当たり方が一定しません。
 ソレも合って より距離感が熟成され難い
002
➂元々、ボールの底、ボールと地面の隙間 に

ヘッドを入れる という曲芸に近いことをしていますので
ミスの確率が高い

➃上手く当たった時、
 緩い角度で 上向きのロフト になるので
 スピンの少ない、出球『
だけ』高い、緩い球 になり
 想定の距離より 必ず短め、ショート目になる。


 という アプローチが得意でない方の典型
 のような道に進むことになります。」