私(店長)の予測ですけれど
直ぐに✋ とは行かないと思いますが、
Hさんはこれで かなり変化が生まれる
と思います。

今まで リリースすることによって打っていた
のは かなり不確かな打撃 と気付けると思います。

また、ソレが故に 短い腕とクラブが
急激に長くなる、 その空間確保のための
縮み~伸びが 当たりのミス、不確かさ だけでなく
球筋(曲がり)の規則性の無さ を生んでいた
というコトも感じられるようになるんじゃないか
 と思います。 
ゴルフ備忘録
インパクト以降の Hさんの緩み と言うか
悪い意味の力感の無さ は
勿論、ミスや曲がりを抑制するための有ると思いますが
漠然 と そこらへん のスイングの矛盾と言うか
腹落ちしない クラブさばきを表している
 ような気がするんですね。

だから あまり心配していません。 (クラブも着手始まりましたし😜)


ある程度の時間はかかると思いますが、
十中八九、そこそこ打てるようになると
頭の上下動もほぼ消えている と思います。

巷で言われる『伸び上がり』の解消が
あまり効果がないのは そういう仕組みだったりします。





余談にはなりますが、
軸のあるスイング』って言葉がありますよね。
Rio Takeda (2) - frame at 0m29s
コレ この言葉の通りにスイングをしようとすると
自分は動かず、クラブが動く になると思うんですが、
私は ひっくり返し だと感じるんですね。

そりゃ 確かに 傍目から見たり、動画を見れば
ヘッドは円を描いて
その中心辺りに その場から動かず
自分はいますから😌
フェアウェイウッドと仲良くしましょう - frame at 0m36s
このドリルをトライして見ると 感じると思うんですが、
自分は動いているけど ヘッドは動いていない、
自分が動いた分ほど 動いていないって意味ですよ。

だって 先端のヘッドは重い鉄の塊 で
そいつは 長い棒の先にあって 移動しているので
運動分 その負荷は積算されてしまいます。

言葉通り 自分が動かない軸で
ヘッドは円を描く にしたら
正直、手で振るしか無いでしょうし、
その重いモノを動かす分、リキムのは必然。
腕力中心だから 頑張ったほど飛ばないし、
ヘッドの動きが安定し辛いので ショットの安定もない。

このドリルの フォロー・フィニッシュを想い出してください。
アドレスの所にヘッドは置いておいて
自分が左を向く(右打ち)
トップの位置から考えると 150°も180°も向きを変えたのに
クラブ・シャフトは 60°位しか動いてない。
2025-01-17_14-50-52 - frame at 0m14s
そりゃ クラブやシャフトを180°も動かしたら
ショットの安定性、再現性は強烈に落ちるのは
ものすごく明白だと感じると思います。

そう考えると からだの回転って
向き(正面)を変えるんですけれど
円を描くことが主の目的では無く
グリップの移動量を稼ぐのが目的だ って
見えてくると思うんですね。
だから アマチュアの場合、
右向き(右打ち)を多く取って
 出来るだけ移動量(グリップの)を稼ぐ。

プロの多くが ヘッドを振らず~動かさず
ガチッと からだの向き通りに
グリップを移動させます。
また 練習によって インパクト後(前後)の
リリースや遠心力の利用方法も掴んでいるので
からだの向きとグリップの移動量にロスが少ないので
右向き(右打ち)が少なくても大丈夫なんです。
ロスの多いアマチュアが ソレを真似るのは
余程でないと… お薦め出来ません。
出来るだけ 移動量を稼いだ方が良いです。
Linn Grant - frame at 1m12s
自分がクラブごと、まるごと動いているので
ヘッド姿勢やヘッド軌道が安定し易い。
重いヘッドは放っておく。
自分が動いた、自分が動かしたグリップの移動量より
ヘッドの移動量の方が重さ分、少ない。
それが『軸のあるスイング』だと私は思います。

スタンスをとって その場で行える
最大の 移動量の稼ぎ方が からだの正面の向きを変える
に過ぎない というコトです。

そういうことが見えてくると
テークアウェイの取り方、トップの位置、
クラブの上げ方… グリップやアドレスまで
変わってくる可能性があるんです。