店長「外から振っちゃう は紛らわしいので
 該当するピッタリな用語はありませんが、
 まあ 解いてしまう振り方 と仮称しましょうか
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 ヘッドの円弧を解いてしまう振り方 の
 大きな欠点は そのまんま…ですけど
 入射が緩くなり過ぎてしまうコト だと思います。 

 入射が緩くなり過ぎてしまうと
 打ち出しは高くなりますが
 スピンが少なくなり
 ボール速度も遅くなります。


 打ち出しが高いから と言って
 一般的に言われる 『高い球』になるか と言うと
 そうとも言い切れません。
 中高年になってくると
 若い時のようなヘッドスピードを出せませんので
 打ち出しが取れていても
 ボールスピードが遅い + スピンが少な目 ですので
 浮力を維持しきれません から
 測定上、打ち出し角度は取れていても
 ドヨンと落ちてしまう 伸びの無い球になりガチ です。
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 また アプローチショット や ショートアイアン、ウエッジ
 などでは 球は上がりますが、適切なスピンが入っていませんので
 着弾しても ボールは止まり難く、
 距離の計算がし辛い…
 強く振っても ボールの打ち出しが増え、
 道のりとしてのボールの移動は多くても距離は出ず
 距離感が難しくなる。
〇ボールの拾い方? - frame at 0m13s

 解いてしまいますので 下から入る、しゃくる、煽る
 そんなカタチになり易いですから
 スピードで解決でき切れない アプローチでは
 そのまんま ダフリ、トップのミスは増えてしまいます。

 ドライバーや長物の距離が伸びず、
 アプローチでの成功率も下がりますから
 出来るだけ 気が付いた段階で 少しずつ
 解かない 嫌な言い方になりますけど『溜め』の有る、
 自然な成り行きの『溜まり』のあるショットに移行したい、です。」

質問「はい。ホントに。」

店長「切り返しでも『溜まり』は自然な流れ です。
 自然な法則に逆らって 上手く打ててしまっていた というコトは
 自分なりの クラブ扱いのコツ を掴んでいるので
 ソコを脱するのは 感覚的にかなり差があるので
 少し大変かも知れません。

 解いてしまう方が クラブも、腕も長くなっているので
 重い…のですが、重いが故に その感触、
 リキミ感みたいなモノが スイングの目安になっている可能性も
 否定できませんので 頑張って 乗り越えて頂きたい、です。

 特に アプローチっぽい距離のショットの練習、
 クラブヘッドの重さを構わない、放って置く、
 もしくは出来るだけ上手に利用する、為に
 ダウンスイングでは ちょっと意図的に
 『インループ』 ヘッドの慣性分、帰りは
 小さな弧にして インパクトには行ってみるトライは
 何かを掴むきっかけになるかも知れません。
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 行きも帰りも同じ弧の大きさ では
 からだの回転の時間進行 と ヘッドの移動 が
 合わなくなり 何かの調整や待ち が必要になる。
 シンプルに フットワークで骨盤を動かし、
 それによって『腕の付け根』が移動する
 その感覚を掴むには 時間進行のズレ は
 とても大きな障害、阻害要素になりますので
 『インループ』して 小さな弧 👉近道 を通すと
 時間が合いやすくなり、シンプルな
 フットワークでボールが当てられるようになると思います。

 また、この際 腕周り…
 『手先で』インループを造る のではなく
 どういう風にからだの向きを変えると
 自然なインループ、
 インループしても ボールに当てられるからだの廻し方
 を意識して下さい。
 そこを 腕さばき、腕を使ったグリップの移動 で
 覚えようとすると 似たことを別な形でやる だけ
 になってしまいます。」