質問「遠心力で飛ばす ってのはどうなんでしょう❓」

店長「 😌 😌 😌 
 
 多くのゴルファーを惑わせる ゴルフ用語 ですね。」

質問「遠心力は使うんですか❓」
IMG_0699_Slomo (3)_MomentIMG_0699_Slomo (3)_Moment(6)




店長「使いますけれど…

 今更…ですけれど 少し単純化しますけれど…

 遠心力って 支点が有るモノの円運動  に伴う
 重量が 外にはらもうとするチカラ 
ですよね❓」

質問「そう思います。」

店長「長い棒で 先端に重さの集中するゴルフクラブは
 確かに 遠心力が生まれ易い、
 例えば 市販の一般的な45インチのドライバーで
〇ヘッド重量190g グリップ重量50g
 ヘッドの重さと部品としてのグリップの重さが
〇ヘッド重量50g グリップ重量190g
 反対である構造よりも 遠心力が強くなるでしょう。」

質問「確かに。」

店長「でも その遠心力が増える、増やす構造、配分を使って
 より遠心力を増すように使用して
 チカラは増えたとしても
 それがこすり球になったり、どスライスしたり、
 引っかけフックになっちゃったら 意味がありませんよね❓」

質問「そりゃ そうですね。」

店長「遠心力をよりヘッドの掛かるように動かすと
 インパクト時のヘッドが姿勢が安定し辛い、
 同じ状態でインパクトを迎え辛いコトになり易い、
 毎回毎回バラバラになる可能性が非常に高い😫

 言ってみれば ヘッドに遠心力を最大に掛けて
 インパクト前にクラブを手放して 放っぽったクラブで
 ボールを打とうとしているのと 非常に似ています

 フェースに当たるかも怪しい状態です。」

質問「うわ〜。」
漆畑2018_Moment

店長「からだを廻すコトによって
 掛からないとは言えませんけれど
 必要以上にヘッドに遠心力を掛けるのは
 『クラブを遠くに投げる』別なスポーツ、
 遠心力を掛けるのは 部位としては
 ヘッドでは無く 『グリップに掛けるのが理想的』です。

 ヘッドに遠心力を強くかけてしまいますと
 遠心力とは 外にはらもう とするチカラ ですので
 からだを廻していく、廻したい方向とは異なりますから
 廻るコトそのものの抵抗、負荷になる可能性が高いです。
anika_Slomo_Moment(3)
 グリップに掛ければ その外にはらもうとするチカラ
 を利用して 短くなっていた〜曲がっていた腕が伸び、
 流れの中で 自然に、少ない力で
 元の長さ(腕)が戻し易いですし、
 その結果、スイングの弧が大きくなって 遠心力が増す、
 その程度と考えて頂けると良いと思います。」

質問「なるほど。」

店長「ゴルフスイングにおける遠心力の話しは
 イコール スイングは円! や クラブは丸く振る に繋がり易く
 本来、それはからだの向きが変わるから、
 クラブが では無く、
 クラブを持った自分が からだの向きを変えるから、
 なのですが、
 全員とは言いませんが、スイングにおける
 『遠心力』と言う単語を用いる人の多く、かなりの割合で
 丸く振るコト、円に振るコト、手で振るコト、
 そちらに進み易く、
 クラブを持った自分が からだの向きを変える ではなく
 単に クラブやヘッドを振るコト ばかりにイキガチ です。
katate_Moment

 悪く言えば 非常に 手振り を誘う用語とも言えます。
 嘘ではないから一層性質が悪いですが、
 それを使わないと飛ばない
 みたいなニュアンスはあまりに過大広告ですので
 注意が必要です。」

質問「はい。」

店長「円を描く、ハンドターンでクラブ・ヘッドを振る
 と言う意味では 圧倒的に害悪の多い 遠心力話し ですが
 ある一点においては
 スイングの理解を深めるきっかけになるとは思います。」

質問「どんな点…ですか❓」