店長「ショートアイアンやアプローチショットでの抜け球、
 こすり打ちの話しが 大切だけど、ちょっと『地味な
 握り〜グリップの話しに集中しちゃったけど…。」

Sさん「少々 地味ではあるけれど 大切なトコロでしょ。」

店長「そうですね。

 グリップはアドレスの基になるモノですし、
 グリップ〜握り方は どうクラブを扱うのか

 どうしても密接な関係になっちゃいます。

 言い方は悪いかもしれないですけれど
 あまり美しくないグリップで まともにクラブを扱っている人は
 例外的に居るけれど、
 美しいグリップで酷いスイングの人はいない、と言ってもいい位。
 総じて グリップ通りのスイングをしている人が殆ど。 

✅クラブの扱いについては
 両手離し〜スプリットハンド が分かり易い と思うんですね。

 どうしても クラブを回転させて打ってしまう人 の場合、
 左グリップが支点になるから
 左グリップがガブッと深く握らざるを得ない。
93e9da7e-s6423ac38-s81b16761-s
 グリップの役割で言うと
 右打ちでの右グリップは クラブ・シャフトを押してるだけ
 双方のグリップの移動する量がかなり違う ので
 止める側になる 左は深く、右は押すだけ
 しかも ボールを打つかなり前の段階から
 クラブを『放ってしまう』ので 右は浅くなり易い、
 殆どを左グリップで支えている感じになります。
IMG_0724IMG_0720








 一方、両方のグリップの移動量が同じ、似ている場合、
 やや 左グリップ寄りではあっても 左右は均等に握る、
 そのためには 右グリップの入る余地を残さないとイケナイ から
 左グリップは あまり深く出来ない。
IMG_0725IMG_0721








 右グリップが移動してきた分、
 左グリップは前へと進み、
 左グリップがボールを追い越して
 インパクト直前、直後でのリリース(放り)になるので
 右もちゃんと握っていないとイケナイ。
やってみよう 両手離し(スプリットハンド)ドリル_Momentやってみよう 両手離し(スプリットハンド)ドリル_Moment(2)やってみよう 両手離し(スプリットハンド)ドリル_Moment(3)







 この差が 巷では「フックグリップとスクエアグリップ」の違い
 と呼ばれているんじゃないのかな❓」

Sさん「そうかも…。」

店長「握りではなく、部材の方のグリップは
 テニスのラケットや野球のバットほど太くない、
 指で握る、指側で握るための太さになっている。

 深く手のひらで握るのには
 余ってしまう 細さ だよね。」

Sさん「言われてみると…。」

店長「指先は曲がる、閉じる方が 普通の状態で
 ゴルフグローブも適切な『小さめ』のサイズであれば
 ソコを自然に曲げてくれ 補助してくれている。

 手のひらで深く握る人にとっては
 別にグローブのサイズは重要では無くて、
 皮や合皮の 滑り止め効果 だけを利用しているのだから
 勿体ない気がするけどね。」