店長「今更ではありますが、
ゴルフクラブには 1m近い長さがあって
その先端に鉄の塊、重さの塊が付いています。
その動きは止めることが出来なくなる、
始まってしまうと止めることが出来ません。
腕でのクラブリリースが
打撃の主体のスイングでなく、
イメージではありますが、クラブを胸に沿って
グリップを胸に沿って ヨコにスライドさせてあげる
スイングであっても、
からだが止まる、 もしくは
ほんの少しでも ヘッドを動かす、
シャフト~クラブに角度運動をさせてしまうと
双方は ごっちゃになってしまいます。
ヘッドを振らない、クラブを振らない、
ヘッドを動かさない は
動かしているモノ、振っているモノを
『減らす』ではなく 『無くす』
ゼロにする意識を持っていないと
腕でのリリース主体のスイングからは
脱することが出来ない。。。 と言うトコロが
とても難しいんだと思います。
やや特殊なアプローチ、
特殊な条件でバンカーショットなどは
逆に クラブをリリースする場合もあり
それが混じり合ってしまうことも往々にしてあります。
ある程度の速度を超えた、
遠心力が御しきれないショットでは
インパクト、インパクト以降で
その重さ~ヘッドを行かせる必要もあります。
そうしないと 痛めてしまいますから😌
それは ショットの惰性力、慣性力、
100m走で ゴール後、いきなり止まらないのと
似ているコトなのですが、
そちらが 打撃の主体になってしまうコトも大変、多く
アマチュアゴルファーの ショット前の素振り
を見ている限り、かなり多くの人が
あえて そのリリースでボールを打つ『為に』
素振りしているように思えます。
お奨めしている訳では無いですが、
腕力や体力、筋力、に自信のある方は良いでしょう。
年齢を重ねてくると 問題になるのは
それらもですが、瞬間の速い動きの調整が
苦手になります。
腕でリリース(ハンドターン)するスイングの場合、
曲がっていた腕、
自分に近かったクラブが
インパクト間際で 遠心力も伴い、
からだの回転の停止も伴い、
急激に長くなる、自分から離れます。
その空間を造るコトが難しい、
同じ距離感を造る(保つ)のが難しい、
リリースしたヘッドの姿勢や軌道を
安定させる、一定にするのが難しい でしょう。
インパクト間際での『伸び上がり』なんかが
その典型的なパターンです。
誰もかれもが直した方が良いよ とは言いませんが、
少なくとも 運動能力やチカラに自信の無い、
これから始める女性なんかは
意識的な腕でのリリースの無いスイングを目指した方が
良いと思います。
ヘッドに遠心力を掛けますので
