質問「一般的に良くないスイングの代名詞である
 アウトサイドイン についてはどうです❓」
リリースは手首の解放ではありません_Moment(2)

店長「これもかなり誤解されていますね。
 アウトサイドインと言う現象が悪いのではなく
 からだの回転でクラブを動かさない、
 クラブの弧をからだの回転で描かず、
 手で振るから アウトサイドインになり易いので
 アウトサイドインが悪いのではなく
 アウトサイドインになってしまう
 スイングの動力源が問題
なのです。」

質問「ああああ そういうコトなのですね。」

店長「そうです。
 手でクラブを振る、フェースローテーションをするには
 それを行う空間が必要です。
 ですので どうしても からだの向きと腕のさばき は
 その順番が必要で、
 ダウンスイングであれば からだを廻し、開き、
 インパクトより先に 腕でクラブを振る空間を
 作る必要がある
ので
 それを アウトサイドイン と言うのです。
  あくまでも一般論ですが…。

 ですので その軌道、ヘッドの道のり『だけ』を改善しても
 本質は何も変わらないのです。」
(ハンドリリースサンプル集_Moment(3)

質問「ソコの部分 かなり間違った認識が横行している
 ように思えます。」


店長「手で振る限り、例え
 クラブをより寝かし、見た目インサイドから
 入れて来る、としても 本質的なアウトサイドインは
 変わらないのです。
【ゴルフスイング】遠心力とリリースの勘違い_Moment

 まだ 素直に外から振っている方が安定性は高いです。
 言葉は悪いですが、外から掻いてきている分だけ
 ターゲットを計算に入れて 右気味にアドレスを取れば
 同じ弾道を打つ可能性は決して低くありません。 

 逆に、ヘッド軌道をインサイドから、に換えると
 クラブをより寝かすことになりますので
 より フェースを開いて進入 し、
 より 激しいフェースターンが必要 になります。
 同じ球を繰り返し打つ と言う確率は低くなりますし、
 その急激なターンは 左ひじなり、手首なりに
 必要以上の負担をかけるコトになります。

 この道筋が スイング向上 と信じている人が
 少なくないのは 困ったモノです。」
(インパクト、そしてそれ以降 無視出来ない違い_Moment(2)

質問「ソコはやはり ゴルフショット向上に付いて回る
 こすり球、ボールのつかまり の認識の齟齬が
 大きいんじゃないんです❓」

店長「ソコはアルでしょうねー。
 こすり球 =スライス ではなく
 ロフト以上にスピンが多い球
で、
 つかまり =フック ではなく
 ロフト通りのスピン、ボールの速度

 というコトが把握出来ていないと
 ヘッドの軌道とフェースの開閉
 と言う作業に意識が行ってしまいますよね。」
video_Slomo_Moment

質問「中途にゴルフやスイング情報を仕入れていると
 そちらから スイング造りに入っていく方も居るでしょうね。」

店長「結構、いらっしゃると思います。」