店長「アイアンのセッティング、選択のミス
それによる 実害 って話なんですけど。」
質問「それって 私の話しです❓」
店長「ああああ そうでしたね😊
違う方の話しなんですけど、一人や二人ではない
なまじ ゴルフやクラブに詳しくなってくるほど
やりがちな、非常にありふれた『ミス』の話しです。
有るお客様が アイアンを見て欲しい というコトで
クラブを持ち込まれました。
お約束の軽量スチールで シャフトの硬さはⓈ
アイアンそのものにはご不満はない、とのコト
だったんですが、明らかに キツソウ でした。
✅問題なのは ウエッジ で
フルショットしか上手く行かない と言うので
ウエッジを 46 50 52 56 60度
と 5本使っていらっしゃるんですね。
ウエッジを多く入れることは 特段、悪いことでは無いです。
確かに 距離を加減して ハーフやスリークォーターを
打つよりは フルで打ってしまう方が…簡単と言えば簡単
ですけれど・・・・・・・ そうは言っても
やはり中間の距離も出てきますし、
状況によって フルでは対処できない場面も出てきます。
なんと言えば良いか微妙ですが、
実働で ウエッジをフルショット主体で使う のは
悪くないとは思いますが、問題なのは
フルショット『しか』出来ない理由です。
で ウエッジを見ると コレもお約束なんですけど
アイアンとは別機種の ウエッジとして人気のある機種。
ウエッジ用と銘打って アイアンよりも重いシャフトが
装着されているので キツイアイアンのシャフトよりも
更に、格段に 硬いシャフトになっています。
この硬さ では フルショット以外は受けつけない というか
トップか、シャンクにしかならないでしょうし、
ヘッドの重さ感 がまるでないので 距離感を掴みにくい
と思います。
私から言うと アプローチが下手になるセッティング ソノモノ で
これが困ったコトに ゴルフクラブに興味のある、
ゴルフクラブ好きの人ほど選択し易いセッティング…なんですね。」
質問「私のコト ソノモノみたいですね。」
店長「ふふふふふ😄
その方のお使いになられている 52度で振動数355cpmです。
そこで その半分の振動数 170cpmを打って頂きますと…
『あれ❓打ち易い…… コレって距離感出そうかも…』
という 想像通りの結果 ナンですね。
ドライバーやウッド、ユーティリティとの絡みがありますから
ウエッジが 170cpmって数値が良いかは 別問題ですが、
170cpmを打って 普通に感じる方が
その倍の数値の 355cpmで良い感じになるはず が無いんですよ。
アイアンシャフト全体も硬いので
全体的に構成を考え直す方が良いと思いますが、
最悪、最低でも アイアンの流れよりも
ウエッジをすこーし 柔らかくしておく方が、
その逆よりも 遥かに使い勝手の良い、使いやすい、
やさしいアプローチになると思うんですけど…。
例え 同じヘッドの重さ、クラブの長さ であったとしても
アドレスも含め、動作中に 感じる重さの感じが全く異なり
170cpmを打った直後では 355cpmは
まるで ヘッドが付いていない ただの棒 に感じるでしょうから…。
そうだったでしょ❓」
質問「はい・・・。」
店長「ただの棒でリズム感やタイミング、
スイングの速度の調整は非常に難しい です。
あまりに微妙過ぎますから。
ヘッドが感じられれば リズムやタイミングも掴み易いですし、
速度に関係なく 地面のボールが拾えれば
無駄に速く振る必要はありません。
そう言うスリリングなショットを楽しみたいなら良いですが、
スコアに直結するアプローチに そこまでリスクを
掛けるセッティングを お金を出してしなくても良いのでは⁈
と私は思います。」
質問「はい・・・。」
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