◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2016年04月


って 題名 にしてしまいましたが

家での素振り だけでなく
コースで 絶対に やってはいけない
練習や素振りの一例を。。。

ゴルフスウィングが 土星の環 のように
体の周りを 傾いた円 をクラブによって
形成して見える のは 
スウィングをする基本姿勢に前傾姿勢があり
それが 向きを変える訳です。

ですから クラブと上半身の関係は
殆ど変らず、特に上半身に対し横方向の
右胸〜左胸 程度の 動き。。。というよりは
ズレ があるだけ なのです。

ですから 土星の環 と同じように
本体(土星)に地軸の傾きがなければ
(見る方向 角度を変えてあげれば)
斜めの円には見えず
真横から見たら 土星の環 は
一本の線に見える訳です

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ですから ですから
素振りなどをする場合
傾きがないのに
ゴルクラブ(クラブヘッド)が斜めの円を作ってしまっては
傾きや体の向きの変更も意味の無いモノに
なってしまいます。

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タイガーの この姿勢にも
殆ど前傾姿勢がありません。。。

にもかかわらず クラブは斜めの弧を描いてしまう
世界一 の選手でしたが
世界一の良いスウィング と言う訳では
無かったようですね

本来は 体の傾き と 向きの変更で
作る筈の 斜めの円弧 を手さばき 腕さばきで
なぞってしまっています。

これでは 体は活かされませんから
距離を稼ぐには 関節を含めた体に無理をさせる
ことになりますし
正確なショットを続けるには
不具合のある動きで有る上に 練習量が必須に
なる訳です。

類まれな選手であることは確かですが
本来 身体能力の高い筈のアフリカ系アメリカ人で
有るのにもかかわらず ゴルフの選手なのに?
膝を壊してしまうなど。。。
 無関係とは思えません。

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私には この姿勢など ボールを打たない
形だけの真似ですら不可能です。。。


兎も角 前傾姿勢が無い場合
クラブは 地面と平行にしか 動かない
多少 高さ変化が含まれていた としても
原則論 クラブは 地面と平行に移動する
と言うことを覚えておいて下さい。

実は これ とっても 重要です。

もしかすると、やはり意識の中に
ヘッド と言うのが強すぎるのかも知れません。
重さ と言う作用があったとしても
ヘッドは単独で動くものでなく
グリップや人間が動くから 移動するモノであって
ヘッドを動かす〜移動させる と言う感覚よりも
グリップを移動させる と言う感覚の方が重要なのです。
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おじさんゴルファーにとって
ゴルフが原因で腰痛になるのは出来るだけ避けたいものです。

知っての通り、胴体を支える背骨には体を捩じる関節は
存在しないわけですから
それを無理やりひねるのは故障の元になります。
自分でコブラツイストをかけているようなものです。

ゴルフスイングの場合
当然、運動の速度もありますし
その手のスイングは決まって
長い棒の先にあるヘッドの重さをつかって
遠心力を作ることが飛ばしのチカラと信じていますので
余計負担は大きい訳です。

また、反動をつけるスイングというのは
動いているものや箇所と止まるものや箇所が
必ず存在するので そこにより歪みが生まれやすくなります。


体をちゃんと回す
回転させる(向きを変える)というのは
股関節から上の胴体を まるごと 一つのユニット
として 足腰などの大きな筋肉で動かすのですが
人間の感覚というか、感触として
胴体そのものというのはつかみ取りにくいような気がします。
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そこで意識したいのが
進行方向の上腕なのですが、
上腕だけを動かしたのでは より胴体は捻られます。
大事なポイントは
 進行方向の上腕と進行方向のお尻 が
同時に移動、動作をしていくということです。
おおざっぱではありますが 胴体を長方形の箱と考えると
その四隅に当たるのが 上腕とお尻 という具合です。

進行方向の上腕とお尻が同じように
同じタイミングに同じ方向(平行)に移動すれば
上半身を一つのユニットとして使えるようになります。

体の構造上、胴体をひねるというのは
胴体に対し横に回転というのは不可能ですから
立体的に体が捻られてしまい
しっかりと体を支える足 軸足というのが出来にくくなります。

上腕とお尻…胴体が一つのユニットとして動ければ
シンプルにそれを支える足 というのも付いてくる訳で
回転を遂行することが同時に体重移動⒲も遂行することに
なって行くわけです。

また 胴体をひねって 体を捩じってしまうと
どこかのポイントで どこかの箇所が止まる
という「反動」で動作をすることになってしまい
反動というのは 自分自身が運動の方向や速度を
管理できない、無造作はものになってしまいますから
フルスケールのショットとアプローチショットなど
動作の速度や大きさなどが異なるものが
一つの共通する動作としてくくれなくなってしまいます。
スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)

胴体を一つのユニットとして動かすことが出来れば
その運動を自分の意志によって
速度や方向を管理しやすくなり
フルショットからアプローチまで一貫して
一つの共通する動きにしていけるようになります。

取りあえず シャドースイングからでもいいですから
進行方向の上腕とお尻を同じように動かす
というのをトライしてみて下さい。
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ヘッドをたくさん動かすために
腕で横だけでなく、
縦にもクラブを振る のは
色々な弊害が多すぎて あまり良いことではないというか
クラブの基本機能が使えなくなってしまいます。

体で…とはいうものの
現在 ヘッドを振ってスイングしている人にとっての
第一ステップとして
矛盾していますが、
最悪腕でクラブを縦に振ってしまってもいいから
インパクトまでに右腕を伸ばし
右サイドの高さというか
左サイドの低さというか
その体の姿勢感覚を身に着けてしまうことが
とても大切と思います。
右腕がインパクトまでに伸ばすのには
右サイドとボールとの距離感
特に右サイドの高さが必要です

と同時に
体を先に回してから
のちに右腕を伸ばそうとしても
既に空間がなくなり、右サイドが低くなっているので
右腕が伸ばせませんから
少々、大袈裟なイメージでは
先に右腕を伸ばしてから、体を回す 位の
順序でないと 出来ないかも知れません。

スナップショット 3 (2013-12-05 18-39)


自分がそれを出来ているか・・・
実は簡単に判別することが出来ます。

パターストローク です。

鏡やガラスなど自分の見姿の見える状態で
パターを構えて頂き、刷毛塗の手順で
テークアウェイに右ひじを曲げてスタートしてください。
sample 2009_11_10_22_54_10-582フレームショットsample 2009_11_10_22_54_10-596フレームショット










切り返したら 今度は右ひじを伸ばし
右の掌底で クラブを持った左グリップを押していくわけ
ですが、
その時 多くの人は
右腕を伸ばす習慣が薄い人の場合
肩を揺さ振り 肘を移動させる
右ひじを伸ばすのではなく 肩を揺さぶって肘を移動させます。
多分。。。自分では肘を動かしている感覚
なのだと思いますが、実は違うのです。

その 鏡やガラスの写る 自分の
アドレス時の肩のラインを ほぼ一切変えず
正確には地面と平行ではないですが
その平行を終始維持したままで
ストロークする訓練をしてみて下さい。


もしかすると 肘を動かし慣れていない人の場合
上腕 を動かす と考えた方が
スムースかもしれません。

スイングでは 肘というか、上腕というか
進行方向側の上腕、肘の移動が足りないと
結果、体の回転が止まります。
実はとても大切なポイントです。
パターストロークで出来ないと
ショットでは出来ません。

  やってみて下さい。
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一般的には ヘッドを速く
ヘッド軌道を大きくした方が 
飛ぶ という
錯覚に陥ると思います。

ヘッド軌道を大きくすることは
クラブをより重たくし、
グリップの移動する道のりに対し
ヘッドの移動する道のりがより多くなり
そのイメージを実現しようとするためには
グリップの移動を抑制させます。

本来は グリップが素早く移動するから
結果 ヘッドが素早く移動するのに
「グリップを」という概念が
多くのゴルファーから欠落してしまっています。

何度も書きますが
ゴルフスイングとは
自分が動くことによって グリップが動き
そして その分ヘッドが移動します。
ヘッドには重さが集中していますから
その分、グリップの移動速度や移動量より減る
グリップよりもヘッドが多く動くことはありません。

ヘッドを振る という「行為」は
必ずグリップの加速が止み、
グリップが止まることを意味し
それは体の回転を止めること
 も指します。

一般的なヘッドを振るスイングにとっての
飛ばしの極意は
 単に運動性能を上げる
 筋力アップ を指すのであって
つまり 普通の私たちオジサンゴルファーにとっては
日々、日々 その極意から離れていく ということです。

しかも そのスイングは
胴体 上半身を体の自然な作りに反して 捻る 
という行為によって 爆発力?(脳みその?)を
発揮しているうえに
このスイングでは理屈上、人外的な練習をしないと
安定性と飛距離が結びつかないので
不自然な動作と超人的な練習量は必須です。

最近の若手選手は
非常に妙な筋肉の付き方をしているように思えます。
まあ 体を守る目的もあるのだと 思うのですが、
ゴルフの練習で。。。というよりは
マシントレーニングで出来た体に見えますね。


スナップショット 1 (2014-06-26 13-45)




確かに 運動には慣性力が働きます。

飛ばすだけでなく ショットの安定性や
ミスへの寛容性も加わる部分だと思うのですが
重さ という概念を 飛ばしに結びつけるのであれば
体という最大の重量物を動かしているときに
打撃をした方が それには圧倒的に強い筈です。


ヘッドを振る行為では
体という最大の重量物の運動が止まり
ヘッドの重量の慣性力だよりになります。
ヘッドの重さだけで打撃するのと
体の重さごと 打撃するの
どちらが強い打撃力や寛容力
慣性をもっているか 比較の対象にならないはずです。


そして ヘッドの慣性力頼りのショットは
ヘッドという、クラブという歪つな構造を無視する形に
なってしまいます。
グリップが止まり ヘッドが動くということは
ヘッドで言うと シャフト接合部であるヒールが止まり
慣性の付いた重量のあるトゥ部が動くことなります。
ヘッドの回転 ですね。
ヘッドには ロフト角度とライ角度という
上下と左右のボールの飛び出る方向を決める構造が
存在しますから、それが毎回一定になりにくくなります。

この打撃方法は少々極端に言ってしまえば
ヘッドだけをボールに投げつけて上手く当たる
その訓練をしているようなものです。

飛ばし と 方向性や安定性
それが実は結びついているもの
というのが理解できると良いのですが…。 
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 ご質問を頂きましたので お答えします。



スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)


ヘッドを振らない?
引き摺る様に引っ張ってるのとも違うのですよね?


まあ 説明不要だとは思いますが、多くのゴルファーは
グリップ位置を固定して
それを支点にヘッドを振る というのが
ゴルフスイングというか、ゴルフクラブの扱いと誤解しています。

ゴルフスイングが最終的に斜めに傾いた円軌道になるのは
前傾姿勢と体の向きの変更によるもので
そのうえで、グリップを支点としたクラブの円運動を加えると
円を二つ作ることになります。
その二つの円は 円の方向や傾きが異なり
ゴルフクラブはご存知のように長い棒の先に
鉄の塊の重さがある形状のものです。
移動させる速度にもよりますが、
静止状態では 目方として 400gにも満たないものが
数十キロ以上の負荷になります。
それを体の中ではあまり強くない力の腕、手で支えている訳で
グリップ支点で作る円は、当然
体の回転創る円に多大な影響を及ぼし
それは 必ず体の回転の円を止め
グリップ支点の円が優先されるようになります。

ゴルフクラブには ロフトという
本来距離を司る角度 というのがありますし、
そもそも ボールと当たらない限り
話は先には進めません。

自分で動かしているようで
その実 そのクラブの運動の作り出す遠心力などの負荷
によって 自分が動かされている状態では
ボールに当たる不確実性も高く、
自分で距離をもとに選んだはずの その番手のロフト角度も
非常に不安定な使われ方になってしまいます。

思い描いておられる通り
ヘッドを振るのではなく、
正確な表現ではないかもしれませんが
ヘッドを体の回転によってグリップを移動させることで
引きずる は正しいイメージだと思います。



クラブを持って無いつもりで
シャドウスイングのような感じでしょうか?


腕を左右に振ってクラブヘッドを振るのは
腕周りというエンジンによって
腕とクラブ(の重さ)を動かします。
  腕+クラブ/腕の力

かたや クラブや腕自身は大きく動かさず
自分が動くことによって、結果クラブを動かすものは
お尻なども含めた足回りの筋力によって
クラブを持った胴体そのものを動かします
  胴体+クラブ/足回りの力
動かしている全体の重さが重く
動かしている筋力も体の中では最大のものです。
分母が大きくなりますのでクラブの割合は非常に低く、
その動作は 仰る通り、
クラブを持っていても、持っていなくても
大きな差異は無くなってしまいます。

スナップショット 17 (2013-06-03 19-49)


ヘッドを顔の正面から動かさない様に体を回すでしょうか?

顔の正面 というよりも
グリップもヘッドも常時体の幅の中
体の前に置いておく という感じですね。
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刷毛塗スイングというか
古の名称ですが 鼓笛隊スイングというか
このスイングは 物理というか、重さの理に適っているので
とてもシンプルで、体感出来れば 繰り返すのは
さして難しくありません。

重さに逆らって
クラブの作り出す負荷に逆らってクラブを振る のは
何度も書いていますが、労力を増やしても
距離に反映されにくく、速度を増せば増すほど
体の姿勢によってロフトを増やし、
ショットの難易度も加速度的にあがります。

体も不自然な使い方が多いので
オジサンゴルファーにとっては故障も引き起こしやすい…。

良いことは何一つないのです。
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先日も書きましたが
ゴルフスイングは結局のところ
良くも悪くも
クラブの作り出す負荷、不可抗力に反応し
事後処理のような形になってしまいます。
今の動作が好ましくないとしても
それは「必然」によって作り出されているので
→ボールに当てたい
→概ね目標方向へ打ちたい
→出来れば遠くに飛ばしたい
という願望を満たすのには
その必然に従わなければならないのです。

クラブの負荷を考慮しながら 自分の願望を満たすのには
結果として 望ましくない姿勢・恰好であったとしても
その姿勢や恰好は必然なのです。

結局、クラブの姿勢によって
自分の姿勢も決められてしまう…
で あるのならば
自分の考える(望む) 正しい姿勢に行かなければならない
望ましい「必然」とクラブによって
クラブの位置や姿勢によって 
作り出してしまえばよい
という 逆転の発想なだけ です。

ところが その「鼓笛隊打法」をマスターするには
一つ大きなハードルがあります。
スナップショット 1 (2013-02-19 17-44)

クラブの重さに逆らって
その重さを (あまり良い意味合いではないですが)
その量や方向を感じながら それに反応に
それを相殺するように体を反応させるスイングは
クラブの重さの実感があります。
体も不自然な使い方が多い(ほとんどですが…)がゆえに
体に実感が残りやすいのです。

ところが 望ましい姿勢に誘われてしまう
クラブ位置や姿勢を作ってしまうと
クラブの重さの実感も少なく
ハミングバード視点で言うと
従来のスイングはトップの位置からインパクトまで
道のりが異様に長く、時間がかかります。
ところが 鼓笛隊打法は正確にはわかりませんが
その従来のモノの 半分以下の時間でインパクトまで
スルリと入ってくるので
体に負担もなく、短時間になりますから
実感を掴みにくいのです。

そうですね たぶん 多くの人が体験されていると
思うのですが、どのスイングであっても
クラブのいきたがる方向と自分の行きたい方向が
近似値になると なんとなく感覚が残らず
上手く打てたんだけど、どうやったかわからない
そんな感じになる訳です。

そこにたどり着くには
やはり 逆転の発想 が必要です
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ゴルフクラブには他の多くのスポーツ用品(道具)にはない
重心位置(重心のズレ)と言うのがあります。

IMG_NEW他のスポーツ用品。。。
例えば野球のバットやテニスのラケットは
重心のズレと言うのがありません。
ゴルフクラブの場合、
重心のズレの少ないモノでも3センチ
多いものになると5センチちかくも
打点の部分は握っている棒よりずれています。

このずれが不要だと考えるゴルファーもいるようですが
この「ズレ」は上手に使うと
打撃と言う動作を補助、促進する役割にもなります。

カタログなどでは 重心距離が長いモノの方が開きやすい
短いモノの方がヘッドが開きにくい とありますが
半分合っていて、半分間違っているとも言えます。

最終的には 適切なヘッドの重量とシャフトの柔らかさ
があれば、遠心力の作用によって
重量は一直線に並ぶのですから
そう言った「開閉」「回転」の効果と言うより
同じヘッドの重量であっても
長いモノの方が重く感じられることと
長いモノの方がシャフトの動きが大きく
トゥダウンの量も増えるから、
結果、そのように言われるのだと思います。


その 重心のズレの効果を考えてみましょう。

スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)練習と言うか、ドリルで
この姿勢を作ってみましょう。
右をむいたまま、骨盤を右に向けたまま
腕(肘)を伸ばし、グリップを下げます。
少々オーバーですがフェース面が地面を向くようにするのと
空を向くようにする 二通りを行ってみます。

地面を向いている場合、握っている棒よりも
クラブヘッドの重さは左と言うか、進行方向側にあります。
空を向いている場合、握っている棒よりも
クラブヘッドの重さは右、進行方向とは逆にあります。

さぁ それぞれ、左手〜左腕にどんな重さが掛かりますか?

ゴルフのショットのドリルです。
これから ボールの方に、目標(飛球線)の方に
動きたい訳です。

そして ここからフォローまで体は
シフト〜ターンをしていくのですが
それを阻害するのは いったい どちらの向きでしょう?

フェースを地面に向けたものでは
左手〜左腕に下への重さが掛かります。
また、重量方向に懸かるクラブやヘッドの重さは
左手やグリップ部分を飛球線の方に押します? よね。
また、グリップ部分は自分の体の方に押されてくると思います。
スナップショット 3 (2013-11-13 6-42)
フェースを空に向けたものは
左手には上に向かっての重さが掛かりますし
グリップ部がボールの方に押され、体から離されてしまう
と思いますが、如何ですか?

理想的(理論上)には
インパクトまでは体は右向きです。
右向きの間は左半身の方が右半身よりも低くなっている訳で
その時間は出来るだけ長い方が良いでしょう。

この段階で左サイドに上がる重さがかかり
クラブが体から離れると 遠心力が増します。
外へとはらもうとする力
所定の場所にあるボール(通過地点)

外にはらむ力と反対の動作を行わないと
所定の通過点であるボールを打つことが出来なくなります。

左サイドが上がる というコトは
イコール 左を向く 事になります。

スナップショット 4 (2013-11-13 6-42)スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)






このドリル、アプローチは
必ず役立ちますので 是非^^
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多くのアマチュアゴルファーは
ゴルフスイングは 
自分の自発的、能動的な動き
だと信じているようだけれど
実際には クラブが作り出す負荷に対する
受動的な、反射的な動き がほとんどだと思う。

そもそも ゴルファーの多くは
クラブが作り出す遠心力などの負荷
などを気にする素振りもなく
逆に その遠心力が打撃力の源と信じているようである。

1mほどの長い棒の先に
全体重量、クラブの総重量の 6割以上の重さが
集中した鉄の塊 というのがゴルフクラブであるが
それを 振り回す(角速度を上げる)ことによって
ボールを打つ打撃エネルギーが増えると信じている
そのことが ゴルフスイングの概念 になってしまっている。

しかし 冷静に考えて貰いたい
遠心力とは 回転の中心から外に向かって進もう(膨らもう)
とする力であって、その力には当然「方向」が存在する
ゴルフスイング、ゴルフショットの基本的な目的は
ボールを打ちたい方向に 打ちたい量(距離)だけ
移動させることであって、これにも当然「方向」は存在する。

この双方の方向が似たような方向であれば問題はないけれど
実際、ゴルフのスイングの中では
打撃前、インパクト前に発生してしまう遠心力は
立体的に ボールを飛ばしたい方向とは垂直以上に
異なる方向の力であるから、
ゴルフのショットでとても大切な「方向」という意味では
ボールを飛ばす ことの邪魔でしかならない。

と同時に、決まった位置にあるボールとヘッドをコンタクト
させるのには、遠心力と同量の「エネルギー」で
遠心力のかかる方向と 立体的に「真反対」
向心力(円の中心に向かって作用する力)を作り出して
遠心力を相殺しなくてはならない。

よく 振り子 という言葉が使われますが
振り子 とは 軸点が固定されていることが条件です。
想定内の角速度や重さであれば
その軸点は位置を動かない というのが条件です。
ところが ゴルフスイングでは その軸点は
ほぼ絶対に固定出来ません。
固定 というのが 振り子の向心力 になるのですが、
ゴルフスイングではその軸点が固定出来ないので
固定を模擬 のような状態の 向心力を
実際に働かさなければならないのです。

5322-21-2015-1

その遠心力は クラブの円弧の大きさ
運動の速度、そしてヘッドやクラブの姿勢によって
毎回毎回 量と方向が微妙に異なる。
ということは その向心力
体をつかって それを相殺してボールを当てる
量と方向を毎回毎回微調整しなくてはならない。

その向心力 とは ゴルフスイングの場合
体の左右の傾きを調整し
左サイドを斜め上方向に引っ張る動き
になるのだから 性質が悪い。

ゴルフスイングで 飛ばない悩みの最大の原因は
ロフトの作用が大きくなることで
 ➡製品ロフトではなく もっと大きなロフトで打ってしまうこと
実験してみると分かるけれど
小手先で変えられるロフトはたかが知れているけれど
体の姿勢で変えられるロフトはかなり大きく
左サイドを上げてしまうような動きをすれば
5番アイアンをピッチングウエッヂ位のロフトにしてしまうのは
非常に簡単に出来てしまうのだ。
これが最大の 飛ばない源 である。

つまり 遠心力を作ろうとしているスイングは
その作った量分
同じだけ向心力が必要になり、
その向心力は 左サイドを引きながら上げる という
ロフトを増やしてしまう動きに
 必ず 例外なくなるので
速く振れれば振るほど、強く振れば振るほど難易度は上がり、
速く振った分、強く振った分 ほど 距離に反映されない。

冷静に考えてみると とても滑稽な狙い なのである。


ゴルフスイングを改善する ということにおいて
この概念を根本的に捨ててしまわない限り
能動的な動きでなく
自分の動かしたクラブの負荷に対する事後処理や反射
みたいな部分に翻弄されることになり続ける。

遠心力を多く作り出す
ヘッドの方がグリップよりもたくさん動く
ヘッドの方がグリップよりも速く動く
という概念が 物理法則からかけ離れているにもかかわらず
まるで ゴルフスイングの呪い のようになっている
ところが うまく行かない主な原因と気づくか どうか
ここが 一番大きなポイントだと思うわー。
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良い意味でも、悪い意味でも
スイングはクラブによって作られます。

軽いヘッドのクラブを使えば
振り回しやすいですし、
振り回さないと打撃部分のヘッドに破壊力がないです から
振り回すのは必然になってくる訳 です。
005

振り回すインパクトを作るには
その準備として 振り回して「テークバック」をとることに
なって行きます。
★体を回す
★左肩を入れる
そこら辺のキーワードを抑えつつ
ヘッドを振り回す準備をするのには
きっかけとして 体を少し回し

まあ それも右半身は動かさず、左肩だけを動かすんですが…

動きの少ない右半身、移動量の少ない右グリップを支点に
クラブヘッドの移動慣性を使って
クラブを自分の背後に放り投げるような格好ですね。

そうやって動かせば
結果 右ひじが下を向くんですが、
それをスイングの技術だと思っているところあたり
なんだか とても滑稽です。

ハミングバードではいつも思うのですが、
練習場などで 練習の事前の素振りを見て

「アレ? ゴルフってクラブを投げる
 ゴルフクラブを遠くに投げるゲームだっけ…」って

いつもそういう風に思います。

何本かまとめて握って素振りしている人を見ると
手で振るとか ヘッドを振るとか その手の技術論は兎も角
ボールって位置として 両足の間 に存在する筈なのに
振るのは 体の左側で 空に向かって振ってるでしょ…。

いったい 何を、どの方向に、どうしたいのか
皆目 見ていると分からないんです。

その素振りで そこに置いてあるボールを
目指す方向に打つの?
っていつも思います。
その目的とは全然異なる素振り、
要するにイメージですよね、
それで うまく行かない って……
始めから やろうとしていることが違うでしょう って思います。


左腕、左肩だけが動いているようなテークバックでは
体の側帯
左サイドが伸びて、右サイドが縮むような格好になって
この時点で 既にアドレス時の前傾姿勢は意味をなさなく
消えてしまっています。

縮んだ右サイド。
体の右の大きく外れたクラブ。
空を向いて 重心位置やクラブ姿勢が最大の重さとして
右サイドにかかってしまいます。

これって ハミングバード視点で見ると
クラブは軽いから、ヘッドが軽いから
シャフトが棒だから出来ることであって
ヘッドが重くて、シャフトが柔らかければ
誰に教わるでもなく 避けることだと思います。

右半身を止め、左半身〜左肩だけを動かし
ヘッドの移動慣性でテークバックを取る訳ですから
管理されていない クラブの姿勢変化、ヘッドの移動…
これで オーバースイングに悩むな という方が
無理があると思います。

自分が止まることによって
その反動でヘッド、クラブを動かす ということ
それそのものが量は兎も角
オーバースイングの源で
しかも 本来自分の動作と直結して動かす…
移動させるはずのクラブを、
止まるという反動でヘッドを動かすんですから
自分の動き、とは直接関係にないので
修正の仕様がありません。
その根本を変えない限り、絶対に直らない のではなく
治せないのです。

縮んだ右半身に
最大に右に重くなったクラブ
ここからダウンスイングを始めれば
普通に人間動作であれば
右サイドはさらに下がる というかもぐります。
右サイドがもぐる ということは
左サイドがあがる ということで
そのテークバックを取っている限り
上を向いて、あおって打つことも
ほぼ絶対にアマチュア程度の訓練量では
修正不可能なんです。

股関節にある筈の前傾姿勢はすでに無くなっていますが
ゴルフスイングでは 左サイドがあがる というのは
ほぼイコール、同量体が開く〜左を向く ということです。

まあ 俗にいう アウトサイドイン の典型例です。

左サイドは突っ張り、右サイドは縮んだ状態ですので
目いっぱいロフトは開いています。
左サイドが遠ざかりながら 打撃を迎えるので
そのままであれば こすり打ち
弱弱しいスライスになって当然の打撃なのですが
それを防ぐために、ヘッドを返す。。。
ヘッドターンがより必要になります。

まあ 物事の摂理の分からない
変なゴルフの理屈で凝り固まった人には
何を言っても無駄ではあるのですが、
ヘッドターンをするのには
グリップの横移動を止める(制限する)必要があり
グリップの横移動を止めるには体を止めなくてはなりません。
すでにボールに対し遠ざかりつつある左サイドの
横移動を止めるには、移動を横ではなく上に変え
グリップの横移動量を減らさなくてはいけません。

これでうまく打てる人もいるでしょう。

しかし、体を痛めたくない人がやる動作ではありません。

で、始め に戻りますが
これって結局、技術としてのスイングありき で
始まっているのではなく、自分の使っているクラブを
使うにはこうなってしまう
というのが本当のところだと思います。
スナップショット 4 (2013-11-13 6-42)

それを長く行っている人は
グリップが移動することがヘッドを移動させる
という ごくごく当たり前の
物事の摂理が全く理解できなくなってしまうのです。

ヘッドが走る・・・

言葉の意味はわかりますが、
実際には グリップの移動が促進され
体の回転がより促進されたから
ヘッドの移動も速くなったわけで
この言葉の真意を理解できていないうえで
その字面だけ追いかけると
 ヘッドを走らせるためにグリップの移動を止める
という本末転倒に行きつくのです。
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体を回す ということは
いったい どこのどの部分をどのように動かすのか、
多くのゴルファー…、
もしかすると殆どのゴルファーは間違っています。

本やビデオなどを出しているレッスンプロでさえ
かなり怪しく…、
それを本当に実行したら 体を痛める というような
動きを教えたり、推奨しています。
BlogPaint

まあ ゴルフはどんなスイングで
どんなクラブで、何を信じるか も
人それぞれだからこそ 楽しいのではありますが、
オジサンゴルファーはゴルフが原因で
体を痛めることは出来るだけ避けたい ものです。

体を回す とは
体をひねることではありません。
何度も書いていますが
胴体や背骨には
 体の向きを横方向に回すための関節
 体を積極的に捻るための機能
それらは存在しません。
多くのゴルファーは
肩ライン…胸ラインを回し
へそから下の骨盤はそのまま
と考えていますが、
それは肩甲骨が動いているだけに過ぎず
胸ラインは殆ど動きません。

まあ 四十肩や五十肩予防のためには
確かに肩甲骨の可動域は広くていいとは思いますが、
それは ストレッチ運動であり
ストレッチ運動は 本運動のけが防止のための予備運動で
本運動ではないはずです。

肩だけを回してスイングする人の
多く、殆どがヘッドを振って、遠心力を作ろう
としている訳ですから
その背骨や胴体のひねりは 自分の意志の働く動作以上に
多くひねられ、負荷も掛かります。
それだけならまだしも
ゴルフスイング、ゴルフショットは
体をひねることが目的ではなく
ボールを打つ為の手段に過ぎない筈なのに…
なんだか それが目的になってしまっているような…
そんな感じさえしますね。

運動不足気味のおじさんが
肩だけを回そうとしてうまく行かず、
「俺 体硬いんだよー」ってぼやきますが
(硬くて当然、そういう機能、体にはないんですから)
それが逆にうまく出来てしまったら
人間は エクソシストの映画の女の子 じゃあないですから
それこど 体に支障をきたす可能性は否めません。

体〜胴体を一体に回していくことは
メリットこそあれ、デメリットは殆どありません。

体の故障のことは 比較しようがないので割愛しますが、
肩だけを回すスイングをしてしまうと
両方の腕の長さの都合がなかなか合わず
常時、腕の長さの調整に苦労します。

医学的にどうなのか はわかりませんが、
肩甲骨は腕の可動域を広げるためと
クッション みたいな役割も持っている訳ですから
ゴルフスイングの中では
横方向だけに動かず、必ず最終的には上下方向に
体を逃がす結末に至ってしまいます。

本来 体の回転は
前傾姿勢が多少あるとはいえ
水平方向の、横方向の運動な筈ですが
トッププロも含め、最近の疑似体の回転は
スイングの後半で大きく縦に、上下方向に角度を変えてしまい
その結果、脊椎や腰付近への負担を大きくしてしまっています。
41cce488-s

それを防ぐためにも
体を一体に回していく感覚を掴むためにも
動く方向の肘、特に上腕を
体の動きよりもやや先に
体の動きのきっかけとして動かす意識を持った方が
良いと思います。

特にダウンスイングでは
多くの人が足を使って、テークアウェイ以上に
体を ひねり増し してしまう傾向が強く見られます。
進行方向の上腕が動いていないと
体は本来の運動方向ではない、
この場合は横、水平運動な筈ですが
縦、上方向に逃げようとしてしまいます。

左腕のリードとは意味が異なり
利き腕でない左腕でクラブを引っ張る
なんてことは ほぼ不可能です。
逆に クラブが一番短くなり
その左ひじや左腕に重さとしてかかっている
トップオブザスイング、 その時に
その重さを利用しながら 上腕(肘)を先に逃がしてあげる
ようにする方が より現実的だと思います。
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アプローチショットなどで、距離感 をどう養うの?
という質問がありましたが。。。

簡単に言えば、距離感を打撃の強さ ではなく
スピード で掴むこと だと思います。

これも説明が難しいのですが
そのスピードとは、よく言われるヘッドスピードではなく
人間の動作スピードというコトです。

アプローチショットを動作スピード
別な言い方をすれば「フットワーク」で出来るようになると
ショットもかなり向上していくと思います。

多くのアマチュアゴルファーは
アプローチショットに限りませんが
練習場のマットの幅、マットの間
ショットで言うところの一番肝心なボールを打つ前後の
ヘッドの動きを手さばきというか
ヘッドの動きを「フリー」にする振り子で
打たれています。
スナップショット 1 (2013-06-09 15-03)スナップショット 6 (2013-06-09 15-04)






時計でいうところの 8時から〜4時までの針の動き
これを手を、グリップを止めて ヘッドだけ振る というか
ヘッドをその勢いのまま 行かせる 方法では
ロフトの変化も激しく、一定のロフトが作り難くなります。
ロフトを大きくする動きになりますから
距離よりも、スピンや高さにエネルギーが転換されやすく
強い打撃エネルギーが必要になりますが、
手を、グリップを止めて、ヘッドに任せる方法では
スピードの制御(コントロール)は簡単では無く
相当な練習量も必要ですし、出来るようになってからも
メインテナンスとしての練習が必要です。


シャフトの動き⇒角度として 時計の針 8時〜4時までを
体の向きの変更でのみ 行えば
このスピードコントロールは、すべて打ち手の管理下 です。


シャフトの角度の振れ
はロフトの変化に直結しますし
同時にヘッドの高さの変化にも直結します。
その双方の変化が少なければ、少ないほど
ミスショットの出る確率を少なく出来ますし、
何度のロフトでインパクトするか、イマイチ掴みづらい
振り子のショットに比べ、スピードのコントロールも
自分の動き次第に出来ますので、より安定するか…と。
スナップショット 8 (2013-06-09 14-54)スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)スナップショット 12 (2013-06-09 14-55)





さらに 刷毛塗の動きを入れれば
より一層シャフトの角度の振れ は少なくなります。

20〜30ヤード位のランニングアプローチ
8番アイアン〜ピッチングウエッヂを使って
この距離感の練習をしていくことが
ショット向上につながっていくかと思います。
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例えば ダウンスウィングで
ヘッドを振ってしまう動き

この動きは ヘッドがグリップよりも動いている
グリップが止まっているから 出来る のです。

確かに ヘッドには落下したいチカラ が働いています。

クラブの 鎌首を自分の方にもたげた姿勢
を考えれば その ヘッドが落下したいチカラは
クラブ自身を下に下げたい になっておかしくない
のですが、多くのゴルファーは グリップに掛かる
負荷を筋力や握力でねじ伏せて、グリップを
止めてしまい ヘッドの重さで ヘッドを動かして
しまいます。

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勿論 それを「しなければ ボールに当らない」
なにかの 事前な動きがあるのも確かですが
どちらにしても ゴルフクラブのような重量を
使って何かする物体を動かせば なにがしかの
逆らえない力が 働きます。

クラブはその動かし方によって
長さなどを変え、結果として 重さ
打つ人に対する負荷 を変化させます。

そして 忘れがち ですが
その負荷には 必ず ベクトル 方向
伴ってきます。


これから ボールを打つ
そして 動作として 左を向く とか
左に体重を移したい のに
クラブを 右脚の前で、体の右側で
重く、もしくは 長くしてしまったら
いったいどうなるのでしょう。。。

ダウンスウィングで クラブを円に
腕周りで振ってしまうと
創られる遠心力は 右下方
ボールを打つのとは おおよそ 反対の
負荷になります。

クラブが右脚の前で 外に 下に
重くなったら。。。
ボールを目標の方向に打つ のには。。。

そうですね
その掛かる重さと方向の
真反対の力で相殺するしか
方法はないでしょう。

ですから クラブを右側で円に振る
(腕を使って ヘッドを振る)
その行為をしてしまうゴルファーは
その時点で 体も開いて
左上方にクラブを引きつける動きで
そのクラブの作り出す不可抗力を
相殺する動きを 必ず します。

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そう考えると すこし それにヒントが
あると言うコトです。

自分の特徴的な あまり芳しくない動きは
その 
真反対の負荷を相殺する動き
と考えれば クラブの作り出す
その時のその方向への「不可抗力」を
消してあげれば それは自然に消える可能性も
秘めているということです。

そして もう一歩進んで考えれば
左に行きたければ
左に行かなければならない
クラブ姿勢 を作り出していけば
自分で意識しなくても 自然に
必然的に左へ行くことになる
と言うコトです。

今の クラブの姿勢 クラブの位置が
次のアクションの殆どを決めてしまう
と言うコトですから
感触と共に、想像力、推察力 というのは
必要になるでしょう。

こうなってると 次は こうなって
 という 展開力が スウィングを創っていく
と言えるのかも知れません。

そうなると トップから始めろ とも
トップで一度止まりなさい とも
言いませんが バックスウィング
テークアウェイ〜テークバックの
勢いをつけるような動き
 は
クラブを ボールを打つ方向とは
反対方向に重く しかも ずれを
大きく作る動きになるのですから
せめて そこだけでも 改善して頂く のは
如何でしょうか。。。。。。。。。

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L型ブリストルパターのヘッド重量は 470g
市販の平均的なパターのヘッド重量は 300g強

 
シャフトの硬さも大きく違うので より一層なのですが、
この重さの違いは転がりだけでなく
距離にも大きく差が出ます。

パターが飛ぶ。。。訳ではないですが
重さのあるものの方が
推進力が強く 目や傾斜に負けにくい、
そして 同じ距離を打つのに
小さなストローク、ゆっくりしたストロークで
打つことが可能になります。

双方を打ち比べると…
特に 生きた芝の上に打ち比べると分かりますが
市販のパターは兎も角飛ばない。転がらない。
がゆえに 弾いてボールを打たなければならなくなります。
「その」距離を打たなければならない という優先事項
であるのに、弾く という方法は
推進力を回転力により変換してしまい
その回転力はブレーキに成りかねません。
そして 弾く というパッティングストロークは
打ちだす方向が二の次になりやすく
その問題も生まれてきます。
スナップショット 1 (2015-04-14 13-45)

慣れ はさておいて
小さな、速くないストロークの方が
ミスも生まれにくく
打ちたい方向に打ち易く
同じ距離を打ち続け易い
 と思います。


それに似たような状態がアプローチにもあります。
こちらはヘッドの重量だけの話ではありませんが、
使える状態、打てる環境であるのなら
その距離をよりロフトの立ったアイアンで
アプローチをした方が より距離感は掴みやすく
ミスも軽減されます。

例えば 30〜40ヤードのアプローチを
サンドウエッヂでするとなれば
スピードは兎も角 ショットのスケールは
かなりフルスケールのショットに近い大きさに
なると思います。

ところが これを7番アイアンで行うとなると
パッティングの延長線上程度の大きさの
スイングになると思うのです。

これはひとえに 打つ距離と打つ道のりの差と
高さという打撃の破壊力をかなり食ってしまう
要素が入ってくるからです。

7番アイアンは ほとんど ゴロ ですから
40ヤードの距離に対し 多少多くの道のりを
ボールは飛んでいきますが
その距離をサンドウエッヂで打った場合
道のりは 倍近くになり
高さという破壊力を食ってしまう要素が入るので
7番での打撃に比べるとかなりの破壊力が必要です。

そして パッティングと同じように
大きくない 速くないスイングで その距離を打てる方が
大きい 速いスイングで打つよりも
より正確性というか、ミスが起こり難い上に
ミスが起こった場合でも
7番でのミスの方が圧倒的に結果オーライに
なりやすいと思います。

その距離のサンドウエッヂでのアプローチは
1/10の距離になる可能性も
倍の距離になってしまう可能性も秘めていますし
その手のミスは頻繁に起こると思います。
7番では 半分の距離になることも少ないでしょうし
倍の距離になることは殆ど起こりません。
スナップショット 1 (2015-07-24 1-20)

このアプローチに ヘッドの重量の違いまで入ってくると
重いヘッドの7番で転がすのと
軽いヘッドのサンドウエッヂで上げるのとでは
必要な破壊力、打ち手が作らなければならない破壊力の差は
かなりのものになると思います。

重いヘッドの方がヘッドの姿勢維持能力が強く
ダフリなどの負荷の増えるミスにも当然強いでしょう。
斜めに傾いているとは言え 概ね平面上をヘッドが動かせるのと
円を描き、より立体的に動かさなければならないのとでは
ミスの頻度も大きく異なると思います。

そんなところにも ショットの概念の差が生まれてくるのです。
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 避難や生活に関する情報まとめ

http://news.yahoo.co.jp/story/147

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クラブヘッドのやさしさ
ドライバーヘッドが顕著な例ですが
     
…現在はルール制限などのお陰でやや滞り気味です
それは 大きさ で表されていました。

新製品として発売されたドライバーヘッドの体積で見ると
1995年  230cc
1998   263
2001   314
2004   388
2007   443
2010   455
とこんな具合です。

ウッドのヘッドだけではありませんが
ヘッドの大きさ というのは
その大きさそのものが易しさを生むのではなく
大きいことによって重量が周辺に配分
 俗に言う キャビティ効果 が高くなり
慣性モーメントが大きくなる
 ということなのです。


慣性モーメントが高い とはどういうことか
というと
そのヘッドの姿勢が維持されやすく
そのヘッドの運動が維持されやすい

ということです。

ですので ミスヒットしても
ヘッドがその影響を受けにくく
ラフや砂などの影響も受けにくい ということです。

大きさ だけでなく
重さ というのもダイレクトに慣性モーメントを
左右します。

ヘッドの重いものは
大変ミスヒットに強く
深いラフからのショットや
多少ダフリ気味のフェアウェイバンカーからのショット
などにも その威力を大きく発揮します。

と同時に前述のとおり
慣性モーメントの大きなヘッド(重いヘッド)は
同じ姿勢 同じ運動 同じ方向への運動 に
適していますが、ヘッドを回転 ローテーション
させるような使い方には適していません。

また 体の回転によって
斜めの弧を描くのには良いですが
手先を使って より縦の円弧にしてしまうような
動きにも適していないのです。

これも何度も書きますが
慣性モーメントの大きなクラブやヘッド
重たいヘッドのクラブを使った遠心力を作ろうとすれば
当然 慣性モーメントの小さなものより
より大きな遠心力が作られます。
しかし 遠心力は主に
 ボールを打つのに邪魔になる力です。
   …阻害する力と言っても過言ではない。

力 には必ず方向が付いて回ります。
ショットをするのに 一番重要な方向は
まず ボールの飛ぶ方向 です。
打ち手の運動の方向も重要です。
その二つは基本類似した方向を持っており
どの時期か にもよりますが
打ち手の運動方向を ボールの飛ぶ方向のエネルギーに
することも十分可能です。

しかし ゴルフクラブで作る遠心力は
常時 外にはらもうとする力ですから
その力が ボールの飛ぶ方向と一致することは
打ち終わったかなり後の箇所のみです。

ボールのうちに行く最中に出来る遠心力は
すべてブレーキとなるばかりでなく
人間の姿勢や運動の方向にまで影響を及ぼします。

重いヘッド、慣性モーメントの大きなクラブは
使い方によって 打ち手の味方になるか、敵になるか
真っ二つに分かれてしまう のでしょう。
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ロフトを寝かしてしまう
それが判りやすいので、使っていないウエッヂを
折れるぎりぎりまで曲げて、実験してみた。

同じクラブ(この場合はウエッヂ)
同じ打ち手が、ほぼ似たようなヘッドスピードで
打撃して、このような差が起こる。

スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)






スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)








上のショット(振り子式遠心力打法)は こちらのように
グリップエンドを支点に、腕を使って
俗にいう「開いて、閉じる」と言う手の返しで
シャフトと言うか、クラブを振ったもの
スナップショット 1 (2013-03-29 22-59)スナップショット 2 (2013-03-29 23-00)






下のショット(正規なショット)は、クラブ単体を動かさずに
それを持った人間の方が体の向きを変えて
クラブを動かした(移動させたもの)
スナップショット 3 (2013-03-29 23-00)スナップショット 4 (2013-03-29 23-01)






動画より抽出した静止画なので、コマ割りというか
何分の何秒(1/250秒とか)は全く同じだと思う。

スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)






似たような場所を並べると
左は「振り子式遠心力打法」右は「正規なショット」
同じロフトである筈なのに
打ちだしの角度、ボールのスピードは明らかに違う
似たようなヘッドの場所なのにもかかわらず
振り子…の方は殆どボールは距離(水平移動をしておらず)
フェースの後ろ(フェースを転がりぬけ)から
ボールが出たような恰好になっている。

スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)






コチラはさらに時間の進んだカット。
振り子式…の方は、やはり水平移動は殆どしておらず
このコマの中のカット、ボールのずれて見える量も少ない。

当り前けれど、「振り子式遠心力打法」は
インパクトを基点にグリップを止める形になる
シャフトのしなり方も全く異なる。

シャフトをしならせて、しなり戻して使う
ということをこのショットのことを指すのだろう。

この手の映像で、ちゃんと理解しなければいけないのは
一見すると 手を止めて、ヘッドを行かせたショットの方が
ヘッドが出ている(フォローが出ているように)見えるが
実際には、ヘッドは急激に内側に切り込んでいるだけで
ボール(飛球線後方)から見ると(同時に撮影していれば)
明らかに、正規なショットの方が
ボールと平行に、飛球線に向かってヘッドが出ている。



シャフトを走らせる とは
ヘッドを抜いて、ボールをくぐらせることを指す。
今回は、極端にロフトの大きいクラブで実験したので
ここまであからさまに差が出る訳だが、
ロフトが存在する、という意味では、11度であっても
全く同じこと。

シャフトが走る と言う本当に意味は
クラブヘッドの重さが、グリップを押して
全体のスピードを押し上げることを指す。


グリップを止め、ヘッドがグリップを追い越す
という行為は、遠心力は握力との勝負になるし
ここまで動かしてきたエネルギーを腕、特に左腕
で受け止めることになるから、体力勝負になる。
グリップを止めることによる反動でヘッドを振れば
この実験で見たとおりの結果になるのである。

ミスショットの危険を内包しながら
ボールに高さとスピンを与えるだけ。
ここまで、強烈にスピンをかけてしまうと
ボールスピードが上がらないため、
ボールの初動としての打ち出し角度は上がるが
最高到達点としての高さは稼げず
ボールスピードの遅い、パラシュートを開いた飛び
になってしまう。
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スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)









批判、ではないが、遼君のドライバーショットは
振りごたえに対しては ボールスピードが極端に遅い
撮影する角度はあるだろうけれど、
このカットでそこにボールがあるのは
どうしても このショットをドライバーでやっているように
見えてならない。
これで、飛ばしているのだから、やはりプロというか
自分の身を削ってまでやっているのは、『流石』ではあるが…。
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ゴルフクラブを扱う際
とても大切になるのが
いったい 
ロフトとは「どの形」を指すのか・・・
ということです。
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伝わりにくい・・・かとは思うのですが
例えば 5番アイアンのロフト角度の数値を
「30度」としましょう。

写真のアイアンは だいたいその位の角度ですねー。

でも この 30度 という角度は
どことどこの差、角度の開きを指すのでしょう?

今更・・・ではありますが
少なくないゴルファーは
フェースの面と地面との角度
というイメージを持っているのではないでしょうか
➡ ・・・・ でも それでは
ロフト角の数値は    
120度    になってしまいます。

製品としてのゴルフクラブのロフト角度は
シャフトとフェース面の角度の開きを指します。

その角度、この場合は30度ですが
この30度のロフト角度を「ちゃんと」30度として
ボールを打つのには
シャフトを地面に付けて 地面とフェースとの開き
それを ロフト角度 というイメージを持つべきです。
4656cec4
実際にボールを打つと
第三者からは 当然こうは見えませんが
打つ、クラブを扱う本人にはこういうイメージが必要です。

この状態であれば
球体であるボールは 打撃されたエネルギーを
角度のあるフェース面に逃げようとします。
これによって その打撃エネルギーは
推進力であるボールの速度が
打ちだしの角度やボールの回転に分散され
角度のごとの距離が出るようになるのです。

このイメージが実際に持つことは簡単ではないでしょう。
そのためにに、そこに行きつく為に、
ゴルフクラブを進行方向に動かす際のイメージに
少し改変が必要です。

ゴルフクラブのこの写真上
フェースの上側のラインをトップライン
フェース下部の歯の部分をリーディングエッジと
呼びます。

実際に全員の人に聞いたことがある訳ではないですが
たぶん ロフトを開いて、ヘッドを振って
ボールを打ってしまう人のイメージは
リーディングエッヂを前に進めていくイメージだと
思うのです。
しかし、それでは 先に進めば進むほど
ロフトは開いてしまう上に
写真でイメージして頂くとわかる通り
進めば進むほど シャフト〜グリップエンドは
後ろに下がり、打ち手は上を向いてしまいます。
(ヘッドは浮いてしまいます)
アプローチなどでこのイメージを持っていることが
多くのミスを生み出し、
そう動かすことが 自分のインパクトに入ってくる
姿勢を崩してしまう ということが理解できていません。
上下 という意味でも必要のない円弧を描いてしまい
打ちたいロフト と 通過させたいヘッドの高さ が
なかなかマッチしないお陰で
アプローチの上達が滞るのです。


ボールを上から打つ
下に向かって打つ
というイメージを両立したうえで
正しくロフトを使うイメージは
トップラインを前に出すことです。

それを実行することによって
同時に ゴルフ用語でいうところの
ハンドファーストも実行できますし
進行方向である左サイドを低く維持する時間も
長く保てます。

クラブ全体が 上下方向に対し
斜めにスライドして ボールに入ってくるイメージとも
リンクしやすく、そのイメージの延長線上に「飛ばし」
があるとも言えるのです。

最終的には シャフトが地面と平行のまま
インパクトを迎える というのが重要ですが
そこに行きつくまでのイメージとしては
少々 極端ですが、トップラインでボールを打つような
そんなイメージを持つといいと思います。

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まずは、こちらからご覧ください。


前半は、肩を揺さぶる「振り子式ストローク」
後半は、弊社で「刷毛塗」と呼ばれている
ストロークです。

その大きな違いを抽出してみましたので
こちらもご覧ください。
スナップショット 1 (2013-04-13 23-00)スナップショット 2 (2013-04-13 23-00)






スナップショット 3 (2013-04-13 23-00)スナップショット 4 (2013-04-13 23-00)







ストロークで大きな違いがあるのは一目瞭然。
ヘッドの高低の変化の激しい「振り子式」の場合
フォローを出せば出すほど、ヘッドは高くなります。

パターヘッドのロフトの変化を見るには
シャフトの角度を見れば、分かりやすいですが、
振り子式のシャフトは 90度近くも動いていて
片や「刷毛塗」では、シャフトの角度は10度程度の
変化しかありません。

☆インパクト時のロフト
☆インパクト時のフェースのどの部分でのコンタクト
☆ヘッドの高さの変化


どちらがそれに優れ、どちらがそれに劣っているか
言うまでもありませんが、それだけでなく
ヘッドをたくさん動かす「振り子式」の場合
必然的に、ストロークそのものが大きくなります。
ま、これは市販のパターのヘッド重量
少なすぎる・軽すぎることに対する補正手段
ですから、仕方がない部分はあるのですが、
大きなストロークでは均一なパッティングは
簡単ではないでしょうね。

ご自分で素振りをする場合、
パターヘッド、では無く、シャフトの角度
というものに注目してください。
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また、L型ブリストルタイプパターの場合
後ろのえぐれの部分が、曲面に削り込まれているので
ロフトを変化させず、フォローを出していけば
自分の視線で、その面の見え方(光り方?)が一定に
なります。
その前に、フォローでその部分が見えるように
フォローを出してみる必要もありますが。。。

スナップショット 2 (2013-04-13 23-00)スナップショット 4 (2013-04-13 23-00)






振り子式ストロークでは、多分、広背筋を使って
肩周りを揺さぶる運動になるのだと思います。
確信はありませんが、そこで微妙な距離感は
とても難しいと思いますし、その動作そのものは
自分の背骨を捩じるものですから、お薦めはし難い。
総じて、前傾も深くなりがちですので
余程、そのストロークに自信が無い限りは
辞めた方が良いと思います。

刷毛塗のストロークは、利き肘の曲げ伸ばしです。
右左のグリップは上下に少し重なっていますから
右手を飛球線に伸ばしていく
(厳密には自分の胸に平行に伸ばしていくこと。
パッティングストロークの場合は向きの変更が
殆ど無いので、それが飛球線と一致している、だけ

これを出来るだけ 左の肘で受け止めず
左の手首を手のひら側に逆折りしていくことで受けます。

右手で左の掌底を押していくような感じです。
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まあ、刷毛塗ドリルを言葉で解説すると
アドレスの状態から
利き肘を曲げることによって
クラブを体に対し右にスライドさせ
進行方向の左上腕の動きも伴いながら
利き肘の伸ばし によって 左にスライドさせる
ということになります。
sample 2009_11_10_22_54_10-588フレームショットsample 2009_11_10_22_54_10-596フレームショット










この際、行きも帰りも
ヘッドの移動量の方をグリップの移動量よりも少なくする感覚
グリップなり 肩回りの動きによって
 支点運動を作り、ヘッドの方が多く移動する感覚を消すこと
ここも スイングにつなげる上で大事なことです。

これをそのまま応用して
パターストロークやアプローチをすることも可能ですが、
そのうえで注意点が必要です。

アドレスの状態から
肘を曲げる
ということは、腕が短くなる ということです。
腕が短くなる ということは
アドレスの状態に比べ
クラブが高くなり(これも立体的に近くなる ということですが)
クラブが自分に近づく(インサイドにずれる)

パターの場合は
体の向きの変更や体重移動などが大きく行われない
もしくは 行いませんので
アドレス時の自分の視覚に対し
刷毛塗をする際
ヘッドがマットや目標に対し
真っ直ぐ動く感じよりも
ヘッドが回転するというのは当然ご法度ですが
その姿勢のまま
自分に近づき、利き腕を伸ばすことによって
自分から離れる
ものすごくオーバーに言えば
極端に 近→遠 を作って
ボールに左回転を加えてあげるような感じです。

それとともに
ショットでもストロークでも
とても大切な点になりますが、
ヘッドを真っ直ぐ動かす というのは
マットに対し真っ直ぐ平行に動かす のではなく
上げた位置 トップの位置 一番高くなった位置
ここから ショットの終わり ストローク終わり
に対し ヘッドの高さ(上下・地面よりの高さ)を
平行にではなく、斜め上から終わりまで直線に
ヘッドの高さ変化・上下移動を直線にすることです。


それを行うには シャフトの角度変化 すなわち
ロフト変化が起こるようでは ヘッドの上下移動は
円弧を描いてしまいます。

腕がやや短くなることによって
アドレスよりも やや高くなるヘッドから
直線の上下動で ボールを打つ抜く感覚は
肩の揺さぶりでは決してできません。

その肘さばきによって
ヘッドが上下に対し 円弧を描かない形を
きっちり作れれば、これはそのままアプローチや
パターストロークに対し 応用というか
そのまま採用可能です。

利き肘の曲げ によって やや高くなったヘッド

その重さによって その重さを使って
 グリップを動かす感触
それを掴む点もとても重要だと思います。

パターストロークで言えば
多くの方のストロークは
ヘッドの円弧を描くことによって
ボールを弾いています。

それでは パッティングをするのに当たって
フェースという 平面で球体のボールを打つ
という意味が出てきません。
意味わかりますか?
パターにも少なくとも ロフト というものがありますが
これを円弧によって 球体を打撃すると
ロフトの意味というか、パターの持つ製品としての
角度に意味は消えてしまいます。

地面に平行の高さ変化 という意味に取り違えて貰っては
困りますが、平面を使ってボールを押してあげる
 ことにしないと 
 その製品のロフト角度
それに対する力加減、速度加減で
距離感を養う ということが身につかなくなり
ほぼ 100%に近いアマチュアゴルファー の
やっているストロークでは
ヘッドの上下に対する円弧+インパクトロフト
という 回転や打ちだしを司る部分が
毎回毎回まちまちになるため
結局 何万球打っても距離感が身につかない
ストロークだとう言うことです。

まだうまく出来ないとしても
これが分かるだけでも
パターストロークは劇的に変わります
というか、従来のパターストロークでは
上手くなれる理由が見つからず、
腰を痛める時間練習して やっと人並み
というところに行きつくだけです。
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刷毛塗ドリルとすでにトライされている方の中で
少し間違って覚えている方がいるように思われます。

刷毛塗ドリルは 両肘というか、上腕の動きであって
肩の揺さぶりを指すものではありません。
両腕で作る五角形を固定して、肩の揺さぶりで
クラブを動かす、それはスイングの動作の中でも
あまり芳しくない 肩の動きになってしまいます。

刷毛塗ドリルの動作としてのポイントは
ゴルフクラブは自分の胸・上半身に対し
スライドをして移動する という点です。
グリップを中心に円運動をしたり、
グリップエンドが体から離れたりせず
等距離のまま 移動するということです。

そして 実際のスイングの中での移動する量は
ほんの30センチ程度です。

刷毛塗を通してもそうですが、
肘にはいろいろな役割があります。
ただ ゴルフのスイングの中での肘の動き というのは
上腕が動く動きで、前腕が動く動きではありません。
そこにも注意が必要です。
肘を曲げる というの確かに腕相撲をするように
前腕をおこしてしまう動きを喚起しますが、
この場合は 上腕があがって、
結果として肘が外側に張りながら曲がる ということになります。

ゴルフスイングで 左右の上腕の動き というのを
多くの人…いえ ほぼすべての人が意識していません。
上腕の動きは その進行方向にある上腕の動きが止まる
移動が止まると そのサイドの体の動きが止まってしまいます。
進行方向側の 半身の動きが止まると
どうなるか というと 回転のエネルギーが上に逃げ
起き上がるとか 伸びあがる という動きに変換されるのです。

実際にボールを打つときに意識するのは
なかなか簡単ではありませんが、
少なくともシャドースイングなどで
テークアウェイの時は 右上腕
ダウンスイングの時は 左上腕 を
積極的に 足を使った胴体の動きよりも先に
脚を使った胴体の動きの先駆け として動くように
心がけてください。

多くのゴルファーは
進行方向と反対の上腕を使って
体をクロスする動きをしてしまいます。
これでは 回転不足か、間違った方向への回転 に
なってしまいがちで、
アマチュアには体の故障の原因にもなります。
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刷毛塗ドリル と呼ばれる所以は
刷毛でペンキを塗る時に
折り返しのところで
刷毛の先端をループさせない
跳ねさせないということです。
人間の持ったゴルフクラブで言うところのグリップ
刷毛では柄の部分が止まっているのに
先端が動いている時間を作らないことです。

ゴルフスイングの、ゴルフショットの基本(理想)は
出来るだけ 距離に関しても、方向に関しても
自分の打ったボールを管理したい
ということです。

その打たれたボール、打つボールを管理するのには
それを打つゴルフクラブ、そしてクラブヘッドを管理しないと
不可能です。


多くのゴルファーは、殆どのゴルファーと言えますが、
体を止めて、グリップを止めて、グリップを強く握り直し、
その反動でヘッドをブルンと無造作に動かします。
その無造作に動くヘッドは
打つ自分の管理下にありません。
極端に言えば、ボールに対し
クラブヘッドだけを投げつけているに等しい状態で
それで毎回似たような打撃、弾道、距離を打つのには
まさしく それを職業とするほどに訓練しないと
不可能な「神業級」な技能です。

刷毛塗とは直接に関係のない話題ですが
重要な「勘違い」なので続けますが、
グリップを強く握り、グリップの移動を止め
クラブヘッドに残る慣性、遠心力を使って
そのグリップを支点に無造作に
それそのもののヘッドの移動と人間の動作の速度や方向と
関係のない そのヘッドの動きは
もし そのショットがミスであっても
うまく行ったとしても 偶然の産物なので
次のショットの修正や繰り返しがほとんど不可能な
直接 打ち手の管理下にない状態です。
スナップショット 5 (2013-06-02 23-16)

勘違いしている人のほとんどが
ヘッドはグリップを追い越す と思っていますが、
それこそが スイングの迷宮の始まりで
グリップがヘッドを追い越す形を作るのには
それを支える体は 右に傾かなければいけません。
その量は 必ず ヘッドの作られた遠心力といつも同量です。
ですから 速く振れば振るほど 体は右に傾き
その姿勢は 当たり前ですが 左サイドを上げます。
その振り方は 9割9分前傾姿勢を失うのですが
(前傾姿勢とは軸足、この場合は左の股関節
 骨盤と左大腿骨の角度差)
ダウンスイング➡フォローの区間で
左があがるということは イコール 体が開く ということです。
(体が開く=体が左を向く)

振れば振るほど 上を向き 体が開く
その量と具合は クラブの弧の大きさやヘッドの速度
そして軌道、クラブやヘッドの姿勢によって
作り出される遠心力の強さと方向によって
微妙と呼べるような差でなく、毎回毎回異なります。
グリップを強く握り グリップの位置を固定しようとしても
そのグリップの位置も当然立体的に毎回ズレます。
その量は体や握力の疲労度合いによっても異なるでしょう。
スナップショット 8 (2013-06-02 23-37)

なにより その無造作に動く
ブルンと振られてしまう そのヘッド
それの修正の方法がありません。
そのブルンと振られる最中は
自分の動きとはほぼ全く関係ないからです。

これは 何年やっても、何万球打っても
ほぼ絶対に解決できず、前述しましたが
それを生業としている
ような人以外に解決するのは無理!
と言っても過言ではないでしょう。

そのために クラブヘッドの移動
その量と速度、そして方向を
ダイレクトに自分の動作
その動作によるグリップの移動にだけ
司るようにさせないと 修正も上達も
必要以上に無駄にかかります。

それを覚えて頂くためのファーストステップとして
ヘッドの移動を全部グリップの移動で管理する
刷毛塗ドリル というものが重要なんです。 
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テニスとか、バトミントンとか、卓球もそうでしょうか
正式な称号は分からないのですが、とりあえずドロップショット
というのがありますよね?!
ネット際にポトッと落とす奴です。

スナップショット 7 (2013-07-04 23-37)スナップショット 8 (2013-07-04 23-37)






スナップショット 9 (2013-07-04 23-38)スナップショット 10 (2013-07-04 23-38)






こんな風にラケットを使うイメージですよね?!

動かし来る面をフェースでなでるように
クラブを扱うと、そのドロップショットになる訳です。

で、ドロップショットって
スピードを速くすると、それは距離になりますか?

なりませんよねぇ

より強くドロップショットになって、
テニスであったら、バウンドして、もう一度
自分のコートに返ってくるかも…

そう、こうやってフェースを使っている限り
どんなにスピードを上げても、スピンが増えるだけ
ボールには推進力も付きませんから
ボールは高くも上がりません。

へっど、フェースを動かすイメージはこちら
スナップショット 11 (2013-07-04 23-39)スナップショット 12 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 13 (2013-07-04 23-39)スナップショット 14 (2013-07-04 23-39)






とりあえず ロフトは0度と仮定して
クラブを扱うことが肝心です。
ロフトはクラブの仕事。
自分でロフトを作ってしまっては
クラブの意味、番手の意味がありません。

ふたつを並べて比べてみましょう。
スナップショット 7 (2013-07-04 23-37)スナップショット 11 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 8 (2013-07-04 23-37)スナップショット 12 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 9 (2013-07-04 23-38)スナップショット 13 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 10 (2013-07-04 23-38)スナップショット 14 (2013-07-04 23-39)






この使い方をすると、肘の使い方にも違いが出ます。
ロフトを開く使い方では、肘を伸ばすと
クラブが自分から離れる⇒クラブが長くなります。
クラブは長くなるとより重くなりますから
より遠回りして、より遅れて、より開きます。

またスタートの状況で、ロフトを開いてしまえば
テークバックやトップの位置でロフトを開いてしまえば
クラブは閉じている状態よりも重くなります。

重くなって、遠回りするんですから
インパクトは体の正面で合流。。。なんて不可能です。

重くなって、遅れるクラブ…
肘よりも手の部分が遅れてきます。
重くなったクラブによって、右サイドは下がりますから…
開いているロフト、下がった右サイド…
飛ぶ理由が見つからない。。。

前述の通り、スピードを上げたとしても
ドロップショットはドロップショット・・・

おっと、忘れちゃいけないのは
体なり、腕でスピードを上げれば
その二乗倍、クラブは重くなるんです。

ヘッドの重さが重力で落ちる力は
ボールを目標方向に飛ばすのには使えない。
残念ですが、ボールはソールでは打ちませんから…
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悶絶クラブに興味を持たれる方の多くが
「うまく行かない」「飛ばない」「曲がる」
「安定しない」「体が痛い」
などの
問題を抱えられています。

そのほとんどの原因が
ヘッドを振っている ことにあるのです。
「ヘッドを振ってなにが悪い」
「ヘッドを振らなきゃ飛ばないじゃん」

と思われるでしょうが、
ゴルフクラブは道具であって、機械ではありません。
当然、使い手であるゴルファーが
グリップを動かした分だけの量、速度動くのであって
ヘッドがグリップと違う量や特に方向に動く
というのは、クラブの仕組みや働き…ではなく
打ち手の使い方によるもので
グリップを動かして、結果、ヘッドも動かす
という道具の大原則を外している限り
道具としての機能は働かず、逆に機能が濃いほど
マイナスに働いてしまいます。
道具に仕事をさせろ といいますが
ゴルフクラブの本質を無視して
道具を打ち手が好き勝手に動かす ことを指すのでは
ありません。

度合いにもよるのですが、
ヘッドを振っていて、それが原因で悩みを抱えている人が
悶絶クラブを手にすると、初期
その悩みは増幅された形で現れます。

テークアウェイで手で、左手で、左肩で
クラブを振って、ヘッドの重さで
人間のしっかりした動作でなく、ヘッドの重さで
手抜きをして 上げている人は
よりそれが顕著に出てきます。
テークアウェイはヘッドが重ければ上げやすいでしょう…。
しかし、重いヘッド 柔らかいシャフトで
そのようにテークアウェイを取ると
より深いトップの位置になってしまい
よりクラブが寝て、ロフトが開いてしまいます。

グリップよりもヘッドを必要以上にたくさん移動させている
ゴルファーにとって、重いヘッド&柔らかいシャフトの
悶絶クラブは ロフトを極限まで開かせ
それでなくとも 市販のクラブよりも重く感じる悶絶クラブが
動作上、最大の重さになってしまいます。

始めはウサギ程度の重さが、犬になり、サイになり
しまいには象のような重さになってしまいますね…。

その重さとそのトップの深さ から切り返してくると
今まで以上にロフトが寝て、ヘッドが体に対して
右にずれていますから 今まで以上に右サイドは沈み
5番アイアンであっても PW位のロフトで
インパクトに入ってくることになります。
・・・・もしくはシャンクですね。

5番アイアンの長さのPWのロフトのクラブですから
飛ぶはずありません。
いいところ 8番アイアン程度の距離になるでしょう。

ロフトと入射角度の関係 というのがあるのですが
ゴルフクラブは ロフトと長さ というのが
創りこまれており
想像上、5番アイアンの長さのPW は
高く上がりそうな気がしますが、
緩い入射角度で、寝たロフトのクラブでは
ある段階を超えると 抜けたような球筋になり
球速の遅い、上がらない 放物線の弾道になります。

これ勘違いしている人が多いのですが
その手の球質のアプローチをする人がいます。
確かに この手の球質は弾着時 スピンが掛かる場合が
あるにはあるのですが、アプローチというのは
勿論、ショットの一環です。
そんなアプローチを打っていて
次や前のショットに全く異なる形で
ボールを捕まえに行くことは出来ません。
抜き球のショットは 欲しい距離を打つのには
親の仇のように振らなければなりませんから
「オジサンゴルファー」向けのショットではありませんので
よく自分の年齢や体と相談しながら
ゴルフスイングを選択してください。



さあ、ロフトの寝た状態
 というのを解決しなければなりません。
それを解決するのは
 クラブに聞くのが一番です。
テークアウェイの上げ方も勿論ですが
トップの位置 というのは
ゴルフクラブの重さがグリップに
特に左グリップや左ひじにかかっている箇所です。
切り返しから 自分の思い描いている次、次、次の箇所へ
グリップを移動させるのには
どのクラブ姿勢、どんなクラブ位置がいいか
模索してみて下さい。
自分にとって グリップの行かせたい箇所に行き易い
行かせてくれ易い位置や姿勢 というのが
自分にとっての理想のトップの位置です。

スイングは体の向きを変える回転動作によって
グリップを動かすことで行われます。
トップの位置から グリップが左足のつま先の方向に
誘導されるトップの位置を模索すること、
その位置に行き易い テークアウェイを創ること
そこから 悶絶クラブとは付き合って行ってください。
(私以上にはっきりモノをいいますから^^)
シャフト姿勢と重心の位置の関係
悶絶クラブは市販のクラブの数倍
その感触を実感することが出来るでしょう。
確かに クラブヘッドは鉄のかたまり、重さの塊ですが
それはボールに対してであって
使う人にとっては 重心位置という便利な代物のついた
鉄のかたまりなのです。
その重心の位置の使い方次第で
クラブの重さ、ヘッドの重さは 自分の敵と味方に
真っ二つに分かれます。
ぜひ 味方に付けて下さい。
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スイングの解説には「体重移動」という
言葉がよく出てきます。

脚は2本?しかありませんから
均等か、もしくはどちらかの足に体重の多くが
掛かっている状態です。
スナップショット 6 (2015-10-15 19-55)

ゴルフのスイングは
背骨を運動の支柱、軸にするものです。
体の重い部分である胴体は
それよりも前に位置しています。
多くの人が錯覚を起こしていますが
軸運動の軸である背骨は
体の厚みの真ん中にあるわけではないので、
体の向きの変更と体重の配分というのは
ほぼ「同意語」に近い関係になるのです。

その背骨を軸に 右を向けば
右の脚(股関節)の上に重さがかかり、
左を向けば、それは左の脚ということになり

体重移動が上手くいかない
 はイコール
ちゃんとした体の向きの変更、回転が出来ていない
 ということになるのです。

逆に言えば、正しく体の向きを変更が出来れば
同時に体重移動も付いてくる ということでもあります。

これを前提条件に
体重移動と体の回転には
もうひとつ大事なことがあります。

何度も繰り返して言っていますが
クラブが作り出す 良いにつけ、悪いにつけ
不可抗力というか、負荷というのが存在します。
人間の演算能力はかなり優秀ですから
クラブが作ってしまう不可抗力を加味しながら
定点に置かれているボールを打つわけです。
負荷、不可抗力は 見えない人で体が引っ張られたり
押されたりするのと同じで
その掛かった 負荷の「方向」を
真逆な方向の動作によって 相殺することによって
定点のボールを打つのです。

ですので、ボールを打つ行為 というのは
体の向きを変える、体を回転させる行為
そのものなのですから
その体の回転していく「方向」
かけ離れた「方向」の負荷が発生した場合
回転そのものが阻害されたり
回転の方向が変わってしまったりするのです。
スナップショット 4 (2015-09-24 17-52)

ゴルフとは上下も含め、上下左右のボールの方向を
大切にしなければいけないスポーツですから
当然、それを繰り出す人間の動作も
上下左右の「方向」、運動の方向というのを
大切にしなければなりません。


瞬間に等しいようなゴルフのスイングで
ゴルフクラブが作り出す負荷を
如何に 自分の動作方向と似たものにするか
出来るだけ 自分の動作方向に助力とするか
そのクラブの重さの作り方が
無駄のない、堅実なゴルフスイングを創っていくのです。
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ゴルフ用語で言うところの
「ボールを上から打つ」というのは
トップ〜インパクトの区間
その進行方向に当たる
 体の左サイドが低いうちにインパクトに入る
という意味合いです。


決して クラブヘッドを上から下に振る
という意味ではありません。
・・・しつこくなりますが、自分の肩回りを含めた
腕のさばきによって、ヘッドを下に振る ということは
気持ち「だけ」上から下に振っているだけで
その 下に振った分 と同量、体は上を向いてしまいます。

進行方向の左サイドが低い というのは
どんな意識で作ればいいか というと
基本、両方の肘の高さ関係 によって
それは作り出すことが可能です。 

つまり 右ひじよりも低い左ひじを作ってあげれば
それだけ左サイドが低くなっている時間を稼げます。

これは切り返しや
124
ダウンスイングだけでなく
テークアウェイの時点から 左ひじの方が低くなる
右ひじの方が高くなる位置関係を作って置き
出来るだけ その関係を長く保たせたいのです。
テークアウェイの時点で 左ひじの方が高くなってしまう
スイングでは、その時点でボールを上から打つことを
放棄することになるばかりか
クラブ、ヘッドの重さと格闘しなければならないスイングに
なってしまいます。

体の向きの変更、体の回転
それそのものを 肘の意識でしてあげる とともに
その回転する方向や角度、を肘によって
コントロールしてあげることは とてもいいことです。

その高さ関係を維持できれば
自動的に 体がきれいに回りやすく
それによって体重移動も付いてきますし、
前傾姿勢の維持にもつながってきますので
是非 意識してトライしてみて下さい。
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インターメッシュグリップについての問い合わせが
幾つか参りましたので。。。。

パターを除く、グリップ(握りの方)には大きく分けて
★ベースボール
★インターロッキング
★オーバーラッピング
★インターメッシュ

の4種類が存在します。

単純には 左手の人差し指と右手の小指の絡ませ方の違い
と考えて良いのですが、かなりそれぞれ違いがあります。

指や手に特に問題、障害等がなければ
左右のグリップの密着感が薄い「ベースボールグリップ」
あまりお薦めしません。
ベースボールグリップだと「飛ぶ」なんて言うのは
単なる都市伝説で、
基本 ヘッドを振り回して遠心力で打つことを
望んでいるためのグリップと言えます。
swing102

「インターロッキンググリップ」は
右手の小指と左手の人差し指を絡ませるグリップで
憶測ではありますが、女性の多いのでしょうか…。
握力の弱い人向け という指導も耳にしますが、
ゴルフクラブは正しく使えば
握力はさして要りませんので、
やはり 遠心力の負けないよう、クラブがすっぽ抜けないよう
するためのグリップ…なのかも知れません。

有名なところでは ジャックニクラウスがこのグリップ
なのですが、ニクラウス世代の方にこのグリップが
多いのかもしれません…。
ちょっと不思議なのは ニクラウスのそのグリップは
真似る人が多くても、ニクラウスの右ひじの開き
外に張って テークアウェイするやり方は
「フライングエルボー」と呼び封印してしまっているのは
なぜなんでしょうねー?
現役選手も含め、歴代ナンバーワン選手の
スイングを何故まねようとしないのか
とても不思議です。
あくまでも 噂…ですが
この方法はスイングとしてかなり最強の方法で
本人が
「フライングエルボー」と言って禁忌な方法と
真似させないように…したとか、しないとか…。

「オーバーラッピンググリップ」は
まず左手がクラブを握り、左手の人差し指を中指の上に
右手の小指を乗せる握りです。
一般的にはこのグリップが一番多いんでしょうか…。

「インターメッシュグリップ」は
オーバーラッピングと似ていて、
ORは人差し指と中指の間に乗せる形をとりますが
IMは人差し指と中指の間に隙間と創り
その間に右手の小指を挟むように握ります。
ORよりも より左右のグリップの上下の密着感が強く
私個人は好きなグリップではありますが、
無理にやってみる必要はありません。
teso_unmeisen_img

グリップしていても
感情線よりも手首側の手のひらは
ほぼ全くクラブには触れず
お互いの手のひら同士を合掌する形になり、
指でしかグリップすることが出来ません。

ヘッドを振って、遠心力でボールを打つ人にとっては
クラブがすっぽ抜けやすいですし
それを防ぐため、無理に力で握ろうとすると
指が攣ってしまう可能性がありますから
どちらかというと クラブの扱いが確定してから
グリップをいじった方がいいかも…です。

どの道 グリップの変更は違和感のかたまり に
なりますが、クラブを振らず、握力があまり必要でない
ということが体感出来れば、割に短期間でグリップの変更は
可能になります。
とは言っても、
違和感は2か月位は続くんじゃあないでしょうかねぇ
スナップショット 6 (2013-09-07 13-16)

兎も角 個人的な考えですが
多くのゴルファーのグリップは「グラブ」
インターメッシュとごく一部のオーバーラッピングだけが
「グリップ」ではないかと思います。
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ゴルフクラブというものには当然「重さ」…があります。
特にクラブヘッドには 多少の差異はあったとしても
全体の重量の半分以上が鉄の塊として存在します。
スナップショット 5 (2013-06-22 0-33)

その重さを秤・計量器の上に載せて
その数値だけを論ずるのは殆ど意味がありません。
ゴルフクラブの場合、
その重さが打ち手にどのような作用を加えるか
ということに「重さを利用」しないと
ゴルフクラブとしては意味を成さなくなってしまいます。

通常 重さとは重力方向へ働くチカラ です。
ゴルフ場での傾斜地などもありますが、
基本は 縦方向に働くチカラ です。
それは 位置エネルギー 高さを持っていると
  落下 という運動につながるのですが
それを ゴルフクラブはその形状によって
縦にかかる力を 横への運動に変換する能力を持っています。

ゴルフスイングは その形状を巧みに利用し
その縦に落ちるエネルギーを
如何に横の回転運動の助力や促進に変換させるか
ということに尽きると思います。

テークアウェイ時は重力に逆らう動作になりますから
その クラブの重さやヘッドの重さは
基本、そこに留まろうとする
上がりたがらない、動きたがらない力 になります。
しかし、いったん位置エネルギーを与えてしまえば
(高さをとってしまえば)
その落下しようとする その力を使って
次の場所、次の位置へと
横へ 横へと そのエネルギーを利用していかないと
面白くありません。

スイングの基本はグリップの横移動です。
厳密にいえば スイングには前傾姿勢が存在するので
それはやや傾いた 斜めの移動になるのですが、
面白いもので クラブのその力を使って
横移動(厳密には傾いた分の斜め移動)をすると
前傾姿勢を維持しやすくなり、
落下する縦の力を 人間のチカラ技で
遠心力に変えてしまうと 前傾姿勢は失います。

ふと 不思議に思うのですが、
巷で言われている オンプレーンスイング は
スイングの軌道を重視するスイング論です。
ですが スイングの軌道には何かの基準 が存在する筈で、
私はそれは前傾姿勢ではないかと思うのですが
オンプレーンスイングを遂行すると必ず前傾姿勢は
スイング途中で失ってしまうので
基準の無い軌道 を追いかけることになるので
理論として破綻しているような気がしてならないのですがね…。


スイング時でのテークアウェイは
ダウンスイングやインパクトの
思い描いている位置や場所、姿勢などを構築するための
準備動作です。
とはいえ 帰りの軌道(ルートという意味ではなく)は
このテークアウェイでほぼ決まってしまうので
ダウンスイング以上に気を使って
創っていかなくてはいけないのです。
(実際に打つときはお気楽でいいと思いますけど)


スナップショット 2 (2013-06-28 2-10)


テークアウェイのポイントは二つです。
★以降の動作の行きたい(行かせたい)方向に
 クラブの重さが使える位置や場所を構築すること
★以降の動作の余裕、楽にするために
 十分右を向いて時間を作っておくこと

そう言った意味では 型 や 恰好 なんて
あまり気にする必要がなく、
クラブの構造や人間の構造がほぼ同じであるから
結果として似たような姿勢や位置になるに過ぎません。
型や恰好を真似てみるのは
それをしてみることによって クラブの位置感や
重さ感を実体験してみるだけであって
その型や恰好を作り出すことが目的ではありません。

スイング創りのほぼ7割が 頭の中にある「思い込み」です。
残りの3割の動作の部分は数多く打つことではなく
静かな動作での アドレス〜テークアウェイの取り方
で決まります。
実際に ボールを打つと「元に戻ってしまう」
「うまく行かない」のは動作のミスではなく
「思い込み」の間違いが大半です。
自分の頭の中にある クラブの移動のさせ方 を
体現するのが そのテークアウェイになりますから
そこは静かな動作と頭の中で ちょっとトライしてみて下さい。
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スイングの軌道というのは
体の回転によって行われますから
形式的には 
インサイドイン になります。
スナップショット 1 (2013-02-08 20-14)

定義として イン はボールに遠く
     アウト はボールに近い
遠近に近い関係です。

ただ 実際にスイングをすると
運動速度の上がる インパクト以降の方がクラブが長くなり
アドレス〜トップ間はクラブが起きているので
短くなる格好になるので インサイドアウト
と呼ばれたりするのです。

これを手先のヘッドローテーションで創るのだとすれば
正直、なんでもできる ので
インサイドアウトとか、アウトサイドインとか
論じること自体 全く無駄足を言えるでしょう。
その軌道を創るために クラブを捩じることになるので
軌道「は」出来たとしても ヘッド姿勢がままならず
意味のない迷路にはまり込むわけです。

その軌道論理もあるのですが、
そこに加え パターなどの「真っ直ぐ引く」というのが
影響しているのか
どうも 多くの人は 「イン」にグリップを
(あくまでもグリップですよー)
動かせていない と思います。

実際のインサイドへのグリップの移動は
多くの人が想像しているよりも
多く、早め(速めではないよ)です。
かなりオーバーな位 インに移動した方が
後々色々なことが楽になります。
スナップショット 9 (2013-05-14 8-12)

まあ この時に右ひじの移動というのは大切になります。
フットワークと連動した右ひじの肘鉄感
がグリップをインに移動させるメインエンジンになります。

ボールを打たない素振りでは
右腕だけで L型ブリストルパターをやや短めに握り
練習してみると良いと思います。

テークアウェイで 左腕 左手でクラブを動かそうとすると
なかなかインサイドに動きません。
なぜならば 左手で動かそうとする動きは
ヘッドを振る動きにつながってしまうので
意図していなくとも ヘッドを振る動きは
グリップの移動に制約を掛けるからです。

腕でする という意味ではないのですが
絶対にテークアウェイは右腕、右半身主導でするべき です。
左足のフットワークとしての補助はあっても…です。



と同時に
スイングは 前傾姿勢のある傾いた軌道 です。
ですので 上げる という意図的な行為を挟まなくても
クラブが(動かすのはグリップですよ)
ヘッドが(動かすのはグリップですよ)
動き始めたら、すぐにヘッドは位置を高くなる
ということです。

素振りなどでよく見かけますが
ヘッドの高さが変わらず、同じ高さのまま
横移動することはスイングでは本来存在せず
横移動と等量、上げる行為を一切入れなくても
ヘッドは高くなるのです。

同じ高さのまま
動かしてしまえば
同じ高さのまま移動する瞬間があれば
この時点で「前傾姿勢を放棄する」ことになります。
例えば これがテークアウェイの初期の10センチ でもです。
ここも大事なポイントです。
上げる 降ろす という行為が一切なくても
前傾姿勢(例え浅めの前傾姿勢であったとしても)と
体の回転、向きの変更で動かす限り
クラブは1センチでも移動すれば
それはテークアウェイでも、ダウンスイングでも
その分 高さの変化が起こり、同じ高さのまま
ヘッドが移動することはないのです。

これも、ですが
手先や腕でクラブヘッドの軌道を作っている限り
なんでも出来るので 論ずることは出来ません。

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