◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2016年02月


さあ そろそろ本題に入ります。

基本、飛距離を伸ばす はドライバーショットに該当される
用語であると思います。
思いますが、本当の意味で距離を伸ばす は
アイアンショットの飛距離を伸ばすことです。

それは 
アイアンショットを飛ばせ という意味とは少々異なり
アイアンの場合 狙った距離や方向に対する正確性や
繰り返し度の方が優先されるとは思いますが、
アイアンショットを「飛ばせる」けれど飛ばさない
という選択にすることを意味します。
スナップショット 3 (2015-09-24 17-52)

ボールを飛ばすのには 「正しく」ロフトを立てる
煽り打ちの効果でなく ヘッド姿勢としてロフトを立てる
というのがありますが、
ロフトを立てる とは
 動作としてハンドファーストを作る
 ハンドファーストの姿勢を作る
のとは意味合いが異なります。

ロフトを立てる
 を理解するのには
ボールの打つ方向を正しくする必要があるのです。
(意味不明かな?)
正しい方向に ロフトを立てられるようになると
結果として クラブやクラブヘッド、腕の重さまでもが
体の回転の速度を向上させます。
その重さが 回転力の手伝いになるのです。
というよりも
 もしかすると回転力の主力エンジンかも知れません。
ここでも勘違いしてほしくないのは
確かに 重さとは重力方向、縦方向にかかるものですが
重さを使える とは 縦方向にその重さを主として
使うのではなく。。。
 ➡それではソールでボールを打つことになります
クラブの構造がその縦にかかる重さを
水平方向の回転という運動促進に変換するのです。



少々説明は長くなります。
それはどういうことか というと
まず 手始めに「ゴルフスイングには前傾姿勢がある」ので
上半身にとってのボールの高さは
骨盤とか、太ももの前にある ということを
理解するところから始まります。
クラブを下に振っているゴルファーにとっては
ものすごく意味がつかめない感覚かも知れないのですが
出来るようになってくると
ボールは想像以上に高いところにあります。
少なくとも 素振りの段階では
ヘッドは膝よりも下に下がることはありません。

次に こんなイメージをしてください。
ボールを置かれているマット
これが自分の骨盤の向き
 ベルトのバックルでもいいのですが、
その向きに応じて
自分の周りをターンテーブルのように
移動すると考えてください。
右を向いているときは 右
左を向いているときは 左。

ですが、そのマットは 前傾姿勢通りの高さに
傾いた円の中を移動します。
つまり 右を向いているときは
実際の地面よりも 高い位置にある ということです。

ボールは上半身に対し へその前にあるような
高い位置であること。
そして 回転が伴うスイングの基本面は傾いている ということ。
これがボールを上から打つ、ロフトを立てる
ということの前提条件になってきます。

そこまでのイメージはわかるでしょうか?
lesson 2009_10_30_21_19_49-91フレームショット

トップの位置からの話です。
トップの位置では体は右を向いていますが
その仮想のマットは上半身の正面の
 そこそこ高い位置 太もも〜膝の高さ
にあるイメージです。
トップ位置から
ボールを打つイメージは その右にある高い位置のボール
これを地面に打ち込む
フェース面で地面に押し込む
そういうイメージです。
そこから始めますが
 それと同時に体も向きを変えます。

これ とても不思議な感覚かも知れませんが
スタートを始める トップの位置では
フェース面で ボールを地面に 縦方向に押し込む
そんなイメージで始めているのに
体の回転が同調すると
 結果として
 ボールは目標方向である水平方向に飛び出します。

これが正しく ボールを上から打つ
ロフトを立てるイメージです。

多くのゴルファーにとって
自分の思い描いているものとは
90度 縦横が異なっていると思います。
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こんなお問い合わせを受けることがあります。


スライスに悩んでいますがどうしたらいいのでしょうか?
フックに悩んでいますがどうしたらいいのでしょうか?



まず この双方のご質問に答えさせていただくのに
フェースの返り、ヘッドターン、フェースローテーションは
始めから除外させて頂きます。
スナップショット 1 (2014-03-04 10-51)

フェースの向き(返り)によって
スライス・フックするものを
フェースの返りで解決する限り
スライスはフックか引っ掛けに
フックはスライスかプッシュになるだけで
二股に分かれた蛇口の片方を抑えるだけになります。
そこを誤魔化しで解決したとしても
今度は 狙い通りの方向に行かせるためには
距離を犠牲しなければいけなくなる
永遠のシーソーゲームです。
単に左回転のボールをフック、右回転のボールをスライス
というのであれば まあ仕方がないのですが、
フェースターンそのものは こと「クラブ扱い」に
関しては論外の方法論なので、
それで回転による名称分けはあまり意味がなく
双方 打ち損ね と言っても過言ではありません。

ゴルフのショットは
勿論 どの道、コースでは欲などの精神状態が絡みますし
その精神状態や現実逃避などの心の問題が原因ですが
ミスは出ます。
それはそれで楽しいと思います。
思いますが、距離と方向というのは
実は双方同時に叶っていくもので
念頭から、どちらかを犠牲にすべき と考えるのは
ちょっと面白くないですね。


で 話は本題の戻ります。
正しくゴルフクラブを使える
もしくは使いたい と思っているゴルファーにとって
スライス、または右回転の弾道の原因は
クラブヘッドを振ることによって発生する遠心力
それを相殺して 定点であるボールを打つ為に行う
体をボールから引く、遠ざける、ボールから離れる動きです

この動きが水平方向に多く働いている状態で
出るのが スライス です。
ですので 本当に、本気で、スライスを解決したい
と思っているのなら
ボールから体が離れていくことを治すのではなく、
ボールから体が離れていかなくてはならない原因を
消さなければなりません。


一方 フックボールですが
ゴルフショットは本来、パッティングも含め
左回転は必ず入ります。
ある程度、普通にクラブを使っている限り
ボールは左回転になります。

それが表立って球筋に現れる ということは
分母である縦回転 と 分子である横回転 の関係の
縦回転が必要な数値に達していない
縦回転が少なくなる「なにか」があるということになります。
縦回転を大きく司っているのは ロフト効果 です。
ロフト「効果」というのは インパクト時の
ヘッド姿勢による「ロフト」だけでなく
ヘッドの上下・高さに対するヘッド軌道も含まれます。

単純な発想に置き換えると
入射 上から下へ というヘッド軌道は
姿勢ロフトに 対し 増える効果を与えます。
煽り(仰角度)下から上へ というヘッド軌道は
姿勢ロフトに 対し 減らす効果を与えます。
  ➡これをロフトを立てると勘違いしないように…。
   その勘違いの病魔は深く回復が難しいです。



まあ ほとんどの場合 煽りうち です。
入射角度をしっかりとって 姿勢ロフトを立てすぎ
というケースは 本当に絶滅危惧種。。。
いや 絶滅しているかもしれません。
ゴルフクラブは 上に向かってヘッドが動いていると
その分、その上昇角度分だけ作用としてロフトが減ります。

話は横道にそれますが、
飛距離が出てきている さらに伸ばしたい
という時に はまるミスもこれが原因です。
この煽りうちを使って飛距離の増加の罠は
ゴルフスイングの中では一番深刻なもので
深く陥ってしまうと治す方法がない とまで言われます。
スナップショット 6 (2015-01-18 15-58)

インパクトまで 右腕を伸ばす習慣付けとすると
右サイドが高く維持できる 距離感というか
空間感を身に着けることが出来ます。
じつは 飛ばし ということに関して
この右サイドの高さというのは絶対条件です。
たとえ それをクラブを振ってしまう
ヘッド振ってしまう、腕でクラブを動かしてしまう
であったとしても その空間感を身に着けない限り
よほど 超人的なヘッドスピード(身体能力)でないと
飛ばし屋には絶対なれません。


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で、全く反対に見える スライスとフック
ところがその大元にある原因は大体同じで
漠然と言ってしまえば
 「時間の調整」 です。
別な言い方をすれば クラブヘッドの移動距離と時間
体の回転による移動距離と時間
この双方の時間が合っておらず
インパクトするのに 「時間調整をしているから」 が
原因です。

ここんところが 分かれ目 と言えるのですが、
★ヘッドスピード
 ➡ヘッド移動の原動力
★ボディスピード
この二つの速度が別な感覚である限り
この問題は解決しないでしょう。
クラブヘッドスピードはボディスピードそのものです。
多くの人は ヘッドスピードの方がボディスピードよりも
速くなるもの と考えていますが、
その勘違いは ヘッドの通る道のりが
 圧倒的に、無駄に、不必要に 長い からに過ぎません。
 
錯覚しないでほしいのは
スイングはその場の運動です。
結果として 体の向きを変える
 傍目では「回転運動」と捉えがちですが、
ゴルフという種目には相応しませんが
自分が直線的に 5m移動…5m前進した分
    ヘッドも5m移動…5m前進した
と同じことを 回転によって処理しているだけなのです。
結果として 回転運動になるので
ヘッドの方が軸点(背骨)からの距離な遠い
 円に対しては外周になるので 「数値」としては
ヘッドスピードは高くなりますが、
その源である 体の動作を上回ることはありえない のです。



ヘッドを振るスイングは
体の回転で「直に」クラブヘッドを動かしていませんから
常時、時間調整が必要です。
体で動かすよりも 道のりも圧倒的に長いですからね…。

体の回転でクラブ、クラブヘッドを動かそうと
心がけているゴルファーであっても
コースへ出ると 精神的な作用などによって
ほぼ全員のゴルファーは 準備としての回転不足に陥り
この時点で 必ず何らかの「時間調整」が必要になります。
具体的に言うと
テークアウェイがちゃんと体で起動せず
量としてではなく「質」として 回転不足に陥り
その結果、インパクト時、体はボールから遠ざかったり
上を向いたりすることになるのです。




う〜〜ん この話題も出来る出来ないは別として
会話として成り立っている人には役に立ちますが、
会話として成り立たない人には意味不明で
言葉は悪いですが、フェースローテーションの調整という
付け焼刃で対処するしかないのかも…です。
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ゴルフクラブは自分(もの)自身では一切動かない。
こんな簡単な、当たり前のことを
わかっていないゴルファーが多すぎる。

スナップショット 1 (2015-07-24 1-20)


シャフトがしなって、しなり戻る のを
クラブの働きと思っている人があまりに多いが、
それは 打ち手の「動作」であって
クラブのもともとの働きとは一切関係ないし、
ゴルフクラブも当然「もの」なので
物理的な常識にのっとって 使うように出来ている。

ゴルフクラブ
そのクラブヘッドの移動は
自分が動作として動いた分 動くだけ。

それは理解できるだろうか?

体の向きを変えるという
結果として円運動にあたる動作になるので
一番外にある外周部はその分
多少数値として速くなるように感じるが
基本は自分の動作分
 もしくは重量などの抵抗が入る分
それよりロス、未満と考えて間違いない。


ゴルフクラブは人間が動作して、移動して
グリップが動く分、ヘッドも動く。

それも同じく 抵抗が入る分
それよりもロス、未満の運動、移動になる。

グリップが移動するから、ヘッドも移動する。
それと同じく
クラブヘッドの ヒール部(シャフト接続部)が移動するから
トゥも移動する。

そしてここには グリップ〜ヘッド の関係と同じく
動くものと動かされるものに
重量という抵抗になるものがある分
移動・運動の量はロス、未満になる。

つまり ヒールに対し トゥの方が沢山動く
というゴルフクラブ、クラブヘッドの使い方は
グリップに対して、ヘッドの方が沢山動くと同じく
クラブの使い方として間違っている
ということだ。


ここまでの話でも
理解できている人は読むまでもない話で
理解できていない人にはイメージの付かない
ちんぷんかんぷんの話になっていると思う。
その部分が「スイング」なんだと思うな。


ゴルフクラブはその非対称性の構造から
使い方やその機能は真っ二つに分かれ
正しく使えば どんどん手助けになり
スイングという技巧はほぼ不必要なものなる。  が
誤って使えば どんどん邪魔なものになり
スイングという技巧で打たなければならなくなる。
まあ どちらもゴルフではあるけれど…。

ヘッドの方をたくさん動かすスイングは
本来グリップが動くことによって 
それ未満の移動・運動をする筈のヘッドを
意図的にたくさん動かすという技巧をするため
グリップの移動を制限する。
グリップの移動を制限するということは
体の向きの変更に対し、グリップを置き去りにするか
体の向きの変更そのものをしない
のどちらかしかない。

そのクラブの扱い方をすると
必ず クラブヘッドの重量点がヒールよりもトゥ側にある
重心位置というのが問題として浮かび上がり、
重力方向にかかる重さ というのが
重心位置をそこに留め、結果クラブ(ロフト)をひらかせ
そして それによって体を開かせ 上を向ける
というのを 必然的に 生み出す。

グリップが動くから ヒールが移動し
その結果、それ未満にトゥ部分が移動する
というのが 普通な『ものの道理』…。

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グリップよりもヘッドの方を沢山動かそうとすれば
必ず ヒールに対しトゥ部分は 重量と時間分だけ
遅れる(そこに留まろうとする)
→ 遅れたんじゃないよ 遅らせたんだよ。

今 これからまさに目標方向に対しボールを打撃しよう
という時間に 打撃点に相当するトゥ部分を
意図的に遅らせて、それをインパクト間際という
刹那の時間に何かしようとするのが
スイング理論かねぇ…。

その行く末が
ヘッドの回転? ローテーション? ヘッドの返し?
バカみたいででしょ?

単に 付け焼刃な対処療法を
スイングと定義しているに過ぎない。
アマチュアゴルファーが何も教材なく
ただ打っていて そうなるのであれば
仕方ないことだと思うけれど
これを スイング理論だと定義するその感覚には
疑問を持たざるを得ない。。。 よね。

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お返事ありがとうございます。

 

 クラブのご依頼の件、了解致しました。

始められてまだ日数が経っていないこと などを考慮すると

6番〜7番アイアンあたりがよろしいかと思うのですが、

もし 予算的に許せるのであれば

同時に ウエッヂ(SW)もお作りなられると楽しめるかと思います。

 

 

また この2本から始めることにはいろいろ意味がありまして

実は多くのゴルファーが考えているロフト感 というのは

ちょっと誤解がございまして

コースで真っ直ぐ行く とか ミスが生まれるか とは

また別な観点になるのですが

ロフト角度の立っているものほどショット自体は簡単 です。

なぜならば ボールを捕まえる という行為そのものは

 非常にロフト角度に左右されるからです。

 

また 日本ではマットからのショットがほとんどですので

ロフトがある程度たったクラブ
(=そこそこスピードもありますので)

天然の芝と異なり 
煽りうちでもショットが可能になってしまいます。


ところが ロフトの寝たクラブは
 ボールを「ちゃんと」捕まえる

ということに 遊びが多くないので 
クラブ扱いの判別という意味では

非常にシビアなクラブになります。

 

ですので スイングの判別という意味でもウエッヂは有用ですし

重いヘッドの柔らかいシャフトのウエッヂは

市販のクラブがほぼすべて
「削いでしまった」部分をすべて持っていますので

とても楽しく色々遊べます。


私個人の意見ではありますが

スイングはウエッヂで作るべきだと思います。

逆に その判別とストレス解消にぶっ飛ばすのを6番なり7番なり

の方が良いかもしれません。

 

この2本があれば 河川敷等にあるショートコースで遊ぶことが

可能になりますので いいのではないでしょうか

 

  ご検討下さいませ   野澤

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お手紙ありがとうございます。

 

そうですね、市販のクラブでは基本運動性を重視した形になりますから

体力低下がそのままショットやゴルフの停滞につながってしまいますね。

 

体力に依存せずに、クラブの機能を上手に使うことを優先していった方が

後々楽しいゴルフになるような気がいたします。

 

 

製作は少ない本数、一本からでも可能です。

価格はヘッドの場合は表面処理などの加工の度合

シャフトは柔らかいものほど高額になります

 

 

少数の本数を基本セットで造り、後々買い足していく場合に

若干の注意が必要でして

例えば 市販のヘッド軽さ シャフトの硬さ   0

弊社の最大値のヘッド重さ シャフト柔らかさ  10

とした場合

 ヘッドの軽め シャフトの硬め(弊社比) 24 のものですと

慣れるのにも時間がかからず 短時間に結果も出て参ります。

ただ その設定であると 結果が出るが故に

もっと重く もっと柔らかく という気持ちがすぐに出て参ります。

 

一方、初期段階から 68 の設定にすると

かなり大きく今までとは異なりますので

始めのうち 悶絶してしまうかもしれません。

ただ長い目で見ると クラブから色々学べる点は

ヘッドの重さ、シャフトの柔らかさと比例しているかと思います。

 

少ない本数で買い足していくパターンですと

やはり やや硬め やや軽めからスタートする場合が多いのですが、

増やしていく過程の中で 時間が過ぎ、慣れが生まれてくるので

途中 設定をより重め、より軟らかめに

変更したくなる場合が多々生まれて参ります。

 

 

短期間での結果を重視するのか

それとも クラブによって誘われるスイングを重視するのか

自分のスイングは考えず結果だけを求められるのか

ゴルフクラブを上手に使うことを学ぶを優先するのか

そこら辺の少々漠然としたところが

 クラブ製作、セッティングのポイントになるかと思います。

 

お悩みになられてしまうかと思いますが

お電話等で遠慮なくご相談くださいませ

 🏣238-0024  神奈川県横須賀市大矢部3-14-10

  046-804-1480  ハミングバードスポルテ  野澤

 

 

 

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そのヘッドスピードに関して
なのだけれど、実はここに大きな秘密がある。
スナップショット 1 (2015-11-10 12-07)

確かに 身体能力を武器に
目に見えてヘッドスピード向上による飛距離アップ
を狙うのは、オジサンゴルファーには適切でないだろう。

ところが、ゴルフクラブの使い方によって
ほぼ身体能力に関係なく
(勿論 日々の生活のためや健康のために
身体能力向上を目指すのは大切なことだけど)
そこに頼らず ヘッドスピードを上げること
そう お望みの3〜4msアップは決して不可能ではない。

多くのアマチュアゴルファーは
決定的な勘違い ➡ヘッドスピード向上=遠心力の増加
これによって 飛ばそうとしているが
その作り出す遠心力は 
実はヘッドスピードを上げ(られ)ない
原因になっている。
また、それだけに限らず
実はその遠心力を作ろうとすることが
スライスの大きな要因だったり、不安定なショットを
生み出していると気づいていない。

遠心力は その速度とその重さによる掛け算だが
その数値がそのまま スイングの邪魔 と考えてもいい

速度だけでなく クラブの重さ、特にヘッドの重さ
が スイングの邪魔な要素 になってしまっている。

それを!

逆に クラブの重さが、ヘッドの重さがそのまま
スイングの手助けのような使い方が出来るようになれば
邪魔にして使っていたのから比べると
ダブルカウントで スイングが楽になる。

どうするか というと
クラブはその構造、形状から
本来、運動中のその重さを
ヘッドからグリップ方向にかかるように使ってあげると
その重さは回転力の手助け・・・
もしかすると回転力のメインエンジンに出来るほど
絶大な働きをもっている。

打ち手が知恵を出してあげれば
シンプルにかかる 重さ ➡重力方向への縦の働き
を 水平方向の横の力に変えてあげられる構造を
ゴルフクラブはしている。
ある意味 遠心力を作り出すのとは反対の発想である。
スナップショット 7 (2015-10-15 19-55)

イメージして貰いたい
打撃し始める準備の位置では
個々のゴルファーに差異があったとしても
ヘッドの重さは シャフト(クラブ)を通し
グリップを重力方向に押す形をとっている。
スイングは 前傾姿勢と体の向きの変更によって
成り立っているから、この時点では
進行方向にあたる 左サイドの方が低くなっている。
ここから クラブヘッドの遠心力を増大させるとなると
ヘッドの運動していく外の方向に
グリップは引っ張られていくことになってしまう。
それは ボールを飛ばしたい方向とは
全く逆の あらぬ方向と言える方向だ。
クラブヘッドを振り回さず
クラブ単体を大きく動かさず
体の回転自体で、
自分が動くから 結果としてクラブも動く
を遵守すれば、自然とシャフトよりもクラブヘッドの
重心位置の方がボール側に出ていくシャットな形が
つくられていく。

それによって ヘッドの重さはさらに
グリップを進行方向に押し、
ヘッドの重さはグリップを重力方向に下げようとする。

イメージできるだろうか。。。
 
また 後ほどこのイメージの話はします^^
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ゴルファーの永遠のテーマである「飛ばし」
ついて少々考えてみましょう。

今回は ドライバーショットだけでなく
アイアンショットの方にやや重きをおいて
飛ばしを考察してみたいと思う。


まず 飛ばしにおいてのヘッドスピードの話 から…。
スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)

確かに ヘッドスピード以外の条件が
ある程度固定されていて
…クラブの扱い方が同じか、似ている状況の中では
ヘッドスピードの数値が高いほど飛距離が出やすい。

しかし、まず 自分の身体能力において
ヘッドスピードを上げることが出来るのか
というと オジサンゴルファーにとっては
かなり疑問符の付く挑戦になる。

ドライバーショットであれば
ヘッド重量が同じ、インパクトロフトが近似値
という条件において、ヘッドスピードが 3ms 上がると
10ヤード強飛距離は増える。

これを身体能力で上げる というのは
かなり無理があるので除外しよう。

次に ヘッドスピードを上げたい という目標に対し
そもそも スピードによってヘッドの遠心力を増やしたい
というイメージを持っているのであれば
例え 体力的にヘッドスピードを上げられる としても
それは 無駄と矛盾の始まり になるだけ。

ヘッドスピードを上げることによって
生まれる遠心力は その上がる速度に対し
積倍のような形で増えるだけでなく
ゴルフのクラブの 非対称な構造から
その不可抗力はとても複雑に
 その場その場で かなりいろいろな方向にかかるようになる。
そもそも 遠心力とは
回転系の運動に対して、軸になる「何か」に対し
外へ 外へとはらもうとする力 であるから。
スナップショット 2 (2014-12-11 18-09)

ショットそのものは ボールをある目標方向に対し
遠くへ飛ばしたい という意図があるのだが
その「ある目標方向」に対し
まったく異なる方向にしか 遠心力は働かない。
ヘッドスピードとは ある方向へと進む速度
であるから、遠心力はそれを阻害するもの
ヘッドスピードに対し 遠心力はブレーキにはなっても
 加速の手伝いにはならない

という認識が ゴルファーにはあまりに欠けている と思う。

例えば 建築中の高層ビルの足場で
足の踏む場所しか 鉄筋がないような状況で
遠心力をたくさん作ろうとして素振りしたらどうなるだろう。
当然 振った方向に体は引っ張られるから
本能的に バランスをとるため
その逆の方向に自然に体は引くことになる。
スイング中の遠心力はアバウトではあるが
 アドレス時の自分からボール方向に対し
かかるから、その足場の上での素振りでは
そこから落ちないように その反対に体を引く
ことをしなければならない。

 まあ これがアマチュアのスライスの出る大きな要因
ではあるのだけれど
遠心力は使わないわけではないが、
 それは打撃の主のエネルギーではないし
使い方を誤ると 正しく、強く、安定してショットする
阻害要因でしかない という認識をまず持つべきだ。

飛ばし に関して スピードを上げる ということ自体は
決して間違いではないが、
それはシンプルに 動作速度
スイングで言うところの 
回転〜向きの変更を素早く行うこと であって、
打撃の破壊力を増やすための遠心力を増やす
という発想は その動作速度アップの妨げにしかならない
という認識をもたなければならない。
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長いものの先に重さのある ハンマー投げ
のイメージを持っている人もいるかとは思うが
ゴルフのクラブの使い方とは
根本的に異なるのが
ハンマー投げは ゴルフで言うところの
クラブそのものを遠くに投げるスポーツで
ゴルフは そのゴルフクラブでボールを打ち
狙った方向に遠くに飛ばすゲームである ということ
なんだけどね…。
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この10年位で ゴルフ用品界の進もうとしている道が
加速度的に怪しくなってきています。
怪しくなった大きな要因のひとつには
「マークダウン」と言って
新商品が発売される 2か月前になると
大手メーカーはクラブを商品価格を半額にします。
始めは在庫処理が目的だったのかも…です。
ところが、それが悪循環の始まりで
商品全体の総販売数の おおかた7割近く が
マークダウンされてから になってしまいましたから
コスト計算もやり直しです。
さらに 新商品を出さないと 旧商品の販売数が伸びない
という奇妙な状況に陥ってしまいました。
マークダウン後の商品ですから数は売れても販売総額は落ち、
にもかかわらず新商品は出し続けなければ行けないわけですから
台所は苦しくなる一方です。
ゴルフクラブのイメージとしての「価格」も
この10年でかなりデフレしたように思えます。
スナップショット 1 (2016-01-17 16-25)

かつてのゴルフクラブは
ユーザーがそれを正しく使えるか、どうかは別にして
より易しく、より楽に ボールが打てるように作り
そして 
無言でゴルファーを誘導していました。

私個人では 反発係数あたりから
間違った方向にユーザーを誘導しているような気がします。
反発係数は以前説明しましたが、
インピーダンス理論と言って
ヘッドとボールの固有振動に基づく理論です。
双方の固有振動数に離れがあればあるほど
つぶれやすいボールが つぶれることとそれを復元することに
打撃のエネルギーを取られ、ボールの速度が食われてしまいます。
ですので、双方の固有振動数、歪み具合を出来るだけ近いもの
にしてあげることによって ボール初速をロスしない考えが
反発係数 という概念の始まりです。
…たぶん 昭和50年代始まりの発想ですね。
ですので、反発係数が数値として高い ということは
確かにボールの速度は上がりますが、イメージとしては
 「より反発しない」 ことになるのです。
素材としては
 パーシモンドライバーが反発係数の数値としては断トツです。
0.93を超えるものすら存在します。
どうですか? 言葉遊びになってしまいますが、
パーシモン素材のドライバーとメタル素材のドライバー
どちらが 「反発」しているように思えますか?
・・・・メタル素材でしょ?
でも現実は「反発係数の数値」としては
圧倒的にパーシモン素材なんです。
古い話になりますが、メタルが出始めたころ
ボールが吹き上がって…でしたよね。
それは 同じロフトや性能ではメタル素材のヘッドの方が
ボールが必要以上につぶれてしまい、その復元のために
ボールの速度よりボールの回転ばかりが増えてしまうからです。

反発係数という言葉
英語で言うと SLE
 スプリング ライク エフェクト …バネのような効果
…この言葉はもう完全に いかさま です。 呆れてしまいます。
バネ のような 効果・・・
のような と 効果 はほぼ被った意味で
本来のその性質をちゃんと物語ってはいません。
反発係数の数値は
その数値が高いほど、確かにボール初速は高くなりますが、
より ヘッドとボールが似たようにつぶれる
一方的にボールだけがつぶれる のではない
というところが 本来の概念です。

言葉として使いますが、反発係数の概念が導入された時
それと同時に、ボールを弾かないような打ち方が
主流になって行くべきだと思いました。

ちゃんとしたその性質、その機能を説明していれば
ゴルファーのイメージとして
 ボールを弾かないで打った方がその効果は活かせる
という認識になったはずです。

ところが それとはまったく反対の
 反発させること、弾くことをイメージとして
定着させてしまったのは
正直、ゴルフ用品界の最大の失敗だと思います。
今の販売低迷やゴルフ人気の失墜の大きな原因のひとつ
だとさえ思います。


また 傍論になりますが、
パーシモンドライバーは その"反発係数の数値"の高さ故
スピンが掛かり難くなっています。
ボールが上がりにくい のです。
よって より上から打ってあげないと
ボールの浮力が生まれなくなっています。
一方 メタルドライバーは その反発係数の数値の低さ故
スピンが掛かり易くなっていますが
そのメタル素材の特性上、ヘッドを大きくし易く
重心を深く取ることが出来ます。
ヘッドの重心は深くなれば成る程
インパクト時にヘッドが前に出やすく、
インパクトロフトが増えやすいので上げやすい
という性能と同時に、それによって入射角度を緩く
もしくは煽りうちになりやすいという性質ももっています。
そう考えると 
現代の誰もかれもが
ショットを煽り打ち するこの傾向は
クラブによってもたらされている
 ということも
わかる訳です。

・・・・・・・・プロの煽りうちはひどいなぁ…美しくないよー。


現代のゴルフクラブは 当たり前ではありますが、
(ゴルフクラブに限ったことではないのでしょう)
道具 ➡ 商品としての色を強くもち
より易しく、より楽に ユーザーが使える よりも
より数が売れる より安いコストで
ということを念頭にして、作られるようになりました。

昨今 流行りのネックのいじれるタイプのドライバーなど
ユーザーにとって 一利もメリットはありません。
ネックの動かせる 取り外し可能なタイプのクラブは
単に メーカーが提供する無償の試し打ちクラブの数を
激減させられたことだけがメリットです。
スナップショット 1 (2014-08-28 16-06)

一昨年あたりから多く見られる
 重心が動かせるタイプのドライバーに関しては
10g程度の重量が トゥ〜ヒール
フェース側〜バンス側 に移動
端と端を比べてみても、
重心の位置は1ミリ動くか動かないか程度ですので
工業製品の製品誤差の範囲の中 です。
逆に ユーザーによって重心の位置が
大きく動かせるのであれば、ではその機種の開発概念は
なんだったのか ということにもなります。

デザイン上の問題もあるにはありますが、
より金属厚が薄くなってきているので
それの補強としてバルジ効果の一つでもあるのです。

まあ どちらも機能ではなく、単なる飾りです。

ゴルフ用品会の背景をみると それも 然るべし
というところですね。
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コースでのショット
特にティーショットは心理的な要因が多く働き
回転不足になりやすい。。。
自分の番を早く終わらせたい とか
目標方向の飛ばしたいから
 なんとなく 自分が動かずクラブだけ動かしたい とか
飛ばしたいから急いであげたい とか・・・。
595bd670_Ben20Hogan20Backswing

ここでちゃんと認識しておくべき なところは
肩や腕だけが 右を向いているような
上半身の上だけを捻ったような
テークアウェイでは いくら捻ったところで
回転不足を補うことは出来ない。

なぜならば 回転不足とは
本来 スイングは 骨盤の向きが
正面➡右向き➡正面➡左向き
という大まかな順序があって
それによって 体の横の向き(水平)ばかりでなく
体の上向き 下向きを付いてくるからだ。

まだ アドレス時の概ね 体の前にあるボールを打つのに
どちらかを向いていれば 両方の腕の長さの
つり合いも取れなくなってしまう。

回転不足は
体の向き だけでなく
それに伴う両腕の長さ
左右の体の上向き・下向き加減
そして 時間不足 まで生まれてしまうのだから
うまく打つ方が難しいだろう。
これで 毎度毎度 うまく打てるのは
限りなく曲打ち、曲芸に近い。

しっかり 骨盤が右を向くことによって
それを戻す時間も稼げるし
基本 上から打つ という
進行方向が低い時間を作ることが出来る。
124

肩だけを回したスイングでは
進行方向が低くなる時間が存在しないので
切り返した途端から 左向き 上向きのスイング
になってしまう。
 追加になるけど、そこで腕でクラブを下に振れば
その左向き・上向きはさらに助長されることになる。


コースで骨盤を右にしっかり向けるのは
心理的な要因から しっかりと練習が必要。
 慣れが必要
そのためには 顔 視界も
クラブを共に右を向いていく習慣をつけた方が
絶対にやさしいと思う。
スナップショット 2 (2015-04-06 2-08)

視界の中を腕やクラブが 左から右に横切っていくのではなく
視界の中の腕・クラブの位置関係は変わらず
視界ごと 右を向いていく習慣づけ することをおすゝめする。

それによって テークアウェイのテンポも
打ち急ぎにならずにすむだろうし
悪いことは何もないんだけどね^−^

右ひじとここのポイントを変えるだけで
スイングは大きく変わると思う。
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テークアウェイ 俗世間で言われるテークバック
この際に 右ひじを下に向ける
肘を閉じるアクションほど
実は100害あって一利のない動き…なのですが、
完全に定着してしまっているようですね。
595bd670_Ben20Hogan20Backswing

これのどこに良さがあるのか
なぜ こうなったのか
本当に良い点は何一つないのになぜに
こうなったのか 全く見当もつきません。
正直、人間の自然な動きという観点においても
ものすごく不自然な「痛い」動きに見えるのですが。。。

日本ではジャンボ尾崎
アメリカではジャックニクラウス
女子ではアニカソレンスタム
歴代ナンバーワンの選手は
 いずれも右ひじを外に開いたスイングをしています。

クラブをうまく使う
ヘッドの重さを上手に使う
シャフトの機能を上手に使う

という点においては この肘のクランチ
外に開く動きは 始めの一歩 というほど
大切なポイントです。


これが出来ないと その次のステップに入れません。

スナップショット 1 (2015-07-03 15-51)この肘の関係を作ってしまうと
本来スイングの存在する筈の
前傾姿勢は消されてしまいます。
前傾姿勢と右向き時の組み合わせは 何度も書きますが
右を向いた時に右サイドの部位の方が左サイドよりも
高いという スイングにとっては重要な相対関係を作ります。
ところが この肘使いをしてしまうと
肘や腕だけに留まらず、肩ラインやへそから上の上半身の
相対関係が それとは反対の上下関係を作ってしまい
この時点で複雑に上半身が捩じられる形を作ってしまいます。
スイングの始まりの時点で
上半身の上側と下側を 左右の上下関係・相対関係を
ばらばらにしてしまったのでは
そこから先 体の動作でクラブを動かすことは
当然出来なくなってしまいます。

この写真を見ての通り
これは 石川遼選手ですが、
テークバックを 体ではなく
腕だけ 特に左腕だけで取っているのがわかるかと思いますが、
クラブがこの位置にくるのに
「 か ら だ 」 と呼ばれるであろう部位の
動作はほとんどありません。

手だけで振るのが 今の主体のスイングです。

テークアウェイ時に 右ひじを下に向けるスイングは
要するに 手だけでクラブを振るスイングで
へそから下の体と呼ばれる部分は
それをするための動かさない土台になるわけで
人間を ゴムの人形 として動かそうとしているのです。

世界ナンバーワン選手であろうが、
ドライバーショットが400ヤード飛ぼうが、
こんな動き方をしている選手の真似ごとを
申し訳ないですけれど
人間の体の構造は ゴム人形のようにはなっていませんから
私は遠慮したいですし、
少なくとも 大人のゴルファーにはこんな苦行
薦めることは出来ません。

スイング改造の ファーストステップは
テークアウェイで 右ひじを外に張る
右を向いた時に出来る 左右の体の位置関係と
同じ高さ関係を肘にも作る(やや右ひじの方が高め)
なのです。
これが出来ないと先には進めません。
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軽いヘッド 硬いシャフト のゴルフクラブ と
重いヘッド 柔らかいシャフト のゴルフクラブで
打ち比べると 最大の違いは
 ボールに届くか届かないか に感じます。
スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)

まあ ここがゴルフというか、ゴルフクラブの面白い
ところではあるのですが、
一見すると 重いヘッド/柔らかいシャフトのクラブの方が
シャフトが『垂れる』ような気がして
それによて 地面にあるボールに届きやすい
と認識しますが、
動くシャフトは しなっている時間が長い…です。
しなっている ということはクラブが短くなっている
ということですから、じつはそれには当たりません。

どうクラブを使うか によっても違いはありますが
本来の 
クラブの働きは
 すべてグリップに働きかけるもの
 です。

重いヘッド/柔らかいシャフトのクラブの方が
グリップの位置を押し下げ
進行方向にグリップを押す働きが強くなりますから
そういった訳で ボールに届きやすくなるわけです。

いっぽう 軽いヘッド/硬いシャフトのクラブは
その作用が少ない…ほとんどないですから
自分自身がボールに「届かせない」と行けません。
ですので 自然に右サイドが下がってくる 低くなる
スイングを覚えることになってしまいます。

そのままのスイングで 重いヘッド/柔らかいシャフトの
クラブを使うと 右サイドは下がっている
グリップは下げられる の W効果になりますから
始めはダフりの連続かも知れませんが
右サイドを下げる体の姿勢は
本来 人間にとって不自然な苦しい姿勢ですから
自然に消えていきます。
スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)

逆に 重いヘッド/柔らかいシャフトのクラブを
使い慣れている人にとっては、その逆のクラブは
始めはトップ・チョロ連発なのですが
段々と届かせるような体の姿勢になって行きます。
行きますが、一度右サイドの高いスイングを覚えているので
その不自然な姿勢に「身の危険」を感じるのです。


軽いヘッド/硬いシャフトを使ってボールを打つ人にとっては
右サイドが下がり切るまでに ふたが閉じてしまうまでに
インパクトをすり抜けてしまわなければなりませんから
必然的に ダウンはクイックな早い速い動作にせざるをえません。
若い人には可能…かもしれませんが
おじさんには苦しいスイングになりそうですね。
4289f9fa-s

右サイドが下がる=左サイドがあがる
左サイドがあがる=体が開いている
ですので、その手のクラブを使う限り
基本 スライス系等のボールがベースになります。
ダフル に加え、体が開く というのも
同時進行で付いてきますから
急いで 急いで ヘッドをターンさせ
ひっかけを打たなければならないのです。
自分の「使える球筋」が 本来であればミスショットの
ひっかけ
 なのですから 何とも悲しい顛末です。

それに伴って
其の姿勢 右サイドが下がる姿勢が定着しますから
クラブヘッドに奥行きのある フェアウェイウッドが
苦手になります。
同時に 急いで打つ習慣が身につくので
アプローチショットも苦手になりがちです。

どんなクラブを使うか によって
そのクラブを使ってボールを打たなければいけない訳
ですから、身につくものはかなり違いが生まれる
ということでもあります。

クラブを製造販売する立場の私が言うのもなんですが。。。
軽いヘッド/硬いシャフトのクラブは
中古市場やネットオークションなどの大半を占めています。
要するに 使えないクラブの墓場 です。
よって 廉価な価格で取引されるわけですが
それがもたらすスイング、身につく体の姿勢
そして それによって痛める体
ゴルフを断念してしまうこと も付いてまわりますから
実は 高くつく ことになるのです。
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多くのゴルファーが「非常に大きな勘違い」
「非常に危険な勘違い」をしているのが、体の回転 と言う言葉。

練習場やコースで耳にする 「体が硬いんだよね〜」って…。
誤解を生み易いゴルフ用語に「捻転」ってのがありますが、
そのニュアンスは消しゴムを捻るような、
ぞうきんを絞るような、そんな感じがあります。
しかし、体の構造は多少の遊びは有ったとしても
通常 雑巾のように体を絞ることも出来ませんし、
それが捩じる戻るのにパワーが発するとも思えません。
(もし、そうだとしても痛める可能性と引き換えには出来ない)
FMA9921_front_120x120

背骨にはひねる機能が原則論、ない訳ですから
「体、硬いんだよね〜」って言うのは正常な話で
背骨を捩じって、ふにゃふにゃってのは
生きている限り、かなり無理があると思います。

裸でスイングすることも、それを見る機会も
あまりない訳ですから、衣服としてズボンは
回っていなくとも、ズボンの中での骨盤は回っています。
上半身の向きを無理なく変えるのには、
フットワークでの骨盤の運動が不可欠です。

よく下半身は45度、上半身は90度なんて
言葉も耳にする訳ですが、
それも両膝や太もものラインが45度に対して、
上半身(この場合はへそのライン)が90度 と
考えるべきです。
腰は45度、両肩は90度というのは
肩の動きが加わるにしても、背骨を積極的に
捻る動きになりますから、お勧めしません。

現代のスイング論(流行りのスイング論)では 
既に無視された存在になっていますが
肩辺りと腰あたりの背骨の捩じり
上半身〜胴体のひねり というのは
人間の背骨に「臼」のような機能、関節が存在しないため
どうしても水平な回転差にならず
複雑に胴体が捩じられた姿勢が伴ってしまいます。
昔に比べると インパクト時の左サイドの伸びあがりが
プロアマ問わず 激しくなっているのは
その一例に過ぎません。
これでは 結果として軸になる筈であった背骨が
軸として機能しなくなってしまいます。
背骨が軸として機能しないスイングは
当然 向きの変更もどき と 体重移動は
近接した隣り合った行為ではなくなってしまうので
体重を移動しないスイング論が横行してしまいます。

パッティングなどの練習の多いプロにとっては
腰痛は職業病なのかもしれませんが、
首を痛める(特に左サイドの)ゴルファーが
この数年で急増しているのは
看過できない部分だと思います


スイングを考える時
それに特化することは悪いことではありませんが
もう少し科学的なことや身体的なこと
その「当たり前」的な部分を無視するべきではありません。


そう言った意味でも 利き肘の外に張るクランチの動き や
顔を右に向ける動きと言うのは
フットワークで体(骨盤)の向きを変えるのには
非常に良い エッセンスになると思います。
スナップショット 1 (2013-06-13 15-44)

特に グリップやヘッドを常時、体の幅の中に
収めておきたい と考える限り
腕のローリング(回転)を抑えるためにも
肘のクランチの動きは憶えたいものです。
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前傾姿勢は知識としては覚えておく必要は
あると思うのですが、いざ スイングの動作が
始まったら
「忘れてしまいがち」なもの…。
それでよいと思います。
IMGA0201

ゴルフのクラブやスイングの構造は
正しく動いていれば 自然に前傾姿勢が保てる
ように出来ています。

ゴルフクラブであれば
ヘッドの重さを 
グリップ➡ヘッド方向の遠心力に使わず
その重さを ヘッド➡グリップ とクラブを体の動きに
追随させるよう グリップを動かすことに使っていれば
その形状が 自然な前傾姿勢、前傾姿勢の移譲を生み出します。

そうですね
素振り、クラブを持たないシャドースイングで
ちょっと意識しておく こと位でしょうか…。
ns153

やはり ここも「肘」がキーポイントです。
アドレスの状態から
右ひじを アドレスに対して後方
練習場で言えば、後ろの打席の人の方に
肘鉄をくらわすように 引きます(曲げていきます)
ココでのポイントは
肘だけを動かして、グリップはそこに残すような…。

それと連動して
足を使って右のお尻を同じ方向に動かします。
 ➡ライトポケットバック と言います。
ここで意識として お尻 であって腰ではありません。
腰を動かそうとすると自然なうちに
背中の中の筋肉を使いますから
そうではなく、やはり「お尻」 この場合は右のお尻
を動かすことが重要です。
少々 極端には後ろの椅子の腰かけるような感じかも
知れませんね
鼓笛隊 モデルケース-125フレームショット


この足 お尻と肘の連動感は
スイングの中でとてもとても重要です。
無意識のうちに 肘を動かすと足が
足を動かすと肘が動くようになると
スイングはとても簡単になって行きます。
特に アマチュアが苦労する
中途半端な、よく言うハーフスイングの時に
その連動感は 動きの統一感を持たせるようになります。
133

多くのゴルファーは
このテークアウェイの時点で
肩、肩甲骨部分ばかりを回して
胴体を捻ってしまっています。
骨盤を回さず 肩ばかりを回してしまい
秀二(あそこ)が正面を向いたままの
テークアウェイでは 完全なる捻転不足・回転不足です。
ここからダウンスイングを始めてしまうと
動きだしたら途端に
体は左向き〜左サイドの上がる上向きのスイング
遠ざかりながらのスイングになる訳ですから
飛ばない原因でも、スライスが出る原因でもあります。


106

この動きの目的の一つは
右の軸足 右を向いているときの軸足に
しっかりと前傾姿勢を作ることなんです。
まず ここに前傾姿勢がないと
ダウンスイング以降、インパクトの前傾姿勢も
どこかに吹っ飛んでしまいます。
いざ ボールを打つときは意識しなくていいですが
素振り、クラブを持たないシャドースイングでは
右ひじ、右のお尻 そして 右の股関節の前傾姿勢
というのを意識してみてください。
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ゴルフのスイングに限らず、スポーツ・運動には
人間としての美しさや運動美というのがあります。

それはスポーツだけに限らず
人間のうごきの「サマ」には自然な美しさがある筈です。
p6060344

姿勢の美しくない私が言うのもなんですが
ただ人が立っているさまであっても
姿勢の綺麗な、人間の自然な動きには
魅力を感じるものだと思います。

そして同時に その姿勢の理由 というのも
とても大切で それもまた魅力の一つになる筈です。


ゴルフのスイングには
「前傾姿勢」というものが存在して
いました
ハミングバードで説明するものにはまだ生き残っていますが…。
sample 2009_09_19_23_40_47-246フレームショット

前傾姿勢というのは
打ち手の軸足の大腿骨と骨盤の前へ倒れる角度差
アドレスで言うと 股関節の曲がり のことですが、
これには 理由が「ありました」。

それは この前傾姿勢を利用して
(前傾姿勢と体の回転・向きの変更を組み合わせると)
ゴルフのスイングをすると
地面に置かれているボールでも
前傾姿勢のないものに比べると
ずっと体に負担なく打つことが出来ますし、
クラブの長さに応じて前傾姿勢の角度を変えれば
基本、同じ動作、同じスイングでも打つことが出来る

という 実はかなり画期的な「機能」なのです。
lesson 2009_10_30_21_19_49-763フレームショット

前傾姿勢をすれば
自分にとって へそはオーバーであっても
太もも位の高さのものを打つ感覚で
地面にあるボールを打つことが出来ます。
前傾姿勢をなくし、自分の動作によって
それをしてしまうと、安定した体の回転面を
形成することがし辛くなりますし、
同時にクラブに応じて その振り方をアレンジしなくては
ならなくなってしまいます。
コースには 複雑な全方向に対する傾斜 も
存在する訳ですから
その双方のアレンジを「打ち手」がするとなると
より一層難解なものになって行きます。
lesson 2009_10_30_21_19_49-91フレームショット

体の回転は
その前傾姿勢分の背骨の傾き
に対して行われるものであって
これを「スイングプレーン」と呼ぶのかどうかは
正直わかりませんが、
それがなにがしかの基準になることは確かです。

昨今のスイング論では
アマチュアだけに限らず、プロのスイングを見ても
その「スイングプレーン」と呼ばれるものは
存在しても、それが背骨との関係、
背骨(その傾き)が何かの基準になっている訳ではないようです。

それはどういうことか というと
背骨というのは 胴体を支えている体の軸になりますが
胴体が普段通りの姿勢 になっているから
その軸としての背骨が利用できるわけで
胴体が捻られている時
例えば コブラツイストをかけられているような状態では
その背骨は 運動の軸に成り得ません。
ssng

テークアウェイの時点で
本来は スイングには前傾姿勢があるので
右を向いている最中は
右サイドのすべての部位が 左サイドのすべての部位 よりも
高くなっているのが ナチュラルな姿勢 な筈なのですが
多くのスイング論では 右ひじを下に向け
両肘の高さ関係は
左ひじの方が右ひじよりも高い位置関係を
作るように指導します。
肘や腕以外の部分(部位)は
すべて 右側の方が高く、左側の方が低い状態で
肘と腕だけを逆の関係を作ったら
体は捻られませんか?

前傾姿勢をキープして 単に右を向く
という行為は お尻も含めたフットワークです。
少々譲歩したとしても お尻に近い背中あたりが
使われるだけで、体の側帯
左右の脇腹のどちらかが縮んだり、伸びたり
するような運動ではない筈です。

ところが 昨今のスイング論では
テークバック時 必ず左の側帯が伸び/右の側帯が縮む
ような 動作になってしまいます。
これでは 胴体が捻られてしまうので
軸としての背骨が利用できません。

それもこれもおおもとの原因は
「肘使い」 にあるのです。

右を向いた時の その胸の傾き通りの
高さ・位置関係を腕も「肘」も維持していないと
その時点で 次の行為で前傾姿勢を失う行為になってしまいます。

故に アマチュアのスイングも含め
プロのスイングも 人間としての動作美が存在せず
スイングがただの無理やりの苦行になってしまい
美しさを一切感じなくなっています。

私がプロの中継やスイングをあまり見たくないのは
あまりに人間のしても不自然な姿勢が多すぎるのと
ものの道理を無視した「サマ」に醜さを感じてしまうからです。
どの部分をとっても なにひとつアマチュアには
参考になりませんし、
プロだから亜流な…、苦行なスイングでも
ボールを飛ばし、コンペティションに出るのはすごいな
とは思いますが、あまりに見ているのが苦痛なため
自然に見るのを避けてしまうからです。
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この言葉ねー
ものすごく誤解を生みますねー。

ちなみにですけれど
ゴルフショットで一番重要なのはそりゃ打撃することですけど、
その打撃の意図は
『意図した距離を打つ』 ことです。
ek

真っ直ぐ行かせること って思う人が多いと思うのですが、
それは真っ直ぐ行くことは大切ですけれど、
方向っていうのはスイングで決まるんじゃあありません。

え?

方向をスイングで決めるの?

そんな訳ないでしょう。

方向ってのは 基本アドレスの立ち で決まっていて
ショットは それ通りに出るように努める に過ぎません。
結果うまく行かないのは別として
スイングが始まってから 方向に携わるような行為をするなら
逆に アドレスの立ち はなんだったんですか?

意味が分からない人もいるかと思いますが、
スイングが始まってから ボールの飛ぶ方向を決めるのではなく
アドレスの立ち通りにボールが飛ぶように
練習したものを単に発揮するにすぎません。
ドライバーショットであれば
 時速にすると120キロ以上の速度でヘッドは移動する訳で
 インパクトだけ取って言うと
 ボールとヘッドの接触する時間は たった
 1/3000秒に過ぎません
   0.0003秒 
ですよ。 
 誤差 かなって言うほど短い時間です。


それはアプローチやパターも同じです。

結果は兎も角
ボールの飛び出す方向は アドレスの立ち に任せ
一番重要な「意図した距離を打つ」ように努めるべき です。
それも 実はバックからクラブを取り出した時
決定している訳で、同じようなロフトで打てるように
しておくに過ぎません。

何を言いたいのか というと
スイングが始まってから真っ直ぐ行かせることばかりに
気が行ってしまうと、自分の視覚的にヘッドを真っ直ぐ
動かすことばかりに気を取られ
インパクトのロフト変化が激しくなる打撃方法を
多くのアマチュアゴルファーは採用しています。

撃った結果は別にして
始めから どの辺りのロフト角度でショット出来るか
打ってみないとわからない打ち方では
何度やっても 距離感をつかむことは出来ません。
パッティングもそうですが
ある程度 自分のいつも打つロフトが決まっているから
その速度や力加減が決められるわけで
毎回ロフト角度が大きく動いてしまう打ち方では
その「距離感」を身に着けることは大変難しくなります。

今うまく「その距離」を打てたとしても
その距離を打った「距離感」は次には役立たないからです。

d11be403真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ打つ
という意味では
重要なのは 打ち手の目線から見た
ボールの真上からの様子 ではなく
地面に平行〜 という意味ではなく
u=3040139078,2324990219&gp=0ボールに対し 横からの
上下に対する直線の方が
ショットにとっては
ずっと ずっと大切です。
多くのゴルファーは 自分の目線から見た真っ直ぐ
そればかりに拘り
ショットに対し大切な「距離」を司る
ヘッド上下やヘッド姿勢に対しては
いつも とてもいい加減な使い方をしています。

スイングは体の回転が主になって行われる動作ですので
結果、円〜曲線運動になります。
とは言っても 体の回転は自分自身で行う
ターンテーブル のようなものですから
自分自身で動かす ゴルフクラブは直線的なものでは
正しいのは正しいですが
スイングによっての方向は スタンスで決まりますから
動作が始まったら 意識すべきことは
毎回出来るだけ 同じロフト作用が働くことと
スタンス通り もしくはそれに対し一定な発弾
になるようにすることで
打つたびにロフトを変えたり、方向を変えるような
打撃方法は 一生続けても答えは生まれません。
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より大きな地図で ハミングバードスポルテ を表示 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ◆電話 046-804-1480  ◆ファックス 046-804-2442 ◆メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

お店の外観です

IMG_0064


上にも下にも駐車場があります
IMG_0063IMG_0066

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ゴルフクラブ、クラブヘッドには
重心位置 というのが存在します。

これは ヘッド重量の中心点・軸点ということで
それは それにつながるシャフトの延長線上ではなく
ずれたところに位置しています。
IMG_NEW
この「ずれた」というのは
実はスイングにとっては とても大切で
ずれているから スイングがよりしやすくなる
というか、スイングの形そのものが形成されるのです。

ですが、現代 主流になっているスイング論は
その「ずれた」位置にある重心位置を邪魔者
として扱うスイングです。
が 故に軽いヘッドになり、
それを感じにくい、イエそれを感じられないシャフトの硬さ
にするのだと思います。
確認はしてませんが、日本のそこそこ有名なプロが
ごく最近 重心位置のずれていない
重心距離ゼロのクラブを発売したそうですが、
ああ この人はスイングも
ゴルフクラブもわかっていないんだなぁ と
非常に残念に思いました。
tuarsu6

ま それは兎も角
この重心位置のずれをどう使うかが
スイングとも言えます。

自分のクラブの扱いの中で
シャフトに対し 重心位置をどこに位置させているか
によって 次の動作が決まっていくものです。

知っての通り スイングは自分の思い描いている動作
だけでは済みません。
その自分の動かしている(正確には移動させている)
そのクラブの位置やクラブ、クラブヘッドの姿勢が
作り出す不可抗力
その半々の関係、もしかすると不可抗力の方が
結果的にはスイングに作用する要素としては
多いかも知れないくらいです。

思い描いているスイング自体が間違っている可能性も
否めないのは否めないのですが
まずは その重心位置がどのように次の位置へ誘うか
ちゃんと感じておく必要があります。

よく言う 自分の行きたい(移動〜動作したい)方向 と
クラブの行きたい方向が 出来るだけ同じ〜近似値
であることが理想的です。
自分の行きたい方向とクラブの行きたい方向に
「ずれ」がある時、クラブは必要以上に重くなりますから
「力み」が発生します。
これが力みの原因です。
力んでいるスイングというのを解決するのは
力まないこと、ではなく
力むようなクラブ位置や姿勢を作らないことにあるので
それを修正しない限り、力むな!と言っても
何も解決しません。
力まなければ打つことが出来ないから(必然) です。

まあ 根本的に
その重心位置だけでなく
ヘッドの重量を グリップからヘッドへの 外への
遠心力として使っている限り
どのような位置や姿勢であっても
「力み」は発生します。
遠心力とは外への膨らむ「チカラ」ですので
それは動作や移動の負荷にこそなれ
推進力の阻害要素ですので、力まざるを得ません。
クラブは重くなるわけですね。

失礼な言い方かも知れないのですが
遠心力が打撃のエネルギーの源 だと考えている限り
長い棒の先に重さの集中した「ゴルフクラブ」という
構造物を上手に使える筈もありませんし、
まして そのヘッドの重量の中心点がずれている
重心位置という存在を有効利用できる筈もありません。
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進化版の悶絶クラブを打ってみて
(一応 パターだけでなく色々あるのですが…)
特に パターを打ってみて
開発し 作ってみた自分自身、本人が一番驚きました。

市販のクラブは当然そうなのですが、
ヘッドが軽くて シャフトが硬いクラブ(パター)であると
弾いてしか打つことが出来ないんですね。
スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)

よくプロの中継で
「ラインを出す」なんて用語が出てきたりしますが、
本当の意味も分からず 使っているってのは
なんか とても滑稽な気がします。
ヘッドが軽くて シャフトの硬いクラブであれば
弾いて打つので どこにもラインを出す なんて
行為は存在せず、逆にラインを出して打ったら
びっくりするほど 飛ばない・・・

これは パターが一番わかりやすいですね。

たかだか 数メートル ボールを転がす
移動させるだけなのに
あんなにも 大きくテークバックを取って
あんなにも 大きなストロークにしなければならない
というのが その代表例だと思います。

進化版の L型ブリストルパターであれば
そうですね イメージとすると
パターにボールが内蔵されていて
インパクトで パターからボールが離脱する
ような そんな感じで、
パターヘッドの移動速度通りにボールが転がります。

ほんの数メートルのパッティングであれば
テークアウェイを取らなくても
十分打ててしまうほどで
パターヘッドの動かす「ライン」がそのまま
ボールの転がる「ライン」になる感じです。
(まっすぐ引いて って意味ではないですよー)
これって 人間の感性通りな感じがして
正直 このパターあれば(思いっきり手前みそですが)
 難しいパッティングストロークの方法なんて
何も意味をなさないような気がします。
011

これはショットでも同じです。
軽いヘッド、硬いシャフトのクラブでは
ボールが飛ばないので 結局弾いて打つことにせざるを得ない
がゆえに 曲がったり、真っ直ぐ打てなかったり して
しまうのです。

進化版 悶絶クラブは
非常に簡単にボールが浮きます。
というよりも 今までのものと比べ
何段も伸びが違うので 結果高さが取れる
といった感じです。
全く別質な球筋です。

こういう弾道って 今まで無かったんじゃあないでしょうか。。。

スイングって そのまんま
クラブの扱い方 そのもので
それはやはりクラブからしか教われないんですねー。
本当に実感します。

あと テストの結果
面白いことが浮かび上がってきていますが
進化版のL型ブリストルパターを何度か打つと
普通のショットにも とても良い影響が出る のです。
不思議ですねー。
ご自分のではなく、お店にある テスト品を
色々な方に試し打ちして頂きましたが
そのあとの ショットが格段によくなる というか
球質が変わってきますね。

ここまで来ると、もう別なスポーツの用品 って位
違いがありますけれど、
これで みんながゴルフするようになれば
確実にゴルフ人口は減らない方向に推移すると思います。
だって すぐに覚えられますもん。
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クラブからの側面 というか クラブ使いの本道
っていうか そちらからスウィングを考えることが
大切なのは確かです。
 ま しかし 悶絶している方々が少しでも
ゴルフショットで快楽が味わえるように
ちょっと ヒントを・・・。

何度か書いたけれど
始めて弊社のクラブを手にして
刷毛塗とか、そんなのを意識しなくとも
普通に悶絶せず、クラブを使えて
すご〜〜いヘッド重量の恩恵に授かれなくとも
打ててしまう人と、悶絶してしまう人の
一番大きな差は 肘の使い方にある。

スナップショット 2 (2011-11-12 0-25)

この形のような肘使い であれば
両肘と胸との関係を見て貰えば、分かる通り
左肘は胸から離れ、右肘はアドレスから動いていない

こうで あれば ゴルフクラブは横に寝かされた
状態になってしまっているから、ロフトは開き
重心位置と言う存在のお蔭で、シャフトは捩じられてしまう

ここから ダウンスウィングをすれば
クラブを使う状態の中では、最大の重さ
運動への負荷になってしまうだろう。

自分がこれから動きたい、動かしたい方向(ベクトル)
と 立体的に真反対の負荷が掛かってしまうから
オートマチックに「力まなければならなく」なるし
重さの負荷によって 右側は下がり 左側は上がる

クラブの重さ、ヘッドの重さ、クラブの構造
ヘッドの構造は すべて「負荷」にしかならず
ボールを打つコトを邪魔しても、手伝ってはくれない。
ボールを打つ破壊力には当然なり得ない。

ボールを打っていくのに
 ◆近づきながら 遠ざかり
 ◆上げながら 下げる
 ◆回転させる 回転を制御する
という 真逆なことを同時進行で進めていかなければ
上手に打つコトは出来なくなる。

クラブを体の右側から 左側に横断というか
巻き付ける動きをするのだから
全ての動作の中に、色々な角度の、色々な大きさの
円運動が同時多発的に発生するコトになるだろう。


この肘使い、クラブ使いをする方は
どうしても 体を動かす=腕を止める
体を止める=腕を動かす という 
2アクション
2モーションでしか ボールを打つコトが出来ず
必然的に、一番体の中で筋力のある胴回り
脚力やお尻、腹筋、背筋などが打つコトそのものに
利用する事が出来なくなってしまう。

スナップショット 5 (2011-11-12 0-27)

他方 両肘が同じ運動量を持っていると
クラブは捩じられず ロフトは変化していない。
利き肘が腕立て伏せの外へ張った状態になっている。
弊社では クランチ と呼んでいる。
今のこの状態で クラブの重さは
腕を降ろすことにかかっている訳だし
それは 元の姿勢に戻ることを促している。

これであれば 横のクラブの移動は
体の大きな部分での作業になる訳だし
クラブの構造を含めた重さは 打つコトに使える
というか 打つコトを推進していくのだから
これも 必然で力む可能性もぐんと低くなり
ロフトも寝にくくなるし、重さも破壊力として
使えるのだから 明らかに距離も稼ぎやすい。

そこの部分、基礎の基礎 だが 今一度
自分のそれを振り返って貰いたい。

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 お手紙ありがとうございます。

 そうですね……。 巷に流布しているスイング論は




基本 硬いシャフト、軽いヘッドを使うことを前提に

クラブに頼らない『打ち手の体力重視論』です。





ゴルフクラブは他のボールを扱うスポーツ用具とは
少々形状が異なり
独特な形をしております。 
それは長い年月をかけて
よりショットが易しくなるように、体力に依存しないように

するための先人たちの知恵の集積な筈なのですが、

どうも 先祖返り傾向が強いように思います。






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20代から40代のゴルファーの多くが

→うまく打てない

→先輩から叱られる

 と ここまではいいのですが、

→ゴルフショット・ゴルフスイングは「痛い」「ケガをする」という理由で

断念される、辞めてしまう方が少なくありません。

(ご想像よりもかなりの人数…です)

まあ うまく行かず、怒られ、ウエアなども含めお金も掛かるうえ

肘や首、背中や腰などを痛めてしまったのでは 

ゴルフを続ける理由が見つからないでしょう。

ゴルフは自分には合ってない と思われて然るべし です。





仰る通り 背骨には捻るための関節は存在しません。

それを捻る行為はスポーツの中では ストレッチ

ケガをしないための準備運動に該当します。

そのストレッチそのもので打撃しなければならないのは

なんだか 腑に落ちませんよね。

背骨を捻ったり、腕をローリングさせたりするのは

個人的には格闘技の関節技?と思ってしまいます。

道具を使うのに ここまで体を酷使するのはなぜ? と思われることでしょう。

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レッスンプロも含め(全員ではありませんが) 自称ゴルフ上級者が

ゴルフクラブの機能や働きを口にするとき、

当たり前な物理の法則を全く無視し

打ち手の技術(技術と呼ぶよりも奇術に近いような気がしますが…)を

さも クラブの機能 みたいに説明するのが

妙に物悲しく感じます。





今の体力重視・運動性能重視の理論では限界が来ているのかもしれません。

個人的には 現代のスイング論は 奇跡というか、偶然の可能性を

上げるため練習し、一度出来るようになっても

それを維持するために 練習量と頻度は不可欠です。

それでなくとも 体を不自然に使うスイング論ですので

練習量と頻度は 我々オジサンゴルファーにとっては

その量と頻度分だけ体を「必然的に」痛める道への苦行とも言えます。




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 さて 、ゴルフクラブのお話しですが

ご来店されずとも作ることは可能です。

弊社のお客様の7割は他県(神奈川県以外)ですので

一度も来店されずにクラブを製作依頼される方は2〜3割いらっしゃいます。

 とは言え ヘッドの重たいもの、シャフトの柔らかいもの

にも度合いがございまして、

ものすご〜〜〜くとなると想像外生物ではないかと思います。

重く柔らかいものの方が スイングの先生としては鬼教官度合いが強く

褒めてもくれますが、ダメ出しもそれはそれでかなりのものです。



お勧めとしては 年齢も考え、スイングを覚えたい、クラブ扱いを覚えたい

というところに重きを置かれていますので、かなり「突っ込んだ」セッティングの方が楽しい!  かとも思います ヾ(@⌒ー⌒@)ノ



どのあたりのセッティングにされるか どうかは

 メールやお電話(046-804-1480 野澤宛)で

ご相談させていただくことになると思います。



 重たいヘッド、柔らかいシャフトのクラブを

正しい使い方でボールを打つと この手のクラブ以外では出ない独特の球筋

手前味噌ですが 現代の!ではなく、昔のプロの打っていた重たい球が打てます。

同時に 体を痛めることはほぼ皆無です。

市販のクラブや巷のスイング論で体を痛められて弊社に来られるお客様も少なくありませんが、

どこも痛めることなく みなさんゴルフを楽しんでいらっしゃいます。



もう一つ 自慢みたいになってしまいますが、

時間もお金もかけて スイングを習っても

スイングが見た目にも大きく変わることは多くないと思います。

好きか、嫌いかは別として

弊社のお客様は 弊社のクラブとほんの少しのヒント(ブログや動画等の)

で かなり大胆にスイングが変わります。

そして その度合いが進むほど スイングはクラブからしか教わることはできない

というのを実感されることになるようです。

   (・・・私の役割はどこに行ってしまうのでしょう^^)



ご予算に応じて、セットを選ぶというよりも

ご予算に応じて スタートセットの「本数」をお選びになることをお勧めします。

  →1本からでも製作可能です故



是非ご検討くださいませ    ハミングバード 野澤



 並びにご連絡ください^^

 お待ちしております。



 🏣238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10

  046-804-1480  株)ハミングバードスポルテ



  動画はこちら→ https://www.youtube.com/user/HummingBirdSports?feature=mhee

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ブレイクラインをグリップで割る
この約束事(?)とシャットフェース
フェースを地面に向ける(ちとオーバーですが…)
これを守ることによって
実はスイングの色々なことを知ることが出来ます。

まずは それをやってみることによって
スイングは➡ クラブ、クラブヘッドの重さによって
グリップを動かすもの ということを
体感出来るようになります。
つまり ゴルフクラブ、シャフトの役割は
クラブヘッドの重さによってグリップを動かす
一般に言われる グリップを支点にヘッドを動かす
というものの逆を体感出来るようになります。
これによって ヘッドの形状
シャフトの延長線上にヘッドの重心位置がない
ずれたところにある ヘッドの重さの作用が
スイングの動作にとって大変重要なもの というのを
理解できるようになります。
スナップショット 2 (2013-11-13 6-41)
スナップショット 4 (2013-11-13 6-42)






スイングとは
打ち手がグリップを移動させるから
 結果としてヘッドが動き、ボールを打つ
というこのことを
あまりに多くの人が理解していません。

シャフトによって クラブヘッドが勝手に動いたり
グリップの移動そのものや
グリップの移動速度、移動量、を
ヘッドの移動、移動速度や移動量が
上回ることは物理的には不可能なのです。
それと忘れられがちなのは
同時に グリップの移動する方向にしか
ヘッドは移動しないのです。

勘違いしているのは
グリップを始点にクラブが動く
というのは ゴルフクラブの働きや機能ではなく
単なる打ち手の動作に過ぎません。
つまり、ゴルフクラブでなくてもよい 動作 に
相当するのです。
これでは「ゴルフ」スイングにはなりません。


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ブレイクラインをグリップが割り
フェースが地面を向いている というのを実行すると
クラブやクラブヘッド、腕の重さも含まれるでしょうが
その重さによって 左サイドが低い時間が長く保てます。
そのことが 無意識であっても
左へのシフトを促すことになりますし、
同時に 左股関節への前傾姿勢の移譲 を促します。

一般的に言われる テクニックとしての
『体重移動』『前傾姿勢の維持』
正直 無理だと思います。
ダウンスイングという刹那の時間で
ボールを当てる、目標に飛ばす、遠くに飛ばす
というような より優先順位の高いものが
あるうえでそれを意識することは出来ませんし、
「必然的に」左サイドが上がってしまう
クラブの扱いをしている限り
「必然的に」左サイドは上がります。
上がらなければ打てない打ち方だからです。

ですので 一般的なゴルフ理論、ゴルフスイングでは
前傾姿勢を保つ や 左にシフトする
というのは ボールを当てない、目標に飛ばさない
遠くに飛ばさない という条件でない限り
達成できない、完全に相反する動きに該当するのです。

ダウンスイングは刹那な時間ですから
放っておいても 自然に補助的な部分は
クラブによって「やらされてしまう」という方が
簡単です。

いつも思うのですが
プロがこうやっているから とか
みんながやっているから とか
そういう理屈でスイングを考えるゴルファーが
少なくないようですが、
スイングを覚えていくのは自分自身です。
誰かのためのスイングでもありませんし、
オジサンが今の運動性能や練習量で
出来ることは限られていると思います。
今どきのスイングでは ほどほどになるには
練習量と頻度は必須ですし、それに並行して
かなり 自分の体のメインテナンスにお金も時間も
必要になります。
少し知恵を絞って、今までと違い違和感を感じること
それさえ乗り越えてしまえば
ゴルフクラブがスイングを教えてくれるのです。
ゴルフクラブはその目的で「あの形状」
「あの重量配分」なのですから…。
その ゴルフクラブからの指導され方 を一度
体験というか、身に着けてしまえば
自転車に乗れたのと同じように
もう二度と自転車に乗れなくなることはないのですから。
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ブレイクライン というお話をしました。
これはアドレス時の自分とボールを結ぶライン
もしも ここにガラスを置いたとしたら
それを割るのはグリップである ということ。
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たぶん 一般的には、もしくは現在流行っているスイング論では
このブレイクラインをグリップで割ろうとすると
フェースが ガバっと開いてシャンクになるのでは
ないかと思います。

そこのところをよく考えてほしいのです。

体の傾き分と右を向いた時の左右の体の状態で
左サイドの方が低い分
テークアウェイではシャット気味にクラブは移動します。

まず ここで開く理由が見つからない…。

ゴルフクラブのヘッドは例外なく
シャフトよりも右側に重さがあります。
重心の深さというやつですね。

テークアウェイはテークアウェイのためのものではありません。
そこから先の ダウンであったり、インパクトのための
前準備です。

切り返しをしてから
必要以上に重心位置がシャフトよりも右に
位置していると、クラブはより重く感じるようになります。
ブレーキの作用になってしまいます。
img20070608_1

そして 重心が右にあると
ダウンの、次の動作では右サイドが下がりやすく
体が突っ込みやすくなってしまいます。

ですので トップオブザスイングまで
シャット気味か、それに準じたクラブ姿勢
ヘッド姿勢になる筈です。

ここから打つわけですが
切り返しからインパクトまで
時間にすると かなり長く見積もっても
    0.2秒
 0.1秒位のゴルファーも少なくない筈です。

トップオブザスイングでクラブを開いていないのに
ここから開くのは 意味がわかりません。
フェースでボールを打つ 筈なのに
こんな刹那な時間に わざわざフェースでない
別な場所をボールに向けていく意味が見えません。

前傾姿勢でつくられる 左サイドの低さを利用すれば
自然にシャットが出来てくる筈で
そうすれば グリップはヘッドやクラブの重さの通り
進行方向の左に押され 自然にブレイクラインを割ります。
スナップショット 2 (2012-11-01 20-24)

イメージではあるのですが
単純な上下のグリップとヘッドの位置関係で
グリップの方が低ければ
 ヘッドやクラブの その重さはグリップにかかり
 グリップを移動させる作用が働きます。
その逆に ヘッドの方が低くなると
 グリップにはそこに留められる重さが働きますから
インパクトまで
そう ブレイクラインをグリップが割るまで
グリップの方が低く、ヘッドの方が高くないと
所定のインパクトにたどり着けません。

ヘッドの重さで ヘッドを動かしてしまう限り
グリップの移動が妨げられるので
右体重で、上を向いてのインパクト
  は避けられなくなってしまうのです。

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店主の依頼を受け、コースで進化版ブリストルパター
テスト飛行をして参りました。
004

まず、練習グリーンで 一般的なパターと進化版双方を
それぞれの距離感とタッチを確かめてみたのですが、
一番驚いたのは
ブリストルは『思った通りの方向に打てる』ということです。

進化版を打って初めて感じたのですが、
一般パターは弾いて打ってしまうので
ボールの転がる方向とパターストロークの方向が
一致しないのです。
003

進化版の方は店主の
言う通り
笑ってしまうほど 思ったところに転がります。

その違いはあまりに大きく
ちょっとびっくり。

友人から市販の高名なパター
(巷では人気だそうです)
を借りて比較してみましたが、
市販の軽〜〜〜いヘッドの硬〜〜〜いシャフトのそれだと
まず 思ってる通りに飛びません。
『パターは飛べばいい』というものではないかも
なのですが、ボールの転がりが悪く
転がりの初速は速いのに届かない、、、
目標手前でいきなりブレーキがかかってしまう具合に
なってしまい、ボールの転がるスピードで
距離感の把握がとてもし辛いのです。

届かせようとすると
無意識に弾くような感じになってしまい
今度は思ったところに向かってくれません。
これは入らないよね、、、

進化版のL型ブリストルは飛びます。
もとい、良く転がります。
002

良く転がるのですが、
ボールの速度はとても遅く
ゆっくり転がりますが、減速もゆっくりで
ゆっくり遠くまで転がる感じです。
とってもナチュラルな感じです。

パターヘッドを動かしたのと
ほぼ同じ速度で転がり始めるので
練習を始めて、すぐに距離感には慣れました。
ボールの速度感に慣れてしまえば
思った距離を打つのが非常にやさしいです。

小さなストロークで済むので安定感もいいです。

旧タイプのL型ブリストルはもう4年も使っていますから
感じはすぐにつかめましたが、
なにより その方向の作りやすさの違い
『ボールはこんなにも思った通りのところに出せるんだ』
ということに本当に驚きました。

言いたくはありませんが、
このインチキさ加減と比較すると
市販のどのパターもイップス製造機とか、
パタくそ(パター下手くそ)製造機と呼べるんじゃないかと
思いますね。

これは、、、まずい代物です。
いずれ、ルール違反になるか心配するほどです。
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Q:ドライバーの反発係数は飛びに影響するか
A:影響はあるにはありますが、
  まず 反発係数は 反発 が物理要素ではなく
  実はその反対です。
  インピーダンス理論 と言いますが
  衝突する二つのものの ゴルフの場合、ボールとヘッド
  振動数(歪みの率)が近ければ近いほど
  力がボールの変形に逃げず 
  ボールの速度になりやすい性質です。
  ですから 一般的に信じられている
  ヘッドの反発、弾きとは少々異なります。
  
  それともう一つですが
  基本 250ヤード とすると
  ルール上限の 0.83 と 0.86 では
  ほんの数ヤード の誤差程度でしかありません。
  反発係数によって 10ヤードもの差が
  出たりすることはないんです。

  まあ あまり知られていませんが
  ドライバー史上 一番反発係数が高いのは
  パーシモンで その反発係数の数値は
  ゆうに 0.90を超えたりするんです。
  いったい このルールの意味はなんなんでしょうね…。


u=1496909236,281788952&gp=0

Q:ドライバーにフェースの金属素材➡チタン
 だと飛ぶのか

A:答えは半分正解、半分誤解。
  一般的に認識されている
  チタンの方が強く弾く(反発力がある)から飛ぶ
  というのは大間違い。
  基本 ボールと金属質には歪み率の差が200倍前後
  あるので、それが少し前後しても
  ボールの飛びに影響はありません。
  チタンだと飛ぶ
  というのはもう少し間接的で
  ➡チタンだと大きくできる
  ➡クラブを長くできる
  ➡ロフトを立てられる
   もしくはスピン抑制効果を強くできる
  というものです。

  そして 軽量で強度を保てる金属素材のため
  ヘッドの設計の自由度が高くできる点もあります。

12_b


Q:シャフト(クラブ)の長さは
  飛びに直結するか?

A:基本 長さと飛びは直結しません。
  前述のとおり、クラブを長くすると
  小さなロフトを使える可能性が増えます。
  それが飛距離につながるのであって
  ロフトやボールの上がる性能そのままで
  クラブの長さを増やしたとしても
  ボールの高さやスピンが増える率の方が高く、
  飛距離が増える可能性は高くありません。
  
  クラブを長くするということは
  一般的に ヘッド重量を長くする分 軽くする
  ということなので
  長さが増える分、数値上 ヘッドスピードが上がっても
  ボールを打撃する「破壊力」は同じです。
  正直 長くなって扱い辛くなる分を差し引くと
  長尺ドライバーにほとんどメリットはないと思います。
   特に風のある日にはいいことはないでしょね。  

  まあ 飛ばすために長尺を
  と考えるゴルファーの多くは
  スピードが増して、遠心力が増えるから
  と考える人が多いでしょうから
  より一層効果は出にくいでしょうねー^^

sample 2009_09_15_19_49_13-17フレームショット


Q:サンドウエッヂの溝はスピンを増やすのか
A:答えはNOです。
  ウエッヂに限らず、クラブの溝の役割は
  スピンを増やすことではなく
  スピンを減らさないため のものです。
  インパクト時にフェースとボールとの間に
  異物が入らないようにするのが目的で、
  主に水に対して有効です。
  車で言うところの
  「ハイドロプレーン現象」を防ぐタイヤの溝と
  ほぼ同じ役割です。

  うーん ルールでなぜそこまで細かくするのか
  物理的にはよくわからないんですが…
  利害関係の匂いがするのは勘ぐり過ぎでしょうかねぇ
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またまた おさらいのようなテーマであるけれど
ここを根本的の誤解しているゴルファーは少なくないようです。
そして その誤解がゴルフスイングのとても多くの
問題や悩みを引き起こしているのです。
スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)スナップショット 3 (2013-11-13 6-42)







上から打つ は 上からつぶす 
ボールをつぶす と同意語に該当します。
それと同時に
ヘッドの質量を
ボールの打撃に直接的に使う という意味でもあります。

で。。。
その 上から打つ ということを実行するのは
スイングの行為 や 技術でなく

実は 体の姿勢を指すのです


知っての通り スイングには
なんらかというか、とても重要な意味を持つ
前傾姿勢 というのが存在します。
この前傾姿勢は 体の向きの変更に伴い
右を向いているときは
 体の左サイドの方が右サイドよりも低い位置関係
左を向いているときは
 体の左サイドの方が右サイドよりも高い位置関係
というのを作り出します。

蛇足ではありますが、
これを条件として満たすには
フットワークを使って
骨盤から上の胴体をひとかたまり として動かす必要があり、
上半身を捩じって使ってしまうような動きでは
前傾姿勢と左右の体の高さ関係は一定せず
その手のスイングでは多くの場合(プロも含め)
インパクト時には前傾姿勢を失ってしまいます。

上から打つ というのは
その姿勢で
体が右を向いている期間
つまり 左サイド 
➡ボールの飛球線方向
➡運動の進行方向〜ダウンスイングからインパクト方向
 が
低くなっている
  (進行方向が低くなっている時に)
その状態でインパクトにアプローチ
インパクトに入ってくる ということで、
つまり それは体の回転、体の向きの変更の動作
を示す言葉なのです。

ところが、多くのゴルファーは
上から打つ というのを腕を使って
クラブ、もしくはクラブヘッドを下に振る
という 腕の動作(役割)だと誤解しています。
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➡でも腕を使って実際にクラブ・ヘッドを下に振る と
その下に振った分だけ
必ず 例外なく 体は上を向きます。
(左サイドが高くなる・進行方向が高くなる)
自分では下に振っているつもりでも
その土台がどんどん上り坂になっていくのと同じです。
それは タイミングやスピードの問題ではなく
腕を使っている限り
 結果、上に煽り打つ・体を開くか
から 絶対に逃れることは出来ないのです。
左サイドが上がる ということは右サイドが下がる
ということですから、スイング用語では
ツッコミが伴う ということになります。
右サイドが下がれば インパクトまでに右腕は伸ばせませんから
アドレス時に構えた姿勢よりも開いたロフトで
インパクトすることになります。

スナップショット 3 (2013-11-30 14-41)

面白いもので どれが鶏で どれが卵かわかりませんが
前傾姿勢が維持できていれば
かなり高いところにあるボールを打てるのに
前傾姿勢を失えば、ヘッドを下に振らなければなりません。
また、クラブを下に振れば、絶対に前傾姿勢を失うのです。

これまた 同時に
クラブヘッドを振ることになるので
本来要らない筈の遠心力(不可抗力)がかかりますから、
重くなり、体重は左に移せません。

その場所が外〜下に引っ張られるので
それでも定点のボールを打つ為
それとは反対の方向に体を引っ張ろうとするので
これまた 必要以上に体が開きます。

と色々書きましたが
クラブを上から打つ という行為を
腕の作業だと誤解しているだけで
スイングのほとんどの問題が発生するのです。

一言で言います。
ボールを上から打つのは
腕の作業ではなく、
  足の作業なのです。

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一般のアマチュアの9割以上が使っている
硬いシャフト、要は撓らないシャフトを使うには
ふたつの条件をクリアしなければなりません。

1.シャフトをわざとしならせた時、インパクトのタイミングまでに
それを 元の姿勢まで戻してこれるのか
2.その過程の中で、どの位 ボールの内側シャフトを通すのか
   ***そして その量を機種ごとに変えねばなりません。

一般のオジサンゴルファーでも
時速に換算すると、130キロを超えるような
ヘッドスピードで ドライバーを打ちます。

大✪体を回転させる
中✪クラブ(シャフト)を振る
小✪ヘッドを回転させる


これがそれぞれ 遠心力を発生させる円運動なのですが
それぞれが 違う円弧 違う方向に動いています。
勿論、それはそれぞれ干渉し合います。
その上で、重心距離 と言う数値
3センチから4センチ ボールセンターの内側を
通すのですが、それが1センチずれれば 
ヒールヒットにも トゥヒットにもなります。
忘れてはいけないのは 上下もあるのです。
スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)

で この難易度は一本のクラブです。

これが 硬さの異なる、重心距離の異なるウッドとアイアン
有った場合、その総合難易度は二乗倍的に増えて行きます。

ドライバーはイマドキ 大型が中心です。
少なくとも 35mm位の重心距離は有りますし
40mmを超えるモノも少なくありません。
また、ドライバーはさすがにメーカーも分かっているのか
市販品には狂ったような硬さのシャフトは余り存在しません。

フェアウェイウッドは使い勝手
好まれ方からして、ドライバーよりもかなり小振りですし
シャフトもドライバーに比べると硬めの方が多いです。

このテーマに関しては、市販のユーティリティクラブは
難物です。アイアンやフェアウェイウッドに比べると
重心距離は長め、シャフトはアイアン相当の硬さ
どう整合させていいのか 難しい代物です。

アイアンは 軽量スチールシャフトのお蔭で
この10年で一気に小振りなモノが主流になりました。
重心距離で言うと 1センチ以上短くなったんじゃ
ないでしょうか??

003

ちゃんと撓るシャフトのゴルフクラブを正しく使えば
スイングするのに 重心距離は意識する必要がありません。

単に重量として捉えればいいんです。
ただ 重心距離 ⇒シャフトの延長線上に重量がない
というのを 方向。。。動きの方向性として
利用と言うか、誘導されれればいいんです。

ところが 市販の動かないシャフトをゴルフクラブを
使っている限り、この重心距離のセット構成は
ゴルフを複雑に、難しくします。

シャフトの長い、アイアンに比べると遥かに柔らかい
ドライバーには 重心距離の長いものが付いています。
重心距離が長いということは 同じ重さでも
より重く感じる というコトです。
そして、シャフトを撓らせて使う人にとっては
柔らかさは 更に重さを感じさせます。

アイアンは ドライバーに比べると遥かに硬い。
アイアンには 重心距離の短いものが付いています。
重心距離が短いというコトは 同じ重さでも
より軽く感じる というコトです。
そして、シャフトが硬いので その軽さ感は助長されます。
また 軽量スチールは構造上、強度上 重いヘッドが
装着できませんから、グラファイトのそれと比べると
15g以上軽いヘッドが装着されています。
ヘッドが小振りになったうえに、ヘッドまでも軽量化
されているのです。

長くて重い、ヘッドが重く感じる ドライバー
短くて軽い ヘッドが軽く感じる アイアン


振る、扱う というだけでも うまく行く理由が少ないのに
ここに ミートとなると。。。。 もう無理。

この二つの構成を多くのアマチュアゴルファーは
一つのバックの中で、セットとして使っていますが
殆どの方が極端にボールの位置が違います。

ボールの位置が20センチも違う ということは
タイミングも異なってくるというコトです。
往復で 40センチ以上、
しかも 長い方のドライバーの方が その移動距離は
多い訳ですから・・・

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その上に 重心距離の違いによる
シャフトの通すラインとボールの関係・・・

仮に同じシャフトの硬さ(しならないという同条件で)としても
重心距離が違えば、相互に上手にミートすることは
易しくありません。

シャフトの硬さが異なれば、テークバックの取り方
切り返しの感じも異なりますし、力み感も違うでしょう。
シャフトの撓らせ方も同じにはなりません。
そして、ボールの位置も違う…。

まあ 難しいことにトライするのも
確かに面白くないとは言い切れませんが、
嫌味な言い方になっちゃいますけど
その条件の上で、全ショット上手く打とう っていうのは
ちょっと無理があると思います。
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多くのゴルファー、お客様のゴルフクラブを見てきました。
クラブ持参でご来店されれば、基礎的な計測をします。
IMG_0106

市販のクラブの代表的な例がこんなところです。
     長さ   振動数(cpm) 
1W   45   233
3W   43   
258
 ←ドライバーとは違う機種
5W   42   
255
UT#4 40   278
5I    38   292
 ←アイアンは基本的にセット

6I    37.5 318
7I    37   312
8I    36.5 315
9I    36   316
PW   35.5 328
SW   35.5 322


 ←見た目は3番と同機種

 振動数とはシャフトの硬さを表すものです。
違うシャフトで同じ数値の場合、どちらが硬いかは
シャフトの特徴によって異なりますが、
数字が大きければ硬いと判断して間違いありません。

さて、上のセットですが、
もし ドライバーがそこそこ気に入っているのなら
フェアウェイウッドは ちょっと ??? な状態。
シャフトの硬さに「離れ」があります。
ドライバーに比べ、フェアウェイウッドが「硬い」というコトです。

このセットでラウンドすると
後半、疲れてきたあたりで フェアウェイウッドの(特に3番)
手痛いミスが発生しやすくなります。

逆にファウェイウッドの方が気に入っている場合
ドライバーにはスライスの注意が必要になります。

また フェアウェイウッドは同機種、同フレックス…
表示上、同じ硬さであるのにもかかわらず
実際は 短い方の5番ウッドの方が柔らかく
ワンフレックス違うものが混載されている状態です。
もし 3番の方が好きなら、5番はダフリ、スライスのミス
5番の方が好きなら、3番はトップ、チョロ
 そして 双方の平均飛距離は殆ど変らない と思います。

セット全体としては
ウッド系に比べると、アイアンが硬い です。
多分、これではアイアンが飛びません。
5番ウッドと5番アイアンとの間にかなりの距離差が
生まれるので、ユーティリティは必要になりますね。
で、多くのゴルファーはドライバーの数値には気を使っても
フェアウェイウッドにはあまり関心を抱かないので
この構成だと フェアウェイウッドそのものを
あまり好きにはなれないと思います。
ですから、7番ウッドでは無く ユーティリテイな訳です。
538067_156953224461417_86771680_n


さて アイアンですが、
お決まりの 数値の逆転がありますね。
本来、同じヘッド、同じシャフトですから
ある規則性を持って 短くなるにつれ
数値が大きくならないといけないのですが
これでは「本当の意味でのセット」にはなっていません。

     長さ   振動数(cpm) 
1W   45   233
3W   43   258
 ←ドライバーとは違う機種
5W   42   
255 ←見た目は3番と同機種

UT#4 40   278
5I    38   292
 ←アイアンは基本的にセット

6I    37.5 318
7I    37   312
8I    36.5 315
9I    36   316
PW   35.5 
328
SW   35.5 322


これもウッドの構成と同じく 数値がバラバラ。
この場合の多くが 5番アイアンは結構「好き」な場合が多く
6番は良い印象が無いので、あまり使いません。
硬いんですよね
そうなると ミスも多いうえに、距離も出ませんから
6番〜7番〜8番アイアンに あまり距離の差が生まれません。
番手間の距離が打ち分けられないので
「ああ ワタシはアイアン苦手なんだ」という印象も
植えつけられるので、金額にかかわらず
高く付いてしまっています。
それでも5番アイアンは 打ちやすい ので多用します。
柔らかいからですね^^

また ピッチングウエッヂが硬いので、
アプローチはサンドウエッヂを多用することになります。
本来、グリーン周りなどは
出来るだけ、使えるのなら
ロフトの少ない(ロフトの立った)クラブ
例えば パターとかで転がした方が
距離感が身に付き易く、スコアに成り易いのですが、
サンドウエッヂの上げる球を持ち球にすることになるので
アプローチもなかなか上達しない状態になります。

実はクラブセットの流れ というのは
「打つ前から予想できる」ミスの要因になっています。

「腕前でカバーする?」…それもイイでしょう
豊富な練習量、時間とお金があるのなら
それもゴルフです。
でも、ちょっと知恵を絞れば、
クラブセットの流れによるミスの誘発は
割と簡単に解決するのです。

安易にセットを構成してしまうと
そのクラブによって作られてしまうスイングは
(それらのクラブを打つために訓練するのですから)
あとから直すのは かなり大変です。


02

今回の記事の内容とは別な話ですが、
多くの方は 本来使うべき硬さ(軟らかさ)よりも
格段に硬いシャフトを使っています。
それを使って 上手く打つ訓練をするのには
硬いものをしならせて使うことを覚える必要があります。
ここに矛盾を感じて貰いたいのです。
シャフトの硬さには種類があるんです。
硬いものをしならせて使う必要があるなら
始めから
「硬くないモノ」を使えばいいんじゃないですか?

ゴルフクラブは 理由があって
シャフトがヘッドの端っこに付いています。
ヘッドはロフト角度やライ角度など機能があって
前後上下左右非対称の構造物です。
そのヘッドの端っこに付いたシャフトを撓らせる ということは
歪なヘッドの姿勢を常時変化させながら
ボールを打つことになるんです。

シャフトを撓らせることが、ヘッドを有効に使うこと と
思えますか?

番手間のロフト差は 3〜4度です。
時計の針一秒分(6度)動かしたら
番手の意味は無くなってしまいます。
ロフトにもよりますが、ライ角度を2度ずらしただけで
150ヤード先では 左右10ヤード以上 方向がずれます。

それでも シャフトはわざとしならせるべき
ものだと思いますか?
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L型ブリストルパター 進化版 
      出来上がりました。

テストしてみましたが、笑ってしまいます。
距離感とか、ストロークとか
そんな理論とか理屈、 
  完全に超越した存在なのかも知れません。

IMG_0007

以下、テストして頂いた方の感想です

 ➡

パター使いました。

 

しかし 自分が試されるパターですね。

平常心で どんなに長かろうが短かろうが
 緊張感を呑み込んでゆっくりと動くのみ。

パターにお任せ。


今迄以上に伸びます。

1.5m
上りを 1mオーバーしてしまうこと数回。

カップの縁の止まりそうなっての 1mオーバー。

曲がらない。

カップ内側狙いです。


これまで使っていたパターもかなりの物でしたが
 これは 兵器。

同伴競技者も転がりを見てると
オカシクなってしまうでしょうからその面でも兵器。


打感 気持ちいいです。


この気持ち良さは癖を通り過ぎて中毒です。


今週もラウンドです。

パッティングが楽しみです。


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ゴルフスイングで言うところの
「体で!」 とか、 「体を使って!」 というのは
とっても語弊があるというか、誤解を招きやすい用語です。

素直にその言葉を聞き入れれば
「体を使って!」は 当然体そのものを運動させること
ゴルフで言うところの 胴体を捻る となるのは
想像の難しくないところですが、それは間違いで、
ゴルフスイングで言うところの 「体を使って!」は
胴体そのものは運動させず
骨盤から上の胴体をフットワークで動かすこと

 を指すのです。
BlogPaint

体そのものを捻ったり運動させず
胴体を一つの塊として
フットワークを使って 向きを変えることを
「体を使ってスイングする」と言うのです。



それを積極的に右ひじで誘導してあげることには
大きなメリットがあるのです。
多くのゴルファーが スイングの始動を
左腕とか、左肩で行おうとすると
使うべきでない胴体、背中の筋肉が不必要に使われてしまい
十分な「向きの変更」〜回転が足らなくなってしまいます。

現場で…ゴルフショットのミスの大きな要因として
アドレス、立ちの向き、ボールの位置などが
ありますが、いざ 動作をし始めて、
スイングを始めたのミスの最大の要因は
      回転不足
があります。

回転は 多ければ多いほど悪いことは少なく
逆に少なければ少ないほど 良いことはすくなくなります。
例えば ショットで言うところの
上から打つ とか、上からつぶす ということは
体が前傾姿勢と向きの変更に伴う
ショットの進行方向になる左サイドが低い時期に
インパクトを迎える というのがありますが、
回転が多ければ多いほど
進行方向である左サイドが低い時期が長い時間取りやすく
その可能性は多くなります。
その逆で、左腕だけで上半身の上側を捻り
胴体そのものの向きを変えないでテークバックを取るような
そんなスイングでは
左サイドが低くなっている時間がほとんどなく
インパクトはほぼ絶対 煽りうち 左サイドが上向きの
時間になってしまいます。
スナップショット 1 (2015-04-06 2-07)

ここで右ひじの話に戻りますが
テークアウェイの誘導を右ひじで行うと
向きの変更、回転を多くとっても
決して 体重が逆ピボット(左体重)になることはなく
深くてとっても 右体重が必ず維持されます。
胴体が捻られることがなく
リバウンドが起こりにくいので
不必要な慌てる動作もなくなりますから
メリットばかりで、デメリットない と言えるのです。
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と書いておいて
秘訣…というか
アプローチがうまく行かない
「秘訣」はあります。
…秘訣という言葉は適当でないですけどね

413


これも何度も何度も書いていますが
ヘッドを丸く振る
グリップよりもヘッド方をたくさん動かす方法は
➡ロフトを安定させません
➡ヘッド軌道を安定させません
➡インパクト時のヘッドの高さを安定させません
➡その軌道やヘッド姿勢は
  体の姿勢を安定させません


薦めている訳ではありませんが
まだ スピードで何とか解決できるフルショットでは
「誤魔化す」ことも可能ですが
スピードの緩いアプローチでは
繰り返し 安定して同じ距離を打つことは難しくなります。

体の向きを変える行為は
結果として 円を描くわけですが
そこにさらに 縦横に円を描こうとすれば
ショットのイメージよりも軸は必ず右にずれます。
例えば 左足のかかと付近をインパクトポイント と
イメージしていれば
ヘッドを丸く振る〜ヘッドをたくさん動かす
スイングでは そのポイントよりも右が
インパクトポイントになってしまい
そのイメージポイントでは
ヘッドは上がり始めますので
トップやダフリの原因になります。

では どうしたらよいか というと
体の向きを変える という行為の中で
如何に クラブをスライド
➡ヘッドとグリップを同じ量移動させるか

ということになります。
スナップショット 2 (2015-09-24 17-52)

ダウンスイングと呼ばれる場所では
ヘッドがボールとぶつかるイメージよりも
練習の中で グリップがどこまで移動すると
インパクトを迎えるのか ということを
覚えるべきです。

当たり前ですが 腕であったとしても
体であったとしても
グリップを動かすから ヘッドが移動する
という当たり前のことを追いかけるべきです。
 これはパッティングでも同じです。

ヘッドとボールがぶつかる ことばかりを
頭に描いてしまうと
結果 右に残って、上に向かって打つ過程の中で
インパクトを迎えることになり
結果 より体を開いてそれを逃がすことになりますから
どんどん複雑化していくことになります。

そういう意味でも
練習の中で テークアウェイ時
体の回転で グリップをインに移動させる
それによって インにクラブをスライドさせる
決して クラブで扇を描いてはいけない
ということを気にかけてください。
ここで、この時点で クラブが円を描いてしまうと
帰りも円を描かなければならなくなり
取り返しが効かなくなります。
ヘッドに円を描かせてしまうと
グリップの移動「方向」と違う方向に
ヘッドが移動してしまいます。
グリップと違い、ヘッドは重心位置と言って
グリップ〜シャフトの延長線上からずれたところに
重量の中心点が発生するので
そのグリップと違う方向に移動してしまった
ヘッドの不可抗力がグリップを動かしてしまい
自分では管理できないグリップの移動
そしてそれに伴う
 体の不安定な姿勢を生み出すことになってしまいます。


基礎的には 体の向きの変更で
右ひじの後方への引き によって
グリップの移動量 移動方向と同じく
ヘッドを移動〜シャフトをスライド移動させる。
445

グリップとヘッドの移動量の同調 だけでなく
グリップとヘッドの移動方向 が同調しないと
クラブを管理できなくなってしまい
行き当たりばったりのショットを
繰り返すことになってしまいます。
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