◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2015年03月

質問です

昔のアイアンの標準的なロフトを教えてください

俗に言う アイアンのストロングロフト化

日本向けモデルだけって本当ですか?

やはりこれは、
増やして打つから減らした のでしょうか?

 


IMG_0005




    平均的なクラブのロフトは以下の通りです
   60年前  40年前  20年前  現在
 #2   22    20    19    18
 #3   25    23    22    20
 #4   28    26    25    22
 #5   32    30    28    25
 #6   36    34    32    28
 #7   40    38    36    32
 #8   44    42    40    36
 #9   48    46    44    40
 PW   52    50    48    44
 AW   --    --    (52)    50
 SW   56    55    55    56

ご指摘の通り 日本スペックだけ アイアンロフトが 現在の状況になり
 アメリカを含めた欧米モデルは 2009年モデルであっても20年前と殆んど同じです
 ☆現在でも 日本のAWやPSに当たるギャップウエッヂはオプションです


長さも含め 40年前は今の日本スペックに比べ 1インチ分短かかったので
  
ある意味 単に 4番アイアンの刻印を 6番に変えただけ とも言えるかもしれません


日本では 生涯を通しての ゴルフショット
 その 98% は練習場で  と言われています

それを元に考えると
 例えば かつて セットが #3〜SW だった頃から比べると
 現在の 話題のアイアン とか 人気のアイアン と言うのは
 #4や#5アイアンが打ちやすい事よりも

   7番や8番アイアンが飛ぶ事なのではないのでしょうか…

 全番手が打ちやすい事よりも 練習場でよく打つ番手が飛ぶ事なのではないのでしょうか…



 例えば 5番アイアンが160ヤード 打てるとしましょう
  現代のクラブ構成から考えると それから  下が7本
   160ヤードも含め それから上が 6本

   ものすごく アンバランスな気がします


 40年前の構成に戻せば 160ヤード未満 に9本ものクラブがあることになります
  ドライバーも含め 170ヤード以上に 3〜4本あれば 十分なのではないでしょうか… 
 
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現在、日本のゴルフスウィングの主流は
この手のスウィングになります

tc3_search_naver_jpCAIGVQ67

彼女はプロゴルファーで
並外れた体格や若さ
そして桁外れの練習量などにより
この打撃方法を駆使し 活躍していますが
この手のスウィングをアマチュアが
真似ると・・・。

ゴルフクラブ というのは
長い棒の先に 重量物として
ボールと接触する打撃部分として
ヘッドが装着されています。


このヘッドの重量は
シャフトに対し 右にあります。
特に 重心が深くなればなるほど
言い換えるのならば アイアンに比べると
ドライバーほど 重心は右にあります。

ゴルフクラブは 右>>>左 への動きが
ボールを打つ重要な方向、ベクトル になりますので
右に偏重したコトを考慮に入れずに
ボールを打ってしまうと
ダフル とか バンスが邪魔になる とか
上手く当たっても 飛ばない高いボール
もしくは スライス(厳密にはただの当たり損ね)
になってしまいます。

もう一度見て下さい

tc3_search_naver_jpCAIGVQ67

ゴルフクラブには 縦 ライ方向
横 ロフト方向と 使うための形が決まっていて
左右対称ではない為 それを守らないと
オリジナルの性能 例えば製品ロフト
も無意味になってしまいます。

この状態であれば ゴルフクラブは
地面に対しては 位置が高くなっていますが
前傾している というコトを考慮に入れると
クラブヘッドは 右に倒れ 背後に回っただけ
俗に言うスウィングプレーンに対しては
ロフトが 0度 の状態になってしまっています。

上半身…両胸の傾きをヘッドの関係をご覧ください。

元々のシャフトを重心位置のズレの関係から
シャフトは 不必要に捩じられてしまうコト
も伴い 必ず 製品ロフトよりも
大きなロフトでインパクトするコトになってしまいます。


そこそこ 上手にインパクトを調整出来たとしても
可能性としては 製品ロフトよりも
大きなロフトで打つ可能性が倍増します。

ですから かなり 高速にフェースターンをする
必要が出てくるのですが
低いところにあるボールを クラブ全体を下げながら
フェースのみロフトが開いているのを閉じる
というのは「上げる」行為になりますから
全体を下げながら 局所のみを上げるコトに
なるので 非常に高難易度のテクニックです。

体、関節への負荷も少なくなく
一番忙しい、スピードの速い、重要な場面での
ハイスピードテクニックになりますから
出来るようになっても 練習頻度や球数で
常時メインテナンスする必要があると思います。

まして 製品ロフトよりも 必ず大きなロフトで打ち
本来 捩じらない筈のシャフトを捩じって使う
コトになりますから ハイボールやスライスを
予防するのには 必ず オーバースペックが必要に
なるでしょう・・・

体を蝕み、クラブの機能を否定する使い方を
している というコトを自覚せず
例えば クラブ新調の為弾道計測などをすると
当然 スピンが多い 弾道が高い ロスが多いと
更に 硬く ロフトのキツイ ハイスペックを
選ぶコトになりますので ご注意ください

販売マニュアルでは お客様の心をくすぐるため
「イヤ〜 Sじゃ柔らかいですよ
 お客様のヘッドスピードなら
 X いけるんじゃないですか」というのが
当然 ありますから。

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これも単なる勘違い というか
潜入観念の間違い と言う部分ではあるだろうが、
シャフトの最大の機能は
「ヘッドの形状とその重さによって
 グリップを押すこと。」

・グリップを止めて、ヘッドをターンさせたり
・シャフトをしならせて、しなり戻す
・遅れたヘッドをもどす
このような概念で、
これらをシャフトの機能と思っている限り
シャフトを利用することも出来ないし
シャフトに手伝って貰うことも出来ない。

上記の間違った概念は
すべて グリップを止めて、ヘッドのみを動かす
と言う感覚であるけれど、
それらはよりゴルフを難しくしていく。
グリップを止めて、ヘッドのみを動かす
というのは、グリップを動かす方向と
ヘッドの動かす方向が異なるし
ヘッドと言う異型の重量物を動かせば
グリップ部にはヘッドが動こうとする方向とは
また別な不可抗力がかかる。
グリップ部は止める(移動させたくない)のに
グリップ部はその動かしたヘッドによって
おそらく希望とは異なる方向に引っ張られることになる訳だ。
スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)

まあ この手のシャフトの機能を無視する使い方を
する多くのゴルファーは動きのない
機能のほとんどを封印されてしまった「硬いシャフト」
を使って、ボールを打つしかないし、
そういった「機能の封印されたシャフト」の装着された
クラブを選ぶことになるであろう。


弊社の平均的なアイアン
5番アイアンで 38インチ
硬さの目安である振動数は 170cpm前後である。
市販のRシャフト相当のものから比べると
振動数で言うと 
100cpm以上
硬さで言うと 10フレックス以上柔らかい訳だ。
10フレックスというと
 -A-AR--SR-S-SX-X-XX-XXX-
XXXX
LシャフトとXXXXシャフトの差ということになる

たぶん 多くのゴルファーは
この違いを比較したことがない。
柔らかいシャフトは
「来ない」「遅れる」
と言う潜入観念なんだと思う。
ところが、これを体験したゴルファーの多くは
当然、全員ではないが、7割を超えるようなゴルファーは
その逆を体験することになる。
スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)

柔らかいシャフト 動きの存在するシャフト
機能の存在するシャフトは
良くも悪くもヘッドの形状とその重みによって
使い手の意思以上に、もしくは意思に反して
グリップを動かす。
正しい意識でクラブを扱っていれば
☆グリップはその重さによって押される
なのだが
誤った認識でクラブを扱っていれば
☆グリップはその重さによって引っ張られる
になる。

その二つの違いは
押される方は ある程度慣れてくれば
自分のグリップを動かしたい方向に
押されることによって、シャフトの機能を補助として
使えるようになるが、
引っ張られてしまう方は、どう工夫しても
自分のグリップを動かしたい方向とは
その方向が一致させられないため
結果として、その影響の少ない硬いシャフト
動きというか、シャフトの機能のほとんどないものを
選択することになるであろう。
スナップショット 2 (2014-04-20 10-04)

弊社のクラブを打った後で
市販品のクラブを打つと
ともかく 手前にしかヘッドが入らない。
グリップが押されないので
予想しているインパクトグリップポジションよりも
どうしても手前にインパクトグリップポジションが
来てしまうからだ。
これを ボール位置に合わせるのには
体を早く開いて、グリップポジションを前方に
ずらすしかない。
しかし、スイングは精密に出来ていて
横方向の位置を調整しようとすると
今度は縦方向の問題が発生する。
体を開けば、体は上を向くからだ。
 そう 届かなくなってしまう。
さらなる調整が必要になる。
4289f9fa-s届かせるために、体を横に折って
右サイドを下げれば
グリップの横位置もボールに届くポジション
縦位置もボールに届くポジションになるが
今度はロフト角度という立体の残りの部分
そいつが大きく開くことになる。
これがスライスを生むというか
ボールを捕まえられない、つぶせない
最大の問題を一生涯抱える原因になっていくのだろう。

たぶん 多くのゴルファーは
この打撃方法なのだと思う。

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ボールを打つチカラ
ぶっ叩く力(破壊力)は

ヘッド重量  が基本。


それに 速度と言う係数が加わる。

それが
☆回転 
     ☆角度(高さ)
       ☆速度(球の)
に分散される訳だ。


同じスピード 同じヘッド重量で打っても
ロフトが多い ボールの下をなでるような打ち方 と
ロフトの少ない ボールをつぶす打ち方
では 同じ球質/弾道にはならない

IMG_0002

例えば バンカーショット
ハンドファーストみたいなモノを意識せず
ヘッドが円弧、U字を描くように
ボールの底をさらうように打てば
ふわっと 上がるけど 着弾時 スピンは効かない
グリーンが受けていたり
濡れている状況や柔らかい状態であれば
有効かも知れないけれど
あまり お薦めの方法では無い。

弊社の重いヘッドのウエッヂを使っていれば
あまり意識しなくても バンカーの苦手意識
からは 解放されていると思うのですが、
ある程度 重量のあるサンドウエッヂ で
あれば 普段のショットと違う打ち方をするべき
ではないと思います。



アプローチ でもそうだけれど
多くのアマチュアは勘違いしているけど
その場で フェースを開く のは
ロフトを開いている(多くしている)
 のでは無くて
フェースを右に向けているだけ

ロフトを開く と言うことは
ヘッドを基準に(ヘッドをそこに置いておいて)
グリップの位置が 進行方向(飛球線方向)
よりも 後ろに来ることであって
その場で クラブを捩じる というか 開く
のとは 明らかに違う。

是非 お店に来た時に
ライマシーンを触って貰いたい
軟鉄ヘッドのアイアンを どの方向に
動かすと ロフトが増えて
どの方向に動かすと ロフトが減るのか
それも ヒントになるのかも…ね。

FG-207m


そう考えると アドレスの取り方 と言うか
立ち方も変わってくるのではないだろうか


バンカーショットの秘密 と言うか
最低限 上手く打つヒント って言うのは
実は ロフトとか フェースを右に向ける
事では無くて ライ角度 にある。

まぁ ヘッド重量が 強烈にある
330gを超えるようなヘッド重量で
あれば 出すだけならば あまり小細工は
要らないと言えば要らないし
それが 一番の武器 で
打ち方も問わない とも言えるけれど。。。
ヘッド重量が 350gも有ったら
取りあえず 振れば 出る! でしょうね。



バンカーの場合
ショットの中で 打つ距離に対し
一番 重いモノを打つことになる。
ボール以外の砂の抵抗 って 思っている以上に
かなり重い。
一番 抵抗の少なく
綺麗にヘッドが抜けていくのには
意外かも知れないけれど
ヘッドの一番低いところ だけ
地面に触れさせる。。。
 そんなイメージが正解 だと思う。

ゴルフクラブ、クラブヘッドの
一番低いところは ヒールの角の部分
これは ショットでも同じだけれど
バンカーショットの時は、特に意識した方が
上手くいくと思う。

ロフトを開く、開かない は別にして
プロのバンカーショットを見てみると
打つ距離に対して、普通のアプローチよりも
遠目に構えるでしょ?!

届かない 安定しない って程
遠くに構える訳では無いけれど
ある程度の大きさで振る場合
ほんのちょっと 遠目に構える。。。


それによって ライもちょっと
アップライト気味に使えて
ヘッドが跳ねたり、もぐったり
し難くなって、イメージ通りの距離感
に沿った 抜け具合 を実践出来る と言うコト。
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ゴルフの基本姿勢、構えを何故にアドレスと言うのか
実は私もわかりません。
英語では「ポスチャア」 構えとか姿勢と言う意味です。
なんだか、和製英語としても、そちらの方が
適切かとは思うのですが。。。

弊社では、ボールは左足かかと付近に置くことを
推奨しています。

IMG_0001

ボールの前面が左足のかかと線上 付近
と言う意味なのですが、
これにも条件があります。

多くのゴルファーは、アドレスを右向きに取っています。
本来、ボールのターゲット、目標方向と
人間の立ち向きは、平行な、線路のような関係です。
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決して交わることの無い平行な関係です。
クラブヘッド、フェースが目標を向いている、というコトは
体の向き、立ちの向きは、目標よりも左を指している
というコトになる筈、なのです・・・。

ところが、多くのゴルファーは
体の向き、立ちの向きも目標に向けてしまっています。


結果としては、ターゲットも右を向いてしまうのですが
右向きのアドレスで、ボールを左足かかとに
セットするのは、体をひねって
目標方向よりもやや左に捩じって、インパクトすることに
なります。

向きをスクエアに出来ていない人の多くが
左足かかと付近にボールをセットしないのは
本能的な理由が存在するわけです。
逆を言えば、真ん中にボールを置いている多くの
ゴルファーは右を向いて、構えているとも言えます。

IMG_0001 (2)IMG_0001








つま先は開き方が人それぞれありますから、
両足のかかとが目標方向と平行になるよう努める
そこから始めるのはとても大切だと思います。

想像以上に、この向きを
正しく「スクエアに立つ」習慣付けするのは
簡単ではありません。

上手く打てないと、次第に馴染んでいる位置へと
修正していくものです。

頑張って、ここから始めてみる というのは
如何でしょう。
このアドレスの向きの「狂い」は
あと後の改善が非常に難しいので、
狂っているアドレスは、スウィング中の細かい修正が
入ることになります。

慣れるまでは、一球一球クラブを置いて確認するのも
良いかもしれません。
ちょっとスランプに陥って来たときにも
そこをチェックしてみてください。
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