クラブを下に振る は
腕の曲げ伸ばしやそれによって派生する腕の返し
 を使って クラブを、ヘッドを、シャフトを振って
手さばきで 円弧を造るコト
即ち 手振り、手打ち になっていきます。
202176_Moment「手は伸ばす?」_Moment(2)dW l (2)_Moment(5)スナップショット 10 (2017-04-20 16-39)






実は ココに多くの、スイングにとっての大部分の問題
と言えば良いのか、欠点が内包されています。


通常、ショットをするのに アドレスのクラブの長さを
テークアウェイ、トップで、手首や肘を使って クラブをたたみ
あまり 意識されてはいませんが、
クラブ(含む腕)を短くする、スイングの外周に当たる
 ヘッドの部分を自分に近づけ、円弧を小さくするような
 動きを入れます。



(🚩言葉での説明ですので、出来れば何度かお読みください)
正規の 円弧の主エンジン、からだの向きから先に説明すると
帰り、にあたる ダウンスイングでは
 その小さくなった円弧、短くなったクラブ(ヘッドまでの距離)は
カラダの向きを変えるコト によって 発生する遠心力 で
ボールに届く程度まで 戻します。
 元の長さに戻す訳では無く、
 ヘッドの遅れ は ロフトの立ち にするので
 アドレスと全く同じ姿勢、状態になるのでは無く、
 ヘッドまでの距離、クラブの長さは ロフトの立ち分、
 (ロフトが立っていないと フェースがボールを向きません)
 動作で言えば ハンドファースト分、『短いまま』なので
 それでもボールに届く インパクトの姿勢になります。
2021-10-23_18-02-58_Moment(2)

クラブの長さ、ヘッドまでの距離は
 アドレスよりも短い、近いのですから 
アドレスの状態のまま、スイングにとっては一番クラブが長い状態のまま、
向きだけを変えた想定よりも 小さな円、内側の円 を通る のです。
これを 上から打つ と言いますし、 同時に
インサイドから入る とも言います。


一方、円弧を手さばきで作る、
下にクラブを、シャフトを、ヘッドを振って
ボールを打とう(届かせよう)とする 多くの場合、
円弧を  スイングにとっての最大である、
アドレスの状態に戻そうとしますので、
 ダウンスイングのかなり早い段階で 大きな弧になります。
大きな円弧は 遠心力も余計にかかりますので
 円弧だけでなく、からだもそちらに引っ張られ、
姿勢そのものも崩れやすくなるので
 想定以上 の 大きな円になる可能性が高くなります。
アドレスの状態のまま、スイングにとっては一番クラブが長い状態のまま、
向きだけを変えた想定よりも 更に外側の 下側の
 大きな円弧、緩い入射角度 になる可能性がかなり高くなります。
これを すくい打ち、煽り打ち と言いますし、同時に
✋何かの工夫を入れないと アウトサイドから進入してくるコト
  になるのです。
93564c62-s
言葉で説明するので 伝わり難い…とは思いますが、
これが 一般的に言う 手打ち、手振りが嫌われる、
スイングがすくい打ちになってしまったり、
アウトサイドインになってしまったりする 正体 です。