いつも大変お世話になっております。
ハミングバードスポルテ 店主 野澤でございます
早いもので、
年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
皆さまにおかれましては
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年も格別のご愛顧を賜り、
厚くお礼申し上げます。
来年(平成27年)も
皆さまが楽しくゴルフが出来ますよう、
努力する所存ございますので、
より一層のご支援を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。
尚、当社の年末年始の休業期間は下記の通りです。
〔年末年始休業期間〕
12月31日(水)〜1月4日(日)
新年は1月5日(月)10:00
より営業開始となります。
時節柄、ご多忙のことと存じます。
くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。
来年も相変わらぬご愛顧を
頂けますようお願い申し上げて、
歳末のご挨拶とさせて頂きます
店主
2014年12月
ゴルフスイング◆肘の向き、肘の位置が体の回転を司る
体の姿勢を作る ということ
それには例外がない
と考えて間違いないと思います。
それと 同時に 両肘の使い方は
体の向きの変更に大きく影響を与える。。。
もしかすると 体の向きの変更のコツ
なのかも知れません。
ちょっと おさらいをします。
右の軸足が出来る
⇒ 右向きが出来る
右の軸足が解ける
⇒ 右向きが解ける
左の軸足が出来る
⇒ 左向きが出来る
軸足が出来る
と言う行為を
体〜上半身 頭を含めた上半身が
その足の真上(重力上)に来ることと
規定しましょう。
。。。 とすると
その姿勢では
例えば 右の軸足が出来た状況では
頭を含めた上半身が 概ね
右の靴 の上 真上にある。。。。
となると 右の肘は 靴、右の靴より右
外にあることになります。
殆どの人の苦手な
左への動きで考えてみましょう。
右の軸足を解く
すると 右向きは自然に解かれます。
右の軸足を解いて 左の軸足が形成されるまで
意図的な 意志の入った 回転行為は
存在しない。。。 ココは心がけて下さい。
勿論 クラブの形状によって
自然な 軸移動 シフト というのが
(クラブの重さによる 強制的な…とも言える)
望ましいのですが そこはちょっと割愛し
自分では 左の軸足が出来た 造った
と言う状況は 左靴よりも 左肘の方が
左。。。飛球線方向に存在している筈です。
その左肘が 左の靴よりも右 後ろにあると
すると、右に存在する状況では
体は内回り というか 小回りしてしまいます
スウィング的には 正面が出来ず
右向きの状況から 一気に左を向く
ゴルフ用語で言うと 体が開いている状況
と言うコトになります。
では そこのところを逆手にとって
左肘を早い段階で 左の靴よりも飛球線方向に
動かしてしまう それが 左へのシフトを
生むかもしれません。。。
特に 前傾姿勢を利用すれば
右を向いている状況は 左サイドの方が
低いのです。
全てのモノは 低いところには移り易い…筈
例えば シフトを促進なり 補助する為
稼働部分で一番引くい 左ひざを
そのタイミングで もう一度 深く曲げる、とか
左手の甲を地面に向けるようなイメージを持つ とか
実戦的には グリップを自分から離さず
自分の胸と等距離。。。
上下関係的には 下に下がっても
平面上(上から見た際の)距離を保っておくと
ヘッドの重さによって
グリップの位置は左に押されます。
重いモノが 右から左に動き
ハッキリとしたベクトル(指向性)を持つのですから
左サイドが低い と言うのが伴って
より自然に 強制的に シフトがし易い
かも知れませんよ。
やはり 鍵になるのは
右を向いた 左サイドが低い
その限られた時間に それを活用すること
と言うコトになりますか。。。
体の向き/回転〜「右向き不足」
7割が「回転不足」「右向き不足」です。
それが改善されるだけでも、ミスの割合はぐっと減ります。
クラブさえ、シャフトさえ 所定の位置に行けば良い
というのではありません。
そのクラブの右向きを何でやっているのか
というのが「右向き不足」になる訳です。
練習場で誰かのスイングを見てあげる、とします。
テークアウェイ〜トップでまずチェックするのは
両方の肘の関係です。
前傾姿勢がありますから、右を向けば
右サイドの方が若干高い位置関係になります。
それを基準に 両肘の関係がそれと同等 もしくは
それ以上右の方が高ければ
右向きは骨盤によって作られているので OKです。
しかし、このように右ひじが低く
腕が捩じられてしまっている場合
その捩じられた角度分だけ「右向き不足」であり、
この時点でクラブは体の正面から その捩じられた分
ズレタ場所に有るというコトです。
ここで更に一生懸命骨盤を回したとしても
運動する量そのものが増えた に過ぎず
腕で作ったクラブのズレと体の正面との関係は変わりません。
肘をクランチ(外に張る)運動を少しずつ増やし
腕で行っている横へのクラブの動かし を
徐々に骨盤〜足の運動に変えていく必要があります。
ウッズ選手のこの写真と上にある
ジャック二クラウス氏とのクラブを比較して下さい。
二クラウス氏のクラブヘッドは
その上半身に対し、アドレス時のロフトはそのまま。
それに比べ、ウッズ選手は90度のロフトのクラブ
(別な言い方をすれば、ロフトとライの関係が入れ替わってしまっているかのようです)
になってしまっています。
そして、体が正面に戻ることによって ボールを打つ「筈」
なのに、そのタイミングは既に逸してしまっていますから、
先端に重いモノの付いた1メートルを超える棒を
肩も含めた腕力で出してこなければならない上
元のロフトの戻さねばなりません。
それはそれで超人的ではありますが…。
二クラウス氏の場合、重量を伴い、グリップを下げる
クラブが落ちる という腕力が重要でない動作と共に
脚を使って向きを変える という別な二つの動作ですが
シンプルな動作をすれば ボールは打てます。
ところがウッズ選手の場合、主に腕力で
それぞれが良い意味では干渉しあわない回転、捻りを
創り出し、その上で、望みのロフト、望みの面を
1/2500秒のインパクトにしなければならないのです。
また、回転もそうですが、重さと言うものを
重力方向に動かす瞬間がほとんど無いので
ヘッド重量と言う飛ばす球の「パワーの源泉」は
利用することが出来ません。
体の向きで円弧を作り出していれば
例えば「叩く」と言う言葉と
真っ直ぐ行かせる というのは両立できる可能性がありますが、
腕のさばきで円弧を作っている限り
アマチュアの常識的な体力、運動神経、練習頻度から
考えると、それは奇跡に近いものになってしまいます。
飛ばすために真っ直ぐ行くのをあきらめるか
真っ直ぐ行かせる為に飛ばすのをあきらめるか
それでは面白味がないですねぇ〜。
また、良く言われるダウンからフォローまでのビジネスゾーン
ここを腕で振る限り、ヘッドは軽い方が良いですし
シャフトも硬い方がいいでしょう。
ゴルフショットを楽にするはずのその機能達を
すべて「無し」にして、それを運動性能でカバーするのは
本末転倒です。
アマチュアゴルファーの運動性能や練習頻度の低下を
道具としてカバーするために有る筈なのに…。
どちらが道具で、どちらが使い手の立場なのか
よく分からなくなってしまいます。
ゴルフスイング◆きき肘の使い(張り)方
ココの部分が既存のゴルフスウィング理論と
一番 異なる部分かも知れない
巷にあふれる ゴルフ理論の殆どが
利き肘をたたみ、利き肘をあまり使わない
肘の使い方は 体の向きの変更にも
直結しているし スウィングの一番の壁
障害になる ゆりかごの方の動きも
抑制することが出来るから
スウィングを動作 という見方ですると
一番 憶えなければイケナイ 動作 とも言える。
肘を外に張る
それを基本に 肘の曲げ伸ばしがあっても
胸からのグリップ(コブシ)の位置が変わらない
そんな感じだろうか。。。
外に張った まがった肘を伸ばしても
グリップを 右から左へ 体から離さず
移動させる〜〜〜これを 刷毛塗 と言っている。
手首などの 小さな筋肉のパーツは
クラブや手を 全体が動いても 動かさないように
稼働させる と言ってもイイだろう。
行き着くところ やっぱり 肘の動きを含めた
この 刷毛塗 が上手く出来る出来ないかに
戻ることになると思う。
クラブ シャフトの角度を出来るだけ変えず
自分が動いた分 以下で ヘッドを動かす
肘さばきで行う 回転の伴わない脚さばき で
行う。。。 どちらも有効
両方を組み合わせれば もう フルショットの一歩手前
この動きが フルショットの動きの基本だし
同時に アプローチやパターを向上させる
一番の近道だと思うよ
パターの極意はショットの極意
ゴルフクラブのロフトは非常に重要だ
ショットで これから打つ距離 を確定するのは
ヘッドスピードとロフト角度で有る。
スピードは打つ前に有る程度 決めているモノで
インパクト間際になって 変更しても 決して成功しない
当然 ロフト角度の変更も 間際でするものではないし
バッグから クラブを抜いた時点で ある程度 決まっている。
パターやアプローチにとっては まず設定したロフト有りきで
そのロフト角度を前提に 自分のスピードなりの距離感を
作るのだ 出来るだけ ロフトを不安定にしたくない
スピード ロフト 共に不安定 不確定 であると
距離が確定出来ないし 今のショットの是非 が
次のショットに役立たない
でも 忘れては困る 縦方向の軌道も
ロフトを構成する大きな要素なのだ
縦の 入射角度(勿論アッパー軌道の場合も含め)が
最終的に ロフトを決める というか
入射角度も ロフトの一部 だと言う認識。
そして クラブはその構造上
ロフトと縦の軌道は密接な関係で
ロフト姿勢を変えずに 完全に縦にヘッドをスライドさせる事も
出来ないし 逆にロフト変化が激しいと
縦の軌道変化も激しくなる
自分でやってみて欲しい
パターストロークで
肩の振り子に加え
手首のスナップも行うと
ヘッドの振り子の弧もよりキツクなる
その逆に 刷毛塗り もしくは右肘だけのクランチ
の動きで 出来るだけ ヘッドを平行にスライド
もしくは ロフト変化を抑えてあげると
ヘッドの上下(縦)の弧や移動も かなり抑制される
誤った 大間違いの肩周りの振り子のパッティングストローク
実は これがサンプルとして 一番分り易い
その 動きをオーバーにやる為 スナップの動きも加えよう
フェースの開閉や左右の動きが無いから より分り易いだろう
その 弾くようなストロークは
インパクトタイミングよって かなりロフトが変わるし
ヘッドの上下、高さ変化も激しいから
ボールのどこに? ヘッドのどこに? コンタクトするか
全然 分らない 打ってみないと分らない
それも 打つ距離によって変化してしまうし
ヘッドスピードや立つ傾斜などによっても
変化してしまうだろう。
これでは 前のストロークが参考にならないし
同じ距離 似たようなシチュエーションでも
前回のストロークがフィードバックされない
だから パターが上手く行かないんだよ
このパッティングストロークをしている限り
パターだけに限らず クラブの機能は
一切使う事は 出 来 ま せ ん
自分のショットを振りかえって貰いたい
ゴルフショットが向上する絶対条件は
ミスショットが、ナイスショットが、
要するに その前のショットや 過去のショットが
次のショットの確立を上げる為に 叩き台になる事で
このパッティングストロークのように
ロフト そして縦の軌道 ボールの当たり所 が
打ってみないと分らないような 不確定な方法では
前後に関係なく このショット このショット このショット
このショットだけ を 何とか成功させる方法である上
…とは言っても えらく確率は低いけれど
ショットの場合 これに 左右の横の動きや
フェースの向きの開閉 みたいな
ものすごく立体な動きになるのだから
打つ前から 成功率は極めて低いと言えるだろう
ミスすることは問題じゃないけれど
そのミスが生かされない
毎回 違う 参考にならない ミスの連続では
単に サイコロを転がしているだけで
そりゃ 年に一回位 イチ が三連続で出たりもするけれど
その次になにが出るかは検討がつかない
そんな方法論だから 当然 必然でそうなっている
と認識して欲しいのです
ゴルフクラブ◆ウッドとアイアン
自称 アスリートと呼ばれるゴルファーの使う
例えば 5番アイアン・ヘッド重量は 240g程度です。
装着される スイング破壊兵器NS950 の
Sフレックスであれば、硬さの目安、
振動数では300cpm近くになります。
一方、同じモデルの女性用アイアンも
ヘッド重量には殆ど違いがありません。
グラファイトが装着されていれば
(最近では、女性やシニアであっても スイング破壊兵器が
装着されています。まるで拷問と言うか
ゴルフ業界自ら 体力弱者を排除しているとも言えます)
振動数は 260cpm位です。
女性用の方が短いことも考えると
女性用のクラブの方が「遥かにヘッドが効いている」
「ヘッドが重く感じられる」筈です。
言い方を変えれば、アスリートである筈の
若者男性ゴルファーの方が、「軽く感じる」クラブを
使っているのです。
長さにもよりますが
50歳くらいの平均的な男性ゴルファーが
動かせる 機能を発揮できる 5番アイアンシャフトの
上限(一番硬い) は 振動数210cpm 位
だと思います。
この硬さ(付近)になって来て 初めて
シャフトの運動性、きっきポイントの特性などが
発揮できるのですが、
フレックス(硬さ)の違いの基準は 10cpm で
発揮できるモノよりも 100cpm近く
10フレックスも硬いシャフトを使っていては
そのシャフトの キックポイントとか特性など
何も動かない ただの棒状の物体 でしかありません。
かなり細かく書いて
L⇒LA⇒A⇒AR⇒R⇒SR⇒S⇒SX⇒X⇒XX⇒XXX
10フレックスとはこの位の差です。
210cpmでも、十分硬いのに
それよりも 10フレックスも上の硬さを使っている。。。
例えて言うのなら、女性にトリプルエックスを
使わせるようなものです。
トリプルエックスを使っている女性に
そのシャフトの特性が発揮でき、利用できると思いますか?
では、今度はドライバーで考えてみます。
一般的なヘッドを振るスイング、
自分でクラブを動かし、シャフトを撓り戻して打つ打撃、
スイングを一切いじらないという前提です。
同じく 50歳くらいの平均的な体力の持つ主が
使える 動かせる シャフトの硬さの上限は
190cpm 位と考えて良いと思います。
190cpmの硬さであっても、十分なヘッド重量が
無ければ、しなりの量そのものはあっても
動きが速く(復元)、撓って感じないでしょう。
45インチ基準とすると 210g位のヘッド重量
は 欲しいところだと思います。
それに比べ、市販の平均値は
190gのヘッド重量 振動数240cpm 位です。
軽量スチール スイング破壊兵器NS950に比べれば
幾分、まし とは言えますが、
使うべき スペックからすると 5フレックス以上硬く
ヘッド重量も明らかに足りません。
スペック的には軽量スチール装着に比べ まし ではありますが、
それは単品で有っての話で
ゴルフバッグの中で 共生していくのには
このギャップは少なくありませんし
ミスショットの主要因になります。
正直、シャフトは 自分の使うべきものよりも硬ければ
それが幾ら硬くても、動かないことに
シャフト単体としての役割の違いは出てきませんが、
スイングと言う 感覚のある人間が行う動作の場合
シャフトの硬さによって、同じ重たさのヘッドが
装着されていても、感じ方は異なります。
当然、硬いシャフトの装着されているものの方が
ヘッドは軽く感じます。
クラブ(シャフト)が長く
ヘッドが大きい(重心がシャフトから遠い)
ウッドほど、シャフトが柔らかく ヘッドが効いて感じ
クラブが短く、ヘッドが小さいアイアンほど
ヘッドが軽く感じるのです。
L⇒LA⇒A⇒AR⇒R⇒SR⇒S⇒SX⇒X⇒XX⇒XXX
女性を例にすると
SRシャフトのドライバーを打った後で
XXXシャフトのアイアンを交互に打ちます。
フェアウェイウッドやユーティリティなどが入った場合
それは より一層複雑になって行きます。
これで 上手くゴルフ出来るでしょうか?
SRシャフトのドライバーが上手く打てた その感じで
XXXシャフトのアイアンが上手く打てるでしょうか?
コースで出ているミスは
本当にそのショットのミスでしょうか?
コースに出る前に、そのミスは決まってしまっている
と言えないでしょうか?
交互に打つ そのクラブ間のギャップ
加齢による体力や運動性能の低下した場合ほど
顕著に表れてきます。
ラウンドの後半に、いつも決まって
同じ傾向のミスが出るのは
自分の練度のせいでしょうか?
ゴルフスイング◆体は最後まで止まらず 回しましょう
体の回転でスウィングが出来るようになると
ボールを上から打てるようになってきます。
ここも勘違いしてほしくないのは
ボールを上から打つのは 手の作業 ではありません。
ボールを体の正面、ボールと正対した時にとらえる
という事は それ以前、それよりも前は
右を向いている
=左サイド(進行方向)が低い
ということ、体の回転で動いてくるから
クラブヘッドは上から、俗にいうインサイドから
入ってくるのです。
体の幅の中にクラブがあって
上から入ってくると
ヘッド重量を打撃に使えます。
また そのヘッド重量がダウンスイングの
スピードの加算として利用できます。
それだけでなく
ヘッドが そのいびつな重心構造が
ヘッドの重量の中心点が
シャフトの延長線上に存在しない
ということが、動作の次のアクションの
案内役にもなるのです。
便利ですよね
ヘッドの重量が動作の負担にならず
シャフトのやわらかさ によって
グリップの行く方向や移動自体も
補助を得られるのですから
非常にスムース、非常に簡素になります。
正直、体の幅の中にクラブを収められる
ようになってくると 切り返しやダウンスイングで
力んでいる暇など一切無いと思います。
ゆえにテークバックでの
右ひじのクランチ というのが
重要になってくるのです。
それが出来はじめてくると
だんだんと クラブやシャフトの
ライ方向 縦の動き
というのが存在しないのが
なんとなくですが 感じ取れてくるか
と思います。
脚の働きによって
上半身〜骨盤を含めた骨盤より上 が
ターンテーブルでクルリ と回る
ことが ゴルフの打撃 なんだと
そう感じるようになって来たら
しめた!モノです。
最終的には 左へのシフト
→右向きの戻り
と 腕の動きはシンクロ
というか同時というか
腕の動き、肘の動きによって
左へのシフト→右向きの戻り
この動きを補助、促進、補正
しているので
ある意味、体のセンター(多少オーバーですが)
からクラブを動かさないために
肘・腕を動かしている
という なぞかけ みたいな役割になるのです。
同時に動かしておくためには
・・・今まで散々 腕を遅らせてきたスイングを
覚えてきた人にとっては
腕・肘を先に動かしておく
という事を覚えて
初めて 同時になる という事です
そう イメージ、あくまでもイメージですが
腕の姿勢が 肘によって決まったら
(ダウンスウィングで 意図的に
動かす部分は 右ひじだけ)
右腕がインパクトまでに概ね伸びる
これが決まったら
後は 間断なく一気に
左を向くまで回転するのです。
決してインパクト付近で
体を開かないようにするため
体の動きを止めてはいけません
いきなりのアクセル全開は要りません。
肘が動いたら、腕が伸びたら
左を向く! って感じです。
インパクトの意識を持ってはいけません。
インパクトは正面で!
というのは 結果として そうなれば良いので
そこを 作って 作れるものでは
ありません。
スピード、加速は要らないのです。
ただ シフトも含めて
体を最後まで回せば
ボールと正対した時に 結果として
ボールを打つことになるだけ です。
肘を伸ばしながら 左へシフトして
後は一気に回る一気に回る
スピードは要りません
間断なく 過不足なく
加減速なく 一気に回る
レッツ トライ
ゴルフスイング◆ヘッドを振らない意識
ゴルフクラブは、長い棒の先に重さのついた道具である。
その重さは多少の差異はあったとしても
クラブ全体の半分以上〜7割にも達する。
重さ。。。というのは 重し、重り であるから
自分が動作することによって動くゴルフクラブの中でも
ヘッド部というのは一番移動の量が少ない部分。
・・・・そう思ってないでしょ?!
長さ というものが存在するから
一見するとヘッド部が一番移動したように
『見えて』いるだけであって
自分が動作することによって動く物体の中で
特出した重さを持つ部位のヘッド部が
たくさん動く理由が見つからない。
(同軸線上よりも多く動かないという意)
ショットをする打ち手にとって
体を動かす=向きを変えることによって
動かせるのはグリップ部位だけなのであって
長い棒というだけで鈍感なものであるのに
その上に重さの集中して存在するヘッド部を動かす
その感覚というか、概念が
ゴルフクラブの機能を、クラブの効能を
すべて台無しにしてしまう。
打ち手が動かせるのはグリップだけ。。。と同じく
ヘッドを動かしなさいという意味で言うわけでは
ないけれど グリップの延長線上にあたるヘッドの部位は
当たり前だけれど ヒール である。
シャフトはヒールに接続されている・・・
それに対し トゥが存在するわけだけれど
ヒール〜トゥ方向によく聞く言葉で「重心距離」というのが
あるけれど これもとどのつまり 重さ なわけだ。
つまり 動かせ という意味で言う訳ではないけれど
グリップを通して、シャフトを通して
移動させられるヘッドの部位はヒールであって
重さが蓄えられているトゥ部は
ヒールよりもたくさん動くことは物理的にはあり得ない
ということなのだ。
ヒール部よりもトゥ部をたくさん動かすのには
作為的な動作⇒基本ヒールの移動を止める
⇒グリップの移動を止めること になる。
違う。
ゴルフのスイングは グリップを体の向きで移動させ
ヘッドはグリップよりも移動量は少なく
(長さ分の同軸線上に対しという意)
トゥ部はヒール部よりもたくさん動くことはない
ということ。
・・・・説明しにくくて、わかりにくいけどね〜
自分が体の向きを変えるから、クラブは移動する…
まずはここから始めないと何も見えてこないし
ゴルフクラブからのメッセージも受け取ることはできない…
ゴルフスイング◆クラブを振る…とは
この記事もかなり理解が難解の孤島かもしれない。。。
出来始めた人にとって
「あぁ そういうことだったのね」ということになるのだろう。
クラブ扱いの基本原則として
とても激しく、そして初歩的に間違われている部分で
クラブを振る というのがある。
本来、ゴルフクラブは
非常に長い棒の先に 重さの集中した
ここまででも非常に扱いものであるのに
その重さの集中した部分〜クラブヘッドには
方向や距離を決めたり、変換する角度というものが
あるために、形状というか、構造そのものが
非常にイビツなものになっている。
クラブというのは
それを持った打ち手が体の向きを変えるから
それに伴って移動するだけで
クラブ単体が動くのとは違う。
スイングというのは 当たり前だけれど
ゴルフクラブを使って、ボールを打つこと
ボールを望む距離、望む方向、望む弾道に飛ばす
移動させるためにする。。。筈 なのに
多くのゴルファーはその思い込みというか
クラブ扱いの錯覚から
クラブそのものを遠くに放り投げる その過程で
ついでにボールも当てて、打ってしまおう
という、ゴルフショットとはちょっと異なる
ことをやろうとしている。
ゴルフクラブの打撃部分には打つ距離を決めるために
ロフト角度というものが存在する。
ウッドであっても、ユーティリティであっても
アイアンであっても、隣同士の番手との
その角度の差は 3〜4度と非常に微妙な差である。
時計の一分一秒の角度は6度であるから
その針の一分一秒の角度のズレで
簡単に飛ぶ距離が番手と合わなくなる。
・・・勘違いしてもらってはいけないが
ミスとするな、いつも正確なロフト角度で打ちなさい
と言っているのではなくて、
はじめから 打ってみないと 打つ角度が確定しない方法を
採用していてはいけない ということだ。
アプローチショットなどは
大体ではあっても 打つ角度が毎度毎度激しく
ばらつくような方法を採用していては
「距離感」という ごるふにとって 一番重要な
ものを放棄したことになってしまう。
その方法では よほどの練習量、練習頻度でない限り
生涯、距離感が身につくことはない。
つまり ゴルフのスイングとは
クラブ単体が動くのではなく
それを持った自分が向きを変えるから
その結果クラブが動くという意識改革がない限り
どんな形を真似しても
結果 ボールを裁くその箇所を
ヘッド、もしくはクラブを単体で動かして
打ってしまうことになるから
スイングは変わっていかない。
ゴルフスイング◆体の回転
この部分、理解されているようで
かなり錯覚というか、誤解されている部分だと思う。
ゴルフ用語の中でも 金科玉条のように
扱われている「スイングプレーン」という言葉があるが、
蔑ろにしよう!という意味ではないけれど
基本、体の回転があったうえで
そのスイングプレーン、スイングプレーンの面
というのが存在する。
そして、その体の回転
体を向きを変えるという事は
まず その言葉の指す「からだ」はどこであるか
ちゃんと把握する必要がある。
ゴルフでいうところの からだ に相当する部分は
股関節から上の、骨盤の上に存在する胴体
のことを指す。
故に、多くのゴルファーが誤解している
肩を回す というのは
胴体の上に乗っかった肩が
胴体の向きが変わるから、同じく向きを変えている のであって
胴体をひねって、肩を回すことではないし
人間の体には その部分を意図的にひねって
使うのは故障の原因になるということ。
次に、体の、胴体の向きの変更というのは
多少の前傾姿勢はあれど、
『地面に概ね平行の横方向の運動だ』 という事。
ここの部分、とても大切である。
ここで スイングプレーンと体の回転の
双方の作り出す面を照らし合わせてみると
まず、大前提として
そのスイングプレーン、ヘッドやクラブが作り出す
「結果的」な面は
体の向きの変更があるから存在するのであって
決して 腕の動作によって作り出される、
生み出されるものではないという事。
では、なぜ その双方の面が一致しないかというと
体の向きの変更という動作によって
生み出される面が、腕の補助動作によって
ややアップライトに、「動作の角度」…
誤解を生みだしやすいけれど「面の角度」が
変わるだけ と理解してもらいたい。
多くのゴルファーは頭の中で
横の動き(クラブの動き)は 体の回転⇒まわる
縦の動き(クラブの動き)は 腕の動作⇒上げる、降ろす
は別々なものと考え
“ふたつ”の動作として考えている節がある。
そうではなくて、腕の動作(さばき)によって
体の運動でできる角度をややアップライトなものに
変換しているに過ぎない。
スイング用語に 縦振りとか 横振りとか
あるけれど、その両方が間違いで
ゴルフクラブは縦にも横にも振らない。
基本 横方向に移動させるだけ・・・。
多くのゴルファーは体を回すことは理解していても
結局 クラブを上げる、降ろすという
縦方向の、上下のクラブの動きによって
その重さに耐えられず、本来行われるべき
概ね地面と平行の横運動の回転も
縦の体の動作という 回転/向きの変更でないものに
変えられてしまっていることに気づいていない。
ゴルフクラブ◆軽いヘッドの弊害
どうだろう。。。
色々考えてみても軽いヘッドの利点は見つからない
ドライバーのヘッドを軽くして。。。
速く振れる と思ってしまうけれど、
楽をしたいから軽いヘッドにして、結局のところ
速く振らなければいけないのは なんだかおかしい。
クラブがかるくなったから、その分、自分が働いているだけ。。。
本当はクラブに助けてもらいたい…筈なのに。
軽いヘッドはボールをどかさない。
静止している時のボールの重さは 45g
しかし、これを200ヤード水平移動させるのには
800kgを超える重さがヘッドに掛かる。
単純なる計算式で 破壊力は 重さ×速さの二乗 になるのだから
重さが減った分は、自分の労力で補わなければならないし、
重さというのは同時にモーメント
運動を維持しようとする力 と比例するので
重さが無くなると、その運動を持続しようとする力も失う。
軽いヘッドは 上げてきたヘッドスピード が
ボールの負荷(重さ)を受けた時に、スピードの減速が
激しいので、そのスピードギャップが故障の原因になる。
多くのゴルファーがそのお蔭による関節痛になっている。
横道に逸れるけれど
シャフトと言うのはテーパーが付いており
負荷のかかりやすい先端部が細い。
グラファイトはその部分を補強したり、
繊維の強度の組み合わせで、
シャフトそのもののバランスをいかようにでも出来るが
スチールシャフトは単一素材の為、細くなる先端部の
肉厚を増やしてしか、強度を補強することが出来ない。
故に見た目と異なり、スチールシャフトはシャフトそのものの
先端部が重く、装着するヘッドの重量が軽くなる。
その軽量スチールが主流になってきたのに合わせ
各メーカーとも ドライバーヘッドを軽くしてきた。
シャフトも強度を工夫するよりも、先端部を重く、
厚くした方が安上がりで済む。
主流になったのも、単価を下げ、売れていないアイアンの
販売を伸ばすがためで、売り側の都合とも言える。
✪打っても飛ばない。
✪当たっても「快感」が無い。
✪インパクトが痛い。⇒特に冬。
✪スイングを教える機能が乏しく(無いに等しい)進歩し難い。
ゴルファーの平均年齢層がますます上がり、
昔に比べ 体育会系若者が減ってきたこと
それらが相まって、ゴルフ人口は激減している…。
売り上げを伸ばそうとした努力は認めるけれど、
本末転倒で、緩やかなる自殺のようになっている。。。
これが実は総じての 軽量スチールシャフトの弊害だ。
ま、それはさておき
軽量ヘッドのアイアンで一番困るのは
スピードで解決し辛い アプローチショットに
如実に表れてくる。
「ヘッドを振る」って訳でなくとも
先端に重さの無いモノってのは リズム感というか
タイミングってのが作り難い。
アプローチショットで一番重要な「距離感」って
行き着く所、スピード感な訳で
動作のスピード、ボールのスピードの感覚的な
繋がりが距離感になって行く。
本来、短くとも、一番ヘッドの重いウエッヂは
メトロノームの様な役割もある訳で
それが乏しい訳だから、うまく行きにくい。
まして、バンカーやラフなど、ボール以外の
重さもどかさなければならない状況には
軽量ヘッドは滅法弱い。
力の無い人、早く動けない人、体重の無い人
女性などにとっては、最近のクラブは
「バンカー恐怖症発生装置」になってしまっている。
ゴルフクラブ●シャフトの硬さ
シャフトの硬さ…一般的には
X・・・エクストラスティッフ
SX・・
S・・・スティッフ
SR・・
R・・・レギュラー
A・・・アベレージ(レギュラーと同じ語彙だと思うけどね)
L・・・レディース(なぜかここで性別)
こんな具合になっていて
赤文字のところがよく使われているところ
で、まあ色々基準はあるにしても
振動数計測という硬さの判別方法でいくと
それぞれの硬さは だいたい 10cpm程度の
差というか、開きがある。
現在、アイアンでは軽量スチールが主流に
なっているけれど、これがちょっと問題を生んでいる。
例えば 似たような長さ、似たようなヘッド重量を
装着した 5番アイアン(S…スティッフシャフト)の
スチールシャフトでも
トゥルーテンパー社
GS90 301
GS95 316
DG 325
DG SL 320
DG PRO 338
PROJECT X 351
日本シャフト
NS750 295
NS850 308
NS950 325
NS1050 313
ハミングバード(参考までに)
TRI11 175cpm
とかなりの違いがある。
プロと名のつくものやツアーと名のつくものは
致し方ない部分もあるが、
重量が軽くなると 数値は低く柔らかくなるのは
一様に見えるが、重くなるからイコール硬い とは
言い切れない。 法則性が見えない。
平均的なゴルファーは S(スティッフ)シャフトは
Sシャフトと ひとくくりにしているから
買ってみて その硬さに苦しむ可能性がある。
自分の気に入っているアイアンヘッドやメーカーが
すべての軽量スチールをオプションにしているわけでは
ないので、同じ 表示-S(スティッフシャフト)であっても
硬さが 振動数30cpm 硬さランキング言うと
3番手分も違う硬さのシャフトが装着されている可能性が
ある訳だ。。。
そもそも すべてべらぼうに硬いけれど
よほど脳みそ筋肉でない限り
意図せず 硬いシャフトを手にして
良いことは何一つない・・・
大体の場合 硬いシャフトを持てば持つほど
シャフトをしならせて使おうとしてしまうので
その影響は 長いもの〜ドライバーに顕著に出る。
硬いシャフトほど 同じヘッド重量でも
ヘッドが感じにくいので
アイアンに比べ、ヘッドの大きな
重心距離や深さの多い ドライバーやウッドが
一様に苦手になり易い・・・
価格の問題もあるが、フェアウェイウッドが敬遠され
アイアン形状のユーティリティクラブが
もてはやされるのも
こんなところに原因があるのかもしれない。
まあ 正直 280cpmを超えるような
アイアンシャフトを使って
スイングがよくなることは何一つないし
体が壊れる時限爆弾のようなものとも言える。
ゴルフスイング◆使い手が動かせるのはグリップだけ
普通 シャフトの役割は
しなって、弾いて 飛ばす みたいな
グリップが固定されていて先端が動く
そんなシャフトの使い方をイメージされている方が
大半だと思います。
そのイメージの増幅が
スウィングになっていくのだと思うのです。
ヘッドを振るイメージはもしかすると
そこから生まれてしまうのかも知れません。
ハミングバードが考えているコトは それとは全く反対です。
使い手にとって ゴルフクラブの ヘッドとグリップ
動かすことの出来るのは グリップです。
勿論、ヘッドも動かせはしますが
非常に間接な動きの関係であり
まして 自分の動かそうとする通りに動く訳でも
ありません。
そう ゴルファーが動かせるのはグリップだけです
ヘッドを動かそう とする概念から
一度 頭を切り離した方が良い訳です。
そして シャフトにおいても
シャフトの動き 動き方に於いても
すこし ヘッドを動かすという概念を捨て去り
ヘッドを基準に グリップが動く
と言う風にお考えください。
ヘッドの重さや位置、姿勢…
そして 製品としてのクラブヘッドの形状、構造が
シャフトと言う伝達装置を通して
グリップの進行方向や位置を決めていく…
シャフトから伝わってくる 重みや方向性によって
グリップは動かされ、その結果ヘッドも動く
そう考えると シャフトは伝達装置 というか
誘導機能を持っている のだとお考えください。
ですので 今まで 考えていた シャフトの使い方とは
全く反対の グリップを動かすための装置は
シャフトであって シャフトはヒモ でも その役割は
果たしませんし 逆に 何も伝えない硬い棒でも
その役割は果たしません。
そう考えていくと クラブの使い方も
スウィングのイメージもだいぶ変わっていくのかと
思いますし、今あるクラブの位置や姿勢が
シャフトを通して 次のどこへグリップを
誘導して行くのか 考えるようになるのでは
ないでしょうか・・・
ゴルフスイング◆ポスチャー(姿勢)の注意点
自分の腕にも重さがある
遠心力が掛かってしまった時
当然、その重さは増す
腕の重さは クラブよりも近いところにはあっても
キロ単位ですから その負担と言うか
影響と言うのも少なくない。
腕の重さを利用して クラブ扱い
言葉としてあまり使いたくはないけれど
上手く動作するか どうか は
アドレスによって異なってくる
(正)アドレス時に 体の主な重さがしっかりと
靴の上に乗っていて
腕がダランと垂れ下がった姿勢なのか
(誤)アドレス時に 体の重い部分を
前側にかけてしまったり
腕がダランと垂れ下がっているよりも
中に入ってしまったり
ボール側に出てしまう姿勢
誤った姿勢で スウィングを始めた場合
腕を動かすことによって働く 腕の重さの作用
腕に掛かる遠心力
これらが より一層 姿勢を崩していき
例えば 腕をボール側に出してしまっている場合
遠心力によって 外に引っ張られて
膨らんでいくグリップ部を 前傾姿勢を解く
事によって 位置調整をすることになるだろうし
前傾姿勢が深すぎて 体の重い部分が
靴よりも前にある場合も 同じことが起るだろう
正しいアドレスであれば
腕が重力に対して そのままの重さ感。。。
腕の重さで 腕が下がる
そして クラブを含めた その腕の重さが
前傾姿勢を維持させる
腕に遠心力をかけるスウィング自体
問題があり するべきではないけれど
それも グリップやアドレスの姿勢によって
悪い意味での必然なのかも知れないし
動作中の腕の重さで 上手く動作させられる
のと まずく動作させられる 大きな差にも
なりうると言うことを理解して貰いたい
ゴルフスイング◆回転することが地面にクラブを届かせる
地面にあるボールは打てそうもない・・・
もっともな話です。
しかし、高くなっただけのヘッド。
傾きがあって、右を向くことによって
上げた訳でなく、高くなっただけのヘッド は
傾きが維持され(ある意味、自動的に) 右向きが解け
正面を向けば(左を向いていく過程としての正面)
ボールにヘッドは届く! のです。
ちょっとややこしい話ではあるのですが、
左サイド 左の股関節の前傾が残れば、
存在すれば、必ずボールにヘッドは届きます。
しかし、ヘッドを、シャフトを、クラブを、
地面に有るボールに届かせようと、下に振れば
反応として…多分、防衛反応だと思うのですが、
必ず前傾姿勢は失います。
(多分、地面に下がるヘッドの量の経験的調整でしょうね)
前傾姿勢を失うから、下に振らなければいけないのか
下に振るから、前傾姿勢が失われてしまうのか
それは その人、その時それぞれだと思いますが、
兎も角、左股関節の前傾さえ残れば、ボールには届きます。
ヘッドやシャフトを下に振る動きをせず、最低限
傾きなりな(テークアウェイ〜ダウンスイングは左サイドが低い)
シャットが存在すれば、クラブの重さが
左下に懸かりやすく、前傾は意識しなくとも
維持されやすくなります。
しかし、下に振れば 前傾は消えます。
下に振る意識のあるゴルファーは
それをするために、下に振る為のテークアウェイを
取りますから、その時点で前傾を失う準備をしているとも言えます。
上から打つ
と言う気持ちは分かります。
しかし、ボールに当たるのはフェースです。
ご自分の下振り、下に向かって振っている
それを直ぐに取り止める と言うのはやさしくない
かも知れませんが、せめて、フェース面が下に向かっている時
にボールと当たるイメージを持たないと
今の状態では、重力に対して
ソールでボールを打つために下に動かしているのと
同じになってしまいますから
下に振っている分 プラス ロフト角度 の影響が
ボールに加わってしまい、距離には成りません。
前傾がある限り、ボールはベルト〜股関節の高さ
に有るのです。前傾が維持されるような
特に左股関節の前傾がインパクト時期付近まで維持されるような
クラブ使いをすれば、下に振らなくとも
地面に有るボールをさらうことが出来るのです。
そして、誤解を招きそうなので 付け加えておきますが
こんな解説をすると、インパクトを作ろう
正面を作ろうと 手先に意識が集中してしまう
と思うのですが、基本、地面に有るボールは回転するから
拾う、というか さらうことが出来るのです。
視覚的にヘッドの高さが上下に動くコトの
主エンジンは回転することに有るのです。
投稿◆ロフトを締めてぶっつぶしやる^^
都内,某練習場にて
テイクバックとの壮絶な戦いが始まっています。
ひえ〜,おっかなびっくりもいいところですよ(^^;
グリップを持ち上げようとすると
無駄に力が入って元に戻ってしまいます。
両肘を外に張るようにして
出来るだけグリップは左右合わさってるだけの
感じで体を右向き。
トップ以降は左右の肘の位置関係を呼び水にして
ヘッドがフェース方向へゆらっと動いてくれれば
あとはついていくだけの感じかな。
まだグリップの位置がトップで右にずれ気味です。
それが原因なのかヘッドが寝て入ってしまうことも
頻繁に・・・。グッと打ちに行っちゃう力感も
顔を出します。
でも,「ゆらっ」から入れれば
絶対に〜いいインパクトになりそうですね(なにこれ日本語?)
まだバラツキが大きいですが
いずれもっとロフトを締めて球をぶっ潰してやる!
と勝手に妄想しております(汗
朝一、ティーグラウンドの周りで
クラブを何本か束ねて持ち、素振りをするゴルファーは
少なくありません。
ゴルフのスイングが 傍から見た時
円を描くのは、
体に傾きが少しあるうえで、体の向きが変わるからです。
体に前傾姿勢がなければ、
体の向きの変更は
ほぼ地面と平行の横の動きのみ です。
前傾姿勢がなければ、円弧が傾くことも
クラブヘッドやクラブの縦〜上下の動きも存在しない筈…
ですよね。
ところが、ところが
その朝一の素振りや練習場でのウォーミングアップ時の
素振りを見ていると、直立〜前傾姿勢がないにも
かかわらず、円弧は斜めの
まるで「スイングのような」円弧になるのです。
おかしいですよね・・・
スイング用語の「インサイドアウト」とかと
同じなのですが、腕捌きでクラブを縦横
どの方向でも移動させてしまうようなスイングであれば
ある意味なんでも出来てしまうので
同じことを繰り返したい というスイングの本意とは
全く違うものになってしまいます。
傍目から見ると クラブヘッドが高くなったり
低くなったりするのは
「あげて降ろして」いるのではなく
傾きが存在する上で、体の向きが変わるからだと
ちゃんと認識する必要があると思います。
投稿◆トップの位置で止まることの出来るゴルフスイング
テイクバック方法を変えてみました。
店主さん等の動画で,すっと軽くやっているのを見て
なぜあれが出来ないのか悩んでいました。
重くて仕方なかったんですよ。(前回練習までは
無理矢理重いものを持ち上げてる感がすごかった・・・)
苦肉の策としてアドレスからの始動のところで
右肘の腹を伸ばす(+右手首を甲側へぐっと折る)をやれば
その反射作用ですっといくのではないかと。
トップからのスライドの形を先に作るイメージでしょうかね。
とりあえず楽にテイクバック出来ました(^o^)
こんなことやってるうちに
ボールの位置が近すぎるのではないかと,ふと思いました。
前につんのめっているからパワーで持ち上げる感じになってた?
縮こまったアドレスだから遠くへ上げてしまう
→インパクトが詰まる?
逆にアドレスでヘッドを
ぐっと前打席方向へ出す感じでセットすると
トップが体のふところにすっと納まるのね・・・。
ディッシュアングルは崩さない範囲ですが。
あくまで感覚的なはなしですし,
トップの静かな納まりどころさえ体が覚えれば
こんな細工は要らなくなるのかも。
やってるうちに,
トップで少し止まれるようにもなりました!
と思ったらデジカメ電源切れてた(ToT)
トップで止まるには,ほんとに静かなクラブの位置と
左脚を使ったしっかりとした右向き姿勢が必要ですね。
今日はテイクバックのところを集中してやったので
全体的には脚が動いてなかったけど・・・
いいトップが出来ると,ほんとに気持ちが良いインパクトに
なりますね〜(^o^)
だけど,まだバックフェース側へ引く動きが残っているので,
トップブレード側へすっと引けるようになりたいです。
これは右肘でしょうね。次回が楽しみです!!
実際のスイングで
トップの位置で止まる必要はないかも
知れませんが、
テークバックの時点でヘッドを振って
反動をつけてスイングしてしまう方の
矯正としては良いかもしれません。
体を先に回し、その反動というか 慣性を使って
ヘッドを振るテークバックというのは
軽いヘッド、ヘッドが感じにくい硬さのシャフト
を使って ゴルフを覚えた、もしくは
長い年月そのようなクラブでゴルフをした
スイングを作った人の典型ともいえるかと思います。
クラブ、特にクラブヘッドは
体が動く(回る)ことで移動し
体の運動が止まることでやはり止まります。
まして 長い棒の先の重さのついていることが
ゴルフクラブの特徴ですから
体の動き よりも ヘッドの動きの方が少ない位で
正解なはずです。
多くのゴルファーは 体を動かし 止まる
その反動でクラブ、クラブヘッドを動かすので
止まることが動かす原動力から
動かすことが動く原動力に変えていきたいですね^^
ゴルフ◆クラブの長さ
ゴルフクラブの長さは番手ごとに異なり、
その理由は ヘッドの重さと運動 の掛け算が作り出す
破壊力を
✪ボールの打ち出し速度
✪ボールの打ち出し角度
✪ボールの回転量
に振り分け、目的…お望みの飛距離に応じて
振り分けるために有る。
正確にイコールという訳ではないが
ゴルフクラブは長さによる ヘッドスピードの違いだけ
でなく、半インチ短くなる毎に 7〜8gヘッドが重くなるコト
によって、ほぼ均等な破壊力を持っている。
故に ドライバーの長尺化 とは
入射角度が緩くなることによって
ロフトの少ないものが使える・・・筈 ということが
飛ぶことの要素 であって、
同じロフトでの 一般的な長尺化は
長さが増える⇒ヘッド重量が減る
ということで、破壊力は変わらない=飛距離は伸びない。
長尺化⇒入射角度が緩くなり
スピンを減らし、打ち出し角度が取りやすくなるという
ところプラス、製品ロフトが減らない限り(減らせない限り)
飛距離の増大にはつながらない。
ヘッド重量を減らさず、長さを増やしても
ボールの飛びの三要素を上手に配分できないから
やはり 飛距離の増大にはつながりにくいし、
バッグの中に入った その他のクラブとの相性も
悪くなりやすい。
だから、逆に言うと
他のクラブとのバランスを崩さない限り、で
ボールの回転量や打ち出し角度の無駄 で困っている人は
同じロフトのまま、クラブを短くすれば
それを解決できるチャンスが生まれるというコトでもある。
あ、勿論 短くする分、ヘッド重量は増やさないと
ただ シャフトをぶった切るだけでは
シャフトの運動量が減る プラス ヘッド重量が足らなくなる
ので 飛距離減衰になってしまう。
余談ではあるが、コースでのゴルフは
ドライバー〜アイアン〜ウエッヂ〜パター
ドライバー〜フェアウェイウッド〜アイアン〜パター
アイアン〜ウエッヂ〜パター
ドライバー〜ウエッヂ〜パター
とランダム・交互にクラブを使っていく
連続して 同じクラブを使うケースはとても少ない。
試打会で『そのクラブ』を連続して打つのと
購入して、自分のバッグに入れて使うのでは
『そのクラブ』は変わっていなくとも
『そのクラブ』を使う環境は劇的に変わる。
ゴルフクラブは その製品のロフト角度 だけでなく
長さによる ヘッドの入射(下方向)角度によって
エネルギーを 速度・角度・回転 に振り分けている訳で
クラブの長さも 製品のロフトの一部 と考えて
間違いではないだろう。
理論値というか、理想値では
☞最高到達高さは全番手同じで
☞その位置が番手によって異なる ということになる。
テークバック◆ハンドルを右に切ってはいけないよ
50ヤード以下のショットが安定せず、スコアに伸び悩むと…
スコアが全てではありませんし、
それ以外の楽しみ、それぞれの方の違った楽しみ
それを共存させられるのがゴルフの良さ、でもありますが
目の前のグリーンに対し、上手く打てないのは
ストレスになりますわねぇ、確かに。
テークバックの取り方が怪しい のです。
とは言え、その方法論は多くのアマチュアが採用する方法で
練習場では一般的な打ち方なのでしょうね。
フルショットの場合、スピードと言う結構
いろんなことを誤魔化せる要因があるので
そこの部分は取り上げられない、気にしない、なのですが、
50ヤード以下だと、その誤魔化しも効きません。
本来、ゴルフショットのヘッドが描く円弧
世間でいうところの「ヘッド軌道・プレーン」は
前傾姿勢があって、体の向きを変えることに
よって生まれる、斜めに傾いた軌道 です。
概ね 体の幅の中にクラブ・クラブヘッドがあって
体の向きが変わるから、円弧が創られるのです。
それによって、セットされた(選択された)クラブの
ロフト、そしてその運動スピード
それによって、距離が創られていきます。
でも、多くのアマチュアゴルファーは
その円弧を手のさばきによって、なぞる というか
創ってしまうのです。
そうなると、ロフトも変化しますし、
腕も含めたクラブの長さも変化しやすくなります。
腕と言う、さほど大きな筋肉の無い部位で
クラブと言う重量物を動かし、そして、さらに
その動かしたことによって生まれてしまう
更なる遠心力などの不可抗力を、その動かしている
腕が直接的に受けるのですから、安定は
難しいでしょう。
具体的に言うと、テークバックで
ハンドルを右に切るように
クラブを動かしてはいけません。
その姿勢のまま、と言うよりも
テークバックでは、少々オーバーですが
ハンドルを左に切りながら動いていく
と考える方が矯正されていくと思います。
前傾姿勢がある状態で、右を向けば
体の右側の部位の方が、左の部位よりも高くなります。
その状態が維持されて「スクエア」なのですから
ロフトの立ったクラブであれば、
フェースの向く方向は、やや地面に向いた
伏せられた方向になる筈です。
よく見かけるオンプレーンスウィングの図解で
ダウンやテークバックのどこかを切り取った静止絵で
地面と垂直になったリーディングエッジが
出てきますが、これは既に開いていることになりますし
クラブの構造上、静止状態でこの姿勢を作ったのでは
動きが入ると、もっと開くことになります。
30ヤード位のショット、から始めるのがいいのかも
知れませんが、テークバックは左にハンドルを切る
フェース面をずっと地面に向けている ような
そんな始まりが練習には良いかと思います。
レッツ トライ!
投稿◆ふわふわトップ?!
悶絶歴11ヶ月になります。
あまり覚えは良くない方ですが,
あきらめないことが取り柄です。
でもね,面白すぎてたまらないですよ〜。
ここ2回ほどの練習では
クランチは一旦置いておいて(オイオイ・・・)
体の向きの変更で打つイメージをやっています。
長年のクセがまだ抜けず,
トップでグリップが右へずれてしまい
左腕が伸びちゃってる(ToT)
でも,ここの処理がなんとなくわかりかけてきた感じ。
トップでクラブ重量が
完全に抜けた感覚が正解のようですね。
このたよりな〜い感じが,
想像の範囲を超えていたようです。
ふわふわした位置が,
イコール胸の前の中立なところでしょう。
手でクラブを上げなければ
自動的に中立点へ来るんでしょう。
逆に言うと今は手で上げてるということだ(爆
もう一つ大事なこと,
ふわふわ状態からふわふわ方向へスライドすること。
今は,左肘を外へ抜くことで
スライドを誘発させていますが
グリップが右へずれるため無駄な握力が発生していて
スライドが上手くできずに
右サイドが下がるミスがたまに出ます。
とにかく左脚をしっかり動かして
体の向きを変えること,
これが一番で,
できなければ上記のポイントは無理でしょうね。
まずはここはクリアできた!ということで
次はクラブを左半身にとどめておくために
手で上げないことでしょうか。
というか,
ふわふわ地点をトップと認められるかどうか・・ですね。
というか,ふわふわトップから
ふわふわ方向へスライドできるか・・・
全部つながっているんですよね・・・
やっとわかってきた(^^;
ふわふわ状態から一瞬にして
「くっそ重い」インパクトが発生する,
そのギャップが面白すぎてたまらないですね。
ほんとヤバイですよ。
(#^.^#)お便りありがとうございます。
スイングを変えていく ということは
タイミングも変わっていく。。。ということにもなります。
そこ、実は難しいポイントなのかも知れません。
多くのゴルファーは 数多くの練習によって
刷り込んだ動作というよりも タイミングを
すでに覚えてしまっていますから
動作が変わると リズムやタイミングが変わる…という
認識にはなかなか成れないのかも知れません。
まず ポイントは二つです。
テークバックの際、足周りのアクションで向きを変える動きと
腕周りのアクションでクラブを「起こす」動きは出来るだけ
同時進行にしたいところです。
あえて クラブを上げる動き という言葉を
使っていないところにもヒントがあるかと思います。
クラブを起こす動作が タイミングとして
遅いような気がします。
これは推測ですが、
従来のスイングで 体の回転を使って
クラブヘッドを跳ね上げる
まあ 厳しく言うと、手抜きのバックスイングの
タイミングというか、感覚がなかなか抜け切れない
のだと思うのです。
多くのゴルファーが 「ヘッドの重さを使う」
というのを、あやまった形で、あやまったタイミングで
実践しています。
テークバックの際、体を回し、そしてそれを止める反動で
ヘッドを動かすのは、それ以降のゴルフスイングにとって
百害あって一利なしの動きです。
そこ 改善の余地あり だと思います^^
そして、次に
体の回転というのは 前傾姿勢という傾きはあれど
基本…地面とほぼ水平の水平運動というか
横運動です。
ダウンスイングでクラブを「下に振る」という動作は
その動作そのものが、回転運動とはかなり異なる角度(方向)
のもので、クラブも含め 下への動作というのには
重さが存在するわけですから
回転運動の水平運動を狂わせてしまう
水平運動を少々大げさですが、垂直運動に変えてしまう
ものになる訳です。
“ダウン”スイングという名称ではありますが
如何に 下にヘッドを、クラブを振らないか
というのが 上手に重さを利用して
回転という水平運動を遂行するカギになる訳です。
また クラブを下に振る という目的にために
その行為をするため テークバックで
クラブを跳ね上げる動きが準備として行われている
可能性は否めない…のでは とも思います。
肩を水平に回す ...そして。。。
ここ がポイントなのかも知れません。
ここからここまで
そして 最大の誤解、錯覚は
この 6時から〜4時まで動く
クラブ、シャフトは
シフトに伴う体の向きの変更(右向きの解け)によって生まれ
この円を描く動きには手や腕は殆ど関係ない
というコトなのです。
脚で! と言うと誤解を生みそうなので
体さばきによって生まれるのです。
まず スイングを真上から見た場合の
正面を時計の針で 3時
飛球線を 12時
飛球線の反対を 6時
した場合、
アプローチやショットの練習で
6時から始めた打撃(インパクト)まで、ですが
一つの目の錯覚は 6時から3時まで90度
90度の角度、クラブと言うかシャフトが動いている ということ。
インパクトは体全体が、アドレス時よりも
左に… 平均でも15センチ ずれる訳ですから
6時から始まったクラブの動きは
4時半〜4時位で打つわけです。
時計の本体自体が左にズレルのです。
(説明難しい・・・ッスね)
シフトしていくことによって生まれる
自然な体の向きの解けによって
クラブヘッドは 6時から〜4時まで円を描くのです。
多くのゴルファーは
ここの部分を手で、腕で円を描こうとします。
大いなる間違いなのですが
この大いなる間違いに ショット、スイングの醍醐味を
憶えてしまっているのです。
一番クラブが重く感じる瞬間。。。
この手応えを体が「ある種の快感」として
憶えてしまっているのです。
。。。ですから、弊社で言うような 打撃では
飛ばない、当たらない、打てない不安と言うか
充実感の無さから、踏み切れない というのが
自分が多く目撃してきた事例です。
ここの円裁きを
腕也、手也、肩なり と行えば
それをするためには骨盤の動きは
止める必要が起こる為
肩の回転は捻じれ〜上に動くことに成り
骨盤と肩が別な角度、方向に動くことになります。
これが「ギッタンバッコン」になるのです。
肩が上に向き始めれば、左は高く、右は低くなりますから
当然、左へのシフトは出来ません。
肩が上を向き始めれば、体は開き始めるので
骨盤、肩が揃って 正面を向く瞬間が生まれません。
シフトできない。。。
体の開きが早い。。。
ヘッドを振ってしまう。。。
それらは関連した一体の動きから始まるのです。
ゴルフスイング◆肩を水平に回す …その1
この言葉には重要な「欠落」がありまして、
まず 肩を何と(何に対して)水平に回すか ということ。
言葉だけでは、地面に水平にと言うニュアンスが
ありますが、実際には腰(骨盤)と水平に回す のです。
そして、一番重要な欠落というか、勘違いは
腰(骨盤)が回るから肩が回るのであって
肩自身が積極的に回ることではない!
というコトです。
実はこの問題はかなり根深くて
ヘッドやシャフトを振ってしまうのとも同意語と言えます。
ヘッドを振ってしまうから、肩が回ってしまうのか
肩が回ってしまうから、ヘッドを振ってしまうのか
はそれぞれのゴルファーで異なると思うのですが、
この症状は 俗に言う「肩のギッタンバッコン」になり
ある方にとっては こすり(ロフトの寝)
ある方にとっては チーピンの連続
になってしまいます。
言葉で説明するのは易しくありませんが、
今回はその部分を掘り下げてみたいと思います。
弊社で呼ばれている「刷毛塗打法」を目指すと
多くはありませんが、スピン不足のチーピン病に
ハマってしまう方がいらっしゃいます。
ヘッドの横回転(ローテーション)が少なく
トップやダウンで「シャットが作れている」のは
大変良い事なのですが、肩と腰の回転の同期、同調が
取れずに、上に振ってしまうことに原因があります。
逆に従来のヘッドローテーションを抑え
シャットが作れないお客様は
正しい方法とは言えませんが、以前のボールをつかまえる術を
失ってしまったので、ボールスピードが上がりません。
重いヘッド、柔らかいシャフトで
シャットを意識しないと、放っておけば
シャフトよりも右に重心のあるヘッドは
運動に対し ロフトを開こう開こう とします。
ふたつ共に原因の一つになっているのは
「ロフトを立てる」と言う言葉かもしれません。
これも同時に改めて考えてみたいと思います。
同じクラブで、同じゴルファーが
ボールを打ち続けても 何種類もの弾道が、距離が生まれます
ボール、自分の立ち位置、目標方向は同じ。。。
なのに、弾道や距離に種類がある となると
グリップの位置が動く ということになります。
インパクト時のグリップの位置が
上になれば、ライ角度が減りますから
右方向、右回転が付き易くなります。
インパクト時のグリップの位置が
下になれば、ライ角度が増えますから
左方向、左回転が付き易くなります。
インパクト時のグリップの位置が
右に来れば、ロフトが増えますから
高回転、右回転が増します。
そして 同時にこれはヘッドスピードの
減速も意味しています。
インパクト時にグリップの位置が
左に来れば、ロフトは減りますから
低回転、左回転が増します。
俗に言う ヘッドの回転(ローテーション)は
これの複合技 と考えて良いので
円運動(体の向きを変える)と歪な道具(ゴルフクラブ)
の組み合わせにはもっとも不向きです。
しかし! これにも重大に錯覚が生まれます!
続く・・・
ゴルフクラブ◆ウッド〜ユーティリティ〜アイアン
☆ユーティリティクラブ
☆ロング〜ミッドアイアン
どの番手〜どのロフト を組み合わせするのか
悩むところですね。
簡単な基本構造ですが
同じロフト表記であっても
重心深度が深いモノほど インパクト時に
ヘッドが前に出やすいので 実質ロフトは
多くなります。
重心深度が深く、シャフトの長いクラブは
打ち出しが高くなり スピンは少な目
重心深度が浅めで、シャフトの短いモノは
打ち出しは低め、スピンは多めになるので
同じ距離を打つにしても 弾道は異なる。
例えば 7番-21度 9番-24度 11番-27度
このロフト構成のFWが 有ったとし
アイアン 4番27度 5番30度 6番33度
これを組み合わせるにしても
本当に、人によって大きく異なる。
ロフトの立てられる ヘッドスピードのある人に
(37ms以上ある人)
とっては ロフトの大きなFWは距離が出やすいので
人によっては 11番ウッドですら
5番アイアンで飛ぶ人も少なくない
ヘッドスピードが速くても、ローテーションで打つ人
にとっては FWは厄介な代物で
シャフトからの重心位置のズレが少なくない ので
(ウッド形状が故に 重心が深い)
ロフトが増えるだけでなく、ヘッドは遅れ
右に向きやすい… ハイボールスライスになり易い
アイアンに比べ、ヘッドの奥行きがあるので
開いて入ってくると バンスが邪魔になり易い ので
ミスヒットの頻度が高いから 嫌い! になり易い。
そのような人にとっては 9番ウッド=6番アイアン
の距離になってしまう場合もある
これにまた ユーティリティクラブが入ると
複雑で、実際には ユーティリティクラブは
ローテーションをする人にとっては
FWではソールの奥行きがダフリの原因に
なって使えない というのが使われる 一番の理由で
使用用途と言う意味では非常に曖昧な存在だ。
蛇足ではあるが、過去に一世を風靡した
ロイヤルコレクションのFW は ソールのエンドが
カットされている事が 人気の原因だったと思う
逆に ロフトを立てられる人にとっては
ソールの奥行きは ミスの修正やロフトの安定
にもつながるし ウエッヂのバンスと同じ働きだから
フェアウェイウッドは重宝すると思う。
FW: 重心深い 重心高い
UT: 重心中位 重心低い
IR: 重心浅い 重心中位
こんな違いがある。。。
ボールは上がり易いが スピンは少な目
というのが ユーテイリティの特徴で
距離のコントロールと言うか 一定の距離が
打ち難いのが一番の問題点と言えるし
重心距離と重心深度の関係があまり良くないので
ボールは右に出やすい
(それを防ぐために 引っ掛けも出ると言うコト)
やはり ダフリが出難い のが利点なのだろう
(ローテーションをする人にとって だが)
また あまり 話題にはならないけれど
ユーティリティには ウッドのシャフトを使うモノと
アイアンのシャフトを使うモノに 分かれる。
ヘッド重量とシャフトの長さに大きな違いが出ます
ウッド用シャフト使用のモノは ヘッドは軽く 長め
アイアン用のモノは ヘッドは重め 短め
双方の対比 ではあるが
ウッド用のモノは 出球が高めで スピン少な目
アイアン用のモノは 出球が低めで スピン多め
ウッド用のモノが 前進目的で
アイアン用のモノが 距離を作るのが主目的
と考えるのが妥当だろう。
ですので、同じロフトであっても
それぞれ 異なる弾道になりますし、
用途も異なってくる と言えると思います。
ゴルフ最大の魅力◆飛ばし〜〜
と書きましたが、そのこころ は
重さ と言う言葉にあると思います。
日常の中で、重さ と言う言葉は
おもり とか、 重し そんな使われ方をします。
重し とはモノが動かないようにするための土台 です。
要するに、重いもの というのは 動きたがっていない
動かさないようにした時ほど その重さの効果を発揮する
まるで禅問答のようですが、
それが最大のヒントになるかと思います。
スライスに悩んでいる人の多くは
ヘッドが返っていないから
フェースが開いているから と
思っているのでしょう。
で、その解決方法は
ヘッドを返す フェースターン です。
動作の方法等は兎も角、
もっと 動作を増やす、とか速くする、大きくする
という事にある訳です。
当り前ではありますが、ゴルフは1m近い棒の先に
その物体の総重量の7割近くもモノが偏重している
その先端部分を、うまく行っていないからと
もっと 動きを増やそうとすれば、うまく行く筈ありません。
そして、ゴルフクラブのその先端部(打撃部分)は
とっても 歪な形、重さをしているのですから
増やす運動は複雑な動作を強いられますし、
それによって作られる「不可抗力」もまた
複雑化、増大化 することになるのです。
これも 大きな勘違い だと思うのですが、
スライスではなく、フックボール ドローボールは
手を返して打つもの であると。
ゴルフクラブを作る立場の目でいえば
手を返すこと を基本にしている 球筋
スライスの対語は 引っかけ です。
手を返して打っている弾道は 引っかけに過ぎず
体もフェースを左に向け、ロフトを伏せてしまえば
左への低い引っかけ、それに左回転が伴っているに
過ぎないのです。
フェースローテーションとは 手首も含めた
肘から先の手先によって行う動作ですから
ゴルフに関係する一番小さな筋肉の部位で
クラブのスピードが最も速くなる場面で
ゴルフクラブの一番重たい部分を動かそう とする
行為なのですから、安定して行うのには
筋力なり、相当の訓練とその保持が必要となります。
「ちゃんとした」左回転を打っている人が
そのような 不確かな方法で行っている筈がないのです。
ゴルフクラブの構造上、
左回転は少ない縦回転(スピン)
になります。
ボールの曲りは
サイドスピン/縦スピン
と言う分母分子の関係なので
同じ800回転であっても
縦回転が 4000回転なのと
1800回転なのでは、現れる弾道には大きな差が生まれます。
左回転の100回転の差は厳密に弾道に現れてしまいます。
それを 小さな手先に任せる
しかも タイミング等のミスによっては
逆球(反対の回転)もあり得る、のでは
実使用には到底結びつきません。
左回転のボールを打っていくのには
再現性の高い スピードや技術の不可欠な方法でなく
出来るだけ動かない、出来るだけ急がない、忙しくない
最低限の最小限 でないといけない訳です。
ゴルフショット☆最大の魅力☆飛距離
必ず 左回転、俗にいうところのフック回転になります。
厳しい言い方 ですが、スライス回転を生むのには
なにかの「作業」が必ず必要になります。
飛距離とは関係ありませんが
アプローチで スピンがメインエンジンで止まるボール
スピンで止まる、スピンの効く 弾道と言うのは
総じて 左回転のことが多いのです。
スライス回転のボールの方が スピンが効く って
思ってるでしょ?! それじゃ 止まりませんよ。
それは兎も角、スライスに悩んでいるゴルファーは
少なくないと思います。
スライス回転の入ったボールは、クラブの構造から
どうしても スピン(縦回転)も多い弾道になります。
ボールスピードにもよりますが、
2000〜3500回転くらいが理想的な弾道
と言われています。
余談ですが、何が何でも低スピンと考えてしまうと
これも 飛距離を失いかねませんし、
低スピンにするということは 右でも左でも横回転には
非常にシビアなショットになります。
ボールスピードが上がりにくいアマチュアにとって
3000〜3500回転位で安定している方が
実際には飛んでいる弾道になると思います。
5500回転とか 6000回転 なんて
ドライバーショットを見ることも決して少なくありません。
6000回転と言えば、そこそこパワーのある人の
5番アイアンとか6番アイアン 回転数ですから、
結果として その飛距離になってしまいます。
そのロフトで打撃している という事です。
これでは ボールは飛びません。
しかし、逆に言うと ハイスピン ハイボール ハイスライス
を打っているゴルファーは 潜在性能として
ボールを遠くに飛ばす能力を隠し持っている という事でもあります。
つまり 飛距離の追求 はイコール スライス撲滅
でもあるという事です。(当たり前か。。。)
そして、それは オートマチックなヘッドスピード増加
にもつながるので 一気に30ヤード増加させられる
プランでもあるのです。
冒頭にも書きましたが、ゴルフのクラブの性質上
放っておけば、フックになるのです。
スライスを解消するのに、作業をさらに増やしたら
スライスは解消できません。
手を返す と言うような作業を増やすと
それをタイミング的に 引っかけで打ち消しているにすぎず
恒久的な スライス解消にはつながっていきません。
クラブの本来もっている球筋 左回転
これを表に出してくるのには、ともかく 作業を減らすこと
この一言に集約されると思います。
ー*−*−*−*−
長くゴルフ業界に携わっていると、見えてくるのですが
ある時期 アマチュアゴルファールのスライス症候群が
かなり減った時期があります。
なんとなく 記憶にあるかと思うのですが
あのエスヤードの頃です。 1993年だったと思います。
フックフェース で有名になりましたが
スライスがかなり解消されて原因は、それではなく
アイアンとウッドの重心距離のマッチングが一番良い時期でもあり、
ヘッド重量とシャフトの硬さのマッチングが一番良い時期でもあり、
プロの目として、実はそちらが原因とみていますし
スライスがまた増加している時期と
アイアンシャフトの軽量スチール化が重なってもいます。
サンプル
ゴルフ最大の魅力☆飛距離
ゴルフの大きな魅力、飛距離
これを しばらく取り上げたいと思います。
どこかのコメントにありましたが、
飛距離=ヘッドスピード。。。
これ はっきり言って 間違い という認識で
良いかと思います。
確かに それ以外の条件が全く同じであれば
その通り、とも言えますが、そうも行きません。
それに アマチュアのおじさんにとって
体力と言う面で、ヘッドスピードを上げるのは
並大抵の努力ではありませんから。。。
ヘッドスピードアップって腕力だけ って訳にはいかんので
特に 下半身の筋力アップ って、
勿論 やるにこしたことは無いと思いますけど
結構、きついと思います。
でも、 ヘッドスピードを上げる方法はあります。
なんだか 矛盾したような話ですけど。。。
前にも書きましたけれど、ボールを打つ打撃部分
クラブ(へッドも含め)には重量があり、「本来は」それを
落ちる と言うスピードを加算できるのです。
ここ 注意点なのですが…
「ヘッドの重さを使う」という意味を勘違いして
しまうケース…
ヘッドの重さでヘッドを落としてしまう
ヘッドを下げてしまう
と スピードは上がりません。
「ヘッドを」動かしてしまう。。。ということは
グリップを止めてしまうことになるからです。
ゴルフクラブ。。。クラブヘッドの形状は
ヘッドの重さ、クラブの重さを使って
グリップを素早く移動させることに特化しています。
腕力で・・・という意味ではなく
グリップの移動するスピードを
クラブの重さを使って促進する というところが
ミソ ということになります^^
そうですね トップの位置、そこからのヘッド姿勢
これらによっては 楽々 2ms程度のスピードは
上がります。急激な体力も一切必要なく、
いきなり その日に 2msヘッドスピードアップ
が可能になるのです。
場合によっては 3〜4ms上がる場合もあります。
でも、移動速度が上がるヘッド姿勢がある、という事は
下がる姿勢もある という事も意味しています。
多くのゴルファーはヘッドスピードを上げること
を その言葉のとおり ヘッドを速く振る、速く動かすこと
だと 大いなる誤解をしています。
その誤解をもとに、ドライバーを振っている限り
自分の影を追いかけているようなものですから
永遠に答えは出ません。
遅く振れ とは言いませんが
運動のスピードは一切変えなくても
上手にクラブ姿勢を作っていけば
それだけで 飛距離 と言うご褒美を
味わうことが出来ますし、
それによって初めて クラブの恩恵も味わえます。
ゴルファーの永遠のテーマである
飛距離、特にドライバーの飛距離に対し
如何に筋力に頼らず 飛距離を伸ばすか
ここにテーマを絞って
しばらく 記事を書いてみたいと思います
雑学◆日本の”ゴルフクラブ”発祥の地は兵庫県川辺町
なども この 兵庫県市川町川辺
イギリスの人が、今から111年前
明治34年(1901)六甲山に神戸GC(4ホール)を
オープンしたことが、大衆の娯楽?としての
ゴルフのはじまり です。
国産のゴルフクラブに関しては、それより
遅れるコト 20数年、昭和に入ってからのコトです。
日本製のアイアンヘッドが初めて製作されたのは
昭和5年(1930)のこと。。。
兵庫県三木市の金物工業試験場で 鋸や金槌、ノミ
などの大工道具を研究していた「松岡文治」氏が
イギリス製のゴルフクラブヘッドに興味を持ち、
福井覚治氏、宮本留吉氏らプロゴルファーの協力を
得て、2年の歳月を費やし、国産アイアンを完成させました
翌昭和8年(1933) 松岡文治氏は
後に森田ゴルフを設立した森田清次郎氏の
後押しで、日本ゴルフ器具製作所を設立。
これに次いで、美津濃が兵庫県尼崎市に
ゴルフクラブ製造工場を設立し、
「スターライン」というブランドで
ゴルフクラブ(アイアン)の完成品を発売。
同時期にボールも昭和5年には、ダンロップより
国産ボールが生産開始、8年にはブリヂストンも参入。
ここで面白い事に気付くんですが
今でこそ、ゴルフの中心地になっているアメリカ
アメリカ国内に初めてのゴルフ場が
出来るのは 明治21年(1888)、
日本より「たった15年」前だった んですよね。。。
確かに、日本の初期のゴルフは
一般的なモノ と言うよりも 社交界のモノで
あの中村留吉プロのカナダカップ辺りまでは
閉ざされたモノであったとは思うのですが
アメリカが先輩とは言え、15年の違い なのです。
意外なコトに 国産のゴルフクラブが
製造される 昭和初期の段階では、
ゴルフクラブの携帯できる本数の制限がなく
昭和13年にやっと正式なルールとして
14本になった訳です。
それ以前は、本数ばかりでなく特殊なゴルフクラブも
有った訳ですから。。。 面白そうですね
ゴルフ◆この時季… こんな症状になったら
気温もちらほらと 一桁台の日も増えてきました…。
ここら辺の気温になってくると
シャフトの硬さが表に顔を出します。
残念ではありますが、人は年々古くなります。
馬力というか、持久力というか
薄く、薄くではありますが
年々 落ちていくモノ。。。
つかまりが悪くなりますと
結果として、球筋がばらついてきます。
捕まえようとして 引っ掛け、フック
つかまり過ぎ防止に スライス、プッシュを
交互交互に繰り返してしまうからです。
この時季の アプローチのシャンク なんかが
その一番顕著なその例だったりします。
硬さ(柔らかさ)が十分であれば
シャフトの延長線上に「自然に」打点が来るのですが
硬くなれば そこにはヒールが来てしまいます。
ヘッドターンさせて捕まえようとすると
つかまる側にはトップ気味、
逃がし側にはダフリ気味と言うのも
同時に付いてきてしまいますし
ラウンド後半の疲れとか、前日の残業や飲み過ぎ
なんてのも 隠せなくなってしまうかも。。。
理想的には オーダーメイドのアイアンなら
一番長いアイアンにシャフトを何本か充当し
番手を下にズラして、数値を下げた方が。。。
2本位充当すれば 振動数で5cpm位
全体的に低くなりますから、大分 楽になります。
ウッドはそうはいきませんけれど。。。
ボール、ソフト系のボールに替える
と言う手も無きにしも非ず、ですが
思っているほど 効果はありませんので
少し ヘッドに荷重をかけて
シャフトの運動量を増やしてあげましょう
5g。。。それ以上かな?!
随分と変わると思います。
アプローチなど フルショットをしないクラブ
の方が その効果は大きいと思います。
10g〜20g は勿論 ですけど
鉛 そのモノが飛んでしまう可能性が
否めないですから、その量を貼り付ける場合は
しっかり ヘッドを脱脂して、しっかりした
両面テープで付けることをお薦めします。
◆注意◆
軽量スチールを使用されている方は
ヘッドへの荷重は 5g位で控えないと
シャフト破損の可能性が増大します。
軽量スチールは破損する時、
多くは シャフトが中途から吹っ飛びます ので
荷重する時はご注意を!
軽量スチールは スタンダードなスチールシャフト
に比べると 振動数低め ですが
それはある意味、柔らかくなっているのではなく
弱くなっているのです。
大きな声では言えませんが、
100gを切る軽量スチール。。。の
破損事故は、ドライバーヘッドの破損事故よりも
大変多くなってきています。
鉛の貼り方をよく質問されますが
10g程度の鉛(荷重)では
ヘッドの性質、特性に大きな変化はありません。
10g貼って 重心位置は一ミリ 動くか
動かないかです。
パーシモン時代と違って
ヘッドそのものの慣性モーメント
(周辺重量配分)が大きく、強くなっていますので
思っているほど 重心位置は動きません。
荷重・鉛は その量がシャフトへの負荷
として働きますので、
シャフトから離れた所に貼るのが
効果としては高くなります。
ヒールに貼る5gよりも
トゥ側に貼る5gの方が
5g × シャフトからの距離
と言うように 重さ効果があります。
全体と同じように貼るには
総重量と比例して量を変えるとイイかも
しれません。
ドライバー が 総重量 300g で5gなら
420gのウエッヂには 8〜10g位貼って良いでしょう
(それ以上でも良いと思いますけど…)
特にバンカーやラフなどが苦手な場合
サンドウエッヂにはタップリ重量を掛ける方が
楽になると思います。
女性のバンカーの苦手意識は
軽いヘッドによって 造られてしまうコトが
殆ど! なんです。
パター☆パッティングストロークのお話し
打つロフトがいつも均一であることと
距離感〜スピード感です。
均一とは言っても
いつもピッタリ とは行きませんので
そこら辺は ファジー(曖昧)でも
良いと思います。
「パターが一向に上手くならない。」
「パターを変えても、大きな変化がない。」
という声を良く聞きます。
それはこう言う仕組みです。
多くのゴルファーがこのような
パッティングストロークが正しい
と信じ込んでいると思いますが。。。
本当にそう思いますか?!
少々、オーバーにするとこうなる のです。
このパターシャフトの角度分だけ
いつもいつも ロフトは変化しています。
20〜30度は変化しているでしょうか。。。
それだけではありません。
シャフトの角度が変わる度に
例えば、ある定点 リーディングエッヂとか
ソールの高さも変化しています。
ボールとパターの接触の場所も
ロフトの変化も激しい この 振り子打法
果たして 距離感がつかめるでしょうか
いくら曖昧で良い としても
ロフトと当たる場所(ヘッドの高さ)が
双方、曖昧であるのは 拙そうですよね…
だいたいではありますが
ここら辺で、この位のロフト で
ボールをヒットするから
この位のスピード也、力加減で って感じで、
それを繰り返していくから
パターヘッドの動かすスピードと
ボールの転がるスピード 双方の
相互関係が確立され、距離感が
体に染み込まれていくのだと思います。
特に最近は 異形なマレット型が主流です。
理屈上は、重心が深く、慣性モーメントの
高いパターヘッドは コロガリを良くする
と思えますが、
振り子打法 でストロークする限りは
そのメリットは 逆転し、デメリットにしかなりません。
縦に円を描いてくるストロークと
重心の深いパターを組み合わせれば
パターヘッドを真上から見た時
より真っ直ぐ直線で打っているように感じますが
重心の深さによって
より パターヘッドは上向きに動きたがります。
俗に言う フォローを出せば 出すほど
ヘッドは高くなり、上を向いて行きます。
ですから、振り子打法で 重心の深いパターを
ちょっと 強めに打てば
必ず 上がり際、ヘッドが上に向かっている時に
ボールとコンタクトする事になりますから
ロフトが多くなり、多くの場合
パターヘッドの角がボールに当ることになります。
それでは ボールが跳ねるのか
どんなコロガリをするのか
全く予測がつきません。
打感をソフトにするために
フェース面に異素材が挿入されているモノも
少なくありませんが
リーディングエッヂ、パターの角というか歯というか
そこで ボールを打つのですから
全く無意味になってしまいます。
真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出す
一見すると 正論 のように聞こえるかも
しれませんが、パッティングだけに限りませんが
ショットやストロークは念力、祈り と言う訳に
行きません。
ボールとヘッドの物理的接触によって
産み出され、飛んだり、曲がったりするのです。
ボールは 球体。。。立体です。
ロフトやライ ヘッドの上下(当る位置)
などが ボールの距離や転がり、方向などに
影響を与えないでしょうか?!
パターヘッドを真上から見た時
ヘッドが目標方向に真っ直ぐさえ動けば
ロフトやライ、当る位置に関係なく
真っ直ぐ、適切な距離、良い転がりに
なるのでしょうか?!