ハミングバードオリジナル 軟鉄鍛造 HBS-10改
弊社独自の金型により、軟鉄鍛造アイアンヘッドです。
素材は一般的に使われる 軟鉄S25Cではなく、S20C
と炭素鋼の素材が少なく、より生鉄に近いものとなっています。
*Wニッケル シャンパンゴールド
オリジナルの金型を使っていますので
5番アイアンロフト相当で 最大312gのヘッド重量で
製品化することが可能です。
お客様一人一人に応じて、ロフト、番手構成、ライ、仕上げ
などここでのヘッド生産品ですので、
例えば 5番アイアンのロフト相当に3番と刻印を入れ
オーソドックスな9本セットを作ることも出来ますし、
あまりお勧めはしませんが、5番アイアンのロフト相当のものに
7番と刻印し、番手ロンダリングすることも可能です。
ヘッドは オリジナルの状態でロフトごとに10種
ロフト25度前後(4番相当) 重量 300g
28度前後(5番相当) 313
31度前後(6番相当) 321
34度前後(7番相当) 329
38度前後(8番相当) 337
42度前後(9番相当) 345
46度前後(PW) 355
51度前後(AW) 365
56度前後(SW) 372
59度前後(LW) 365
とこんな感じになっています。
上記は最大重量ですので、こちらより30gまでは
減量することが可能です。

ウエッヂだけでなく、ほとんどの番手が
平均的なアイアンよりも 多めのバンス角度になっており
ちゃんと入れられる方には非常に良いガイドになり
安定した飛距離を得られますが、
ロフトを開いていれられる方にとっては
跳ねてしまうかも知れませんね

ピッチングウエッヂ相当のロフトのクラブで
平均的なサンドウエッヂのバンス角度をもっています。
ソールの厚み(奥行き)も5番アイアン相当のロフトのクラブで
30mm弱あり、軟鉄で出来たユーティリティクラブと
いえるかも知れません。
調べてはいませんが、軟鉄でここまで
ソール幅のあるものは、現在、弊社のオリジナルモデルだけ?
かも知れません。
ロフトも特にストロングではありませんので
とても上がりやすく、ラフやフェアウェイバンカーなど
トラブル系のショットに非常に強く、
ヘッド重量のせいか、対ミスショットによる
(重量のせいか 異様な慣性モーメントなのです)
距離のばらつきの非常に少ないヘッドです。
基本、番手は後からの彫刻になりますので
番手をローマ数字にしたり、漢字にしたり
干支でいれたりの「お遊び」も可能です。
*パールクローム(シルバー)
また 2014年の生産品より
全ての番手、すべてのヘッドに
銅下が入っておりますので
使いこんでくると、薄いピンク色がかった下地が
見えてきたりします。
数年前に劇物指定になって以来、軟鉄ヘッドの下地に
銅下を入れたものは絶滅してしまいましたが
ここはちょっと凝ったところに手を加えてみました。
打感自体に差はありませんが、打音はよりソフトになるので
柔らかい「感じ」になるかもしれませんね^^
パターと同じく、仕上げ処理には

✪Wニッケル(シャンパンゴールド)
✪パールクローム(シルバー)
✪テフロンブラック(艶なし、マット仕上げ)
✪ボロンブラック(光沢あり)

の4種類をご用意しております。
全ての下地に一層のシングルニッケルと銅下が入っています。

現在、軟鉄鍛造のアイアンヘッドはコスト超削減のため
金型も出来るだけ、製品に近いもので
人間の作業を出来るだけ減らすようにしているものが
ほとんどです。
弊社アイアンヘッドのように手間のかかるものは皆無。。。
下地処理、仕上げの手間を省くため
バックフェース(キャビティ部分)に飾りの張物をして
誤魔化しているのが現状です。
また、メッキも異様に厚いものを施し
すがたっているのを埋めてしまっています。
アイアンを長く使わず、すぐに買い換えてもらうことを
前提に作っているので、ホーゼル内(シャフト挿入部分)にも
本来スプラインを入れるのが常識だったのが
見かけなくなっていますね。。。
弊社のアイアンは、そのヘッド重量による
シャフトの抜け防止も兼ね、アイアンシャフトの径
9.4mmよりも、0.1mm細いボアで穴開けしてもらっています。
最終処理の際、弊社にて 0.1mmボアアップしますので
よりタイトな組み付けになりますし、
抜け防止にもなります。
当然、深さ28mm・2mmピッチのスプラインを入れています。
ま 当たり前の安全対策と手前味噌ではありますが。。。