◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2014年05月



自分のシャツにこのような模様が
付いていると分りやすいだろう
BlogPaint
当たり前だけれど ヘッドには
フェースという打つ場所が決まっていて
それには 角度が付いている
ロフトやライという 隣同士とは
数度の違いがあるものを選別して
使うので できる限り
自分の上半身にとって
どの場面であっても
同じ角度の状態にしておいた方が
いつも同じショットを打ち易い。
imageCA07U19C
このように上げてしまっては
アドレス時 ロフト角度は
たとえば 10度であったとして
クラブヘッド単体の製品としての角度だけで無く
自分のシャツの縦線に対しても
10度の状態であったはずなのに
このトップの位置では
シャツの横線との角度に90度
捩じられるような状態になってしまう。

よく 脇を開けるな
という言葉を聞くけれど
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この状態での 右腋は兎も角
左脇はがら空きになってしまうのは
どう説明するのだろうか。。。

テークバックで 右にハンドルを切るように
腕を使い、関節のない上半身を
捩じって使う ことの方が良い?!

プロであっても 本来体を傷めにくい
道具を使ったスポーツで
出場試合数が少なくなっても
若いうちから 深刻な身体ダメージを
引きずることになるだろう。。。

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これはちょっとやり過ぎにしても
1636261
どれも 自分の胸に対し
両肘で作る線は平行な状態
つまり クラブはこの場面で
アドレスと同じ状態で
高さというか 自分の胸の縦線に沿って
動いただけの状態と言える
pga_g_jnicklaus_400
肘を外に張るクランチの姿勢
と作れているから トップの状態で
胸が開き、インパクトに対し
胸が閉じる
一番力の使える状態である上に
クラブヘッドの重さを縦〜重力を利用して
動かせるのだから
アマチュアが真似るべきスウィングは
どう考えても こちらだと思う

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ジャックの登場によって、この世にフライングエルボーなる言葉が
生まれたともいえます。

後々に 日本ではジャンボ、外国ではノーマンなどが
このスウィングを基本に自分のスウィングを作ったそうです。
pga_g_jnicklaus_400

これは恐れ多くも、ご本人に聞くことは出来ないので
あくまでも都市伝説なのですが、
その「フライングエルボー」という言葉が
あまりいいイメージでなく、悪い動作 という印象を
植えつけたのは ジャック本人? と言われています。

日本ではジャンボ、アメリカではジャック
ともに 史上最高の成績 長い活躍年数
40台を超えてからの活躍 を考えると
「これを真似されたらマズイな。。。」と考えたとしても。。。
もちろん 都市伝説です。

この肘の外への張り方は
脚が体を回していないと 意味をなさないので
年齢をとっても 体が回せる スウィングともいえるのですが。。。
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たぶん これは 70歳前後のマスターズでの映像です。

肘を外に張る クランチ 。。。
他にも 有名どころでは カプルス
1636261
ちょっと やりすぎ感はあるけれど ジョンデイリー
480px-John_Daly_at_AmEx_Crop
どちらも飛ばし屋ですね。。。

カプルスのほうは肩関節が柔らかいのか
胸に対しては クラブは開き気味。。。
デイリーのほうは ジャックと同じく
しっかりと脚を使って、骨盤を回していますから
クラブはスクエアなまま
ま、プロですから当たり前と言えば、当たり前ですが
このクラブ使いですと、デイリーはアプローチも上手いです。

これは若かりし頃のマッシーです。
浅めのトップの位置とはいえ
肘は外に張り気味、クラブは寝かさず、しっかりと骨盤の向きを
脚のアクションで作っています。
005009000062
クラブを体の幅の中に収めておけば
必然的に ロフト変化も少なく
両肘で作るラインが胸と平行
方向性も良いうえ、そのままアプローチにも
応用できます。

腕の作用とヘッドの重さ、形によって
上から打てますから 距離も得やすい。

無理に上半身を捩じらないから
故障も少ない。。。悪いところはナイ!
と言えるのですが。。。
やっぱり 都市伝説?!じゃないのかも。。。

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ゴルフクラブには他の多くのスポーツ用品(道具)にはない
重心位置(重心のズレ)と言うのがあります。

IMG_NEW他のスポーツ用品。。。
例えば野球のバットやテニスのラケットは
重心のズレと言うのがありません。
ゴルフクラブの場合、
重心のズレの少ないモノでも3センチ
多いものになると5センチちかくも
打点の部分は握っている棒よりずれています。

このずれが不要だと考えるゴルファーもいるようですが
この「ズレ」は上手に使うと
打撃と言う動作を補助、促進する役割にもなります。

カタログなどでは 重心距離が長いモノの方が開きやすい
短いモノの方がヘッドが開きにくい とありますが
半分合っていて、半分間違っているとも言えます。

最終的には 適切なヘッドの重量とシャフトの柔らかさ
があれば、遠心力の作用によって
重量は一直線に並ぶのですから
そう言った「開閉」「回転」の効果と言うより
同じヘッドの重量であっても
長いモノの方が重く感じられることと
長いモノの方がシャフトの動きが大きく
トゥダウンの量も増えるから、
結果、そのように言われるのだと思います。


その 重心のズレの効果を考えてみましょう。

スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)練習と言うか、ドリルで
この姿勢を作ってみましょう。
右をむいたまま、骨盤を右に向けたまま
腕(肘)を伸ばし、グリップを下げます。
少々オーバーですがフェース面が地面を向くようにするのと
空を向くようにする 二通りを行ってみます。

地面を向いている場合、握っている棒よりも
クラブヘッドの重さは左と言うか、進行方向側にあります。
空を向いている場合、握っている棒よりも
クラブヘッドの重さは右、進行方向とは逆にあります。

さぁ それぞれ、左手〜左腕にどんな重さが掛かりますか?

ゴルフのショットのドリルです。
これから ボールの方に、目標(飛球線)の方に
動きたい訳です。

そして ここからフォローまで体は
シフト〜ターンをしていくのですが
それを阻害するのは いったい どちらの向きでしょう?

フェースを地面に向けたものでは
左手〜左腕に下への重さが掛かります。
また、重量方向に懸かるクラブやヘッドの重さは
左手やグリップ部分を飛球線の方に押します? よね。
また、グリップ部分は自分の体の方に押されてくると思います。
スナップショット 3 (2013-11-13 6-42)
フェースを空に向けたものは
左手には上に向かっての重さが掛かりますし
グリップ部がボールの方に押され、体から離されてしまう
と思いますが、如何ですか?

理想的(理論上)には
インパクトまでは体は右向きです。
右向きの間は左半身の方が右半身よりも低くなっている訳で
その時間は出来るだけ長い方が良いでしょう。

この段階で左サイドに上がる重さがかかり
クラブが体から離れると 遠心力が増します。
外へとはらもうとする力
所定の場所にあるボール(通過地点)

外にはらむ力と反対の動作を行わないと
所定の通過点であるボールを打つことが出来なくなります。

左サイドが上がる というコトは
イコール 左を向く 事になります。

スナップショット 4 (2013-11-13 6-42)スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)






このドリル、アプローチは
必ず役立ちますので 是非^^
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握り方 と言う意味でなく
製品としてのグリップには
通称「バックライン」と言うのが入っています。

正確には バックラインと言うモノが
備わっている製品もございます。
IMG_0089
ちょっと判り難いかも知れませんが
それはこのように、丸い筈のグリップの
内側に 出っ張った部分がありまして
それが丸いシャフトに装着されると
その分が 背張りのようになって
外側に出っ張る訳です。

日本では「バックライン」と呼ばれていますが
英語での正式名称は「リマインダー」
もう一度、使う人に思い出させる というか、
認識させる と言うような意味合いの言葉です。

これによって、自分が正しく握れているか
今日のフィーリングはどうだろう?!
みたいな 機能な訳です。

また フルショットでも、アプローチでも
バックラインは概ね、フェースの向きというか
ボールの飛びだす方向と90度の関係に
有りますから、フェースの感じと言うのを
手に伝わる重さと共に、実感できる部分でもあります。
右手を使って、右肘を使って
左手、左グリップごと クラブを押す
と言う意味でも その板状の向きは重要になります。

上手に付き合えば、丸いグリップ、シャフトを
板状の感じで使うことが出来る
たいへん便利な機能です。
IMGA0209
過去のゴルフクラブには
グリップそのものを板状にしてしまうモノも
存在していました。 それはあまりに簡単!
ということから ルール違反になったのでしょうか…
その名残、みたいな部分で、「バックライン」
は現存しています。

そのバックラインを、いつもどこに収めておくか
自分の手の、グリップのどこの部分と
バックラインを接しておくのか は
人それぞれあって良いかと思いますが
蛇足ですが、私の例を。。。。

私はバックラインは大好きです。
無いと困ります。
で、グリップの時、どうしておくか というと
バックラインを感じないようにグリップします。
左で言うと、第一、第二関節を曲げますと
指で箱の底のような部分が出来るわけですが
IMG_0089 (2)
その底の部分に バックラインを持ってきます
第一関節と第二関節の間ですね。
だから バックラインを強く感じてしまう場合
あ?! 握り方がいつもと違う
というのを一つの目安にしています。

右手の場合は バックラインを第一関節の
くぼみに収めるので これも同じ。
感じている時は いつもと違うグリップだ!
と判断しています。

参考になるかは、分かりませんが
これも一つの例でしょう。

それぞれの方が、上手にバックラインと
付き合うコトによって、クラブとの唯一の接点
であるグリップをいつも同じ状態に
しておけるのだと思います。
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ゴルフスイングには
前傾姿勢と体の向きの変更というのがある。

d18b70e3-s上半身をねじらず、足回りをつかって骨盤から上を
正しく向きを変えるとして・・・
右を向いているときは
左サイドの方が右サイドに比べ低くなるわけだから
この黄色いラインが基本になるので
この状態でのスクエアなフェースと言うのは
地面に対して、ややシャットな状態になる・

t02200278_0327041312030346860逆に言うと、右を向いているとき
地面に対し、スクエアなフェースと言うのは
体に対してはオープンになる訳で
この写真はダウン時になるけれど
自分の体の傾きに対しての左手の甲の向き、傾き
がある意味 左腕だけでテークバックをとった
証ともいえる。

アドレス時にクラブを持たず
「前ならえ」の姿勢を作り
その状態のまま、テークバックを取る…
体の傾きに沿った形で、左手の甲はやや下向き
右手の甲はやや上向きな感じになるはず である。

「ダウン」スイングというのは
進行方向に当たる 左サイドが低い
進んでいく方向が低くなっている という意味合いなので
テークバック時に 左サイドの方が右サイドよりも
低くなっているというのは とても大切な部分。

よくある現在、主流のスイングでは
テークバック時に 右にハンドルを切るような
左腕だけでのテークバックを取ってしまうので
体は固定し、一見前傾姿勢を残しているようであって
腕周りは 左腕の方が高く 右腕の方が低い関係が
築かれてしまうので、動作のスピードが増した場合
腕やクラブの重さによって
右サイドがもぐりこんでしまうような姿勢になりやすく
進行方向が低くなる「ダウン」スイングは
失ってしまうのだ。

非常に基礎的な動作 ではあるけれど
ここに重要な要素がたくさん詰まっていて
スイングをする人が、管理できる数少ない部分でもある。

ダウンスイングで
ダウン〜進行方向が低い
この部分がないから
本来は必要のない クラブを下に振る動作が入ったり
テークバック時に
ハンドルを右に切るような動作が入るので
それをさらに複雑な形でもとに戻さなければならなくなる。
スナップショット 4 (2013-12-05 18-39)

前ならえしている替りに
クラブを持てば、それがアプローチに基礎にもなるし
非常に有効なドリルであり、素振りでもある。

前傾姿勢&体の向きの変更というのが基礎であり
ショットそのものなんだ と認識できる
素振りになるといいですね^^
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 頑張って 辛抱して 悶絶してきた人が
飛ばし屋に変身していくのは ウレシイものです

もちろん、紆余曲折あり いろいろと悶絶もしたかと思いますし
まだ するかも知れませんが
体も傷めず、自分なりに軽く振って 満足の距離が得られる
のは とても良いですね。

クラブヘッドを手で円を描かなくなると
基本的には、クラブの持っている性能は
初めて発揮されるようになります。

クラブの基本性能はまず ヘッド重量 です。
これを上回る 何かの性能はまずなく
車でいうところのエンジン というか 
馬力そのもの とも言えると思います。
ヘッド重量には 勿論 ボールを飛ばすためのエンジン
破壊力の源 であるだけでなく
推進力・慣性力の源になりますから
耐ミスヒットにも強くなりますし
方向性とまでは言えませんが、似た種類の弾道を
打ち続けるのに大変貢献します。

また、ヘッド重量がしっかりしていると
メトロノームのような効果、
ヘッドの重さによるリズム感を感じやすく
一定のリズムを掴みやすくなります。

ヘッドの姿勢やクラブの位置などの把握もしやすく
ミス時を次のショットやスウィングの修正へと
役立てられるかと思います。


一方、市販のクラブのヘッド重量クラスでは
破壊力の源は 打つ人の動作スピードにかかっています。
ヘッド重量がありません から、個々のクラブに固有の
テンポも生まれませんし、スウィング創りにとって
クラブとは関係ない、人間の固定動作を
反復練習により刷り込まねばなりません。
ミスヒットだけでなく、関節などの痛みを伴うケースも
少なくないので、感覚器官をオフ にしておく必要が
有るのかも知れません。
imagesCARZT6DK
体の回転でクラブが動かせるようになると
ヘッドと上半身(例えば胸) はいつも一定の関係に
なりますから、ロフト角度、ライ角度 というのが
正しく意味を持つようになります。

あるメーカーのドライバーを買うと
一本のクラブで 8度から12度まで
自分の意志でロフトをいじれるクラブが
発売されています。
一見すると、便利なように感じられますが
ロフトという クラブにとって 非常に重要な
意味のある機能を ナイガシロにしてしまう
最低なクラブ発想なのだと思います。
必ず この発想はそれを販売したものですら
最終的には苦しめる ゴルフ破壊兵器になってしまいます。

ロフトとライが正しい性能を発揮してくると
基本的にはショットは 左回転になってくるようになります。
左に出て左に曲がる 引っかけ ではなく
右に出て 左に戻ってくるような弾道になります。
こうなると 途端に距離が出るようになってきます。
ここ数日の来店されたお客様数名は
ヘッドスピード 37〜38ms で
 楽々 240ヤード オーバー
ヘッドスピード 40ms強で
 255ヤードオーバーを連発されていました。

フックボールが出始めると
距離の増大 という強烈な麻薬が付いてきます。
ここで気を付けなければならないのは
ボールが潰せて ロフトが立てられるようになった
ボールをある程度 上から打てるようになり
ヘッド重量がスピードの加算や打撃力への有効利用
出来ることになったことによっての飛距離の伸びです。
これ以上 フックを打つことによって
飛距離を伸ばす欲にしっかりと歯止めをかけなければ
なりません。

理論上、あくまでも理論上
ティーをある程度高くし、アッパー気味に打つと
高い打ち出し、少ないスピン ということで
ボールがより一層飛ぶようになる訳ですが、
それ自体、ティーアップしている という
直接、技術ではない ゴルフの遊び心によって
すでに満たされているのです。

それを 意識して、技術でやり始めると
始めのうちは 飛距離の増大になりますが
必ず 後から ものすごく重く響く 後遺症が
ついて回ります。
その悶絶度は ともかく「期間が長い」という事です。
よほど、練習しても、一度その罠にハマってしまうと
少なくとも2年以上 それと苦しむと思いますし、
それには 必ず「腰への負担」というのが付いて回ります。

バンカーショットに悪い結果が出始めたら注意してください

そうなり始めたら、ドライバーをティーアップせずに
いつもより 左めにボールを置いて
プッシュローボールを打つことで修正して下さい。
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テニスとか、バトミントンとか、卓球もそうでしょうか
正式な称号は分からないのですが、とりあえずドロップショット
というのがありますよね?!
ネット際にポトッと落とす奴です。

スナップショット 7 (2013-07-04 23-37)スナップショット 8 (2013-07-04 23-37)






スナップショット 9 (2013-07-04 23-38)スナップショット 10 (2013-07-04 23-38)






こんな風にラケットを使うイメージですよね?!

動かし来る面をフェースでなでるように
クラブを扱うと、そのドロップショットになる訳です。

で、ドロップショットって
スピードを速くすると、それは距離になりますか?

なりませんよねぇ

より強くドロップショットになって、
テニスであったら、バウンドして、もう一度
自分のコートに返ってくるかも…

そう、こうやってフェースを使っている限り
どんなにスピードを上げても、スピンが増えるだけ
ボールには推進力も付きませんから
ボールは高くも上がりません。

へっど、フェースを動かすイメージはこちら
スナップショット 11 (2013-07-04 23-39)スナップショット 12 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 13 (2013-07-04 23-39)スナップショット 14 (2013-07-04 23-39)






とりあえず ロフトは0度と仮定して
クラブを扱うことが肝心です。
ロフトはクラブの仕事。
自分でロフトを作ってしまっては
クラブの意味、番手の意味がありません。

ふたつを並べて比べてみましょう。
スナップショット 7 (2013-07-04 23-37)スナップショット 11 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 8 (2013-07-04 23-37)スナップショット 12 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 9 (2013-07-04 23-38)スナップショット 13 (2013-07-04 23-39)






スナップショット 10 (2013-07-04 23-38)スナップショット 14 (2013-07-04 23-39)






この使い方をすると、肘の使い方にも違いが出ます。
ロフトを開く使い方では、肘を伸ばすと
クラブが自分から離れる⇒クラブが長くなります。
クラブは長くなるとより重くなりますから
より遠回りして、より遅れて、より開きます。

またスタートの状況で、ロフトを開いてしまえば
テークバックやトップの位置でロフトを開いてしまえば
クラブは閉じている状態よりも重くなります。

重くなって、遠回りするんですから
インパクトは体の正面で合流。。。なんて不可能です。

重くなって、遅れるクラブ…
肘よりも手の部分が遅れてきます。
重くなったクラブによって、右サイドは下がりますから…
開いているロフト、下がった右サイド…
飛ぶ理由が見つからない。。。

前述の通り、スピードを上げたとしても
ドロップショットはドロップショット・・・

おっと、忘れちゃいけないのは
体なり、腕でスピードを上げれば
その二乗倍、クラブは重くなるんです。

ヘッドの重さが重力で落ちる力は
ボールを目標方向に飛ばすのには使えない。
残念ですが、ボールはソールでは打ちませんから…
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 ボールを体の幅の中に収め
体の回転でスウィングが出来るようになると
ボールを上から打てるようになってきます。

ここも勘違いしてほしくないのは
ボールを上から打つのは 手の作業 ではありません。
ボールを体の正面、ボールと正対した時にとらえる
という事は それ以前、それよりも前は
右を向いている
=左サイド(進行方向)が低い
ということ、体の回転で動いてくるから
クラブヘッドは上から、俗にいうインサイドから
入ってくるのです。
スナップショット 3 (2012-11-01 20-25)
体の幅の中にクラブがあって
上から入ってくると
ヘッド重量を打撃に使えます。
また そのヘッド重量がダウンスイングの
スピードの加算として利用できます。
それだけでなく
ヘッドが そのいびつな重心構造が
ヘッドの重量の中心点が
シャフトの延長線上に存在しない
ということが、動作の次のアクションの
案内役にもなるのです。
便利ですよね

ヘッドの重量が動作の負担にならず
シャフトのやわらかさ によって
グリップの行く方向や移動自体も
補助を得られるのですから
非常にスムース、非常に簡素になります。

正直、体の幅の中にクラブを収められる
ようになってくると 切り返しやダウンスイングで
力んでいる暇など一切無いと思います。

ゆえにテークバックでの
右ひじのクランチ というのが
重要になってくるのです。

スナップショット 2 (2012-11-04 11-46)
それが出来はじめてくると
だんだんと クラブやシャフトの
ライ方向 縦の動き
というのが存在しないのが
なんとなくですが 感じ取れてくるか
と思います。

脚の働きによって
上半身〜骨盤を含めた骨盤より上 が
ターンテーブルでクルリ と回る
ことが ゴルフの打撃 なんだと
そう感じるようになって来たら
しめた!モノです。

最終的には 左へのシフト
→右向きの戻り

と 腕の動きはシンクロ
というか同時というか
腕の動き、肘の動きによって
左へのシフト→右向きの戻り
この動きを補助、促進、補正
しているので
ある意味、体のセンター(多少オーバーですが)
からクラブを動かさないために
肘・腕を動かしている
という なぞかけ みたいな役割になるのです。

同時に動かしておくためには
・・・今まで散々 腕を遅らせてきたスイングを
覚えてきた人にとっては
腕・肘を先に動かしておく
という事を覚えて
初めて 同時になる という事です
スナップショット 2 (2012-11-01 20-24)
そう イメージ、あくまでもイメージですが
腕の姿勢が 肘によって決まったら
(ダウンスウィングで 意図的に
動かす部分は 右ひじだけ)
右腕がインパクトまでに概ね伸びる
これが決まったら
後は 間断なく一気に
左を向くまで回転するのです。

決してインパクト付近で
体を開かないようにするため
体の動きを止めてはいけません

いきなりのアクセル全開は要りません。
肘が動いたら、腕が伸びたら
左を向く! って感じです。
インパクトの意識を持ってはいけません。
インパクトは正面で!
というのは 結果として そうなれば良いので
そこを 作って 作れるものでは
ありません。

スピード、加速は要らないのです。
ただ シフトも含めて
体を最後まで回せば
ボールと正対した時に 結果として
ボールを打つことになるだけ です。
スナップショット 8 (2012-10-29 20-11)
肘を伸ばしながら 左へシフトして
後は一気に回る一気に回る
スピードは要りません
間断なく 過不足なく
加減速なく 一気に回る

レッツ トライ

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ゴルフクラブに関して とても不思議に思うことがある。

例えば、シャフト・・・
シャフトにはフレックス、硬さが存在する。
単純に表示されている硬さで見ても
レディースからダブルエックスくらいまで
少なくとも数種類が存在している。
別に ダブルエックスやSを選ばなければいけない訳じゃないし
上手になったら、シャフトを硬くする…なんて
馬鹿丸出し だと思うしね。

いろいろな硬さがあるのに
硬いシャフトを選んで
「シャフトをしならせて使う」
のなら
始めっから しなるシャフトを使った方が
いいんじゃないの?

硬いシャフトを
「しならせて しなり戻して使う」のなら
柔らかい、始めからしなるシャフトを
「しならせないように使う」方が
真っ直ぐ行き易い筈だし、繰り返せるんじゃないの?!
HBS 005

スイングを覚えていくうえでも
非常にいびつで偏心したゴルフクラブを
しならせて、しなり戻して 使うより
しならせないで使う方が簡単じゃない?

飛距離はもちろんだけれど
やっぱり狙った方に行かせたい訳でしょ?!
シャフトをしならせて、しなり戻す
ってことは、ロフトも含めた
フェースの向きも変わるし
クラブ自体の全長も変わるんだよ。
それで上手く打てたとしても
それって かなりの瞬間芸でしょ?!
次のショットへのフィードバックって言うか
もう一度繰り返すための目安はなに?
タイミング?

オジサンゴルファーであって
ドライバーショットで言えば
インパクト時、ボールとヘッドが接触してる時間は
多く見積もっても
 1/2500秒
 0.0004秒

これって ほぼ ゼロに近い数値じゃないかな

それが ロフトも含めたフェースも向きが理想的になって
クラブの長さも理想的で
フェースのいいところにボールが当たる
そんなのって
目をつぶって流れている高速道路を全開で
横切るようなものじゃないのかな?

それを練習というか、積み重ねて
どうするつもり?

確かにその瞬間芸は凄いと言えば凄いけど
それを技術というのなら
それを次の人にどうやって伝えるの?
積み重ねて研鑽をつむ???
職人芸だよね

クラブをデザインしたり
作ったりする立場からするとさ
それって ボールを飛ばす、ボールを飛ばすエネルギーを
クラブではなく 自分で作る行為でしょ?
クラブに関係なく・・・。
クラブヘッドには重さがあって
それがボールを飛ばす(どかす)破壊力の源
なんだ と考えれば、そういう使い方には
ならないような気がするけどね。
クラブにはボールを飛ばす破壊力が、
始めから無くて それを自分の能力というか
技術と言うか、運動、動作によって生み出すって
クラブにボールを飛ばす破壊力のないもので
身に着ける技術でしょ?  遼君

それと同じように
ロフトの選択もあるよね。
一般的には ゴルフクラブの易しさ
ドライバーに限らず、アイアンやフェアウェイウッド
ユーティリティに至るまで
易しい(簡単な)基準っていうのは

 ✪ボールが上がりやすい ことと
 ✪ミスへの寛容性が高い こと

ゴルフを覚えていく過程で

 上がりにくいクラブで 上げることを覚える

方がいいのか

 上がりやすいクラブで 下げることを覚える

方がいいのか
良く考えた方がいいと思う。
スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)

例えばさ
プロと比較するのもなんだけど
アメリカのトーナメントに出場しているプロの
使っているドライバーのロフトには
10度や10.5度も結構ある。
体の大きな欧米選手がこのロフトを使ってる…
ヘッドスピードが全てじゃないけど
彼らのヘッドスピードは楽々 50msを超え
60ms近い選手もたくさん要る。
ヘッドスピードだけでなく、スタミナなんかも含め
日本人アマチュア、オジサンゴルファーはそれより
かなり劣る訳でしょう。
なのに ロフトは同じなの?
なんか おかしくないかなぁ…

ドライバーで言えば
ロフトっていうのは
ボールの上がる角度やスピン量ばかりでなく
左右への曲がりやミスの寛容性にも
かなり大きな影響を及ぼす。

上がりにくいクラブを上げる ってことは
イコール 距離をロス することだし
そのうえで、ミスの寛容性も低い
厳しいロフトを使ってボールを打つことを
覚えるのに メリットが無いような気がする。

上がりにくいクラブを上げる ってことは
始めからクラブの機能に反する って言うか
無視することになるんだから
それでゴルフを覚えてしまったんは
そのあと、クラブの機能を使う術を失っちゃうよ。
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おじさんたちの目指そう ってのは
そうね ドライバーだと語弊があるから
7番アイアンで140ヤードとか 130ヤードを
誰よりも軽〜く
遼君の 1/3位の振り応え で打ってしまおう ってので
簡単に 確実に 繰り返し
まるで アプローチを打つみたいに の感じで。

 
スピード≠飛距離
ってのは 言ってきたけれど

もうひとつネ
これ 更に難しいよ
技術的に と言うよりは
人間の欲求っていうか
飛ばしたい って気持ちと
真逆な行為だからね

20090801 2009_09_01_01_25_27-334フレームショット

タイトルにも書いたけれど
ヘッド(先端) とグリップエンド(後端)の
運動量を同じにすること
いや イメージの中では
ヘッドの運動量〜移動量の方が
少ない位(半分位?)でちょうどいいと思う。

縦にも 横にも
クラブの長さ分の差はともかく
決して その長さで起こる差 以上の
運動量をヘッドにもたらしてはいけない!

横方向のイメージは割に付きやすい
と思うけれど
縦方向のイメージは難しいでしょ

クラブを縦にスライドさせる
これ 出来れば 完成みたいなもんだし・・・

特に縦の制御が難しいのは
より一層 視覚情報と脳内イメージに差があるからで
縦にスライドさせても
実際にボールを打てば
ヘッド部の方がたくさん動いて 

出来かかっている人にとっては
このトリックは簡単に見破れるんだけど
現在 ダフリまくり
上がりまくり 当たらない
クラブが重〜い を体験中の方にとっては
Mr.マリックさんだよね

ここも 実は クラブを腕 右ひじで
先に動かす感覚が重要になってくるんだけど
それを乗り越えても ヘッドを縦に
シャフトを縦に振ってしまう人にとっては
難しいんだよね

その 俗に言うキャスティングの動き
よ〜く考えると 対処法 あるでしょ?
ヘッドを シャフトを縦に振るのなら
グリップを下げれば いいジャン?!

クラブは構造上 自分の方に鎌首をもたげているんだから
クラブヘッドの重さは クラブ全体を下に
動かす形状・・・
ヘッドや シャフトを縦に動かす形状じゃ ない!

その形状を利用して
そして 動かす順番 を考えれば
先に 右ひじを動かす つもり(程度)であれば
左にグリップを送る動きは = 下方向も伴う でしょ
先に行えば! ね
まだ 体が右を向いているうちに 動かし始めれば
→左 は ある種 →下(斜め)

更にね 良く頭を整理して貰いたいんだけど
前傾姿勢&体の向きの変更
これが 正しく保たれ 行われていれば
右向き → 正面向き
これだけの動きで グリップの位置
手の位置は下がる?? 低くなる訳じゃないですか…
クラブの重さ、ヘッドの重さ、そしてその形状
が加われば 下方向には
逆らわない限り プラスアルファで より下がるんでしょ

ヘッドを下げてしまったら
手は グリップは下げられないよ

ヘッドを下げてしまえば
まず 間違いなく 前傾姿勢は失うよ

そこ よく頭を整理しようよ
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パターストロークだけに限りませんが
ストローク、ショットの一番肝心なところは
ボールの前後20センチ、合計40センチ
ここが どう動いているか
 です。
どう ボールをさばいているか です。

そう書くと、多くの場合、体の動き と考えがち
ですが、そうではなく 
ヘッドがボールをどうさばいている
のか ということが一番重要なのです。

無機質なボールにとっては
激突物であるヘッドのみが その距離や方向、回転に
影響を与えるのであって、動いている人間の体は
間接的や結果的には関係があったとしても、
直接的な影響ではないという事です。
極端に言ってしまえば、体の動きなんていうのは
後付けの理論とも言えるので、気にする必要がない
とも。。。 ヘッドがボールをどうさばくのか
と言う結果として体の動きがあると考えるべきです。

imagesCARZT6DK
ヘッドがボールをどうさばくか
自分の目標と言うか、動きの目的が
しっかり掴めていれば、クラブや人間は
概ね同じ構造な訳ですから 似た動きに
結果的になってしまう という事です。

だから パターストロークの研究をするのであれば
自分の動き ではなく、ヘッドのボールのさばき
を録画するのが手っ取り早い方法です。

ショットもそうですが、何かを改善させたい
と思う時に、重要になるのが
改善させる元の状態を把握することです。
病気の診断もせず、治療は出来ません。
自分の状態を理解したうえで、それに応じて
何か策を講じることが、改善の有効な方法で
それを見ず、何を改善するのでしょうか


パターはクラブの中で一番ロフトが少ないクラブです。
しかも 目的が他のクラブと異なり
クラブにとって、非常に重要なポイントですが
あげる、ボールに浮力を与える と言う部分が
必要ありません。
にもかかわらず 0度と言うロフトではないのです。
それは何故なんでしょうか
考えてみたことありますか?
一時、マイナスのロフトのパターがあり
けっこう、ヒットしました。
しかし、結局消えてしまい、元のロフト
そうですね、機種や構造によって異なりますが
4度位のロフトに落ち着いてしまいました。

転がすことが目的なのに なぜかロフトがある、
と言うのは、芝の上ではボールはその自重によって
少し沈んでいるからなんです。
ですから ロフトが無いと
その自分の重みで沈んでいるくぼみに
一度ぶつかってしまい、エネルギーもロスしてしまいますし
ボールが跳ねることによって、方向もばらつきます。
その窪みから脱出するのに、一瞬ではありますが
ボールを飛ばして上げなければならないのです。

ほら そうすると 雑誌なんかで書いてある
パターはオーバースピンをかけろ っていうのに
疑問符が付きませんか?

ボールは地面を転がれば、当り前ですが
順回転になります。それを余計に掛けたら
どうなるでしょう?
例えば、車のタイヤが軽く窪みに入っていた、
とします。前に進むのに、どうしますか?
いきなり アクセルを踏みますか?

答えは否 でしょ?
窪みを出るまではソッとアクセルを踏んで
そこを出て、グリップしたらアクセルを踏みますよね
それと大きな違いはありません。
BlogPaint
ボールは少なくはあっても、ロフトによって
その窪みから出る分だけ、スキッド スライド
するような形になるのです。

そう考えていくと ヘッドが円を描いてしまう
振り子のストローク、ショルダーストロークが
どれだけ パッティングを苦しめているか
理解できると思うのですが、如何でしょう?

ここまでで ちょっと理解できない というのであれば
遠慮なく どの部分のどんなところが理解できないのか
コメントでも、メールでもいいですから
お願いします。 パターストロークは
ミニチュア版のショットです
。ここの部分、理解が
進まないと 足し算引き算の出来ない状態で
掛け算、割り算に入っていくのと同じになりますので
是非 お願いします
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✪ボールを上から打つ
✪ロフトを立てる
✪ボールをつぶす
と言うゴルフ用語はおおむね
同じことを指していて
ここをとらえるイメージはとっても大切^^

しかし、その言葉はとても誤解を生みやすく
正直、説明が易しくない箇所でもある。

これらの言葉は印象として
 動作 を表しているけれど
実際には その状態を指しているんだ。
スナップショット 4 (2013-12-05 18-39)

ボールを上から打つ
と言う言葉からイメージしやすいのは
クラブを下に、もしくはヘッドを下に「振って」あげる
だけれど、ほんとは 進行方向
右⇒左 の 左サイドが低くなっているうちに
ボールにアプローチするというか
打ってしまおう と言う意味なんだ。

スイングには前傾姿勢があって
体が右を向いている間は
右サイドの方が高く、左サイドの方が低い。

この左サイドが低い
というのがポイントで
インパクト付近までは
左サイドの方が低い、その間、期間に
ボールへアプローチしよう
というのが、上から打つの本意で
決して、動作として上から打とうという
意味ではない。

ここで重要になるのが
骨盤の向きがしっかり右を向いている
秀二(あそこ)がしっかり右を向いている
テークアウェイが作れているか
ということになるね。


上半身をねじって、
肩周り 上だけで右向きの真似を作ったのでは
スイング自体に クラブを上げ下げする源になる
向きの変更と体の傾きがないので
上にあげ、下に下げる という腕周りの動作が
必要になってしまう。

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この状態から クラブ、クラブヘッドを
腕の捌きによって 下に振ってしまったのでは
人間の体の構造上、ヘッドは下がるが
体・・・左サイドはそれと同じ分だけ
高くなってしまう。

自分はクラブを下に振っているのに
自分はどんどん上を向いてしまうので
(進行方向である左サイドがあがる)
上から打つ と言う意味は消え去ってしまう。
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腕さばきでクラブ、クラブヘッドを下に振れば
振るほど それに比例して左サイドが上がるので
悩みは解決しない・・・

そこで基礎ドリルとして 大変有効なのが
グリーン周りで転がすをするようなアプローチである。
8番アイアン辺りを持って、20ヤード位の
アプローチをする際、
しっかりと「体」「骨盤の向き」
クラブをインサイドに移動させてあげることである。

言葉遊びになってしまうけれど
「インサイドに引く」となると、腕で
肩周りで、上半身のねじれで引いてしまうので
クラブ自体は動かしていないけれど
自分の体、骨盤の向きが右を向くから
クラブもインサイドに移動する と言う認識で
行って貰いたい

その際、クラブ自体は上げないけれど
傾き&向きの変更があるので
クラブヘッドはそれに沿って
やや高くなるんだ、インサイドハイ なんだと
理解して貰えると、より効果は高いと思う。
スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)

ワッグルなんかも含め
クラブをインサイドハイに移動させる習慣付を
すると、必ずスイングの好影響出ます^^

 レッツ トライ!
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手は親指側が上、小指側が下

ゴルフクラブは、クラブヘッドは
手の上に構えています。


ヘッドの方が下、手〜グリップの方が上
と感じてしまうけれど それは
前傾があって、腕も降ろしているから

スナップショット 1 (2012-10-21 13-05)

前傾も解き、直立して
腕も前ならえのように 地面に平行にすれば
ヘッドは顔や頭の高さに来るのです。

スイングのダイナミックなヘッドの動き
ヘッドが斜めの 弧を描く動きの大元 は
前傾があって 体の向きが変るから
であって その大きな動きには
あまり手は介在しておらず
それを補助しているに過ぎません。

スナップショット 1 (2012-10-02 13-54)

しかし 多くのゴルファーは
アドレス時は グリップが上 ヘッドが下
トップの位置では ヘッドが上 グリップが下
ダウンスウィング〜インパクト では
ヘッドが下、グリップが上

そう感じているのではないでしょうか

お互い(ヘッドとグリップ)の相関関係を無視し
地面に対する それぞれの位置だけを見れば
それは 間違いではないのですけれど
それは 体の向きがそう見える状況を
作ったに過ぎず ヘッドとグリップの上下関係の
一見すると逆転を腕が作ったのではありません。


多少の違い、変化はあるにしても
腕、クラブを持った腕全体が
上に上がった というのが腕の仕事で
グリップが下、ヘッドの方が上
と言う関係の差が広がったに過ぎず
その上下関係が入れ替わったのでも
その入れ替わった(入れ替わってないけど)
その作業を腕でしたのでもありません


スナップショット 9 (2012-10-02 13-58)

先端に重さの付いた
しかも 進行方向である 左方向への動き
回転に対し ゴルフクラブは放っておくと
右に残ろうとする構造を強く持っています。
重心距離や重心深度 と言って
 シャフトの延長線上よりも重量の中心点が
右に存在しているからです。

それを腕によって 先に その進行方向
左への回転に対し 動かしておく もしくは
動かしておく感じ によって
脚によって行われる体の向きの変更の
邪魔にならず よりその動きが促進され
体のセンターや体の幅の中から
 グリップやクラブが外れにくくなります。

クラブが、ヘッドがセンターから外れない
ようにするために ちょっと先回りして
腕はクラブを 胸に対し
横にスライドさせている に過ぎません。

ただ 体の向き に 前傾姿勢が伴いますので
単に 左へ と言っても 重力方向が伴う時もあれば
重力に逆らう時も その動かす時期によって訪れます

ですから トップの位置
左サイドが低い状態の時に
率先して 動かしておけば
動かす方向に重力の手助けを得られます。

しかも トップの状況が
クラブや腕が一番短くなっており
イコール軽くなっています。
運動エネルギーも少ない状況ですから
 遠心力などの不可抗力も少ない状況です。

このタイミングであれば
マッチョな筋力が無くても 動かしやすい
と言うだけの事です。

sx4

このタイミングを失うと
クラブや腕も進行方向に対し 長く
運動エネルギーも加わってしまうので
重くて動かし辛くなります。

話しを元に戻しますが
これが インパクトのクラブとグリップの関係です。

スナップショット 9 (2012-10-02 13-58)

BlogPaint

アドレス時と殆ど変わっていないのです。
兎も角 ヘッドが高くなるのは
主に体の向きの仕事、、、
イメージしにくいからも知れないですけれど
ヘッドから一番遠い 脚の仕事で
腕の仕事は補助… 殆どしてないと考えて
間違いではありません。

ヘッドが高くなるのは
クラブ自体が、クラブを持った腕自体が
高くなるのであって
ヘッドとグリップの位置関係が上下逆転するの
ではありませんし、
それらを高くするのは脚の仕事です。


ですから ヘッドとグリップの位置関係を
上下 逆転させると言う発想そのものも
間違いですし、
それを 腕で行う 「手作業」というのも
二重の大きな間違いだ! と言うことを
理解して頂きたい です
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出来れば 体を傷めず、故障知らずで
ゴルフを楽しみたい。
クラブの機能をちゃんと使いたい。
筋力に頼らず ボールを飛ばしたい

そう思っているのなら
脚を使った骨盤の向きの変更に
上半身、肩のライン、クラブを持った腕
も含めて 任せてください。
体の構造上、骨盤から上の上半身、胴体には
別々の向きを作る機能は存在しないのです。
それを 意図的に遅らせるのが 溜め?
どうぞ ご自由に。

その「溜め」 は 10円硬貨を製造するのに
500円コストが掛かるようなものです。
クラブの機能も一切使えず
うたい文句だけの 全く動かない しならない
シャフトを使い、飾りモノの武装と
目いっぱい薄められた軽量という名のヘッドで
ぶっ叩き続けてください。
BlogPaint
骨盤の向きに任せ、上半身の向きを変えれば。。。
まず 不必要な 「力み」とはお別れできます。
胴体には 別々に向きを変える機能はありません。
それを無理やり捩じれば 体には防衛本能がありますから
筋肉は硬直して 胴体を守ろうとします。
無理やり 前屈させられるのと同じです。

故障知らず になるかも知れません。

肩ライン、腕を遅らせる 俗にいう「溜め」は
別な言葉では 手遅れ、もしくは
クラブを寝かせる と言います。
クラブは寝かせれば 進行方向と反対に行きたがりますし
ロフトも大きく開くことになります。
クラブは重くなり、いろいろな方向へと
負荷がかかるのです。
力が入っている、入れられているのは
ボールを打つこと そのものではなく
その負荷に耐え、ヘッド。。。? フェースを
ボールのところに持っていこうとしているだけ
ただの無意味な錯覚 です。
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骨盤に対し、肩ラインを遅らせなければ
ボールを上から打つことが出来ます。
上から打てる という事は重力が利用できるのです。
ヘッドの重さ、クラブの重さ、腕の重さ ですら
ヘッドスピードの味方になるのです。

片や クラブの重さも腕の重さも すべて負荷 です。
振りやすくするため ヘッドを軽くすれば
どんどんと 打撃エネルギーは自分本位 になります。
グリップ部のガイドをしてくれる筈の
シャフトのやわらかさ(動き)
これも 手遅れ/クラブを寝かす人にとっては
負荷でしかありませんから、ガイドさん無しのツアー
になる訳です。

遅れたヘッド 遅れた上半身 遅れた腕
遅れ というのは 体の正面より右にある
という意味で 肩ラインを遅らせているゴルファーに
とっては インサイドから という言葉は
ライトサイドから というのに訳さなければなりません。

遅らせて 溜めて いったん 寝たロフトを起こしてくる
のと はじめから終わりまで同じロフトなのと
どちらが飛ぶんでしょう?

多くのアマチュアは スピン過多 に悩んでいるんでしょ?
どちらのクラブ扱い の方が スピンが多くなるんですか?
どちらのスイングの方が こすり球になりやすい?
んでしょうねぇ〜
百害あって一利なし なんですけど。。。
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ゴルフというスポーツの 他のスポーツとの一番の相違点は
騙しあう事が 勝負を左右しないことにあると思うのです。

サッカーやバレーなどで 行うフェイントは
相手をだます技ですし 野球だってピッチャーの配球は
いかにバッターを騙すか と言うところは否めないと思います。

確かに ゴルフでも マッチプレーなんかは
番手通りの距離を打たないようにしたり も しますが
基本論は 誰かを騙す必要のない
自分一人で闘い 楽しむ娯楽なんだと思います

しかし この間 男子のメジャートーナメントを
見ていて 多くの選手が素振りしているのを目にしました。
インパクトの手前 ダウンスウィングの途中の部分を
多くの選手が繰り返し 繰り返し 反復練習しているのを
目にしたのですが それを見る限り
一体全体 この選手は クラブヘッドのどの部分でボールを打ち
どの方向に飛ばそうとしているのか まったく読めない
そんな動きをしているように見えました。

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テニスやバトミントンの類であれば
ボールをどのように どの方向に打つのか
読ませないのは重要?なのかも知れませんが
基本的には 誰も邪魔しない ゴルフのショットで
ボールの方向や球筋の決まる ホンのコンマ何秒か手前の
場面で 打つ場所と打つ物をつなげないような素振りに
何の意味があるのか 僕にはさっぱり理解出来ません。

その選手の素振り途中で言えば
ソールでボールを打とうとしているのか とさえ
思ったほどで その反復練習をした後で
フェースで ボールを打つのであれば
何のための 事前練習だったのか さっぱり分かりません。

日本の多くのレッスン書などを読むと
静止画では 確かにそう見えるけど
実際にアクションとして 動くことを前提にしたら
そうやっておいたら そうはならない
という事が理解出来ていない 教え手は多いように見受けます。
言葉は間違っているかも知れませんが
モノには作用・反作用 みたいな部分があり
道具を使えば 俗にいう不可抗力みたいなモノは
素手・空手よりも 複雑に増幅する訳で
それを計算にいれ クラブって こういう外力を生むから
こう動かすと 結果として こうなるよ!
って 教えている「教え手」が全くいないように見えるのです。

まるで 魔法のように 自分さえこう動けば
クラブも何の外力・不可抗力も生み出さず
一緒になって こう動きますよ って教えている打撃論では
当然 外力・不可抗力を抑えるためのクラブ
ヘッド重量 ヘッド体積 重心距離 シャフトの硬さ
要するに 自分の動き以上に 動かないことが
最低条件 になってしまうと思うのです

僕は元来 怠け者 ですから
道具の機能は道具にやらせ
出来るだけ少ない運動量・動作で
効率よく 遠くに 正確に そして繰り返し
ショットしたい訳で
必要以上に あまのじゃくなのかも知れませんが
何でも 自分の運動性能に頼って ショットする事が
粋なゴルファー には感じないのです

意図的に 誰かを騙すつもりはないんですが
まるで 魔法みたいに ゆっくりした 少ない動きで
遠くに飛ばすのって カッコいい じゃないですか?
だって 僕らの時代のプロ って言ったら

「なんで プロって あんなにゆったり
 振っているのに 飛ぶんだろう?!」


って合言葉じゃなかった ですか?

良い意味で 振り加減と距離が一致しないのが
プロの証 で 今みたいに 逆の意味で
一致しないのって 素人の証 じゃなかったでしたっけ?

飛ばすことの魅力は ゴルフのすべてと言っても
決して過言ではないと思います。
何十年か振りでの 同窓会ゴルフで
やっぱり 距離 負けたくないじゃないですか 誰にも。
でも いい年齢になって
体の故障や痛みを顧みず 無茶振り するのは
ちょっと 頂けないですよね 正直には。

サラッと 振っているけど ちゃんと飛ぶ
しかも 弾道も ただ無闇に上がるんじゃなくて
低めの球で ランもあり 風にも強いプロ球

いい歳して 9度のエックス を自慢にしているより
13度の トリプルL(レディース)
誰よりも飛ぶのって ちょっと快感?!
 これって 意地悪なのかも知れませんね。。。
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市販のクラブを各機種、混在させて組み合わせた場合

☆同じブランド名でも ドライバー ウッド
ユーティリティ アイアン ウエッヂと
ある程度の流れになっているセットは
皆無と言って良いと思う

20年近い オーダーメイドショップで
お客様のクラブのデータを取った際
そのセッティングそのものが お使いの方に
適しているか否か は別にして
道具として クラブとして ちゃんとした流れに
なっているセットを 見たことがない。。。
アバウトに 数千セットを見た中で
う〜ん 2セット位あるかな。。。

現場で起る ミスショットの原因
多くのゴルファーはそれを 自分のミス
自分の「スウィングのミス」だと思っている

でも 実状はクラブのミス。。。
クラブの組み合わせのミス と言って良い。

殆ど 7〜8割程度の原因は クラブの組み合わせのミス
と言って 間違いないだろう

同じ銘柄のシャフトが入っていれば
長さが短くなるほど 振動数は大きくなる
(振動数=シャフトの硬さの目安)

半インチがどの位の差異(ピッチ)で変るかは
シャフトの性質やセッティングの意味によって変わるけれど
兎も角 5番〜6番…ウエッヂと
ある一定の流れで 数値は大きくなっていく

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グラファイトシャフトのアイアンセットで
その数値が一定の流れになっていることは
非常に少なく 番手間で数値が逆転しているものも
決して少なくない

それがスチールシャフトであったとしても
ちゃんとした数値が出ていることは稀で
組み立てている セットしている側の
配慮というか ゴルフに対する知識
のようなモノが 垣間見える

スチールシャフトのアイアンであっても
先端を番手ごとにポン と切って行けば
数値が流れる訳では無い。

ヘッド重量も重心の位置の配分によって
変るであろうし 意図的に
ホーゼル部、ネックの長さも
可変して行くモノである

それを見越した上で
組みつけるべきであるし
多くのゴルファーは7番アイアンほど
ウエッヂを振り回すことは少ない

ま 話は横道に逸れたけれど
シャフトの硬さが狂っていれば
硬いモノを打った直ぐ後で
柔らかいシャフトのクラブを打てば
ダフッたり てんぷらになったり
スライスしたり ドドフックになったり
その逆も ある一定のミスになる

スウィングのタイミングの取り方や
ボールの位置なんかも
シャフトの硬さによっても
ヘッドの効き具合によっても
異なるのだから
それをランダムで打つことになる
コースでは クラブセッティングの乱れ
崩れが ミスをどんどんと誘発する

アマチュアは一定の打ち方が出来ない
と口を揃えて言われるけれど
僕が見る限り そんなコトはなく
正確に!
とは言わないまでも
ゴルフクラブのファジィ―さ(いい加減さ)
が十分カバーしうるほど
良い悪いは別にして
一定の振り方をしている

突然 全く別のスウィングになってしまう
ことなど 皆無と言って良い

コンディションや練習量の豊富さが
クラブセッティングの乱れを
カバーしうるほどの補完力を持っていて
暑すぎる や 寒すぎる
疲れている など
もろに そのクラブセッティングのミス
も表に顔を出すようになる

自分で実験したり もしかしたら
既に体験済みかもしれないけれど
まった 従来の流れとは関係ない
新しく一本のクラブを購入する
それを うまく「打ちこなす為」練習する
それこそ ボールの位置や間の取り方など
そのクラブの為に 何か工夫する

慣れてきた所で
ポンと 今までのクラブを一本打ってみる

だいたい うまく行かない。。。

数球〜10球も打てば
普段通りの戻るだろうけれど
コースでは その一球目 しか
存在しない と言うことを
忘れていないだろうか。。。

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1995年から2005年までの
 ドライバーヘッドのデータです。

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  年 体積 重量 ライ角 重心距離 重心深度 モーメント
1995  230  195  55.8  35.9  32.4  2720
1996  241  197  55.6  35.7  31.2  2870
1997  258  195  56.5  35.7  32.6  2920
1998  263  194  56.7  35.6  31.9  2960
1999  285  190  57.2  35.8  31.8  3080
2000  292  191  57.3  35.6  32.1  3125
2001  314  192  57.7  35.6  32.3  3300
2002  359  193  58.6  36.9  34.0  3523
2003  379  195  59.1  37.1  34.8  3670
2004  389  196  59.6  36.8  35.6  3760
2005  413  197  59.4  37.9  36.4  3900
2006  433  196  59.6  38.4  36.0  4055


18年前は ドライバーの体積は半分だったんですね。
1993年 エスヤードT301
      データリバースチタン(PRGR)
1995年 グレートビッグバーサ(キャロウェイ)
2000年 初代ゼクシオ

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モーメント(慣性)も重さを表す数値です。
重さも増え、大きさも増え
重さが同じであっても、重心距離が長くなる
重心深度が深くなる というのは重くなるのと同じ。
長尺も同じ重さであれば、重さを増やす効果があります。

1999年辺りで、多くのメーカーが45インチを
採用し始めたのでしょうね
ヘッド重量が一気に落ちています。

どんどん大きくなり、長くなる重心距離と共に
ライ角度がアップライトになりますねぇ。

今まで小振りなメタルやパーシモンだった人が
毎年長くなる重心距離、長くなるシャフトに
着いていけず、スライス続出。。。。
それを解消するため、2002年当りから
重心も深く、ライ角度もアップになる度合いが
きつくなりました。

この1995〜2005年でフェースターンをするスイングは
主流では無くなっていった。。。のですが
重心距離が長くなり、ライ角度がアップになったこともあって
シャフトを寝かさない、立てるスイングが主流に
なり始めました。
以前、ご紹介したマークオメーラがいい例ですね。


私の目で見ても、この区間は
アマチュアのスイングがかなり良くなって
進化した年月だと思います。

ところが 1999年にスイング破壊兵器
NS950というアイアン用のスチールシャフトが
発売されます。


アイアンは本数がかさばりますから
まとまったセットとしての単価は安くありません。
ゴルフ業界だけに限りませんか
価格競争というか、デフレ期に入った平成、
単価の安い軽量スチールシャフトと
ストロングロフトを利用して、
アイアンのセットを6本構成にし始めます。

スチールシャフトは構造上、
重いヘッド、そして同じ意味ですが
重心距離の長いアイアンを嫌います。
とても相性が悪い ということですね。

スチールシャフト、細くなる先端を補強する方法は
同一素材である限り、肉厚を厚くするしかありません。
そうなると、シンプルな形状と同一な重量バランスよりも
先端は重くなります。
軽量。。。ということは壊れない範囲で重量を削ぐ
となると手元が軽くなりますので、より先端が重めのシャフトになります。

本来 シャフトって。。。滑らかな柔軟性のある働きが重要な
筈なんですけど、軽くて硬いスイング破壊兵器は
しなる筈のシャフトの分、自分がしなることになります。
イマドキの華奢な女子プロのスイングがまさにそうですね。。。

スイング破壊兵器がアイアンシャフトの主流になり始め
アイアンヘッドの重心距離が徐々に短くなり始めます。

小振りな軽いヘッドのアイアンに
硬い、シャフトの動き感のないスチールと
どんどんデカくなるドライバーヘッド。。。

組み合わせは悪いですね〜〜〜

ということで、ドライバーも軽く
重心距離が短くなり始めます。

また 本来、グラファイトシャフトは
先端を重くしなくても、シャフトのバランスを変えずとも
負荷のかかりやすい先端部を補強できるのですが、
コスト安もあり、先端の重いシャフトが
主流になり始めます。

いま、販売されている市販のグラファイトシャフトの多くは
シャフト自体の先端の重いものばかりです。
これでは グラファイトのメリットはない。。。

タイガーウッズの出現以来、ゴルフは
力勝負、距離勝負の時代になってしまいました。

飛ぶ能力の低いドライバー。。。

それでも飛ばすには。。。

地面からボールを打つことを無視し、
ティーアップしたボールだけを打つ煽り打ちが
主流になった、 というコトです。

見た目はデカいけれど、重心距離の短いヘッド
重心角度が増えてきますから、
ライ角度もアップライトでは
無くなります。
シャフトは硬くなり、ヘッドも軽くなれば
ヘッドを感じにくいですから、
ヘッドを感じるために寝かして振りたくなります。

ゴルフだけに限りませんが
お金を稼いだものが一番⇒勝ち組 という
価値観が世界を覆い尽くしているので
人間の自然な骨格や構造を無視した
サイボーグの様なスイングをするトッププロの
スイングをアマチュアが真似し始めます。

メーカーはコストが安く、売り上げが伸びればいいので
宣伝するためのトッププロすら使い捨ての時代。
逆に長持ちして、契約金が高騰するのを
嫌がるかのように、自壊してしまうスイングを
分かっていながら推奨する始末です。
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製品名は仮称そのまま 「GR-14」です。
019

なんと… 申請したら、SLEルール規制まで
通りまして、ルール適合の印も入ります。
 
より一層 SLEのルールに疑問符が付きますけど…。

014


従来、常用していたカムイに比べ
重心距離が短く 右に行きにくいヘッドです。
板材の組み合わせ、重量変更の自由度を考えると
ややディープなヘッドになりました。
どちらかと言うと 「飛ばし」にこだわった
スライス殺しのヘッドと言えると思います。
ですので、外観はオープンフェース
ややフラット目なライ角度に仕上げています。
とは言え 公表は出来ませんが、
ヘッド重量増量、キャビティ効果の増大により
かなり強烈な「慣性モーメント」を持っていますので
安定性も非常に期待できると思います。


板材の組み合わせにもよりますが、
✪安定性重視・スピン不足の方は高重心
✪飛距離重視・スピン過多の方は低重心

を お選び下さい。
その差は重心率で3%近くの差になります。
 56% ⇔ 59%
ロフト効果で言うと 1.5度位の差とお考えください。
56%を選んだ場合、10度のロフト
59%を選んだ場合 13度強のロフト
と考えて良いかと思います。

スピン抑制型のヘッドですので、「飛ばし」狙いのお客様は
勿論、お使いのセットに合わせてのセッティングなりますが、
 やや長め が良い組み合わせかも知れません。
016

使われる板材によって
重心位置が変化しますが
基本スペックは

 体積・・・・・・455cc
 
 横幅・・・・・・116mm
 奥行・・・・・・104mm
 厚み・・・・・・ 64mm
 板厚・フェース・ 3.4mm
          3.6mm
          4.9mm

 ロフト角度   11.0〜12.0
 ライ角度    58
 フェース角度  −0.5

 重心距離 ・・・38.8mm
 重心深度 ・・・37.1mm
 重心高さ ・・・30/27mm(フェース面)
 重心率  ・・・56%強
 重心角度 ・・・20.5度
 基本ヘッド重量  235
  
⇒ご希望によって255gまで増量可能です。
012

 全身 イオンプレーティングの黒のサテン
 クラウン部には塗装無しのオプションも有り、です。
 塗装無しバージョンはロフトが立って見えます。
 ロフトが大きく見える方をご希望の方は
 白や黄色のスコアラインを入れることをお薦めします。
 ご要望ください。

017

よろしくお願い致します   店主



 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
  046-804-1480  ハミングバードスポルテ 野澤まで
 
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
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ゴルフクラブとそれを移動させる、
動かす打ち手との接点はグリップです。
打ち手がグリップを動かさない限り
ヘッドは移動〜動きません。

グリップを動かす量だけ
長さということを割愛し、同じ量だけ(同軸線上)
ヘッドは動く・・・
ヘッドには重さが多く集まっていて
重量や遠心力などの外的要素も含まれるので
グリップを動かした量よりも
ヘッドの方を5割近く(半分)少なく移動させる位で
多分、結果 同じ移動量になるのだと思います。


そして、これも勘違いしがち ですが
グリップを移動させる源は体の向きの変更です。
スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)

グリップの移動量の8割以上、いやもっと・・・
移動するエンジンは体の向きの変更で
腕やひじの捌きはそれをサポートしているに過ぎません。

で、グリーン周りの話の戻ります。
ボールを集める と言うことを考え
利き手 右手だけで持ったクラブで
ボールを集まる訳ですが、
何人もの人がわさわさを同時行うのですから
ヘッドを振るような動きで集めると
大変危険ですよね。

さらに 集めるはずのボールがより散らばる可能性もあります。

さて どうするか。

そう 片手で持ったクラブ(グリップ)を
集めるかごの方向(正確にはそれと平行に)
動かしてあげればいいのです。
bd169146-s

縦でも、横でも ヘッドが円を描くような
クラブの動かし方ではボールは集まりません。

ヘッドではなく グリップを
飛球線と平行に動かしてあげれば・・・
ここポイントですが
そのグリップの高さ〜上下方向にも
ちゃんと 平行に
グリップの高さ変化が起きないようにしてあげる
必要があるのです。

うちのお店で呼ばれている「刷毛塗」の動きですね^^

この動きをみんながすれば
危険度も少ないですし、ミスも極端に減ります。
ここにパターの、アプローチの、ショットの
極意が隠されているんです。
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今週の記事の延長線上ですが
ショットを真っ直ぐ飛ばす基本は
1mを真っ直ぐ転がすことです

1m真っ直ぐ転がせない限り 100mは真っ直ぐ行きません。

そこで こんなイメージを持ってください。
2

さあ 今日はコースに出て
貸し切りでアプローチの練習をしました。
そろそろ 終わりの時間です。
みんなで練習した1000球近いボールがグリーン周りの
散らばっています。

それを ピッチングウエッヂなり
9番アイアンを片手で持って
かごの近くに集めてみましょう。

この時 実は大事なことは
人間の動作 を考えず
ゴルフクラブの形状 を考えてみることです。
人間が「どう動くか」でなく
クラブが「どう動くとボールが集まるか」です。



少々 話はわきに外れますが
参考になるので、パターのイップスの話を・・・

パッティングストロークで
体が動けなくなる、ストロークが出来なくなる
というのは 一見 パターが苦手で
精神的な縛りのように感じますが、違います。
はっきりして理由があるのです。
まあ 市販の目には見えているけれど
感触として存在していない 軽いパターヘッドを
硬いシャフトで使えば
半分は イップスの世界に足を踏み入れてる
とも言えなくはないんですが・・・

それはちょっと置いておいて。。。

424f9307

多くの方はパターだけに限らず
小さなショットを打つ際、
ヘッドを動かそうとします。
厳密に言うと、ヘッド「だけ」を動かそうとします。

ヘッドだけを動かす ということは
グリップは止まっていないと実行出来ません。

それと同じく、腕だけ 肩だけ動かそうとするには
体自体が止まっていないと実行できません。

そして ゴルフクラブはグリップを動かさない限り
モーターや機械がついている訳ではないので
ヘッドは動かない(移動)はず ですよね。

ヘッドだけを動かして
ストロークをしようとした場合
ヘッド⇒動かす(移動させる)
グリップ⇒動かさない

という相反した命令が出ることになります。

動かさなければならないのに
動かしてはいけないという命令が同時に出ます。
そこに感触として存在しない軽いヘッドが加わるのですから
固まってしまいますよね。
人間のコンピューターがフリーズしてしまうのです。

そう、これが始めの
グリーン周りに散らばったボールを集める
1mを真っ直ぐ転がす のヒントでもあります。
同時に スイングを苦しめている感覚でもあります。

                  。。。続く
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4c9a0689巷でスタンダードだと思われている
振り子のショルダーストローク・・・
これが実は…ショットの最大の問題を
引き起こしていると考えています。

昨日の記事のとおり、
振り子のストロークはインパクト時に
一定のロフトに収まりにくいことを書きましたが
と、同時に振り子の、ショットでいうところの
ヘッドで円を描くストロークには
アマチュアにとって永遠のテーマ
トップとダフりのミスが必ずついて回ります。

正しくクラブを扱ったとしても
そのミスは無いわけではないのですが
特にトップのミスでの痛手は
振り子のストローク、円を描く動きとは
比較になりません。

パターストロークで言うと
振り子の 上下方向に円を描くストロークは
adc717b3-sボールと適正な打撃位置が
一致する箇所は一か所しかなく
例えば、正規な形で
この円を 体の向きと前傾姿勢に
よって描き出すものから比べると
円自体も小さくなりますので
非常に厳密なインパクトが要求されることになります。

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)振り子のストロークは
首のあたりを軸点にして
肩周りを揺さぶるストロークですから
テークバックでは頭は左に
フォローでは頭は右に傾くことになります。
これが更なるトップとダフりの原因になりえます。

本来、この動きは
見てくれとして
傾きがあって、体の向きを変えているものを
まねているに過ぎず、
当たり前ですけれど、スイングやストロークは
立体である と言うことの本質を理解していません。

cap02
へそから上をほとんど動かさず
体の向きを変えているこの動きを
この写真の上、単に平面上 なぞっているに過ぎません。

しかし、これも当たり前ですが
ゴルフクラブも立体です。
人間の動きにしても 然り・・・。

多くの方をレッスンしてきましたが
スイングやショットの時は理解していたとしても
いざ 小さなアプローチやパターになると
この動きをしてしまっています。
自ら ショットを台無しにしてしまっているのと同時に
ショットとパッティングストロークおよびアプローチを
別なものにしてしまっているのです。

少々、抽象的な話ではありますが
ボールは球体です。
それを円の動きで打撃してしまっては
エネルギーは回転にしかなりません。
ですから、最小限の・・・
人間の動きの中で 一番円弧が大きく
限りなく直線に近いような動きの円
を作る 体の大きな向きを変える動きのみが
ゴルフショットには有効です。
高さの変化も、ライ角度やロフト角度の変化も
出来るだけ緩やかなものにし
かつ エネルギーを出来るだけ
距離〜ボールスピードに替えるのには
その体の向きによる円弧〜斜めの円弧以外
動きの中に 円を動きを入れては
ゴルフクラブの機能は生きてこない のです。


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パターやアプローチに限らず
ゴルフショットの一番重要なことは
「自分の望む距離を打つこと」
自分の望む方向に打つことの優先順位はその次
と言っていいと思います。

首を軸とした 肩
スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)のショルダーストロークは
ゴルフでよく言われる
「手や腕を使わないで!」 と言う部分と
目で見える ヘッドが
「真っ直ぐ動いて見える」 と言う部分を
満たせるので、一見すると正しいストローク
のように思えるのですが、
・・・それを実行している限り
なかなか パターストロークの達人にはなれませんし
それで上手くいく方練習すれば
腰痛持ちになることは確実だと思います。
001

では、ご覧ください。
これは目に見える真直ぐ引いて真直ぐ出す
と言うストロークの模擬実験です-。
002003








ご覧のとおり ヘッドはレールの上を
おおむね真っ直ぐ動いていますが
ロフトは少ないとは言え
adc717b3-sライ角度とロフト角度という立体で構成された
ゴルフクラブをこのように動かせば
ボールの飛びだす方向もこのようにずれるわけで
安定したストロークには成りえません。

さらに このストロークには致命的な欠点が
二か所ある訳で、ゴルフショットへの影響なども
考えると 百害あって一利なし と言えると
思います。

パターストロークだけではないのですが
ショットにとって 距離感というのは
最重要事項です。
結果はともかく、自分の打ちたい距離が
3mである場合、2mでも4mでもなく
3m位の距離を打ちたい訳です。
それには ロフトも含まれた打つクラブの距離性能
と 自分の動作のスピード感 が必要です。

その動作のスピード感は
「ロフトも含めた打つクラブの距離性能」を
元に生み出されるわけで
例えば 30ヤードの距離を打つのに
サンドウエッヂを持って行う場合と
8番アイアンを持って行う場合では
イメージする動作スピード(場合によって 動作量)
も異なってくると思います。   ・・・・当たり前ですね

ちょっと話は外れてしまいますが
8番アイアンとサンドウエッヂの
ボールを飛ばすクラブの打撃エネルギーというか
距離性能は「ロフトを除いて」ほとんど同じ
もしくはサンドウエッヂの方が大きい のです。
似たような破壊力を持っていても
それを距離ではなく、回転と角度に分散させ
距離を制限するのが ロフトの役割で
8番アイアンとサンドウエッヂは
その角度差は15〜20度程度です。
005

その角度差 15度強によって
動作のスピードは変わってくるのです。
006009どうです?
15度から20度以上の
ロフト変化がある動き
ですよね。
インパクト時は
ここまでの差は無いでしょうけど
8番アイアンを基準とすると 7番、9番アイアン
その差は プラスマイナス4度なのですが
その位のズレは毎度毎度起こってしまいそうですよね

真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出す
ショルダーストローク、振り子のストロークは
それを行っている本人にとっては
真っ直ぐ動いて見えるので良いのかも知れませんが
それを前から見ている第三者にとっては
一番 真っ直ぐ、そして 一定の距離感にならない
ストロークなので ある意味 滑稽です。

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ボールの飛び様、弾道というのは
当たり前ですが、立体です。


俗に言われる「方向性」というのは
単に平面上の左右のことを考えがちなのですが、
その見識は言葉通り 薄っぺらな平面の考え方です。

004


ゴルフクラブには
フェースの面と呼ばれる
ライ角度とロフト角度で構成された面
があります。
ウッドの場合、上下左右方向にややロールとバルジと
呼ばれる曲面があるのですが、
基本的にはほぼ直面と考えてください。
004
この面はライ角度とロフト角度で構成されているので
ライ角度が固定されていても、ロフト角度が変われば
左右方向と言う意味でも
向きは変わってしまいますし、
ロフト角度が固定されていても、ライ角度が変われば
同じく 左右方向と言う意味でも
向きは変わってしまいます。

ボールを真っ直ぐ…目標方向に飛ばしたい
と言う願望は大切ですし
良い願望だと思うのですが、
そのメカニズムを知ったうえで
その願望を追い求めるのと
ただ闇雲に追いかけるのでは
全く違うものになってしまいます。

例えば、です。
よく言われる パターストローク
「真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す」
みたいなものが珍重されますが、
ゴルフクラブのメカニズムを無視した
滑稽なストローク論と言わざるを得ません。
2595cdb2
人間の目にヘッドさえ真っ直ぐ動けば
(平面上)
それで「ボールが真っ直ぐ転がるか」というの
そんなことはなく、
この方向に真っ直ぐ動いた としても
逆にこの方向↓にヘッドが円を描いていれば
ボールは思った方向に転がってはくれません。

c534b357真っ直ぐ転がす というストロークを
振り子 小さな円の動きで
行ってしまう訳ですから
とても滑稽に思えます。

それではまるで、上着は背広を着ているのに
下は下着のままのような発想です。
そういえば、昔、お店にその格好で来店した
せんだみつおがいましたね・・・。

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例えば シャフトの硬さを表す 振動数
と言うことで お話をします。

固有振動数 とは 一分間にどの位
シャフトが振動するか と言うのを測って
硬さの一つの目安とします。

数値が大きくなれば 硬い
数値が小さくなれば 柔らかい

と考えて下さい

一般的な 市販クラブの45インチのドライバー
R-シャフトの数値は 240cpm 位です。

ハミングバードのオリジナルシャフトで作る
セッティングの一例は 45インチ換算で
(通常 43〜44インチしか作りませんので)
 振動数は 150cpm 位 です。

万人の意見ではないかも知れませんが
240 と 150 という数値は
かなり 極端に離れています。

ですので 240 が 245cpm であっても
258cpm であっても 
全部が 硬く どれも違いがある とは
言えない程の 差異・・・誤差 とも言えます。

また シャフトが硬い ということは
動きがない 動かない 撓らない と言うコトですから
その違いや性能を感じることは出来難くなります。

150cpm の硬さのドライバーを打てる人に
とって 90も100cpmも硬いドライバーは
ただ 硬いだけです。。。

どれも 同じ と言えます。

IMGA0243

同じことが ヘッド重量にも言えます

市販の ドライバーヘッドの ヘッド重量
だいたい 190g 前後だと思います。
長尺化が進んでいますから
より 軽量化されたヘッドも少なくありません。

弊社の 平均的なドライバーのヘッド重量は
 235g 前後です。

約 50g 20%も重いのです。

50gも軽いドライバー。。。
確かに そこにも データ的な性能が色々ありますけど
結局 どれも 軽い(少ない) で終わってしまいます。
ハミングバードの経験値 と言う目で見ると
ドライバーヘッドの やれ重心位置とか
なんチャラカンチャラも 重さ というモノに
みんな喰われてしまい
例えば 素晴らしく性能の優れた 軽いヘッドは
性能の平均値をやや下回る 重いヘッドに
すべての分野において 勝つことが 出来ません。

重さはすべてを飲み込んでしまう とも言えます。


これは 一概には言い切れないのですが
その手の 軽くて 硬い ドライバーを
使っている 使えている ということは
本来のシャフトの使い方と違って
シャフトを捩じって使っている方が少なくないですし
本来のヘッドの使い方と違って
ヘッドを ローテーションさせて 使っている方も
少なくないですから クラブの違いを
感じ取るのは非常に難しい と言えると思います。

IMGA0234

ゴルフクラブには 必ず 時間/未来 というものが
付いてきます。 どのクラブを使うか
によって 何年か後 何十年か後は 大きく
異なると言うことなのですが
異なるコトの出来るクラブと クラブによって
運命は一切変わらない と言うゴルフクラブが
あること認識して貰いたい と思います。

どのようになるか は どのようになりたいか
によって 異なるのは確かですが
ハミングバードでは 使われる方の未来
未来の時間を 今までとは異なるゴルフに出来る
クラブをずっと ずっと 造り続けていきたいと
思っています。
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一般的には、グリップを支点にヘッドを動かす
ヘッドを振る、シャフト(ヘッド)を返す というのが、
ゴルファーのスイング、クラブ扱いの概念で、
縦横、どの方向で有っても、上げる&下げる
しならせる&しなり戻す、開く&閉じる

という、行きと帰りの2アクションが基本なんだと
思います。(それが間違いなんだけど…)

スイングを改造、改良しようとした時に、
その行きと帰りの二つの動作の
多くの場合、帰りを直すことに焦点が置かれるのでしょう。
はっきり言えば、スイングを改良していくのに
動作を二つにするのではなく、一つにする など、
動作を減らして簡素化していかない限り、
我々は日々、年齢を重ねていく訳ですから
うまく行かなくなります。
スナップショット 2 (2013-04-08 23-48)

ましてや、帰りを改善する場合は
急ぐ、速くする、増やす、間に合わす
など、その二つの動作ですら、うまく行かないのに
さらに、自分に動作を要求することになるのですから
根本的には解決することが出来なくて当然、
と言えるでしょう。


今のスイングをよくする場合、
せめて、帰り(戻り)ではなく、
その戻りを簡易にするための、
『行き』⇒テークバック に注意を
払うべきです。

帰りは スピードが増すのも有り、重力や遠心力など
その名の通り、「不可抗力」が増大しまうから
修正するのは容易ではありません。
繰り返せる「同じ修正」はさらに難しくなります。

スイングもミスは、9割を超えるほどの原因は
体の向きの変更で動かすべきクラブを
腕さばきで行っていることに有る
 ので
言うならば、腕の運動量が体の運動量と
合っていない状態なのだから、
それを後程、小さな筋肉である、
クラブの負荷がダイレクトにかかりやすい
腕で修正すること自体、間違いなのだ。

だから、何度も言うけど
本来は、動き自体を減らす、無くしていくこと
が最終的な目標なんだけれど、
とりあえずは、行き(てーくばっく)を
体の向きで、体の運動量を増やし
腕の運動量、腕でクラブを移動させる量を
減らすところに注視しなければならない。
5eff72cc-s

ゴルフクラブ は長い棒の先に重さが集中して
その打撃部分であるヘッドはとっても歪な形をしている。
重さも左に動かす時と、右に動かす時、
上に動かす時と、下に動かす時で
同じような感じには全くならないのだから、
これを自分で「操ろう」とすること自体
無理があるし、この概念に過ちの根源がある。

先端に重さが集中していることや
その姿勢や位置によって、重さのかかり方が違うところは
ちゃんと扱うと、自分の方がその重さや方向によって
上手に打たされてしまうように出来ているので
クラブを操る その思い込みから疑っていって欲しい。
25926758

だから 是非 一度試して貰いたいのは
クラブ。。。L型ブリストルパターを持っていれば
そのパターが一番分かりやすいんだけど、
トップの位置、姿勢を作った場合、
自分の作る「その姿勢や位置」が
自分そのものやグリップの位置を
次にどの方向に行かせたがっているか
どんな重さが掛かっているか 感じて欲しい。
そして、逆に、自分、もしくは自分のグリップを
次にどこに持っていきたいのか と共通するのは
どのトップのクラブ位置やクラブ姿勢なのか
探ってみる方が、練習場でたくさんボールを打って
出る球(弾道)で、スイングの良しあしを決めるより
数倍、数十倍、実りのある練習だと思う。
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ゴルフクラブの性格?や特徴を表すのに
よく使われる言葉の一つに『スイングウエイト』というのが
あります。 D-1 や C-8 といったものです。
5907-0011
このような計測器で計ります。

基本的な原理はグリップエンドから14インチ(35.5センチ)
の場所を支点にして、クラブを水平に保つためにグリップエンド
側にどのくらいの重量が必要なのか 天秤で計るもので、
クラブに対するヘッドの重量はどの位なのかを計るもの
と考えるとよいかと思います。
スイングバランス と呼ばれることもあります。
002

インチ・オンス換算なのでぴったりの数値ではありませんが
長さが同じであれば ひと目盛約2gと考えてよく
 C-0 のモノに比べ D-0 のモノは
「ヘッド重量が約20g重い」と考えてよいだろう。
003

ただ、昨今 軽量グリップが多くなり、それによっても
数値は異なってくる。
これも大まかな数値ではあるが、グリップが4g軽くなると
数値は1ポイント変わってくる。
従来、一般値と言われる50g前後のグリップを
軽量の35gのグリップに代えると、スイングウエイトは
数値上、4ポイント上がることになる。
004

長さの場合は、1インチ(2.54センチ)6ポイント
ヘッド重量で言うと12〜15g分で
長さを変えて、同じスイングウエイトにする場合
長くする場合、ヘッド重量を減らし、
短くする場合は、ヘッド重量を増やす必要がある。
005


**このスイングウエイトは、
クラブを水平時に保った静止状態のバランス であって
使う人が動的に感じる「バランス」とは大きく異なる。

ヘッドの効き具合、ヘッドを感じ取れる度合いは
シャフトの硬さとの兼ね合い によるもので
同じ数値で有ったとしても、シャフトの硬いものほど
ヘッドは感じ取りにくいもの
である。

スウイングウエイトを数値を「幾つ」と決めてかかって
シャフトの硬さの変化を無視してしまうと
良いことは無い。
同じシャフトのR、S、X では
同じヘッド重量であっても、硬くなるほどに
ヘッドを感じ取り難くなっていくものです。


ボールを打撃しなければならない箇所、ヘッド。
そして、それには上下左右の角度が付いている訳で
その部分を感じ取ろうとするのは、打撃の本能だと思う。
ヘッドそのものが軽いのはもっての外、ではあるが、
それと同時に、動的な状態で
ヘッドが把握し難い、硬さで有る場合、
その数値にこだわらず、簡単にヘッドが感じ取れる重さまで
増量することをお薦めします。

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これも実験してみました。
昨日のイメージはイメージではあるのですが
トップの切り替えし。。。で
007
重心位置をシャフトよりも前に出すイメージで
始めると、概ね 同じ振り感であっても
ヘッドスピードは高くなり、インパクトロフトも締まり
ボールスピードも勿論高くなります。
ロフトが締まっているので、スピンも抑えられ
飛距離の出る弾道になりやすい。

その逆に 思いっきり 重心位置が後ろ(右)に
残るイメージで打ってみると
ともかく ヘッドスピードが上がらない。。。
クラブは重いし、複雑な重さはかかるし
ボールスピードも上がらず
打っても、打っても スピンと高さに
エネルギーが化けてしまう。
そればかりで無く、何球か打つと
ともかく 腕回りが疲れる、疲れる。
概ね スライスの佃煮 のようになってしまいます。

ヘッドスピードで言うと
3ms位の差が出てしまいます。

われわれ、おじさんになって
体力増加、筋トレによって 3msのスピードアップ
をするのは 至難の業です。
不可能とは言いませんが、
不可能と言いたい

ここのところを気を付けていけば
ヘッドの重さを ヘッドスピードに加算出来るのですから
是非 その感じ を
打撃練習ではなく、室内の
クラブとの戯れで掴んで欲しいと思います。
008
多くのゴルファーは飛ばしたい
という気持ちから 切り返しを急ぎます。

気持ちは分ります。

でも、必要以上に 重心位置をシャフトよりも
後ろ・右に倒してしまえば
サイドブレーキを踏みながらのアクセルワーク
なりがちです。
体への負担も少なくない。
同じ弾道を打つメカニズムも数段複雑に
なりますから、練習は欠かせなくなる…
006
重心を右に倒してしまうスウィングでは
ヘッド重量は邪魔ものになりますから
軽いヘッドが欲しくなりますし
それによって捩じられてしまいやすい
動くシャフト・柔らかいシャフトは
ご法度となってしまう。
となると ゴルフクラブに飛距離の援助を
お願いできなくなります。

飛距離は体力・技術ともに
完全に 自分主導になってしまう。。。
それでは モッタイナイ

急いでテークバックを取る
急いで降ろす
のは 実は 飛ばさないコツ というか
体力勝負・技術勝負になってしまう

ドライバーショットの基本は
自分の基礎体力なりの
締まったロフトで打撃すること
それには ヘッドの自由落下を
自分のヘッドスピードに組み込む
クラブとの共存は不可欠だと思います。

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アイアンはほどほど打てるけれど
ドライバーになると。。。それが〜〜〜
という アマチュアゴルファーは少なくないと思います。

IMG_0077
重心距離にばかり焦点が当たりやすいですが
ウッドの苦手なゴルファーにとって
カギになるのは 重心深度なのだと思います

アイアンとなると キャビティの深いタイプのモノで
あっても 重心深度はせいぜい3〜5mm程度
シャフトの直径は約1センチ(10mm)
ありますから シャフトの延長線上にある
と言っては過言ではありません。
ウッド、ドライバーとなると 3センチはあります。
(30mm−−−−10倍ですね)

ゴルフクラブの重心位置がスウィングに対し
一番大きく影響を与えるのは
EG05_05
この姿勢ではないと思うのです。

勿論 テークバックも重要ですが
ここは 人間の動作、訓練でもどうにかなる、
クラブの、クラブヘッドの影響が
動かし方に反映されるのは
クラブがひっくり返ったこの場面でしょう
005
アイアンであれば この状態で
重心はシャフトの上にあります。
もう少し シャフトが寝ていたとしても
その重心深度や重心距離の影響は
あまり大きくない。。。
ところが いくらオフセットが前にある
(フェース面がシャフトより前に出ていること)
とは言え、重心深度のせいで
ヘッドの重量は 単純な目方より増え
シャフトよりも右にある重心のせいで
シャフトやヘッドは回転しようとします。
imageCA07U19C
まして このようなテークバックを取ってしまうと
フェース面はとんでもないところを向き
元のロフトがなにかも意味をなさない状態に
なってしまう。。。
〇秀二 - frame at 0m0s
では こんなイメージを実験してみてください。
トップの位置は 少しシャフトは右に傾いている
そこからスタートしましょう。
この時 左手には 下 重力方向の重さがかかります。
腕も含めた全体の重さが下へと掛かります。
シャフトが右に傾いている分
クラブはさらに捩じられようとしますが
(特に重心深度の深いウッドの場合)
それは 外に張った肘が支えています。

左手が下がり始めると
シャフトよりも重心位置はボール側に出始めます。
007
この重さがかかれば その重さの方向は
ボールをある方向
ボールの打つ方向です。

ヘッドの重さがボールを打つことの
助力 というか 加速装置にもなり得ます。
ヘッドの自由落下・引力落下が
自分のヘッドスピードに加算できる?!のです。
006
ところが その逆にしてしまうと
ヘッドには ボールのある方向
ボールを打つ方向とは違う方向への重さがかかります。
これは ブレーキというか 負荷にこそなれ
加速装置にはなり得ません。
しかも、この状態が出来てしまうと
下げたい筈の左手には上がる方向
体から離れる方向への負荷がかかる為
より打つことの邪魔をされます。
この状態では ロフトも増えますし
クラブ負荷、労力も増えます。

多少 オーバーな話ではありますが
飛ばない。。。 とお悩みの方の
原因はここら辺にあるのではないか?!
と思うのです。

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悶絶を繰り返してしまう人と割とその症状が
軽く、すんなり悶絶しなくなってしまう人
との 一番の大きな違いは
やはり「肘の使い方」になると思う。

テークバック時に 右にハンドルを切るように
利き肘である右肘を、下に向けて曲げる
俗に言う「畳む」ような肘の使い方をしてしまう
人は、悶絶の度合いも強く、時期も長くなる。

amature

スウィングプレーン上にクラブ、ヘッドを乗せて
仕舞う方法であって、どちらが先かは分からないが
シャフトを撓らせ、意図的にクラブを捩じる方法で
軽いヘッド、硬いシャフトを使うのに適している方法
と言える訳で、その手のクラブを長く使って来たり
その手のクラブでスウィングを憶えると自動的に
その使い方を憶えてしまう。

肘が開けるコトは、クラブを寝かさない ように
なるだけでなく、この両肘の動きが 体を回せる
向きを変えられるようになる第一歩。

「脚を使って体を回せれば」 
それに越したことは
ないけれど、その肘さばきを使って体を回す
もしくは 体の周りを促す と言う方法も
決して否定しないし、もしかすると クラブ使いを
覚えていく上では重要なのかも知れない。

自分の頭の中でイメージして貰いたいのは
前傾し、向きを変えるコトによって起こる
自分の周りに出来る 斜めのプレーン(面)
これにそって 肘が動けるようになると
概ね 重いヘッド・柔らかいシャフトのクラブを
使うのに、大きな苦労をしないようになるだろうし

ヘッドの重さをボールにぶつけられるようになるので
スンバらしく飛ぶか、どうかは個々の事例によって
異なるとは思うが、距離に苦労することも無くなると思う。



肘を横に張る、肘鉄のような動きが
体を向きの変更を促進する。
体の正面では 単純なる左右の刷毛塗
それ以上の距離を打つため、助走を増やす・・・
その為に体を回す と考えて欲しい。


実際のスウィングの際は 体の正面での
その動きは まだまだ 右を向いているうちに行うので
方向的には シャンク方向に対し
刷毛塗をする意識を持つと 結果として
正面での刷毛塗になる。

始めから 正面で行おうとすると
左に向けての刷毛塗になってしまうよ。

前傾の無い姿勢での
拳よりもヘッドの高い 刷毛塗を徐々に大きくし
体の向きを変える 素振り

それを繰り返すことをお薦めします。

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テークアウェイの手とヘッドの軌道が理解出来、
それらしいトップへ行きます。

 

しかし、長年ボディーターンなるものを崇拝してきた結果、
ダウンは下半身から積極的に動く事が染みついております。

 

その結果、折角立ったヘッドが一機に寝かされて開いて戻って来ます。

 

右から左でへの体の位置変更という概念を実践すれば、
上記の結果を招きます。

 

又、行より帰りはクラブを少し短くとありますが、
体に引き寄せられた状態をいうのかもしれませんが、
結果、それも開く状況を生んでしまします。

 

自分の中ではこの切り替えしの動くがキモであると
自覚はしておりますが、こので悩んでいる人も多いかと思います。

 

問題解決の糸口となるイメージを教えてもらえないでしょうか?




本当の意味での ボディターンは
体が動く、体が向きを変える
そのことそのものがクラブが動くエンジンになる と言うことです。

定義 と言う意味では
そのボディは 骨盤、そしてその上に乗っかった胴体 を指します。

体が動くことそのものがクラブの移動エンジン

というよりも

 体を動かし、止める そのことのよってクラブを動かす
 反動としての体のアクション

これを ボディターンと呼んでいるような気がいたします。

スナップショット 2 (2014-03-25 12-04)


つまり、例えばですが
短い距離のアプローチを打つ場合
体が動いているとき、クラブも移動・・・
 当たり前ですけど、体の向きの変更がクラブの移動エンジンです。
体が止まった時にはクラブの移動も止まり
その移動、運動の速度、もしくはリズムは
全く同じ であるはずです。   ・・・これも当たり前ですが。

お互い文章で表現するのに
難しさを感じているのではないかと思います。
全体の内容からすると

 

スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)


例えば ダウンスイングの部分ですが

体が動けば、そこから生えている腕の部分も移動します。
腕そのものが意思を持って動いていなくとも
体というターンテーブルに乗った、生えた部位な訳ですから…

クラブを短くして と言う意味ありは
重さを少なくするため
上から見た様子で クラブを短くして と言う意味なので
ダウンで体を動かせば
その動かし始めと似た状態のまま
クラブの体の向きの移動速度や移動量に応じて
腕とともに動く、移動するはずなのですが
短くしようとすると 体に巻きついてしまうような状況
というのは、体を動かしても
腕、およびクラブは置き去りにしてしまっている
のではないかと思うのです。

スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)


そこが出来る、出来ないは別にして
共通認識にしておく必要があるかと思います。

インサイドアウトなど ヘッドの軌道を表す言葉が
ありますが、それは基本、体の向きによって
クラブが動き、そしてクラブの上映投影面積(上から見た)
での長さが変わって見えるから そうなのですが
この練習をするのに ランニングアプローチがイイと思います。
シャットを作って、体の回転でクラブを動かす
腕はクラブを固定するのに使い
クラブの動かしは 足回りで動かす練習をするといいと思います。

スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)


クラブを肩周りの動きで動かさず
足回りで打てるようになると
ショット、アプローチにもとてもいい基礎訓練になるかと
思います。

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