◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2014年02月

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一般的には安定度(ミート率)や方向性を見るのに
フェース面の当り場所を見ますよね?!
正直なところでは、現代のゴルフクラブは
モーメントが非常に高く
  ✪モーメントとはその姿勢を維持しようとする力
   その運動を維持しようとする力と考えてください
フェース面のどこかに当たれば
当たる場所によって、どうか というのは
あまり関係ないのです。。。本当は。

当たり場所という静的なミートよりも
時間の伴う動的なミートの方が重要です。
ヘッドの動いてきた方向(ベクトル)と
ボールの飛びだす方向の整合性が重要です。
ゴルフクラブは 重量の中心点あたりに効果的な打点が
設置、設定されているため
動的なミートが正しいとクラブの構造上、自動的に
真ん中あたりに打点が来るのです。

以下の条件を満たせば 安定して 真ん中で打つことが出来ます。
✪十分に柔らかい、硬くないシャフトを使うコト
✪必要最低限の重さが備わったヘッドであるコト
✪出来るだけヘッドを回転させずに クラブを使うコト


それが 概ね満たされればスピードの乗ってきた時点で
シャフトの延長線上に打点が来ます。 必ず来ます。

十分にしならないシャフトでボールを打つと
シャフトの延長線上に打点は来ません。
多くの… 9割を超えるアマチュアゴルファーの
使っているクラブでは
自分の握っている棒(シャフト)の延長線上で
ボールを打つのではなく
ゴルフクラブの、俗に言う重心距離分
シャフトをボールの内側を通して、
その重心距離分のズレで打つことに慣れています。

これがゴルフを非常に苦しませていると
気付いている人は殆どいません。

ちょっと想像を働かせて貰いたいのですが
シャフトはヘッドの端っこに付いています。
しならないシャフトを撓らせて使うと
重量がずれたところに有る(シャフトの延長線上にない)
クラブの構造上、ヘッドは回転
シャフトは捩じられて使われることになります。
BlogPaintインパクト時、
この姿勢になっていれば
製品の重心距離分 30〜40mm位
シャフトをボールの内側を
通せば、真ん中にボールは
当たる訳ですが、これがもっと
右を向いて、開いて入って来てしまっている場合
その同じ距離分シャフト内側を通したのなら
ボールはトゥに当たってしまいます。
003また ヘッドの重さが後ろに残っているため
クラブ自体に遠心力が掛かるので
上のヘッド姿勢とは同じ軌道を通り難いので
ボールのどの位内側を通すのが良いのか
その時々の瞬間芸になってしまいます。
それはヘッドが閉じていても同じです。
⇒スピードを上げながら
⇒ヘッドの回転を調整させながら
⇒どの位 シャフトをヘッドの内側を通すか

曲芸に近いと思いませんか?

その条件で ヘッドの真ん中に当たることを
なにかの基準にしますか?

こんな実験をします
同じ長さ、同じヘッド重量、同じグリップ
シャフトの硬さだけを変えます。
ひとつは 振動数240cpm  ・・・市販のRスペックですね
ひとつは 振動数150cpm  ・・・弊社のRスペックです

実験に参加してくれるお客様は
ある程度 柔らかいシャフトを使い慣れている
40代後半 50代半ば 60代後半 の3名です。

ちょっと ズルいやり方ですけれど
弊社のRスペックを20球位打って貰った後で
市販のRスペックを打って貰います。

すると 3人が3人とも ヒール・・・
ヒールと言うか アイアンであれば シャンクの位置
シャフトの延長線上に当たるんです。

フェースの真ん中にずれていくのに
早い人でも5球
一人はいつまでたっても そのヒールで打つのが止まりません。
本能として 棒の延長線上で打つ
そこに自動的に打点が来る方が
毎回、微調整の必要がショットよりも格段に
簡単ではありませんか?


クラブの持っている「オートマチック性」
使ってみた方が良いですよね。
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いや〜〜 すごかったです。
ビックリ(*^^)v
いろいろビックリ満載なラウンドでした。

手にしてから四か月余
雪の影響で2回ラウンドがキャンセルに、
何時にもましてミッチリクラブと自分の慣らしを。

始めは練習場のマットが飛ばんかの如く
ダフっていたのがだんだん少なくなり
(煽り始めてる?)
スイングの向上は別にして、打音は良くなってきた。
店長さんに言われて初めて気にしたことだが
練習場の打音は
ゴムと言うよりは身の詰まったプラスチックのボールを
打っていると錯覚する。
数球(数十球)に一球だが、ゴムらしい音が聞こえ
その時は決まっていい球。距離もほどほど。

そして先日念願の筆おろし。
まず一つ目のビックリは
パターがすごい。
何とも言えない転がり。
ゆっくりな出玉が加速も減速もせず
カップを通過(通過!)していく。
距離が合っても、曲りを以前の半分位に設定して
置かないとあらぬ方向へ真っ直ぐ→→→→→
当日は雪上りで結構ボコボコなグリーンだったけど
跳ねる訳でもなく、減速する訳でもなく…。
グリーンのせいもあるけど、一緒に回った二人は一日
まったく距離の参考にならない自分のパターに
苦しんでいたようで。。。
(^O^)ラウンド前の練習グリーンで
友人に打たせたお蔭で、その友人は
一日悲惨な目にあっていた(>_<)
2595cdb2

次にびっくりしたのはラフ。
元々あまり体力も体重もない自分は
冬はまだしも、夏の深いラフになると
距離が落ちるだけでなく、
出すのも苦労するのが常だったのだが
まあ サクサクとラフから出てくる。
バンカーも同じ。
これはスゴイなぁ すごく楽。
雪上りでフェアーウェイもドロドロだったので
普段ならダフると極端に距離が落ちる筈が変わらない…。
番手選びに困ったりも…。
(そのお蔭で2発OBになったけど)

そして ドライバー。
練習場で出来ていたことがあまりに出来ず
店長さんの言う「象の亡霊」の重さがぁ…。
テークバック、上げた時にほんのりと分かるけど
ダウンで、そう、お話の通り、インパクト直前で
まるで後ろ髪を引かれるように突然重さが
スイングにブレーキを架ける。
打つ直前に何十倍にもクラブが重くなって
そのボールは…。トホホな結果…。
雲に向かって飛ぶか
(距離にならず棒高跳び(>_<))
ブーメランスライスとなって駄目だしを喰らう。

その中で2球だけ スイングにも、ショットにも
何の感触も無かったのがあった。
それはあのパターと同じで
速くも遅くも無くゆっくりと浮遊するように
飛んで行って、近年の中では一番飛んだティーショット
(ランが出ますね!(^^)!)
となったのだけど、何の感触も無いので
まるで雲をつかむみたい((+_+))
無感触を追いかけるってこと、なんですよね。
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良くも悪くも『ヘッドの重さ』はたっぷり味わったけど
シャフトはまったく柔らかく感じなかったなぁ(+_+)
数値(振動数?)で言うところの以前使っていた
シャフトよりも110(cpm)も落ちているのに…。
寒さの影響があるとは言っても、これで柔かく感じなかった
のに、これより110も硬いのを使っていたのは
いったい何だったんでしょうね ><
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まず ヘッドスピードの計測 ですが、
ph01_15ある程度 共通の要綱は
アドレス時を基準に その手前(飛球線後方)
15センチから 
アドレス時よりもヘッド一個分左(飛球線)
にずれた 区間の時間を計測します。

実は ここにトリック? があるのですが
ボールをその場所からどかしきるまで』を計測するので
どのように当たったのか によって 異なってきます。

ボールは静止時は 45g ですが
弾道にもよるけど、200m飛ばそうとするのなら
その重さ、打点上への加圧は1トン近くになるのです。
しかし、その加圧はどの状態で当たったのか
によって、結構大きく差は開きます。

ドライバーを基準に、ロフトが大きくなるほど
ヘッドからのボールへの加圧が減る と比例して
ボールからのヘッドへの加圧も減る というコトです。
要するに、長さを同じと言う条件の元では
ロフトが大きくなった方が
 ヘッドのスピードの減速は少ない というコトです。

皆さんも体験があると思いますが
がちっと喰った感触は、その加圧もあるんですが
その加圧によるヘッドスピードの減速も加わっています。


つまり 巷で論じられている
ヘッドスピードはあまり意味が無いというコトです。
こんがらがりそうですが、飛ばすためヘッドスピードを上げる
と世の中で言われている打撃方法や打ち方は
総じて スピードは上げるためだけの動きで
結果としてロフトを開いてしまうので意味も無いですし、
そのヘッドスピードの数値を論じても、比較基準が違いすぎます。

確かに 同じ条件であれば
ヘッドスピードが高い方が飛ぶには飛びます。
「ヘッドスピードを上げるためにロフトを開いて打つ」
のであれば
「ヘッドスピードは無視し、飛距離効率を損じない方法」
でショットした方が格段に飛ぶし、
ショットの労力効果は高くなります。

とっても当り前ですけれど、
ヘッドスピードを上げて 9番アイアンで打つよりも
普通に5番アイアンで打った方が飛ぶ というコトです。

ちゃんとヘッド重量があって
その人なりに ちゃんと動く(軟らかい)シャフトであれば
正規なヘッドスピード 38msあれば
実測、正しい計測で 220ヤード以上のキャリーボールを
打つことが可能です。
で、参考までにですけれど その38msと言う数値は
こすって打つ人の 43msに相当するものです。

ヘッドスピードを上げようとして こすって打つのは
アラジンのランプをこすっているみたいで
エネルギーは単に 摩擦による熱とスピンと高さに
化けてしまうようなものです。

ちなみにですけれど
私のヘッドスピードは 40ms弱です。
でも 球筋を無視して、こすって打って良いというのであれば
48ms位までは
(意味がありませんけど)上げられます。
その振り方では 確かに20球打って
最高飛距離は 40msの時より飛びますが(一球位かな?)
平均飛距離は 40msの時よりかなり下回り
前後左右のばらつきは比較になりません


私は 飛距離とは18ホールのトータル だと思いますし、
もっと重要なのは 例えば90歳までゴルフをするとすれば
いまから 90歳までのトータル飛距離/割ることのホール数が
飛距離 だと思っています。
スナップショット 8 (2013-07-04 23-37)スナップショット 11 (2013-07-04 23-39)







ロフトを寝かしてスピードを上げる方法や
若い時だけしか出来ない飛ばすための「煽り打ち」は
かならず それが出来ない年齢が来たときに
帳尻が合う以上に 飛距離が落ちるか
体に支障、故障を持つことになります。

飛ばす ことは絶対の魅力です。
しかし 体に無理させて 「もっと振る」というのは
実際には夢物語でしかありません。
ゴルフは大人の、知恵のゲームですから
もう少し ゴルフクラブの機能と言うのを理解して
なぜ 遠くに飛ばすためにこの構造なんだろ? って
考えてみるのも ゴルフの楽しみ方の一つだと思います。
017

単に振り易くするのなら
ヘッドの重量はもっと少なくても良いでしょう。
速く振ることがそのままイコール距離なのなら
長い棒の先に重さを付ける必要は無いでしょう。
にも拘らず 長い年月を経ても、ヘッド重量が
少なくなったとは言え、半減していないのには
理由が有ります。
まして 理論上、ボールは上から打ちます。
ヘッドの重さで落ちていくことが ヘッドスピードの助け
になるのは間違いありません。
そう考えると、スピンの問題を解決するために
意図的に上に煽って振ったり
ヘッドを回転させる打撃方法は
そのヘッドの重さと真っ向から闘うこと
即ち ゴルフクラブの機能と反目しあうことになります。

ちょっと嫌味な言い方ですけれど
ゴルフクラブの機能を闘っている打撃方法を選んでいる方が
ゴルフクラブの機種を選ぶ のは
なんだか意味がないような・・・
出来るだけ ゴルフクラブの機能の薄まったものを
選んでいる? って気がするのは私だけでしょうか?
そして そのゴルフを続けていくほど
体力の低下 ⇒ ゴルフクラブの機能の薄さ
を選んでいくことになってしまうと思います。
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http://livedoor.blogcms.jp/blog/hbs/article/edit?id=1848364
002

http://livedoor.blogcms.jp/blog/hbs/article/edit?id=1848369

「軽いヘッド、硬いシャフトがゴルフを滅ぼす・・・」

昨日、一昨日からの続きになりますけど
この問題 意外に深刻なんです。
ゴルフ人口は 15年前2000万人近く居たのに
今では 700万人を切っています。
特に若年層のゴルフ離れは顕著。。
景気や雇用問題との関係も勿論ありますけれど
若い方の 「娯楽」のニーズは変わって来ています。

今の市販ゴルフクラブほど 
上達には身体能力、そして練習頻度が要求されます。
本来、ゴルフは社交的な要素が強く
オリジナルでは ネクタイ、ドレスがゴルフの正装でした。
それが アスリートという言葉が横行して以来
運動性能に自信の無い方にとっては
かなり厳しいものになってしまいました。

良い悪いの問題ではありませんが
50歳を超えるような世代にとっては
スポーツはうまく行かなくて当然、うまく行くのには
ある程度の練習が必要 と
下手な時期も普通に過ごせますが
若い世代はそうは行きません。
昔に比べ、もっと娯楽が多様化し
スポーツでない、もっとお金のかからないネットゲームなどが
ゴルフのライバルな訳です。
ほどほど練習しても、当たらない、飛ばない、上手くいかない
ゴルフクラブでは、彼らを惹きつけることは出来ません。
その上、多くのゴルファーはショットに、
スイングに、痛みまで感じています。
そして、それが当たり前 だと思っています。

まあ 絶滅危惧のクラブを作っている私からすると
市販のゴルフクラブのヘッド重量/シャフトの硬さでは
軽すぎて モーメントが少なく
ボールを飛ばすのには 
身体能力と練習頻度は絶対条件になってしまっています。
その身体能力とは運動性もありますけれど、
痛みに鈍感なことも少なくありません。
ヘッド重量が軽いと、インパクト時に
ヘッドスピードの減速が顕著です。
シャフトの硬さも伴い、その衝撃は体に来ます。

また ここまで軽いヘッドが付いて
ここまで硬いシャフト。。。 特にスイングを覚えるために
練習場で練習する多くはアイアンですから
軽量スチールという まるで言葉だけでは魅力的な
スイング破壊兵器 というか
もう ゴルフ破壊兵器とまで呼べる代物では。。。
打つ度にゴルフの魅力を削いでしまう とも言えます。

鉄の先っちょの付いた棒を振って
ゴムのボールを潰す感覚 というのは
なかなか他のモノでは味わえません。
コースに行かなくても これだけで 結構な快感です。
ゴムのボールがつぶれる音、感触…
それがゴルフを続けさせる一番の魅力なのかも?!
とも思っています。

ところが、 市販の軽いヘッド&硬いシャフトでは
撓らせる為思いっきり体を捻って使っても
ヘッドも軽いので飛ばない上、痛い
そして ボールがつぶれない・・・

練習場で音を聞いている限り
まるで 石のボールを打っているような音しか
聞えて来ません。
非常に不快な音 です。。。


ゴルフクラブで石のボールを打ってみたいと思いますか?
痛そうですよね

実はこれって なんとなく ゴルフから離れさせる要因
なのではないかな って 思うこの頃です。
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この度は、多大なるご配慮を賜わりまして、
誠にありがとうございます。

電動アシスト付自転車の写真をお送りさせて頂きます。

雪がまだ残っている為、
構図がいまひとつかもしれません。

皆様のこれからの益々のご活躍をご祈念申し上げます。

 

 社会福祉法人ありのまま舎

 DSC_0050

 

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お世話になっております。

皆様の協力によりまして集まりました今回の『支援金』
 総額 213’500円になりました。
誠に有難うございます。


そのうち 10万円を
☆被災地の幼稚園楽器支援をするため
 ⇒牡鹿の海を未来へプロジェクト様
 

003



93870円を
☆筋ジストロフィーなど重度障害施設
 宮城県仙台市太白区にあります「ありのまま舎」への
 電動アシスト付自転車提供のため
 ⇒相澤輪業様へ送金させて頂きました。
 過去のありのまま舎への支援
 http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1434382.html
 http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1433982.html

004



 また 以前もご協力、ご支援頂いた相澤輪業様に
 またもお世話になりました。
 ブログ上で申し訳ありませんが、御礼申し上げます。
 http://livedoor.blogcms.jp/blog/hbs/article/edit?id=1596393

お蔭さまで「電動アシスト付自転車」届きました。 

自転車P2210198

有難うございます



残りました支援金は 来月、宮城県気仙沼市児童養護施設
「旭ヶ丘学園」と石巻市障害者施設「みどり園」への
郡山からのお米の提供にまわさせて頂きます。

是非 引き続き、ご支援頂けますよう
お願い申し上げます。   野澤

振込み先
よこすか葉山農協 佐原支店
(普通)0011794
福島&被災地 W支援友の会
フクシマアンドヒサイチ 
ダブルシエントモノカイ

【お問合せ先】
〒238-0024
神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
046-804-1480 野澤まで
ハミングバード ツイッター
 http://twitter.com/HummingBirdSP


また、恵比寿ロータリークラブから
気仙沼「旭ヶ丘学園」様に向け
児童用自転車15台支援のプロジェクトが進行中です。
こちらは フランス・サンジロンRCの協力もありまして
継続的な支援を思案中です。
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一般のアマチュアの9割以上が使っている
硬いシャフト、要は撓らないシャフトを使うには
ふたつの条件をクリアしなければなりません。

1.シャフトをわざとしならせた時、インパクトのタイミングまでに
それを 元の姿勢まで戻してこれるのか
2.その過程の中で、どの位 ボールの内側シャフトを通すのか
   ***そして その量を機種ごとに変えねばなりません。

一般のオジサンゴルファーでも
時速に換算すると、130キロを超えるような
ヘッドスピードで ドライバーを打ちます。

大✪体を回転させる
中✪クラブ(シャフト)を振る
小✪ヘッドを回転させる


これがそれぞれ 遠心力を発生させる円運動なのですが
それぞれが 違う円弧 違う方向に動いています。
勿論、それはそれぞれ干渉し合います。
その上で、重心距離 と言う数値
3センチから4センチ ボールセンターの内側を
通すのですが、それが1センチずれれば 
ヒールヒットにも トゥヒットにもなります。
忘れてはいけないのは 上下もあるのです。
スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)

で この難易度は一本のクラブです。

これが 硬さの異なる、重心距離の異なるウッドとアイアン
有った場合、その総合難易度は二乗倍的に増えて行きます。

ドライバーはイマドキ 大型が中心です。
少なくとも 35mm位の重心距離は有りますし
40mmを超えるモノも少なくありません。
また、ドライバーはさすがにメーカーも分かっているのか
市販品には狂ったような硬さのシャフトは余り存在しません。

フェアウェイウッドは使い勝手
好まれ方からして、ドライバーよりもかなり小振りですし
シャフトもドライバーに比べると硬めの方が多いです。

このテーマに関しては、市販のユーティリティクラブは
難物です。アイアンやフェアウェイウッドに比べると
重心距離は長め、シャフトはアイアン相当の硬さ
どう整合させていいのか 難しい代物です。

アイアンは 軽量スチールシャフトのお蔭で
この10年で一気に小振りなモノが主流になりました。
重心距離で言うと 1センチ以上短くなったんじゃ
ないでしょうか??

003

ちゃんと撓るシャフトのゴルフクラブを正しく使えば
スイングするのに 重心距離は意識する必要がありません。

単に重量として捉えればいいんです。
ただ 重心距離 ⇒シャフトの延長線上に重量がない
というのを 方向。。。動きの方向性として
利用と言うか、誘導されれればいいんです。

ところが 市販の動かないシャフトをゴルフクラブを
使っている限り、この重心距離のセット構成は
ゴルフを複雑に、難しくします。

シャフトの長い、アイアンに比べると遥かに柔らかい
ドライバーには 重心距離の長いものが付いています。
重心距離が長いということは 同じ重さでも
より重く感じる というコトです。
そして、シャフトを撓らせて使う人にとっては
柔らかさは 更に重さを感じさせます。

アイアンは ドライバーに比べると遥かに硬い。
アイアンには 重心距離の短いものが付いています。
重心距離が短いというコトは 同じ重さでも
より軽く感じる というコトです。
そして、シャフトが硬いので その軽さ感は助長されます。
また 軽量スチールは構造上、強度上 重いヘッドが
装着できませんから、グラファイトのそれと比べると
15g以上軽いヘッドが装着されています。
ヘッドが小振りになったうえに、ヘッドまでも軽量化
されているのです。

長くて重い、ヘッドが重く感じる ドライバー
短くて軽い ヘッドが軽く感じる アイアン


振る、扱う というだけでも うまく行く理由が少ないのに
ここに ミートとなると。。。。 もう無理。

この二つの構成を多くのアマチュアゴルファーは
一つのバックの中で、セットとして使っていますが
殆どの方が極端にボールの位置が違います。

ボールの位置が20センチも違う ということは
タイミングも異なってくるというコトです。
往復で 40センチ以上、
しかも 長い方のドライバーの方が その移動距離は
多い訳ですから・・・

IMG_0040


その上に 重心距離の違いによる
シャフトの通すラインとボールの関係・・・

仮に同じシャフトの硬さ(しならないという同条件で)としても
重心距離が違えば、相互に上手にミートすることは
易しくありません。

シャフトの硬さが異なれば、テークバックの取り方
切り返しの感じも異なりますし、力み感も違うでしょう。
シャフトの撓らせ方も同じにはなりません。
そして、ボールの位置も違う…。

まあ 難しいことにトライするのも
確かに面白くないとは言い切れませんが、
嫌味な言い方になっちゃいますけど
その条件の上で、全ショット上手く打とう っていうのは
ちょっと無理があると思います。
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多くのゴルファー、お客様のゴルフクラブを見てきました。
クラブ持参でご来店されれば、基礎的な計測をします。
IMG_0106

市販のクラブの代表的な例がこんなところです。
     長さ   振動数(cpm) 
1W   45   233
3W   43   
258
 ←ドライバーとは違う機種
5W   42   
255
UT#4 40   278
5I    38   292
 ←アイアンは基本的にセット

6I    37.5 318
7I    37   312
8I    36.5 315
9I    36   316
PW   35.5 328
SW   35.5 322


 ←見た目は3番と同機種

 振動数とはシャフトの硬さを表すものです。
違うシャフトで同じ数値の場合、どちらが硬いかは
シャフトの特徴によって異なりますが、
数字が大きければ硬いと判断して間違いありません。

さて、上のセットですが、
もし ドライバーがそこそこ気に入っているのなら
フェアウェイウッドは ちょっと ??? な状態。
シャフトの硬さに「離れ」があります。
ドライバーに比べ、フェアウェイウッドが「硬い」というコトです。

このセットでラウンドすると
後半、疲れてきたあたりで フェアウェイウッドの(特に3番)
手痛いミスが発生しやすくなります。

逆にファウェイウッドの方が気に入っている場合
ドライバーにはスライスの注意が必要になります。

また フェアウェイウッドは同機種、同フレックス…
表示上、同じ硬さであるのにもかかわらず
実際は 短い方の5番ウッドの方が柔らかく
ワンフレックス違うものが混載されている状態です。
もし 3番の方が好きなら、5番はダフリ、スライスのミス
5番の方が好きなら、3番はトップ、チョロ
 そして 双方の平均飛距離は殆ど変らない と思います。

セット全体としては
ウッド系に比べると、アイアンが硬い です。
多分、これではアイアンが飛びません。
5番ウッドと5番アイアンとの間にかなりの距離差が
生まれるので、ユーティリティは必要になりますね。
で、多くのゴルファーはドライバーの数値には気を使っても
フェアウェイウッドにはあまり関心を抱かないので
この構成だと フェアウェイウッドそのものを
あまり好きにはなれないと思います。
ですから、7番ウッドでは無く ユーティリテイな訳です。
538067_156953224461417_86771680_n


さて アイアンですが、
お決まりの 数値の逆転がありますね。
本来、同じヘッド、同じシャフトですから
ある規則性を持って 短くなるにつれ
数値が大きくならないといけないのですが
これでは「本当の意味でのセット」にはなっていません。

     長さ   振動数(cpm) 
1W   45   233
3W   43   258
 ←ドライバーとは違う機種
5W   42   
255 ←見た目は3番と同機種

UT#4 40   278
5I    38   292
 ←アイアンは基本的にセット

6I    37.5 318
7I    37   312
8I    36.5 315
9I    36   316
PW   35.5 
328
SW   35.5 322


これもウッドの構成と同じく 数値がバラバラ。
この場合の多くが 5番アイアンは結構「好き」な場合が多く
6番は良い印象が無いので、あまり使いません。
硬いんですよね
そうなると ミスも多いうえに、距離も出ませんから
6番〜7番〜8番アイアンに あまり距離の差が生まれません。
番手間の距離が打ち分けられないので
「ああ ワタシはアイアン苦手なんだ」という印象も
植えつけられるので、金額にかかわらず
高く付いてしまっています。
それでも5番アイアンは 打ちやすい ので多用します。
柔らかいからですね^^

また ピッチングウエッヂが硬いので、
アプローチはサンドウエッヂを多用することになります。
本来、グリーン周りなどは
出来るだけ、使えるのなら
ロフトの少ない(ロフトの立った)クラブ
例えば パターとかで転がした方が
距離感が身に付き易く、スコアに成り易いのですが、
サンドウエッヂの上げる球を持ち球にすることになるので
アプローチもなかなか上達しない状態になります。

実はクラブセットの流れ というのは
「打つ前から予想できる」ミスの要因になっています。

「腕前でカバーする?」…それもイイでしょう
豊富な練習量、時間とお金があるのなら
それもゴルフです。
でも、ちょっと知恵を絞れば、
クラブセットの流れによるミスの誘発は
割と簡単に解決するのです。

安易にセットを構成してしまうと
そのクラブによって作られてしまうスイングは
(それらのクラブを打つために訓練するのですから)
あとから直すのは かなり大変です。


02

今回の記事の内容とは別な話ですが、
多くの方は 本来使うべき硬さ(軟らかさ)よりも
格段に硬いシャフトを使っています。
それを使って 上手く打つ訓練をするのには
硬いものをしならせて使うことを覚える必要があります。
ここに矛盾を感じて貰いたいのです。
シャフトの硬さには種類があるんです。
硬いものをしならせて使う必要があるなら
始めから
「硬くないモノ」を使えばいいんじゃないですか?

ゴルフクラブは 理由があって
シャフトがヘッドの端っこに付いています。
ヘッドはロフト角度やライ角度など機能があって
前後上下左右非対称の構造物です。
そのヘッドの端っこに付いたシャフトを撓らせる ということは
歪なヘッドの姿勢を常時変化させながら
ボールを打つことになるんです。

シャフトを撓らせることが、ヘッドを有効に使うこと と
思えますか?

番手間のロフト差は 3〜4度です。
時計の針一秒分(6度)動かしたら
番手の意味は無くなってしまいます。
ロフトにもよりますが、ライ角度を2度ずらしただけで
150ヤード先では 左右10ヤード以上 方向がずれます。

それでも シャフトはわざとしならせるべき
ものだと思いますか?
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お世話になっております。

皆様の協力によりまして集まりました今回の『支援金』
 総額 213’500円になりました。
誠に有難うございます。


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003



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 http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1433982.html

004



 また 以前もご協力、ご支援頂いた相澤輪業様に
 またもお世話になりました。
 ブログ上で申し訳ありませんが、御礼申し上げます。
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「旭ヶ丘学園」と石巻市障害者施設「みどり園」への
郡山からのお米の提供にまわさせて頂きます。

是非 引き続き、ご支援頂けますよう
お願い申し上げます。   野澤

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〒238-0024
神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
046-804-1480 野澤まで
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また、恵比寿ロータリークラブから
気仙沼「旭ヶ丘学園」様に向け
児童用自転車15台支援のプロジェクトが進行中です。
こちらは フランス・サンジロンRCの協力もありまして
継続的な支援を思案中です。
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昨日の記事の続きになるんですけど
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1847731.html

現在、世の中で主流になっている
手でクラブを丸く振る打法(スイングプレーンなんちゃら)
であると、
スイングの最下点はボールより手前になるんです、必ず。

003


でも、ややこしいことに それを
上に向かって振るので、バンスの大きいウエッヂや
ソールの奥行きの長いフェアウェイウッドは
敬遠されることになります。
ユーティリティクラブが全盛なのも
そのせいだと思うんです。

右サイドを下げて、左サイドを上げてから
手作業でヘッドの円を描かせるのですから
地面に対しても思いっきりロフトが寝ます。
ウエッヂのバンスが大きかったり、広かったり
フェアウェイウッドのようにソールの奥行きがあったりすると
ボールとヘッドが接触する前に
ヘッドが地面と接触、干渉されちゃうんですね。
本来、下に向かって落ちている最中に
バンス也、ソール也が地面に接触しても
(変な言葉ですが 正しいダフリです)
ヘッド姿勢が修正されるだけで、ショットには
良い影響以外ほとんど無いんですけど、
ロフトを寝かして、上目に振っている訳ですから
ソールやバンスが地面と接触すると
ヘッドは急激に上に跳ねます。
そうなると、ダフっているのにトップやチョロに
なっちゃう訳です。
625be574-sソールはフェース面側がリーディングエッヂを言い
後ろ 後方側をトレーリングエッジを言います。
トレーディングエッジが地面に出っ張っているのを
バンスソールと言い、引っ込んでる方をスクープソールと言います。

アイアンは大小あれども、どれもバンスソールなんですが
ウッドは性格上、殆どがスクープソールです。

フェアウェイウッドに比べると ユーティリティクラブの方が
スクープソールがきついので より選ばれる理由ですね。

それは形状、外観の話なのですが
それと共に バンスが大きい、張っている
ソールの奥行きがある というコトは同時に
重心が深い というコトでもあります。
体の右サイドを下げ、ロフトを寝かし、手で上に振る人
にとっては 重心の深いクラブは
よりロフトが寝て、よりスイング軌道が上向きになりやすいので
苦手でしょうね…。

体を先に動かし、上半身上部(へそから上)を
後から動かし、手で丸く振る人にとっては
(クラブの機能を利用しないスイングなので)
ヘッドの重い、シャフトの柔らかいクラブは
自分のその欠点とも言えるその軌道を
更に助長させてしまう効果があります。

上半身を捩じらない と言うのがポイントです。

ボールを上から打てば良い訳ですが
(ヘッドを上から入れればいいのですが)
その言葉のニュアンスから 手作業でヘッドを
上から入れようとすればするほど、
体は上(左サイドが上)を向いてしまうので
うまく行きません。
ボールを上から打つ と言う言葉の意味は
左サイドが低い内に
右サイドが低くならないうちにショットする
というコトで、ちょっと間接的な関係と思われるかも知れませんが
体の姿勢とインパクトの時期を示しているのです。

スイングをしていれば、いずれ左サイドの方が
高い「時間」「時期」がやって来てしまうのですが
それまでに打てばいいので
それを無理やり『技術』で解決することではありません。
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皆様の協力によりまして集まりました今回の『支援金』
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質問−ゴルフクラブの機能編−扱い方に繋がるかもしれない−

一般のゴルファーにとって、ゴルフクラブの機能は謎だらけ。

ライ角に始まり、フェース角、
わざわざ重心を棒(シャフト)の先に持って来ないで
右側に位置させて重心角なるものも存在する。


そして極めつけがもともとサンドウェッジ用に
考案されたバンスとは?


バンカーの砂を爆発させる為に発明されたというが、
実は飛距離にも一役買って
いるみたい。


が、ライ角、重心角、バンス角となるとお手上げである。

機能のあり方などをご教示願えないでしょうか?

10109_169290996560973_105906599_n


お手紙有難うございます。
まず 静止状態のクラブのロフト ではなく
ボールのスピンや打ち出し角度に影響のある
動的なロフトの概念というのを説明します。 
多くの方が 運動している(移動している)クラブヘッドの
インパクト時の地面との関係をロフトだと思っていますが
それは正しくはありません。

nyuusya
ヘッドにはボールにアプローチしてくる上下の角度
入射角度というのがあります。
それは クラブそのものの長さとその長さによる前傾姿勢
によって、あらかじめ決まっているものです。
その入射角度を基準として
開いている角度が動的ロフトです。

バンス、もしくはソールというのは
それのガイド役のようなもので
例えば バンス角度を選ぶ場合
自分の入射角度の癖 をしてば
何度がいいのか、幅は有るの方がいいのか
大体選ぶことが出来ます。

008


また、ウエッヂのバンスだけに限らず
フェアウェイウッドのソール幅なども
ガイド役になりますから 正しくクラブを入れて来れれば
とても便利な代物なのです。
ちょっと乱れた姿勢で入ってきたとしても
ソール(バンス)がそれを修正するからです。

ここで 誤解しないで頂きたいのは
「入れてくる」と言う言葉を使うと
その作業は手作業!と言う錯覚が起こりますが、
入射角度はクラブの長さ、そしてそのクラブの長さによる
前傾姿勢によって あらかじめ決められているものです。
体が向きを変えることによって
クラブの円弧を作り出すこと
手作業で「クラブを丸く振らないこと」が
バンスおよびソールを正しく活用するポイントです。

加えて言えば、クラブが上から入ってくる
というのは、進行方向である 右→左 の
左(進行方向)が低くなっている
つまり 体の姿勢が重要で
手作業で円に、下に振る というのは
結果として「必ず煽り打ち」になってしまいます。

煽り打ちである限り、バンスもソールも
邪魔なものでしかなく、その機能を活用できないばかりか
ミートの妨げにしかなりません。

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体重移動が出来ない典型例として
このような「二段振り」があります。
一般的にはこれを「手打ち」って言うんですけど…

当り前ではありますが、重さというのは低さに反応します。
まずは体を動かして、体が止まり始めたらクラブを振る。
体の部位 と表現すると
体を上下二つに分けて
みぞおち辺りを境に それより下を下半身
それより上を上半身
 として分けて使う「振り方」ですね。

まずは下半身を動かし、後から上半身を使う。
腕を振っている意識では無く、肩を回している意識なので
「手打ち」と言う実感はないのだと思います。

スナップショット 8 (2013-09-23 15-37)


ダウンスイングの前半
下半身を動かしている最中ですが
腕を含め、クラブと言う重量物が下がります。
それに伴って、右サイドが下がって行き
左サイドが上がって行くので
この流れの中で 体重を左に移そうとしても
左サイドが高く、右サイドが低いので
非常に難しくなります。
無理に 左へ移したとしても
インパクトからフォローに掛けて
のけぞるような姿勢になって行くので
右へ体重は揺り返すようになってしまいます。

また、このスイングでは
ベルトのライン(腰のライン)が
正面付近を向く瞬間がほとんど無く
左サイド(左腰)がどんどんボールが遠ざかる
俗に言う 体の開く状態になるので
靴は飛球線に対し、左右に有るのにも関わらず
腰はそれに対し 垂直な関係になって
インパクトを迎えてしまう為
体重移動ってのが どの方向への移動なのか
分からない状態になってしまいます。

imagesCAB3227Q


これを直すのに、
左サイドを開かないようにしたり
左サイドが上がらないようにするのは
ある意味、無駄です。
基本的な部分、 体 上半身と下半身の境目はどこなのか
クラブを振る、傍から見た時に
クラブが円弧を作る動きは
どの働きによって行われるのか
という ちゃんとした理解が必要です。

上半身と下半身の境目は股関節です。
ゴルフでいうところの下半身というか土台とは
股関節から下の脚のことで
一般的なイメージの下半身イコール骨盤では
無いというコトです。
そして 上半身 骨盤から上の体の身の部分を
意図的に捩じって使わない という意識が必要です。
体をちゃんと回す ということは
体を回すことで ダイレクトにクラブを動かすこと
と言う意味を掴むことです。

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軸がある動き と 軸があるように感じる動き は
似ているようだけれど 大きく異なる。

体の機構的には 背骨〜股関節と言うものが
回転(向きを変える)動作と言うのに
重要な機関になるのだから、
kaiten例えばオフィスにある回転椅子で
軸になる真ん中の柱に合わせて
その真上に背骨が来るように浅目に座り
向きを変えるのと
椅子に深く腰掛けて、体の厚みの真ん中に
柱が来るように座って向きを変えるのでは
体の動きそのものが大きく異なる。

人間には「視界」と言うものが大きく影響を及ぼすから
視界が動いていない方が、視野が大きく変わらない方が
「軸のある動き」に感じるものだが、
実際には目の存在する顔の部分は
この運動に対し、顔(頭)の厚み分 前方のオフセット
しているので、ボールを見続けるということを除けば
顔の厚み分が半径になって移動して良い もの。

cap02このアプローチショットで
あっても、頭の厚み分が
半径になって、顔の部分は
自然に動いている。
頭(後頭部)を動かさない ということはこういうコト

多くのゴルファーは「軸のある動き」を創り出すのに
視界(視野)を動かさない という
錯覚に陥り易く、それが 回転≠体重移動
回転と体重移動を別なものにしてしまい
ゴルフスイングを複雑にしてしまってるとも言える。

頭と顔(視界)を混同してしまうから
結果、視界を動かさないスイングになって
23fba6f0顔の部分(ツリーで言うと☆の場所)
を固定し、体重移動を作り出そうとするので
腰の部分だけが左右にうごくことになる
これを「スウェ〜」と呼ぶ。
本来、同意語に近い 回転と体重移動を
別なモノ、二つのモノと捉え
顔を動かさないで、腰の部分だけを左右に動かすと
回転の動きの中に、体の側帯 左右の屈曲が伴ってしまう。
腰痛の原因になりますよね。

ボールを特に見続ける必要は強くは感じないが
例え見るにしても、目ん玉を動かせば良い訳だし
まして 素振りで有れば、積極的に顔 視界も動かし
体の自然な向きの変更を促してあげる方が良いと思う。

多くのゴルファーは この「ボールを見続ける」という
誤解に縛られて、苦しい 向きの変更を強いられている。
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単純な体の仕組みとして
ゴルフのスイングに於いて、体の向きを変える/回転する
軸になるのは 背骨 である。

背骨の位置は理解していても
感覚として、背骨を把握するのはやさしくなくて
困ったことに「痛みのある時」しか
「ああ ここが背骨ね」 と言うのは分かり難い…

背骨というか、体のつくりは
概ね 背骨が一番後ろ 後方にあり
その前に内蔵など重たいモノの詰まった”身”の部分がある。

スナップショット 3 (2013-06-12 22-56)


ゴルフスイングのイメージの中に
頭の真ん中から 串刺しになったようなものがあるが
この「軸」は体のメカニズムには存在しない。
「頭を動かすな」って言葉もあるけれど
スイングの大きな動作である 体の向きの変更 で
考えると、軸たる背骨の延長線上にあるのは
後頭部であって、頭の真ん中ではない。 

背骨を軸とすると
体が右を向けば、体の身の部分は
右に来ることになって、スイングは良く出来ているもので
その重さを支える右足、右の股関節の上に
乗るようになる。
今度は左を向けば、身の部分は
左足の上に乗ることになるから
結果、体の回転はイコール体重移動とも言え
正しく体の向きの変更が出来ていれば
ふたつは同じ動作、同意語とも言える。

スナップショット 1 (2013-06-12 22-56)


軸になる背骨の延長線上(真上)にあるのが後頭部
ということなると、顔の部分と言うのは
頭の厚み分 前にずれている訳で
ボールを見ない というコトになれば
スイングの 正面〜右向き〜正面〜左向き
の過程の中では
 頭の厚み分 × 2
だいたい 頭の厚みは20センチ位あるから
40センチ動いて、頭は動いていない
ということになるけれど、意味分かるかしら。

「ボールか目を離すな」と言う言葉があるけれど
(私個人はそれは必要ないと思うけど)
顔をボールに向け続けろ と言う意味では無く
目ん玉を動かせば、顔の向きが変わっても
見続けることは出来る。
例えば、預かった小さい子供の面倒を見ている時
「子供から目を離すな」の意味は
子どもを見ておく と言う意味で
常時、自分の目と子供との距離を一定に保つ
というコトじゃあない けどね
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ドライバーに限らず、飛距離を探求する
 そのことは 大切なコト っていうか
ゴルフの魅力、ロマン だと思う。

でも、アイアンの番手のロフトを
いつの間にか すり替えて さも飛ぶように
しむけるのは なんだか 腑に落ちない。

昔 5番アイアンと言えば 30〜32度
が普通で、ピッチングウエッヂは50度前後
だったのだけど、今や 
27度 
の 7番アイアン も売られている。。。

ストロングロフト化の影響でほんの10数年前に
ピッチングウエッヂとサンドウエッヂの間に
アプローチウエッヂ(PS)が出来たと思ったら
最近では そのアプローチウエッヂとピッチングの間に
ギャップ(隙間)ウエッヂなるものが出来はじめている。
バッグの中が ウエッヂだらけになってしまう。

003


長さも 38インチだから
 普通に5番? 4番?

27度と言うロフトは
おじさんには チョイと渋い、易しくない
ロフト角度 だから 7番も簡単じゃなく
なっちゃう。。。

簡単に打てるアイアンは 9番とピッチング以降
かと言って ウエッヂだって 苦手にしている人は
少なくないのだから
楽しく、簡単に打つアイアンが無くなっちゃう

アイアンを打つのが ショットの醍醐味 でも
あるのに それも無くなっちゃう…

そんなにストロングなロフトにしてしまったら
殆どのアイアンがバックの飾り というか
バックの重しになってしまう。。。


ボールを飛ばすのもゴルフだけど
飛ばなさないのもゴルフ。。。

ゴルフは団体戦でなく、個人戦、
マナーを除けば、誰かの目を気にする必要は
あまり無いと思う。。。

IMG_0001

ゴルフの組み立ての重要な
 40度以降のクラブが 3本 なのと
 5本なのでは ずいぶんと差があると思うし
結局、ロフトをストロングにしても
名前も覚えられないようなウエッヂ
が雨後の筍のように増えるだけ。。。

中身が5番の 7番で
「150ヤード 打てた!」 って
まやかしよりも 70歳になっても
4番アイアンや5番アイアンが打てる方が
カッコいいと思うけど、ね。

そんな、こんな、から 弊社のアイアンは
かなり ロフトが寝ている。

5番  28〜30度
6番  31〜33度
7番  34〜36度
8番  38〜40度
9番  42〜44度
PW  46〜48度

要望があれば
 3番 24度 や 4番 27度
も作成可能!

正直には そこは フェアウェイウッド や
ユーティリティの方が簡単だから
余計 アイアンをストロング化する気になれない。


重心が深い とか 低重心 ってのは
ボールが上がり易い と言うことで
それを 総称して「やさしいクラブ」って
言うのだから、上がるからって ロフトを
立ててしまっては 本末転倒なんじゃないの?!

ドライバーを除けば 重心の深い ソールの大きな
ガイド機能の強いウッド形状の方が
遠くへ、ある程度の高さで打つのには適しているし
上手に取り入れれば 3番〜4番〜5番アイアン
そこらへんの距離は ファジーな部分で
ユーティリティが 1本2本あれば
事足りると思う。

ロフトは寝てる
でも ヘッド重量満載だし
シャフトは柔らか満点だし
上手に使えるようになって来れば
ロフト以上に 飛ぶ日が来ると
思いますよ〜〜
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この数日ブログにしていますが、
多くのゴルファーが考えている
「クラブヘッドの重さを使う」⇔「遠心力を増やす」
は 大いなる間違いで、
飛ばすために遠心力を増やせば増やすほど
✪ボールを打撃することそのもの
✪ボールを目標方向に飛ばすこと
✪似たようなショットを繰り返すこと

このことの障害、邪魔になるのです。

となると、ヘッド重量はあまり必要ありません。
ヘッドを軽くして、そしてシャフトを硬くして
さらにそのヘッドを軽く「感じさせるようにして
あとは 
打ち手であるゴルファーが頑張る
それが現代の市販されているゴルフクラブです。
それを使いこなすのが、世にいう「アスリート」であるなら
そうなのかも知れません。
私は辞退しますし、代金を頂いてお店をやっている以上
ボールを飛ばす破壊力の備わったクラブを作り続けたいです。


ヘッドの重さを使え というのが、遠心力を増やすこと
と信じている限り、その道を進むしかありません。

ただ 問題提起する として、
ボンヤリ考えて貰いたいのは
ゴルフクラブは上下左右対称な非常に歪な構造です。
概ね ウッドもアイアンも
番手どうし、隣の番手との差は3〜4度です。
時計の針の一分、一秒は 6度 ですから、
時計の針の一秒分もずれてしまうような使い方
(結果としてミスしてしまうのは別として
始めから、どの角度で当たるかは打ってみなければ分からない)
では、クラブの機能が働くとは思えませんし、
✪ボールを目標方向に運ぶ
✪ボールを遠くに飛ばす

というのは 直線的なイメージなモノです。

ボールが球体であることを考えると
遠心力を作る や クラブを振る という
曲線、円運動は ボールの回転に成り易く
ボールを目標に運ぶ(移動させる) や
 ボールを遠くに飛ばす とは
非常に間接的な関係になると思いませんか?

何度も書いていますが、
クラブを持って、クラブそのものを動かさず
自分の体の向きを変えただけで
はた目からは 斜めの円軌道、円弧になるのです。
逸れに更に それとは大きさも方向も異なる別な円を加えれば
双方、うまく行きにくく思えませんか?

勿論、向きを変える 回転速度を遅くした方が良い
とまでは言いませんが、ゴルフクラブとゴルフスイングの関係
落下速度を利用して打つと
落下速度は重力方向(下方向)への働きですから
そのままにすると、ボールは地面に埋まってしまいます。
ですから、向きの変更という働きによって
そのエネルギーを方向変換、ベクトル変換している
と考えると、つじつまが合うのではありませんか?

クラブヘッドの遠心力によって
ボールを遠くに飛ばす?
回転による無駄が多過ぎて、必要な運動性が高すぎませんか?

クラブヘッドの遠心力によって・・・
それって クラブそのものを遠くに放り投げる方法
ではありませんか?

ゴルフはクラブでボールを打つゲームです。
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「上から打つ!」「上から打て!」
って昔から言われる言葉ですよね。

で… この言葉、不思議に思いませんか?
スナップショット 1 (2013-06-22 0-32)スナップショット 6 (2013-06-22 0-33)







スイングは兎も角
*アドレスとトップオブスイングのヘッドの位置関係
*トップオブスイングとインパクトのヘッドの位置関係

どちらであっても トップの位置の方がヘッドは高く
アドレスやインパクトの方が位置は低い。
どう見ても クラブは下から上に上がって
上から下に下りてきてボールを打つのに
何をことさら「ボールを上から打て」と言うんでしょう?

天邪鬼で言えば 「じゃあ、下から打てるの?」
って聞きたくなります。

そう、この言葉のヒントは この言葉そのものが
存在することに有るのです。

入り口と出口があって、「入口から入って下さい」と
書いてあるのは、入り口から入らない人が居るからです。
でも 上から低くなってくる、地面に置いてあるボールを打つのに
上から って言葉は、「真意は?」って
聞きたくなりますよね。

そう、この言葉の意味は
上 と言う言葉に有るのでなく「から」って言葉に
意味があるのです。
クラブヘッドが一番高くなった「そこから」打ちなさい!
と言う意味なのです。


体を先に回し、それが減速する反動で
腕を振って、クラブを下に振る場合
(ほとんどのゴルファーがそうですが…)
スナップショット 1 (2013-06-02 23-14)スナップショット 2 (2013-06-02 23-15)スナップショット 3 (2013-06-02 23-15)





トップの位置で一番高いヘッド、
その位置から打たずに、
ある程度、ヘッドが低いところになってから
振り始めることになります。

これでは ヘッドと言う打撃のエネルギーが
折角高くなって位置エネルギーを作ったのに
それを利用しないことになります。

利用しないのですから、当然トップの位置もおざなり
(かと言って 形としてトップの姿勢ばかり気にするのも問題)
ヘッド重量の位置エネルギーを作る というよりも
クラブヘッド振る行為によってエネルギーを作るので
テイクバックも反動をつけたおざなりな動きになりますし
そうなれば、それをするためのアドレス、グリップに
当然なってしまいます。

勿論、体の向きの変更と言う運動エネルギーが
打撃力の源ではありますが、ヘッドの重さもそれに
加算された方が破壊力は増しますす、
ヘッドやクラブの落下速度はヘッドスピードの加算材料な筈です。

しかし、ヘッドを振る人によって、
テイクバックやトップの位置は リズムを除けば
単なる儀式になっていますし、
ヘッドの重さは遠心力になるだけで
落下と言うものは使えません、いや、使いません。

遠心力が増せば、スピードが上がるから
飛ぶじゃないか と仰るかも知れませんが
(そう信じているのなら どうぞご自由に)
グリップエンドを支点として クラブを回転させる方法は
円の動きなので、飛距離という直線方向のエネルギーでは無く
回転という円運動の動きが増すだけなのです。

ドラコンホールで頑張って振って
いつもより 弾道が高く成り過ぎたり
吹け上がりの経験はあると思います。


で、話は戻りますが、
自分が見る限りでは、プロも含めたほぼ8割以上の
ゴルファーは 体が上を向いた状態(左サイドが異様に高い)で
下から振っています。
はた目から見れば、ヘッドが上から入ってきたように
「見えますが」 実際には下から振っています。

スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)


ここからボールのところにヘッドを届かせる のに
体を使えば、左サイドは上がり、体は開きます。
もう 既に運動の終わり と言うところまで骨盤は開いてますので
肩周りを含めた腕周りで下に振らなければなりません。
と、同時に下に振れば 斜め下方への遠心力は増しますから
左サイドを上げて、それを調整しておく必要があります。
複雑ですけど、本人は下に振っているつもりでも
結果、左足上がりで振っているのと同じになります。

う〜ん、自分はこれを「クラブの影響」と考えています。
硬いシャフト、軽いヘッドのクラブ
多くのプロゴルファーはジュニア出身です。
メーカーの単に「サイズ・長さ」だけジュニア
ゴルフクラブもどきのモノか、
使わなくなったお父さんのクラブをぶった切ったものか
そのどちらもが クラブそのものに破壊力を持っていません。
自分の運動性能で飛ばすことを覚えたジュニア…
20歳であっても、既にゴルフ歴は10年を超えます。
成績によって、人間性まで問われるような
現代のプロ選手の扱いでは、今更 スイング改造に挑む など
絶対に無理だと思います。
ま、それもゴルフですけど…。

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ヘッドの重さを使え とは
✪ヘッドの重さをスイングするのに促進剤、補助剤とすること
と共に、
✪ヘッドが落下するエネルギーをボールへの打撃エネルギーに
すること
があります。


多くのゴルファーは
ヘッドの重さを使え とは
より大きな遠心力を作り出すこと 
ある意味 ゴルフクラブ最大の誤解、過ちを信じています。
cap02

全ての力の作用には その方向 と言うのがあります。
詳しくはありませんが、柔道や合気道などの、組手のあるような
格闘技は 相手の反応の作り出す、その方向と言うのを
上手に使うのが、上達のコツなのではないかと思うのです。
それと同じです。

クラブヘッドの作り出す、クラブの長さが作り出す
遠心力と言う不可抗力は
ゴルフショットの最大の目標である
『ボールを目標方向に飛ばす』
という その「方向」と一致しません。

例えば、グリップも手も油でヌルヌルにしたとします。
遠心力が掛かったらクラブがすっぽ抜けるようにします。
さて、遠心力が掛かって クラブがすっぽ抜けて
「それが ボールを打ってくれますか?」
「打ってくれなくとも、ボールの飛ばしたい方向に
クラブがすっ飛んで行くでしょうか?」

答えはNOです。

練習場で有れば、前の打席の人や
後ろの椅子でお茶を飲んでいる人の方に
クラブは飛んでいこうとします。
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ヘッドの重さを使え = 遠心力を作れ
と信じている人は この状況では
決して 飛球線方向にクラブを飛ばすことは出来ませんし、
飛球線方向に飛ばしたら、ボールを打つことが出来ません。

遠心力を「絶対に」使わない とは言いません。
しかし、多くのゴルファーが考えているように
腕さばきによって ヘッドを丸く振る作用によって
作られてしまう遠心力は、殆どの人は気付いていませんが
ナイスショットや繰り返せるショットの天敵で
一番大きな障害となっているのです。

スイングをする際に、ヘッドの重さが補助剤、促進剤と
なる方向の基本は概ね重力方向であり
直線的なものであって、遠心力の様な曲線が
入った途端、スイングを複雑に、繰り返すことが
難しくなります。
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よくアプローチの練習などを見ていると
このようなポジションから、
体は止めたままクラブヘッドを手さばきで
ボールのところに持ってくる素振り
 を見かけます。

スナップショット 2 (2011-01-18 23-44)思わず 喉まで言葉が出そうになりますが、
その体を止めている素振り
本当にボールを打つ時も
「体は止めっ放しにするのですか?」
それとも腕も含めた重量物(クラブ)を右下に落とすと
右サイドも一緒に下がることは
「織り込み済み?なのですか?」

先っちょに重さの付いた一メートルの長さの棒
これをこの位置から、ヘッドがボールの位置来るまでの間
当り前ですが「時間は進行します
一瞬でボールのところに来るわけじゃない。

ここからクラブを反転させるのには
ヘッドと言う重量物が先端に付いているので
ボールを打つ方向とは概ね反対の
飛球線反対の下方へと遠心力が掛かります。

人間にはコンピューターよりも優れた演算能力があるので
その時間、その不可抗力を計算に入れ
目標物を目標方向に打とうと反応が始まるので
飛球線下方に出来る遠心力とは概ね反対(立体で)の
左上方への動きによって相殺しようとします。

先端を振ることによって
変化してしまう重さ、長さ
最下点のボール手前になる、という変化も
必ず反応で対応しようとします。

難しくないですか?

毎回、毎回 天才的な演算能力とその反応
それを完璧にこなさないといけないのです。

じゃあ どうすればいいか って?

言葉では簡単です。

乗り遅れないことです。
 クラブを動かす主エンジンは体の向きの変更です。
これの動きに乗り遅れないこと
この動きでクラブを動かすこと…です。

体には向きの変更と前傾姿勢があります。
それが右向きから左向きに変わる過程の中に
まだ 「右を向いている間の左回転」の時間があります。
(意味わかります?)

スナップショット 3 (2013-12-05 18-39)


この時間帯は トップの位置とボールを結びつける
その方向に体と言う大きなものを動かしています。
体は 平均しても 30キロも 40キロもあります。
それを 背中、お腹、お尻、足 など
大きな筋肉で動かしていますから
それにクラブが加わっても大きな変化は有りません。
(クラブや腕による不可抗力も最少)
その時間帯に その働き、動きによって
クラブヘッドの位置を低くしてしまえば
腕で行う仕事はそんなに多くありません。

ところが その時間帯を逃してしまうと
動かすのは肩も含めた腕ですから
体を動かすのに比べると、小さな筋肉です。
動かすものも腕とクラブですから、
分母に対してクラブの重さは大きく、影響も大きい。

出来る出来ないは別にして、この意味が理解出来るのと
理解できないのでは、ショット全般に対し
大きな違いがあると思います。
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ゴルフの醍醐味の一つに
ドライバー(ティー)ショットがありますよね。
火薬も機械も使わず、200mを超えるような球を
打てるのは、ゴルフだけかもしれません。

017


そんなドライバーショットの悩みですが、
✪ドライバーショットにランが少ない。。。
✪ドライバーの弾道が高すぎる。。。
✪ドライバーショット(だけに限らないが)が風に弱い。。。
✪ドライバーショットがドローにならない。。。



お店では、こんな悩みを伺った時
ドライバーでは無く、アプローチショットを打って頂きます。
例外はありますが、総じて上記の悩みをお持ちの方は
アプローチは上げ専門(得意)です。
スコアの事も考え、アプローチショットに時間を費やし
訓練しているという部分も否めませんが、
上げるショット、バンカーショットを苦手としていません。

実はここに攻略の道があります。

上げるアプローチを辞めよ! ということではありませんが、
上げるアプローチはある種「特殊なショット」である
と言う認識に変えていくのです。

ゴルフのショットは
ヘッド重量×運動の速度 と言う破壊力が
✪ボールの速度
✪ボールの角度
✪ボールの回転
に変換され、さまざまの弾道、距離で飛んでいきます。

本来、破壊力はヘッド重量と運動の速度 ですので
一旦それは固定と考えてください。
 ☆クラブの長さ
 ☆クラブのロフト
が物理的に決まっている筈ですから、
ボールの飛びの三要素は概ね一定の筈 です。
 クラブの長さがヘッドのボールへの入射角度を決め
 クラブのロフトがそれを3要素に変換します。
 (ちなみにロフトとは入射角度(動いてくる道のり)に対する
 物質ロフトです)

ところが、ひとによって、また、ショットによって
それがばらついてしまうのは
手でクラブを下に振ってしまうからなんです。
(クラブを丸く振る と言う言葉でもありますね)

スナップショット 6 (2013-06-22 0-33)


体の回転でボールを打っていれば
クラブの長さによる、アドレス時の前傾姿勢によって
概ねの入射角度は決まります。


しかし、手でクラブを下に振れば
人間は必ず クラブを下に振る為
右サイドを下げ、アドレス時よりも左サイドの高い
左足上がりの状況を作ることになります。
結果、入射角度は緩くなってしまいます。
入射が緩くなると、大体の場合、打ち出し角度が増えます。
その入射に対し、クラブを丸く、下に振れば
それだけヘッドの通る道のりは増えますから
左サイドが上がり、右サイドが下がる可能性は増えます。
よりロフトが寝やすくなる訳です。
スナップショット 1 (2013-03-18 13-17)スナップショット 2 (2013-03-18 13-17)





長い棒の先に重さのあるモノ
これは本来体の向きの変化によって
大きく動くものです。
それを肩も含めた腕(手)で動かすということは
その間は体は止まっている というコトになります。

体の向きを変更をしている時に、それでクラブを動かさず
腕で体を斜め下に振る ということは
重量物(腕も含めた)をその方向に動かすということに
なりますから、必然的に右サイドは下がることになります。

入射角度は緩くなり、地面に対するロフトも増える。
ヘッドの最下点は想定より右になりやすいので
それを体を開いてボールの位置にずらすので
余計、その度合いは強くなります。

ある程度の ゴルフの腕前になると
練習場でアプローチに費やす時間は多くなる。
逆にドライバーの練習の時間は減ってくる。
平均してそんなところだと思います。

わざとロフトを増やし、入射を緩くするショットを
大量に練習して、それがドライバーに影響が出ないでしょうか?
嫌味な言い方になりますが、ロフトの立った
シャフトの長いクラブで意図的に「ロブショット」を
打っていることになるのだと思います。

ドライバーの飛距離アップ、弾道向上 には
アプローチショットを そのクラブなりの入射角度
そのクラブなりのロフトで打てるようになることから
始まります。

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巷で推奨されている「振り子のストローク
これには長い距離や登りのパットなどを打つ時に
左に引っかかってしまうメカニズムが隠れています。
スナップショット 1 (2013-02-13 14-14)

✪振り子のストロークは
首の後ろ 頸椎のどこかを支点とするため
アドレス時のボール位置を基準に
パターヘッドが右に行くと 頭(後頭部)は左に
パターヘッドが左に行くと 頭(後頭部)は右に
行きやすくなります。
スナップショット 1 (2013-04-13 23-00)スナップショット 2 (2013-04-13 23-00)







クラブヘッドのフェース面というのは
 ロフト角度とライ角度による斜め通しの組み合わせ
によって構成されていますので、
ライ角度が固定されていたとしても
ロフト角度が大きくなると、立体としてのフェース面は
左を向くことになります。
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補足ですが、多くのゴルファーは
ロフト角度はボールを上方向
ライ角度はボールを横方向 へ飛ばすと
分けて考えていますが、
空に向かって飛ぶのも方向の一部です。

振り子ストロークの場合、
強く、もしくは速いスピードで打とうとすれば
遠心力が発生するため
どうしても 想定している円弧の最下点が右にずれます。
。。。多分、本能的に 重くなるクラブを
 体がその発生する遠心力と立体的に真反対方向に調整し
 ボールを打とうとするからだと思います。

ですので、インパクトは
ヘッドが微妙に上向き
上に向かっている円弧で捉えることになりますので
アドレス時よりもロフトが増えることになります。

ロフトが増えれば 数度ではありますが
立体的なフェース面は左を向くことにますし、
登りで 体重が右に残り易いですから余計です。

面白いもので プロの優勝争い
バックナインに入って来て、入れ頃の距離を
左に外している選手は 大体の場合、優勝出来ません。
優勝する選手は右に抜ける選手と相場が決まっています。
左に外している というのは、
距離が打てていない と言う証でもあるのです。

また これは はい!直ぐにという訳には行きませんが
振り子のストロークをパターやアプローチで実践されている方は
誤った体の回転方法を身に付けられていて
ee213269f2e5a758(上半身…背骨を捩じる)
本来は
スイングの時間割で言うと
右回転…ボールより右を向いている時間
左回転…前半 左回転しているが、ボールより右を向いている
   …後半 左を向いている(アドレス時のボールを基準)
という 3つの時間に分かれるのですが、
左回転では 前半部分の時間と後半部分の時間
運動のスピードを除けば、殆ど同じような時間が存在する筈
なのに、極端に前半部分が短く、
いきなり左を向いてしまう動き
多分…上を向いている動き
(左を向いてからでないと、クラブを動かせないので)
になってしまうので、それもパッティングが
引っかかる原因の一つかと思います。
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パッティング だけに限りませんが、
ショットで一番重要なことは
「目標にしているその距離に対し打つこと」です。
特にパターはその距離に対して打つ と言うのは重要です。
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打ち手が見て、パターヘッドが真っ直ぐ動いている
けれど、横から見るとパターヘッドは円を描いていて
インパクトのロフトも毎回まちまち
インパクトのヘッドの高さもまちまちなので
ボールとのコンタクトもまちまち

こんなストロークを目指していては
距離感は身に付きにくく
ヘッドを真っ直ぐ動かす という本当は意味のない
この行為にばかり 囚われるようになってしまいます。

振り子のストロークは
ストロークが大きくなれば
大体のケース、インパクトはヘッドが上がり際で
迎えることになります。
ショットで有れば スピードがあるので
球体であるボールはロフトの付いたフェース面に
逃げますが、スピードの無い、ロフトの少ないパターの場合
歯で打つことは免れません。

スナップショット 1 (2013-03-12 18-57)
打球を計測すると
歯で打ってしまうショットは
スピン量の幅が異様に広く
それが大きな距離のズレになります。

ご自分で練習する際
自分の目から直接見た ヘッドの真っ直ぐ動く具合 よりも
自分の身姿をガラスや鏡で見た
シャフトの角度変化を抑える
出来るだけシャフトを振り子に振らない コトの方が
ゆくゆくパターの名手への道だと思います。


L型ブリストルパターは ヘッド重量 470gです。
市販の重たいと言われているものでも 330〜350g
100g以上重たいのです。
ボールを弾いて打つ その感じは
飛ばないパターを打っているから とも言えるので、
ショットの基本である 横への水平移動 
それをさせてあげるイメージを持ってください。

オーバスピンであれ、バックスピンであれ
これはゴルフクラブの仕事で、それを打ち手が
作為的に作り出すものではありません。
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パターだけに限らず、これは重要なことなのですが
ゴルフクラブのフェース面というのは
斜め〜斜めで構成された立体物です。

4c9a0689巷で叫ばれている ショルダーストローク
パターヘッドが打ち出し方向(目標方向)に対し
真っ直ぐ動いているから、真っ直ぐ転がる
目標にボールが出ていくような視覚的だましテクニック
なのです。

ご自分でパターストロークの素振りをしてみて下さい。
自分の目で見て、アドレスの時のロフト
インパクトの時のロフト、フォローのロフト
多くのゴルファーのパターストロークは
インパクト〜フォローに掛けて、打ち手自身が
アドレスやテークバックで見ることの出来なかった
フェース面を見ることが出来るでしょう。
ロフト付けて 打っているというコトです。
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パターヘッドにも少ないとはいえ
2〜5度位のロフトが付いています。
そして ゴルフクラブにはライ角度 というのが
ありますので、ロフトの変化 は イコール
立体的なフェース面の向きの変化
 ということになります。

簡単な実験があります。
CDケースを傾きを付けて、地面に置きます。
IMG_0002

このように面に吸盤で方向が分かるよう工夫します。
ロフトの立っている時はこの方向を指していますが
IMG_0003

ロフトが変わってくると
IMG_0004
ここまでフェース面の向きは変わってしまうのです。
視覚的に ヘッドが真っ直ぐ動いているので
ボールがいつも真っ直ぐ転がる錯覚に陥るのですが
それは正しくありません。


え? こんなにロフトは変えてナイ?!
4c9a0689そう言うかもしれませんが
このようなストロークをしている限り
このシャフトの角度変化分だけ
ボールに対するロフトは変化しているのです。

このストロークでは 距離感を出すのに
背筋という大きな筋肉を使うことになるのですが
微妙な距離感を出すのに適当な部位であるのか
いささか疑問です。
そして、このストロークをするのには
かなりの屈み姿勢が必要になる上、
背骨を捻ることがストロークの基本になるのですから
プロやトップアマが腰を痛めるのはうなずけます。
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パターはよく「オーバースピンを掛けろ」と言われます。
  
…順回転のことですね

では、逆に球体を逆回転かけるように
パターで打ってみて下さい。

出来ますか?

出来ませんよね。

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)
巷でよく言われる ショルダーストローク
肩の振り子をすれば、過度のオーバースピンが
かかります。

ボールにも自重があります。
45g位です。
芝の上では、ボールはその自重で軽く沈んでいます。
肩の振り子のストロークでは
ボールをアッパー気味にとらえることになりますから
ボールには下方向 地面よりも下方向に進もうとする
ベクトルが掛かってしまいます。
すると ボールの沈んでいる芝の壁に一度あたり
ボールは跳ねることになり、打撃のエネルギー(距離感)も
打ち出しの方向もズレルことになります。

ボールの外周は 約13.5センチです。
ボールが一回転すると 摩擦を除くと
 13.5センチ前進することになるのですが、
良いストロークとは
ボールが一回転するのに それよりも移動する
例えば 1m35センチ 移動するのに 10回転
ではなく、8回転とか、9回転するような
そんなイメージの方が良いと思います。
010

車のドラッグレースと同じで
順回転であったとしても、過度なモノは
やはり抵抗(摩擦)になります。
特に初期段階では…。
順回転しているのに 移動していない
ホイルスピンになってしまったり します。

距離感の基本は水平移動させる距離です。
ボールを打ち出す方向に対し
なにがしかの円の動き、曲線の動きを必要以上に
入れれば ボールには必ず無駄な回転が付きます。


市販のパターでの ボールの転がりを見ていると
初期のボールのスピードは速いのに
距離が届かない というコトが少なくありません。
難しく考えることはありませんが、
ボールが地面を転がす限り、オーバースピンは
当り前にかかるので 無駄なスピンは掛けようとせず
打ち出したい方向に対し、極力 ヘッドの円運動を避け
水平方向に動かしてあげることです。

そうですね、イメージからすると
丁度 冬季オリンピックが目の前にあるので
カーリングが近いかも知れません。
あの球?(なんて言うか知りませんが)が移動する
そのスピードと同じく、投げ手が移動すること
そしてリリースしてあげる
そんな感じが良いのではないかと思います。
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009









う〜ん これが最後にロットになりそうです。


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010
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他のスポーツでどうなのかは分からないけど
ゴルフで言うところの 「打つ」とか、「振る」と言う言葉の
動作の源は 腕さばき と言うニュアンスがあるみたい ですね。

打つという行為そのものが腕の動き
と言うニュアンスが強いところが
スイングのメカニズムを狂わせ、クラブの機能を曇らせる。
多分、スイングの迷い、悩みは
そんなところが始まりのような気がする。

ピン と来ないゴルファーは多いからも知れないけれど、
打つという行為は「体を回す」「体の向きを変える」
と ほぼ同意語。
体を回すことが打つことそのもので
ここを勘違いしては、一番初めのボタンが掛け違いされてしまう。
sat12

それを大前提に考え
お客様の質問に答えてみたいと思う。

「スイングは円のように振れ」 なの?
「クラブは丸く振れ」 なの? 

と言う質問を頂きました。

これにお答えするのは難しくはないけれど、
それぞれのゴルファーは自分にピンとくる言葉を
当然 ピックアップしていくので、どうしても
誤解が生まれ、矛盾が生じてしまう。

そうこの質問、半分正解で、半分間違い

スイングの最中、断続的に体の向きを変えているので
それを第三者の立場で見れば
斜めの土星の輪のような円に見える。

しかし、この「結果」は クラブを、クラブヘッドを、
単独で動かしているのではなく、
クラブと打ち手の関係はあまり変わらず
体の向きを変えているから であって
クラブを、クラブヘッドを振っている のではない。
前傾姿勢はあるけれど、人間は体の向きによって
クラブを横方向、多少斜めではあるが水平方向に
移動させているに過ぎない。
動かしている と言うよりも移動させている方が
ニュアンスとしては正解だと思う。

スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)


それが「丸く振れ」「円のように振れ」の正体で
クラブを単独で動かさず、自分が向きを変えれば
それが生まれてるのだが、多くのゴルファーは
クラブを「振ってしまう」

補足ではあるが、クラブ、クラブヘッドの作り出す
遠心力は その運動に対し、クラブを外にはらまそう
外に引っ張る力である。
それは クラブを動かしていこうとする方向に対し
ほぼ90度以上反対の力の方向で
スイングに遠心力を一切使わない、利用しない
とは言わないが、基本 ボールを打つことの
ボールを飛ばす破壊力の源には成り得ない。
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cap02さて、この写真を見てください。

携帯用のアプローチショットの虎本みたいなソフトの
案内に使われているものを拝借してきたのだが…。

ゴルフスイングは実体験から、と言うよりも
見た目の先入観 みたいなものが
過分に影響を与えている代表例になるかと思う。

この写真、何も解説が付かなければ
「アプローチは振り子」
3枚の写真を並べ、写真上に曲線の矢印・・・
3本のクラブ
グリップを支点、もしくはもう少し上を支点として
ヘッドは振り子の錘(おもり)
そう見えて間違いないと思う。

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)それを自分で真似てみるとこうなる。

クラブ、腕 それを
首の付け根辺りを軸点に
ヘッドを振りこの錘として使う。


さて、では先ほどの写真を解説してみよう。
cap02ここに登場しているのは深堀プロ。
お手本として
グリーン周りのアプローチショットを
打ってくれている。
股関節から上を上半身、股関節から下を下半身
として分けて考えると、
左の写真、真ん中の写真、右の写真
股関節から上は殆ど何もしていない。
本能的な補足はあるとは思うが、
逆に動かさないように注意していると思う。
左の写真の姿勢を基本に
単に足回りを使って体を回転、体の向きを変えたに過ぎない。

ヘッドの重さを「振り子のおもり」として使っている動き
ではなく、クラブを動かさず
自分が動いた(向きを変えた)に過ぎない。


それを 振り子の動き ヘッドの重さを振り子のおもり
として「アレンジ」して真似てしまえば、
大豆で作ったハンバーグになってしまう。

アプローチショットやパターストロークで
振り子の動きをしてしまうと
首の付け根(背中側)が軸点になるので
ヘッド(クラブの)が右に行くと、ほのかに人間のヘッドは左に
ヘッドが左に行くと、人間のヘッドは右に動く ことになり
アドレス時にイメージしている最下点は
実際の動作中には必ず右にずれることになる。

それも振り子のおもりとして使っている
ヘッドの重さの作り出す不可抗力「遠心力」等の
振り子の弧の経路や大きさ、速度によって
度合いは異なる為、厄介である。

総じて、最下点が右にずれ
上向きのヘッドを動かす動きになれば
ショットで有れば、ダフリ、トップのミス
パターで有れば、フェースでは無くリーディングエッジ(歯)
によるストロークになってしまう。
44_1_0p

圧倒的な強さで君臨した アニカソレンスタム
彼女のこのショットが振り子イメージの延長線上だろうか…
02_b

ジャンボのこのアプローチが振り子のイメージなのだろうか
よく よく 良く見て理解して頂きたい。
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ゴルフクラブの機能の8割は 重さ、ヘッドの重さ だと
ハミングバードは考えています。

ですから、超柔らかいシャフトが装着されているのも
シャフトの機能 というより、ヘッドの重さ、重さ感を
より増幅するためのモノです。


タイトルの通り、絶滅危惧種、天然記念物的な
ゴルフクラブを毎日扱っていますと、
お客様が持ち込む「市販のクラブ」に驚いたりします。
クラブをセッティングしていく過程で
シャフトの数値やヘッドの重さなどを調整する際、
紙などを挟んで、ヘッドをシャフトに挿入、仮固定するのですが、
それが緩くて、抜けてしまいそうになる時があります。
「市販のクラブ」のグリップ交換を依頼され
グリップ側を持って、ヘッドを持ち上げた時、
ヘッドが抜けてしまったんじゃないか と疑う程軽いです。
ヒヤっとしたりします。

多少、お金に余裕があって 市販のゴルフクラブを頻繁に
買い替えられる人が居たりします。
正直、ここまでヘッドが軽いうえ、
その軽いヘッドが、硬いシャフトに装着されているのですから
こんなに「機能の薄められたもの」は無いでしょう。
メーカーや機種にこんだけ違いがないから
頻繁に買い替えることが出来る とも言えるのです。
軽くて、硬きゃ みんな同じ、棒に違いはありません。
どれを使っても同じ、金太郎飴のようです。
012

弊社の「悶絶クラブ」と呼ばれている
ものすごい重いヘッドが、ものすごく柔らかいシャフトに
装着されているクラブは
クラブの扱いの是非 をはっきり問います。
褒めるところはしっかり褒めて、
駄目出しははっきり駄目出し します。
ゴルフクラブの機能「重さ」を使えるようになると
筋力、瞬発力などの運動神経に大きく左右されず
他人から見ると 楽そうに振っても 飛ぶ
クラブ扱いを覚えられるようになります。

逆に言うと、市販のクラブは無言です。
褒めもしないが、駄目出しもしない。
ボールの当たる部分が 超軽量なのですから、
使う人が歯を食いしばってスピードを出さない限り、
決して クラブがボールを遠くに飛ばす源には成り得ません。
スイング中もどんなクラブ姿勢にしてもどこにあるのか
どうなっているのか まるで感知出来ませんから、
結局、映像などのスイングの形を覚えるしかありません。

ゴルフは遊びで、どのクラブを選び、使うかも
ゴルフの楽しみの一つですので、
良い悪い、正しい間違っている というのは
どれであっても無いと思いますが、
思いっきり味の薄めてあるものでは
「なんだかなぁ」 って気がします。
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