スイング、ショットを改善、または構築していく上で
解決したい 大きな幾つかの事柄 について… です。
一つ目は お約束の「振り子」について、です。
私はこの「振り子」について は
雑誌やレッスン書、レッスンプロなども含め
情報を提供する側、教える側、ゴルフ業界全体の
長年の怠慢の蓄積
と言う点で 忸怩たる思いを拭いきれません。
まず コチラをご覧ください。
Jose Maria Orazaval選手です(1994.1999年マスターズ優勝)
なんとなく の流れ で見ていると
背骨を軸として 先端のヘッドを振っている「振り子」
に見えるかも知れませんが、
実際には カラダ(肩)を廻しているだけです。
打ち終わった後も カメラアングルのせいで
ヘッドが前に出た 👉グリップを追い越した「ように」見えますが、
切り返してから ヘッドとグリップ、クラブと腕の関係は
ほぼ変わらず、
トップの位置から 固定された腕とクラブはそのまま で
からだの向きを変えているだけ とも言えます。
このアプローチは ロフト、長さ以上に
特殊なスピンなどをかけていない、
そのまま 大きく❓ 高く❓
準備としての トップの位置がなれば
普通のショットの 切り取り とも言える
それこそ 絵にかいたような「アプローチショット」です。
何度も、何度も、何度も書いていますが、
スイングは傍目からは ヘッドで円を描いている「ように」見えますが、
それは 横移動を 回転で行っており、
ヘッドが外周に位置しているから そう見えるのであって、
似てはいますが、
カラダが向きを変えたから 👉結果として円に見える のであり、
円を描くことを最優先に 動作しているのではありません。
確かに なんとなく思い込んでいる、
「円を描く」、「ヘッドを丸く振る」
もう少し発展させると
「そのクラブ、ロフトなりの弾道を打つのには クラブの働きはどうなのか❓」
「ボールをつかまえて打つのには どうすれば良いのか❓」
「ボールを上から打つ とは どういうことなのか❓」
それらを説明するのには面倒が伴う……かも知れませんが、
実際には スイングの多くは
それぞれの人が 個人個人で ボールを打ちながら
作り上げていくもので
その基礎になる メカニズムの部分、
スイングの基礎知識となる部分、を基に
動作を作り上げていきます。
ですので 肩をどう動かすや腰をどう動かす、肘は❓ 膝は❓
という具体的な部分よりも 遥かに重要になってくる部分 なのです。
カラダが回る、からだの向きを変えるから
結果、として 円を描いて見える
その円弧 と ロフト&フェースの上下左右の向き が
距離や高さ、弾道を決めるコト になるので
出来るだけ その円弧 や ロフト&フェースの上下左右の向き が
毎回 同じようにしておく方法 が
長い年月のゴルフライフを 楽にします。
ですので 車の免許 と同じで
多少、退屈ではあっても 座学みたいな部分が
どうしても 初期に時間を取る のです。
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