極端に重いヘッド、極端に柔らかいシャフト
 (一応 それ以外もゴルフクラブ全般を取り扱ってはいるの…ですが)
 それを専門としている私が言うのも、なんなのですが、
 市販クラブの最大の問題は
 ✋ハードなスペック
 …分類として Xの硬さ だけでなく
  その硬さを Sに落としても、SRにしても大差ない
  スチールシャフト装着のアイアン
  憧れやこのスペックを使いたい〜使えるかも…
  と言う郷愁が購買意欲をそそる…のか。
 ✋軽いクラブ
 …見た目やさしそうな 軽量ヘッドに
 表記上、Rとか、
 アイアンセットを「カーボンシャフト」にしても
 (予算と言う意味で)購入できる購買層
 若さをあきらめた雰囲気を醸し出してる… 〜高年齢層

  硬いシャフトのクラブ と 軽いクラブ
 大別すると、分野ズレした
 この二種類しか 市販されていないコト と言えるでしょう。

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多くの人が体験されている、と思うのですが、
 スチールの…ハード系スペックはちょっと辛い、
 何年か振りにゴルフに復帰したから 少しスペックを落としたい、
👉その場合、一般的なゴルフクラブの知識では
 以前は ダイナミックゴールドのS だったので
 カーボンシャフトの SRとか、Rにすれば 大丈夫?!
 と思うのでしょうが、
 実際に使ってみると 確かに振り易い…… けれど
 (ヘッドも軽く、シャフトも軽い…ので)
 なんか違う…。 想像していたのと違う…。


痛かった腰が良くなるか…と思いきや
 ほとんど変わらず、振り回してしまう分、
 余計に痛めてしまう ナンテコトがあるのだと思います。

ハードなスペック の 反対は 楽ちんスペック で
 それは イコール 軽いコト ではありません。
ハードなスペックの代表例 の スチールシャフトのアイアン は
 重いことが問題なのではなく、硬いコト が主の問題です。 

良い悪い ではなく、ゴルフクラブの重い 主要素は
長さの先端に ヘッドと言う重さが有るコト であって
その長さ である シャフトの重さは
 あまり大きな差にはなりません。
弊社の悶絶クラブ であれば、
 同じ硬さであったとして
◌240gのヘッドの付いた 120gのシャフトのクラブ よりも
◌300gのヘッドの付いた 60gのシャフトのクラブ の方が
 はるかに重く感じられます。

漆畑2018_Moment

軽い 👉 振り易い というコトは
自分で振りなさい、自分でなんとかしなさい と
非常に近似値な意味なので、
軽いヘッドのクラブ の良いトコロは多くありません。
アプローチに苦しんだり、チカラの無い人がバンカーに苦しむ
最大の要因になります。