◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2013年08月


L型ブリストルパター

006

多分 現在 流通しているパターでも
唯一の存在 
軟鉄削り出しのL型パター

企画、製作、販売までに一年余かかった
ハミングバード刻印入り パターです。

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原型は ジョージロー スポーツマンの
量産型「ブリストル」
これをベースに 軟鉄で作りました。

弊社オリジナルアイアンの
シェイプを取り入れ
仕上げ、素材、メッキともに
アイアンと全く同じです。
0番アイアンとしての
イメージを持っています。

003

無駄な飾りをすべて 剥ぎ取り
シンプルかつ重厚に仕上げてみました。

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このパターの為にのみ 開発した
グラファイトシャフト
☆100g ハードタイプ 
  装着時振動数 220cpm
☆90g スタンダード
  装着時振動数 175cpm
の二通りをご用意しております

シャフトは弊社で取り扱う ウッド〜アイアンの
シャフトと同じく、手元を緩めた
特別なシャフトです。
ドライバーからパターまで
硬さだけでなく、振り応え やリズム感も
統一してお使いになれます(*^^)v


007

ヘッド重量   470g
シャフト重量   90g
総重量     650g前後
ロフト角度     5度
ライ角度     71度
バンス角度     3度
推奨長さ     32〜34インチ
オリジナルヘッドカバー
 
…L型ゆえ ちょっと緩いですが
オリジナルグリーンフォーク付

006

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頭の体操をしてみよう。

ちょっとコンガラガリ易い話なので
良く考えて、よく読んでみて欲しい。

アドレスしてみる
sample 2009_09_29_23_01_02-405フレームショットボールを打つ目標方向に対し
ヘッド  左手  右手
アドレスの状態では 左手〜ヘッド〜右手
の順番で、目標方向に近い

しかし、腕と言う観点で行くと
ゴルフのセットアップは腕をクロスさせるように
「前ならえ」ではなく、腕を交差させるように持っているので
ヘッドのある場所まで、腕を延長させていくと
仮定すると、右腕〜クラブ〜左腕 の順番に
目標に近いことになる
実はこの部分、クラブの機能としても、
スイングとしても非常に重要な部分である。

クラブは左腕よりも左にある
という認識はショットをするのに
非常に重要になってくる。

前傾姿勢〜向きの変更があるから
錯覚してしまいやすくなるが、
クラブが左腕よりも左に位置する と言う感覚があれば
ダウンスイングでゴルフクラブの重さは
進行方向への誘い、助けになってくれるが
ゴルフクラブを腕に対し、左右に動かす 感覚になると
クラブの重さは運動の負荷でしかなくなってしまう。

分かり難い…掴みづらい部分だとは思うが
このニュアンスがなんとなく理解出来るようになってくると
ヘッド重量の重いコトが生きてくる^^
sample 2009_09_29_23_01_02-516フレームショット同時にその重さの意味が理解出来てくると
前傾姿勢〜向きの変更 の意味も見えてくる。


逆を言えば、クラブを腕や体に対し
左右に動かすスイング、感覚である限り
前傾姿勢〜体の向きの変更には大きな意味を持たないので
双方ともに維持することも、大切にすることも
出来ないとも言える。

肘から先の両腕の延長線上
このクロスの中に(少々立体的ではあるが)
クラブを納めておけば、クラブヘッドの形状の意味も
見えてくるし、同時にその形状が非常にスイングに
役立つというか、この形状でなければ
スイングは難しくなり、運動神経や練習量に依存するものに
なってしまうことが理解出来てくると思う。

クラブヘッドをこのクロスのゾーンから外した時点で
クラブヘッドの重さもクラブヘッドの形状も
邪魔なものでしかなくなってしまう。


グリップ部を頂点として、胸を底辺とする三角形
スイング中、腕が交互に短くなるので
三角形(五角形)の大きさというか、両辺の長さは変わるけれど
その三角形(五角形)と上半身の関係が変わらない
Img_001というコトも非常に重要になってくる
その三角形(五角形)が底辺である
胸に対して、捩じられない ということが
重要になってくるというコト。

両腕の延長線上 クロスのゾーンに
クラブヘッドが存在していても
このようにその三角形が底辺に対し
捩じられてしまえば、クラブの重さは使えなくなってしまう
4190-1-2これでは、クラブヘッドの重さは負荷でしかなく
軽いヘッドを使う スイングになっていってしまう。

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004



アマチュアの方のパッティング というのを
長く見てきました。

思い出してみると ピンパターがあり
ファットレディ なんてのもありましたし
ジャンボの少し変わったパター
なんかもありましたよね・・・

そして マレット全盛時代になり
オデッセィ、ツーボール
そして 今年の前半に流行った
総称 では スパイダー と言うのでしょうか

僕は 年齢的には 割にまだ若いんですけど
オーソドックスなレトロなモノが好きで
パッティングストロークするのに
ケバケバシイ色や形は
なんとなく グリーンの上での
ひとホール ひとホールの
締めの儀式
 として そぐわないような
そんな気がしていましたし
あそこまで 機能的に見える物体で
パッティングが改善された
という話を微塵も聞きません。

アプローチも含め
(勿論 ショットもですが)
パターストロークの極意
というか 基本は
人間の体の中にある
微妙な距離感を
如何に表現するか
という事だと思うのです

緊張する必要はありませんが
自分を楽しませてもくれ
苦しませてもくれた
そのホールの終わり

締め

ですから
ある部分神聖な気持ちで
終わりたいと思うのです。


そういう意味合いで
人間の感覚に一番近いような
人体の延長のような
人の肌感のあるような
そんなイメージを抱いて
今回のパターを創りました。

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勿論 カラミティジェーンや
アイアンマスター、
ジョージローなんかも
参考にしましたが
あくまでも
人間の感覚、そして
パターストロークも

「ショットである」

というのを念頭に
置いたつもりです

ドライバーも含め
パターまで
ゴルフはボールを移動させる
目的地に到着させるゲームです
ボールを打つ
と言う行為は
クラブの行う機械的な行為ですが
目的の距離を打つ
と言うのには
血の通った人間の感覚
というのが重要になります

自分の過去の経験を活かし
体内にある ボールのスピードを
具現化する
その為の最高の部位
人間の新たな部位
と言う色合いを強く意識してみました


004


良く耳にする
テークバックをどう引く
どこへ引くか…
をしっかりガイドするよう
そんな形状…

従来では考えられない程
柔らかく しかも
手元をどんと緩めたシャフトです


現場で 素振りすれば
速く動かしても
ヘッドは反応せず
ゆっくり動かすことを
促すシャフトにしました

リズムも ラインも
パター任せで良いと思います


バックブレードがインを向いていると
フェースが視覚的に引っ張られて
開いて見える(錯覚)
それをどのように打ち消すか
シンプルなデザインの中で
それを感じさせない。

ネックが太いから
グースっぽい 感じですが
実際のフェースは
数ミリ前に出ています。

構えた時に
ややグースっぽい方が
安心感があるのですが
それをどこで表現するか…

そして 大きな課題は
弊社の悶絶アイアンと
シルエットを共通にさせたい

ある意味
0番アイアン
として使って貰いたい

ゆえに グリーン周りからの
アプローチにも最高だと思います。
何せ ロフトも立ってますし
バンスもあります。
ヘッド重量がありますから
多少のラフとか問題ないですし
距離感は養ってください

その距離感も
今までよりも
遅いボールで飛ぶ? 転がるので
そのボールスピードに合わせた
ストロークにして下さい。

007

従来 L型パターは
繊細で難しいと
考えられていましたが
重量が作る モーメントは
強大です。(計測していませんが)
多分 大型マレットよりも
モーメントは高い筈…

ストロークのラインが
正しければ
当たる場所は
ほぼ関係ない と考えて
良いと思います。

非常に直進性の高いパターです
以前の ベティナルディ
の比ではない程
真っ直ぐ一本やり!

ミドルレンジの距離で
通常 カップ一つ とか
二つ とか外したいものですが
それを カップの中に打てるか?!

勇気が試されます

楽しんでくださいね☆





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絶滅ブログを読み始めて数年,
ようやく横須賀訪問がかなったわけですが

それまでの日々,仕事のせいで時間がつくれず腰が重くなるばかりで

自分で鉛を貼ってなんちゃって悶絶をやって誤魔化してきました。

コースでの自爆経験は相当な期間になります(^^;

なので重いヘッドの破壊力は一応体験済みでしたが

所詮なんちゃっての限界があります。

市販で手に入る程度のシャフトではLフレックスでも

棒きれ同様なことを知ってがっかりしたこともあります。

市販品の品質管理が結構いい加減なことも・・・

※自分でクラブをばらしてみて有名ブランド品の

加工精度が悪いなあ〜と思うことはありましたので。

ハミングバードブログの三千を超える記事を読んできて

にじみ出る経験と品質に対する拘りは耳タコ状態で理解していたので

いつ横須賀に行くのか?ということだけ考えつつ

時間が作れず悶々と過ごす毎日でした。


スナップショット 1 (2012-11-04 15-41)


ついに決断の日がやってきました。「明日行こう・・・」

家内と子供たちからの冷めた目線を感じつつ

「ちょっとあした横須賀行ってくる,数年温めていた計画だ。」

「はあ〜?なんでそこまでー,その店大丈夫なのぉ?」

「子供も連れてってよぉ」

「いや・・・た・たぶん退屈だから」

・・・・

そんなこんなで都営線に乗り北久里浜駅へ。

仕事以外で初めて訪れる場所は,少々の距離なら

歩きで接近したいという傾向があるため駅からは徒歩を選択。

予想外に複雑な地形のため迷いながらもようやく目印のパリミキ発見。

おおーっ,幾多の悶絶入門者が訪れたという

例のあやしい色彩の建物があるじゃないか!

しかし看板もない・・・けだるそうにでっかいワンちゃんが寝ている。

セミの鳴き声だけが聞こえる変な静寂感。

ついに到着したのね。長かった(いろんな意味で)

ドアを開けると・・・いた!Youtubeで見た店長さん。予想より体デカイぞ。

組み立て作業をしながら接客されるだろうと思っていたので

適当に試打させてもらって,スペックおまかせで決めようと

軽く考えていましたが,ゴルフ談義やらショット解析やらで

マンツーマンで夕方まで居座ることに。

商売考えてたら無謀とも思える贅沢な対応・・すごいな。


 

クラブの話やゴルフ業界の事情,
今後の展望やら品質への厳しい拘り等

盛りだくさん過ぎておなかいっぱいですよ。

全部あたまに染みこませるのに時間をください。

特に品質への変態的な拘りはちょっとついていけないぐらい(^^;

お店で車や生活用品を買うというのとは全然違う。これは。

オーダーするという意味がじわじわと・・・結構ビビリます。

客側も精神力がちょっと要る。

価格もそのへんの市販品とはちょっと違うし(^^;

 

試打レンジでは変態悶絶仕様を思う存分打たせてもらい,

なんちゃってクラブとは次元の違うスウィートなフィーリングに

内心ニヤニヤしてしまいました。

弾道はさておきとにかく楽に打てる。フルオート。

弾道解析機でデータをバッチリ採ってもらって

あまりにミスの結果がリアルに出るので

解析機こそが最凶の悶絶装置ではないかと思っております。

BADK3VVCIAEdxRH


店長にはショットの悪い癖を「うん,もうちょい」って感じで教えて

いただいたりして,その中でヘッドの縦のロール(煽り)という

ポイントが自分にあることを初めて知りました。

いろいろゴルフのことを知ってるつもりでしたが

クラブ構造,軌道,弾道(速度や角度,スピン量等々)を

体の動きの過不足とも絡めながら全部同時に把握できたのは初めてです。

1球ごとにフィードバックできるから

どんなレッスンよりも得られる物が大きい。

もちろん1打ごとの店長の一言コメントがなければ

データの種類が多くて素人には理解し難いものだろうと想像はつきますが。

 

店長の話すクラブ組み立てのポイントは情報量が多すぎて

素人には難解な部分もありますが,これから勉強してみたいと思いますね。

その辺もゴルフの楽しみの一部のような気もしますので。

コースに出れば組んでもらったセットを信じて

ショットはだらりと,ホール戦略はじっくりと

ラウンドをしたいなあと

納品前から楽しみに思っております。

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アプローチショットなどでのスピンの話です。

皆さんは 130ヤード位のショートホールで
8番アイアン也、7番アイアンで
ティーショットを打って
 期せずして スピンが掛かってしまった
そんな体験をされていると思います。

それを考えてみると、ウエッヂを手にして
アプローチを行う時に、製品ロフトよりも
更に大きなロフトで打つ方が
「スピンが掛かる」
そんなイメージと矛盾しませんか?!

大目のロフトだと見積もっても
 7番アイアンは 35度程度です。
サンドウエッヂであれば 58度のモノも多い…
35度のショットでスピンが掛かったのに
58度を更に大きなロフトで使えば
 もっとスピンが掛かるのでしょうか…

u=380704500,3118260285&gp=0

答えは 「NO!」です。

打撃の破壊力を一定とした時
 
ヘッド重量やスピードなど
その破壊力は ボールのスピード
ボールの打ち出し、スピン などに
分散されます。 
(聞き飽きてますよね)

ですから スピンが増えれば
 ボールスピードはその分減ります。
ボールが地面と接触し、摩擦抵抗によって
発生するのが アプローチでのスピン効果です。
ボールを遅ければ
 同時にスピンは多いのですが
それだけ スピンの維持 というか 持続効果も
低くなります。
逆に、ボールのスピードが速ければ
 スピンの総量(最大値)は少なくなりますが
スピンの維持、持続性も高くなります。

スピンとは その本来の性能を使い
着弾した際のボールスピードを抑えることが
本来の目的
であって
短い制動距離で止まらなければならない
空母の着陸でのパラシュートのような存在で
それ、ソノモノで制動してしまうには
あまりに無駄が多く、危険も増えます。

IMG_0002

単純にスピンを体験出来ます。
家で出来ます。クラブも要りません。
ボール 絨毯の上に置きます。
靴(靴がイイですね) でボールの一部分を
踏み付けます。
ボールは絨毯の上を滑り(飛んで)
クッとブレーキが掛かります。
これが スピンの原点です。
・・・ガラスは割らないように・・・

多くの人は アプローチでのスピン
というと ボールの下面を大きなロフトで
打つイメージをもたれていると思いますが
実際には ボールの上面を打つ 下に押さえつける
そんなイメージが正解です。

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ゴルフクラブ選び をする場合
ある程度 正しく使える(使いたい)
ゴルフクラブの機能を正しく使える
もしくは 使えるコトを目標に
 それを 前提で選ぶ場合

頭の中に入れておいて頂きたいことは

ゴルフクラブは 同じ方法論
同じ感覚 同じタイミングで
クラブによって距離を打ち分ける
というか 選び分ける というコト。

当たり前のように聞こえる けれど
それが ちゃんと理解していないと
まったく 意味を成さなくなってしまう。

ゴルフクラブは 同じ感じ
もしくは 同じような感じで
全部のクラブを使えるようにするため
長さ によって
 装着されるヘッドの重量は異なる


短くなるとヘッドが重くなり
長くなるとヘッドが軽くなる。

番手ごとの差異によっても異なるが
単純に 破壊力 という意味では
ヘッドの一番重いウエッヂ
パターも含めるのならパターが
一番破壊力は持っている。

故に 長さによってスピードが異なる
そのスピードによって 距離が変わる。
という認識である限り クラブ選びの
意味は殆どない というコト。


46インチ とか 47インチになると
ヘッドの重量は軽くなる
長尺によって ヘッドスピードが上がる
それによって飛ぶ
と言う錯覚は マルチ商法、ネズミ講の発想に
近いとも言えるだろう。

100%は否定しない・・・
長尺の唯一のメリットは
ロフトを少なく出来るコトで
そこにも限界があり
この部分は 残念だが スタミナや体力が関わり
そのロフトに浮力を与えられない限り
距離には結びつかない。

だから 飛ばしに自信の無いゴルファーが
安易に 長尺ドライバーを手にすると
軽いヘッド、硬いシャフト、長いクラブ
 そして 速く振ろうとする
という 関節破壊4条件が揃うので
そんなに遠くないトコロで何処かが故障する

2009年10月20日_IMG_0978


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ゴルフクラブの 距離の作り方は
ヘッド重量と長さによる 破壊力を
ロフトと(長さ>前傾>入射角度)
 によって
ボールへのエネルギーを
ボールスピード
打ち出される角度
そして回転

に振り分けるコトによって 行われる

だから 理論的には
ゴルフクラブをバッグから抜き出したとき
既に 距離は決まっており
動作に入ってからの 調整は全く無用。
ミスは 人間だから 愛嬌 というコト。

また 逆を返せば その調整が
ミスの可能性を高くしていると言えなくないか?!


と考えていくと
入射角度を決める要素のクラブの長さを
変幻自在に変えてしまう 手さばき などは
クラブの距離の役割を拒否してしまう のと
同じになってしまう というコト。

本題に戻るけれど
であるからして 自分の打てる距離
というのを良く把握しておく必要がある。

多くの アマチュアゴルファーの
ドライバー飛距離は キャリー200ヤードは
ナカナカいかない。

キャリー200ヤードを打てれば
コースでは 250ヤード計算になるだろうし
酒飲み話では
 俺は300ヤード
 飛ばしたことがあ〜〜〜〜〜る!
 となる。

まったく 平らな状態で 200ヤードキャリー
させられる人を そうそう見るコトは出来ないし
ただ 闇雲にクラブを扱って
偶然出る 
飛距離を自分の飛距離
と把握している限り 正しいクラブ選ぶなぞ
到底不可能だし 望んでもいないであろう。

キャリーで180ヤード ランを含めて
210ヤードを 本当の距離で打てれば
かなりの「飛ばし屋」と呼べるし
この距離は 
正しくクラブを扱って
という条件付きだが 
ヘッドスピード
35msあれば 十分出せる。
(コースでは210ヤードキャリー位の計算になる)

キャリーで200ヤード ランを含めて
225ヤードを 本当の距離で打てれば
かなりの「ものすごい飛ばし屋」と呼べるし
この距離は 
正しくクラブを扱って
という条件付きだが 
ヘッドスピード
38msあれば 十分出せる。
(コースでは240ヤードキャリー位の計算になる)


そうですね、悶絶クラブで
悶絶しなくなり始めると
そこら辺の距離が 年齢や体力に関係なく
基準と言うか 基本になるのではないでしょうか
見栄を張って 背伸びして
少し高くなったティグラウンドから
 下り斜面に向かっての 打ちおろし のホール
そのコースでのヤーデージを基準に
自分の距離を換算するのは
如何なモノかと思う。
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感じておられる通り、市販の道具は残念な方向へ

毎年進んでおります。

販売量、コストなど、ゴルフクラブという趣味、娯楽のモノを販売しておきながら

売り手の思考(指向)はユーザーの方ではなく、株主の方ばかりを向いているように思えます。

 

特にNS等、軽量スチールが発売されて以来

ヘッドの重量やウッドのシャフトまでもが

それを軸に動いていて、クラブによってゴルフショットやスイングを覚える

ということから、どんどんと離れて行っているように思います。

 

 

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弊社のゴルフクラブは

市販のモノとは全く逆指向でございまして、

「スイングはクラブからしか学べない」というのを基本モットーに

出来る限り重たいヘッド、出来る限り柔らかいシャフトを使い

短いクラブ、大きなロフト、を採用しております。

 

<クラブ>

・アイアン(ウェッジを含む)もウッドも違和感なく打てるクラブ

 

ある一定の指向性をもって、クラブ創りを20年しておりますので

ドライバー〜ウッド〜アイアン〜ウエッヂ〜パター

までの流れ(統一性)には自信を持っております。

クラブの形状、用途が変わるということは、打ち手がそれに対応するのではなく

同じようにショットをすること と思っておりますので、

番手によって、何かを変えるようなクラブは出来る限り排除したいと考えております。

 

 

・多少のミスを許容してくれるクラブ

 

ゴルフクラブではミスへの寛容性という意味で「慣性モーメント」という言葉が

良く使われますが、この言葉そのものが重量を指しております。(物理用語という意味で)

勿論、ヘッドの重たいクラブを持てば、魔法のようにすぐ出来るわけではありませんが

ラフやバンカーなどの、ボール以外の負荷もかかるゴルフショットでは

ヘッドの重量が多い(重い)ということは、すなわちミスへの寛容性も高い ということだと思います。

 

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軟鉄鍛造 S20C HBSオリジナルモデル
Wニッケル、クロム、ブラックボロン、テフロン等
 ☞個々の仕上げによりお客様のご要望にて
   サテン、ミラー仕上
げ 有
Au8myAZCMAIRaiz

   ロフト角度  ライ角(基本) ヘッド重量

4番 25〜27   60.5    296g
5番 28〜30   61.0    304
6番 31〜33   61.5    312
7番 34〜36   62.0    320
8番 38〜40   62.5    328
9番 42〜44   63.0    336
PW 46〜48   63.5    344
PS 51〜52   63.75   354
SW 55〜56   64.0    366
IMG_0106
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これまで ゴルフ経験は皆無。
TV中継すら見たことなしの 50
 運動不足のオジサン(以後 「A オジサン」 と言う)

1年前に 強制入団し、悶絶クラブセットが送りつけられる。
勿論着払い。

当然ながら右効き用。


つい最近 A オジサンが左腕でボールを投げていたとの未確認情報が寄せられたので、本人に詰問したところサウスポーとのこと。

 

「男だねぇ〜!

 

一年前 グリップと悶絶クラブの動かしかたを
伝授(?)した時 動きが妙にぎこちなかったのも頷けます。


また、その際
「色んな方が教えてくれるに違いないので
それは好意だからしっかり聞いて感謝し、
やるべきは悶絶打ちのみ」と処世術も伝授。
以後一緒に練習したこと無し。

 

そして、先日 一緒にラウンド。

スコアは 120 台。

しかし、悶絶チョロ 悶絶すっぽ抜け
はあっても スライス皆無。


Dr
は 当たれば 220y ショット。落ち際で若干ドロー。

アプローチはPWでピッチ&ラン。
距離こそ合わないが打球はしっかりしている。

悶絶パターもしっかり使っている。

 

100切りは時間の問題でしょう。

ゴルフの経験値を上げるのみでしょう。

 

A オジサンはスライスそのものを知らない。
 フックも解らない。
 ボールはしっかり当たると出た方向に
 真っ直ぐ 飛んで当たらないと悶絶するもんだと
 思っている様です。


フェースの向きとか、気にしていない。

シャフトをネジっていない。
ネジルとどうなるか
ネジらない方が良いとか知らない。

 

やっているのは、
左に大きく動いて 次は右に大きく動いて いるだけ。

それで 当たれば 飛び
曲がらないのだから 他の事はやらない。

やろうとしても出来ないのかも。サウスポーだから。

 

悶絶クラブから教わったんでしょう。

IMG-20130818-00414
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無意識な部分を除き、
腕〜肘〜手首など、積極的に使わず
意識的にロックしたままで

傾き〜右向きで、高くなった分のヘッドを
シフト〜体の向きの変更だけで
ボールの位置まで 低くしてみます。

腕周りでクラブを振らなくても
ボールに届くのが理解出来るでしょうか…

ここの部分、非常に大切です!(^^)!

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夏の湿気を含んだラフ

090804_01
この位の状況ならまだいいですが

こうなったら 厄介ですね(>_<)

090726_01

ラフからのショットやアプローチには
重いクラブが良いと言われますが…

ヘッド 50g & シャフト200g
ヘッド200g & シャフト 50g


果たして、どちらの方がこの状況に適している
と思いますか?

ボールの重さは静止状態で45g強
飛ばす距離によりますが、最大で1トンを超える
重さ(作用・反作用)になります。

夏の湿ったラフや湿気を含んだバンカーとなると
ボールを望みの距離を打つ以上に
砂や芝など、ヘッド(クラブ)には負荷が掛かります。

ボールは当り前ですが、無機質なモノです。
例えば、ラフにあるボールは何かがぶつかった時
それがゴルフクラブなのか、それとも別なモノか
当然、判断なんかしません。
単に、物理的な負荷、重さや方向などに応じて
跳ねたり、移動したりするに過ぎません。

ボールにボールをぶつける様なイメージが分かりやすい?

となると、打撃(衝突部分)の重さが
ボールに与える影響としても、最も大きくなりますから
ヘッドは出来うる限り、重い方が
その場所から移動するエネルギーを作りやすくなります。
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よくゴルフショップに行くと
「お客さんは○○だから、重いクラブが良いですよ」
なんて、言葉を掛けられると思いますが、
果たして、重いクラブとはいったい何なんでしょう???

一般論で言うところ
メーカーや機種に限らず、女性用であっても
シニア用であっても、ヘッドの重量は
一定…ほぼ同じです。

となると、重くするのには、シャフトの重量の違い
というコトなのですが、
シャフトはあまり例外無く、重くなると、硬くなります。

これも弊社のテストですので、絶対とは言いませんが
同じヘッドの重さであっても
硬いシャフト装着のものほど、ヘッドは軽く感じます。

即ち、重いシャフトを装着すると
目方(計量)と言う意味では、重くなるのですが
感覚としては、軽くなっていく というコトです。

シャフトが重くなって、シャフトが硬くなって
振り難い イコール 重い というのは
確かにありますが、ボールを打たなければならない
ボールに当てなければならない 打撃部分(ヘッド)が
軽くなって、何か良いことがあるのでしょうか

シャフトが重くなり、硬くなるよりも
ヘッドが重くなった方が、安定した動作も繰り返し易い
と思いますし、何よりボールを飛ばすエネルギーを
クラブそのものが持つようになる訳です。

シニア用 と言われる 軽いシャフトの装着された
軽いヘッドのクラブは振りやすい かも知れませんが
所詮、ボールを遠くに飛ばす魅力からはゴルファーは
逃れられないのですから、軽くなったことによって
より振らなければいけない」軽いクラブは
本末転倒だと思います。

また、打撃部分の軽いクラブは
それそのもののモーメント(動きを続けようとする力)が
低い為、インパクトの衝撃を受けやすい
…ヘッドの減速が激しく 体に故障を生み易い モノです。

慣れ の部分は否定できませんが、
クラブそのものに飛ばす力を持っていて
ボールに当てなければいけない部分の把握もし易く
扱いの違いも認識しやすい・・・
重いクラブ…と言う意味 位
自分の頭で考えても損は無いと思いますよ^^
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ゴルフクラブのカタログや宣伝文句を見ていると
当たり前のように使われている言葉が
沢山ありますが、使う側は勿論のコト
最近では売る側、作る側も理解していないのでは
と思うコトが少なくありません。

当たり前のように使われる「重心位置」とか
「慣性モーメント」と言っても
そのメカニズムを簡単にでも知っておかないと
ほぼ全く意味が無くなってしまうばかりか
真意が分からず、表層の言葉だけを
追いかけるようになってしまいます。

例えば 今の主流…長尺クラブ
正しく自分で考えてみましょう…
44インチの時に 
200g
45インチの時に 193g
45インチの時に 186g
それぞれの 長さに対し 平均的な
市販のクラブに装着されているヘッド重量を
サンプルにしてみます。

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打たれるボールは当然ですが 無機質です。
今からボールを打つゴルファーが
どの方向に ナンノクラブを使って打つか
当然 知りません。
(もちろん無機質ですから)

毎日 100回素振りし続けているコトも
昨日 練習場で300球の特打したことも
なんら 関係がありません。

ですから 当然 46インチで打とうが
44インチで打とうが 多少の入射角度の違いを
除けば ヘッドの重量×スピード を基準とした
破壊力と その加わるベクトル や ロフト角度
クラブの姿勢等の違いによって 弾道として表れ
長さの違い というのは ボールには認識出来ません。

平均的なゴルファーの 44インチと46インチの
ヘッドスピードの違いは 長さの分 1ms前後。
この差は 夏にポロシャツ一枚でスウィングするのと
冬の小雨の日にシャツ、セーター、雨具を着て
スウィングするヘッドスピードの差の半分以下 です。
その程度の差で有れば、体調によっても
クラブの姿勢による負荷の差によっても
変わってしまいます。
ヘッド重量も一緒に、反比例のような形で
変ってしまっているのですから
実は、作り出している破壊力は変わらない
イエ、少なくなっている とも言えます。

長くさえなれば 飛ぶ

速くさえ振れば 飛ぶ

と言うたった一つの認識の誤り が
他のコトにも色々と影響をもたらします。

勿論、スピードも ヘッドスピードを増加させる
働きがありますから、無視することは出来ませんが
飛距を重さ重視、もしくは伝達効率アップ(ロス軽減)
なのと スピード重視 なのでは
クラブ全般に 扱い方が変わってしまうと思います。

スピード重視にすれば スウィングを無闇に
大きくしようとしがちですし、どうしても
横の動きも多くなると思います。
また、スピードを上げる行為には
クラブの負荷以上に 肉体の負荷を掛けますので
その充実感(筋肉の張り等)が一つの目安となる
可能性も否めません。

また 自分の体を消しゴムのようなイメージを持ち
巻いたねじをゴムの弾力によって ブルッと戻すような
非人間的な動きになり易いと思います。

骨盤を固定して、左腕だけを動かし
体の限界まで 左肩を動かす…
全てを置き去りにして 体を回し
体が止まる反動で クラブを振る・・・
そんなイメージになり易いと思います。

クラブを大きく動かす為に
両腕の捩じりを使って クラブをテークバックで
体の右側へ送り 横から背中へ
それが刀 であれば コチラが切りつける前に
斬られてしまう程、出してくるのに時間が
掛かってしまうでしょう。

それを補う為 ヘッドを必要以上に軽くしたり
遅れを発生させないようシャフトを締めたり(硬くする)
重心距離を短くしたり
重心角度を必要以上に強くしたり、
アップライトにすれば
一時的には スライスボールを防ぐことは出来ても
クラブの使い方を 悪い方へ 悪い方へ
誘ってしまいます。

たった一つの認識の間違いが
長く、重く、ゴルフ人生に圧し掛かってしまうのです。
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アプローチショットの基本は
当たり前過ぎて 怒られそうですが
設定されている距離
 を打つコト、こなすコト
 です。
そして それは 立体 であるというコト。

当たり前なのですが
実際に自分が打つ時、アプローチする時
殆ど 忘れ去られている というか
考えていない という風に見えます。

今は見かけなくなりましたが
昔、パットパットゴルフ場というかプレイスポットが
有ったと思うのですが
だいたい 最初のホールは
7m位の普通のホールです。

次に 左右とか上下 とかに
うねうねしたホール、そしてトンネルやら
ジャンプ台やら挑戦的なホールが出てきます。

スタートする場所から 直線距離」
7mであっても うねうねしていれば
道のりとしては長くなるのですから
7m分の距離感では 当然ショートします。
道のりは 7m以上だからです。

コース上で 10mのパットを打つ場合
弊社のL型ブリストルでない、市販のパターを
使うとして大きくフックするとしましょう。
登り、下りを割愛すれば、その大きく曲がる
その道のりを距離として、
その道のり分の距離感を打たなけれななりません。


当たり前なんですが、うっかり忘れてしまいがち。

ですから、アマチュアのパッティングで
大きく曲がるラインで、余程頓珍漢な距離感で
ない限り、必ずショートするのです。

余談ではありますが、L型ブリストルパターは
ある程度の距離、ある程度の曲がり、であるのなら
直線、カップの中に打っていく勇気が試されます。

ラインにあまり左右されず、真っ直ぐ打てるコト 
カップまでの距離 
  と 実際に打たなけれなならない距離
これが近似値であるから故に やさしい のです


sample 2009_09_29_23_49_15-964フレームショット

アプローチショットの場合
そのパットパットゴルフの左右、高低のうねうね
が 弾道の高さ という 道のり になります。

ですから 弾道を高くしようとすればするほど
直線のカップ也、目標までの距離から
打たなければならない距離は乖離して行きます。

水平に1m イコール 垂直の1m ではありませんので
横に1m イコール 上に1m ではありませんので
打たなければイケナイ距離感覚が難しくなります。

頭の中で 良く考えて頂きたいのは
クラブヘッドを動かすスピードは
 ヘッド重量を増やし 打撃力を増やすためのモノ です。
その 打撃力(エネルギー)を一定とすれば
☆ボールのスピード
 ☆ボールの回転
  ☆ボールの打ち出し角度

に分散する訳ですから、必ず 必ず 必ず
何かが増えれば 何か減ります。

ショットのメカニズム的には
ボールの回転 と ボールの打ち出し角度
は かなり仲の良い関係ですので
この二つは だいだい同時に増減すると
考えてよいでしょう。


ですからその二つが増えれば
ボールスピードは減ります。


打ち出し角度をスピンの配分は
ヘッドの入射角度(クラブの長さ)
スピン(入射角度に対するロフト角度)
によって 設定されるのですが
それは 元々大きな製品ロフトのクラブで
打つと かなりバラつきが出やすく為ります。

地面上の直線距離に対して
スピンや高さ という ロスが多くなり
必ず パターで転がすよりも
大きな 元になるエネルギー
 打撃力が必要 になります。

ですから スウィング で言うと
振り幅、スウィングソノモノの大きさやスピード
が 必然的に 大きく、速くなります。

ですから 出来るだけ 転がす
もしくは 低い球、ロフトの小さなクラブ
を使う というのが基本中の基本になります。


ロフトの大きなクラブは
三つの要素に対するエネルギーの分配に対し
インパクト姿勢にも敏感になりますし
入射して来る角度にも敏感です。

道のりも立体的に大きくなってきますから
感覚として掴みにくい上
ロス率も計算し辛い。

許せる限り PSやSW、LWなどは
使わないことをお薦めします。

☆ふり幅の小さなショットで済む。
☆距離感も実際に見ている直線距離と近く済む。
☆ミスをしても あまり大差がない。


アプローチにおいて 高さの度合い
というのは 緊急度、エマージェンシー度の
度合いと例外なく比例します。

72498_600400

上げなければならない状況が来た場合
スイング中〜インパクト前後にロフトの変化する方法
ではなく、必要なロフトに”まずはセット”し、
そのロフトのまま ショットすること。
ロフトに応じて、ロフト角度に沿うような
スイングをしてはいけません。
ロフト(フェース面)に沿って、振るようなアプローチでは
危険度も一気に増しますし、スピン、高さなどの配分も
一定になり難く、上手く打てても ショートします。
そして、そのショットの距離感は
ある意味、二度と応用することが出来ません。
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IMG_20130802_133327
IMG_20130802_133500
IMG_20130802_133524
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そう、背骨を軸として
右向きを作ると言うことは
自分の体の厚み〜身の部分を右脚の上に乗せる
のですから、アドレスに比べると離れて恐い感じ
に思えるのかも知れません
スナップショット 1 (2012-11-04 15-41)
スナップショット 6 (2012-10-29 20-10)

特に右の利き目のヒトはちょっと恐いのかも…

そうですね、ボールから目を離すのは
如何でしょうか???

体の向き、シャフトの向きと共に
顔も右を向けてみましょう!
スナップショット 2 (2012-11-04 11-40)
腕を使って、クラブを振る ローテーション系の
スウィングに比べると、体のセンター付近に
クラブをずっと置いておく「鼓笛隊打法」は
ボールを当てるのは非常に容易です。

ボールはそこにある訳ですから、
体がボールに正対している時間帯の
何処かでとらえれば、ボールには当たります。

クラブを振らないので、遠心力やローテーション作用
によって、不用意にクラブが遠くなったり、
近くなったり、軌道は手先では無く、
大きな体の回転でのみ行われますから
ボールを見ていなくとも、問題は全くありません。


ボールを見続ける事になんの問題も無いのですけど、
ボールからの距離感にはちょっと障害になる
可能性も否めません。

ボールを凝視してしまうと、
運動中、ボールと目 との距離感を一定に
しようとする習性?感覚?が人間にはあります。

本来、テークバック時は 顔は左を向く
と言うのはあったにしても、アドレス時よりも
体全体も右に少々ずれ、体全体は右を向いていくので
ボールと目との距離は顔も厚み分弱 離れるモノ

それを一定にしてしまうと
顔を軸とした、変な向きの変更になってしまいます。

左腕一本で上げるから、その作用・反作用
遠心力や重さなどの不可抗力によって
そうなってしまうのか、はたまたボールと目との
距離を保とうとすることによって
そうなってしまうのかは、それぞれだと思うのですが
その慣れ親しんだ、間違いの元、である
テークバックによって、全ての事が台無しに
なってしまう前に、そこ 頑張って改善しましょう。
BlogPaint
感覚的には、非常に大きな違いです。
違和感バリバリだと思うのです。
今まで、背中を含め、関節や筋肉など各所にきしみ、
痛みや張りがあったモノが
ほぼ全くなくなって、気合が入り難くなります。
充実感も殆ど有りません。
右のお尻、太ももあたりに筋肉の張りがある
その程度で終了です。

正直、左腕一本、左肩を動かすことが
テークバックだと思っていたヒトは
上手く打つまでに相当の苦労、練習を積んできた
でしょうから、それを破壊、削除するのは
心理的にも簡単ではないと思いますし、
自分のテークバックやトップの目安としている
背中の張り なんかも無くなってしまうので
不安になり易いとは思うのですが、
ここ 大きな境目 です。

レッツ トライ!
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ゴルフのスウィング。。。その改変に限らないけれど
物事をシンプル化 していくのには
技術や訓練という 肉体的な部分より
気持ちの問題の方が 多いような気がします。

体の向きの変更は
股関節から上、骨盤を含めた胴体を
一つの塊として 脚のみによって
向きを変える事を指して
胴体そのものをひねる事とは異なります。

胴体には 横に 臼のように回転する
向きを変える機能。。。それに匹敵する関節也
働きがありませんから
単純に 向きを変える事に比べると
複雑に 捩じり ひねりが加わってしまいます。

BlogPaint

この映像のように 肩周り
特に 左腕〜左肩 だけで 疑似的な右向きを
作ると 動かない へそから下 に比べると
その上方部分は ボール側に倒れる
(クラブと言う重みが 右上に来るので
 そのバランス維持の為もあると思いますが)

前傾姿勢も 脚としては逆なのですが
深くなってしまいます。その結果、
胸椎〜腰椎にかけて 負荷が
必要以上にかかってしまいます。

また その逆の動作になる ダウンスウィングでは
前傾を解き 直立するような姿勢になって
インパクトを迎えてしまうので
アドレス時に セットした ボールと自分の体の関係
それとは 異なる ボールの位置(関係)
を打撃することになるので
動いてボールを打っているのと同じになるでしょう。

折角 止まっていて
自分の体の どこかの基準点に ボールをセットするコト
を訓練してきたのにもかかわらず
いざ 打つとなると 立体的に
ボールを動かすのですから 難しくなるのは
当然と言えば 当然。。。

難しいから 運動性能も必要な上
練習の数、頻度も絶対条件になります。

体への負担も多い動作 なのですから
なんだか 非常に 理解に苦しむ。。。

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体の自然な機能、機構と使って
打てば 負担も少なく 練習頻度の
必要性も低くなるのですから
その差は歴然としている訳ですが
一度 憶えた複雑な動きは
なかなか 捨て去ることが出来ない。。。

当らないんじゃないか

打てないんじゃないか

飛ばないんじゃないか

真っ直ぐ行かないんじゃないか

スコアが悪くなってしまうんじゃないか

BlogPaint

そうかも知れません。
ストレッチのような体の捩じりは
体の充実感 達成感もあるから
やった気持ちになる。。。
それに比べて 脚周りだけの張り が
ある 単純作業の向きの変更は
充実感の無い退屈な繰り返しかも知れない。。。


でも 一歩 踏み出してみないと
いま 抱えている問題は解決しない。

すでに 何年も同じ悩みのループの中にいて
体の負担も耐えられなくなっている
その状況の中にいて
今の クラブ扱いの延長線上には
体を痛める結末しか 待っていない

 と思います

普段の生活から シンプルな向きの変更
胴体をひねらない
脚を使って 一つの塊の胴体の向きを変える
その動作 は ぎっくり腰などの 予防と同じ

シンプルな単純なことですけれど
快感の少ない 充実感の少ない
日々の積み重ね みたいな退屈な事かも知れませんけど
もう少し 自分の体を可愛がってあげて
長く 楽しむためには それを続ける気」
持って貰えればなぁ と実感する日々です。
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質問、疑問などの メールやお電話も多いので
しつこく この領域の話をします。

この領域の基本は
自分の胸との平行な面 と
両肘とグリップで形成する三角形
(スウィング中
 その三角形は絶えず変形します
  ☆二等辺三角形のままですが
 二辺は短くなったり
 長くなったりする と言う意味で
 歪みはしません)

ABとCDの関係は左右の関係で
DAとCBの関係は上下の関係です

その関係が崩れるというのは
そのまま クラブフェースの姿勢が
崩れることを指します

その関係が維持されれば
ロフトも 打ち出しの向きも
  常時同じですが
それが崩れてしまい
 縦横が入れ替わってしまえば
ロフトが変化するどころではなく
打面が どこだか 分からなくなって
しまうのです。

 だから これが維持できるようになると
多少 薄い当たり とか 厚い辺りは
有っても ショットのミスに
トップとかダフリは無くなるのです。

チョロしている とか トップしている
のは 打面(フェース面)でないところで
打っているということなのです
 
スナップショット 1 (2011-02-28 17-16)

傾きに応じた 胸の面 と
肘から先で作る面 とが
常時 平行な関係にある
というのが 基本中の基本です。

ボールは 胸を対峙したところに存在し
その胸で作る面の方向に飛んでいきます。

ですから その面は ある意味では打面で
その面に フェース面が垂直 だから
打てるわけで 現代の主流と言われている
オンプレーンスウィングは
一度 その面と フェースが平行
ボール、そしてボールを打ち出す方向に
対して ソールが向いてしまいます


その動きでは
運動のベクトルが多数、多方向に発生し
エネルギーを集約することが難しくなります。

説明するだけでも 難しいですよね。

そういうことも含め
ゴルフクラブと言う形状はものすごく
良く出来ています。

長い年月を掛けて 作っては試し
作っては打ち、そんな進化論を経て
淘汰されてきた 完成形 なのです。

スナップショット 1 (2011-02-27 18-10)

覚えていく過程では
右肘の使い方というのが鍵になりますが
トータルでは やはり
前傾姿勢の維持された
 向きの変更
というのが 絶対に不可欠になるのです。

それを 実行するには
何度も言って 申し訳ないのですが
左腕を使って 背中を捩じったり
上半身そのものをひねったり
してしまったのでは
 その前傾姿勢 という万能な
機能は失ってしまいます。

多くの キツイ角度の前傾姿勢を
取ることは 我々おじさんには
キツイので 要求するつもりは
一切ありませんが
ほんの少しでも 前傾姿勢を
取り それを 維持する脚さばきの方が
家で ほうきを持って
ヘッドスピード向上の為
素振りをするよりも
何倍も ショットには有効です。

回転の伴わない
 左右の脚へのスライド
そして 前傾姿勢

この二つが満たされれば 必ず
副産物的に 正しい回転運動は
含まれてきます。

また これを 覚えていくのには
脚さばきよりも 肘の使い方
自分の前傾角度を考慮に入れた
いつでも 胸の面に平行な
肘の移動、もしくは
その面より上方での肘の移動
そんな利き腕の肘の使い方
一番手っ取り早いと思いますが
 如何ですか?

そして この領域を守ったまま
脚の動き 体の向き 前傾姿勢
と追いかけていくと
腕の役割 腕のメカニズム
利き肘を何故曲げて 伸ばすのか
そういったことが
  見えてくるんじゃない?

その面に対し 常時 垂直なフェース面
その面とライ角度の関係
その面を基軸にクラブは構成されている
と考えれば
クラブが いつ どの姿勢であれば
次の展開が決まり
全体で その面が 
クラブによって
動かされた自分 によって 形作られる
そう考えるのが シンプルでしょ?!
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手首也、肩也を使って行う 振り子のアプローチ
何度もしつこく書いているけれど
デメリットは 数多くあって メリットは無いに等しい。

振り子にした分だけ、シャフトの角度が変わる分
だけ
毎度毎度ロフトが大きく動く
その時、その球上手く打てたとしても
次のショットはまた違うロフト、微妙に違うロフトで打つので
いま 上手く打てたショットの距離感は参考にならない。

また 振り子で打つと ボールの下側を
俗に言う「こする打ち方」になるので
ボールを打撃するエネルギーの多くが 回転に転化
されてしまう。
☆上に上がる☆横に移動する☆回転する
この3要素の中で、一番エネルギーを要し
一番 距離と比例でも反比例でもない
偶然の関係になり易い 回転 ばかりをつくることに
なってしまうのも距離感が身につき難い原因の一つ。

ちょっと変な表現だけれど
ボールの推進力とスピンの関係は クルマのアクセルと
ブレーキのような関係で、確かにボールが飛行〜浮遊するには
浮力としてのスピンは必要ではあるが
こと 大きなロフトのクラブの場合
そのロフトがスピンを生み出すのだから
それ以上のスピン(ロフト増)は 
無駄なブレーキを生み出すことになり
それが ボールのスピードや距離に対するブレーキに
なるのか、着弾時のブレーキになるのか 非常に読みにくい。
アクセルを生みながら、サイドブレーキで調整しているような
もので クルマであればいずれ故障してしまうだろう。

IMG_0068

ボールの底、ボールの一番下側の部分
練習場で言うと ボールとマットとの間に
ヘッドを通すというか 
入れなければならない
 ので
難易度も高く ダフリトップの狭間に 打撃があると
言って良いのだろう。

それが故に、コースではベアグランドであったり
ボールのライ というか状況下に非常に左右される
事になってしまう。

日本では 練習と言うか 生涯のボールヒットの
9割以上がマットの上であるが故に
よりその部分が許され助長してしまうのであろう。

また ボールには 自重45g強 というのが
あるのだから、多くの場合、芝の上に有ったとしても
ボールは軽く沈んでいる。
ボールの底を打とうと思っても
そこが隠されていたら、心理的にも難易度は上がる。

ボールは立体・・・球体であるのにもかかわらず
ボールと同じサイズのコイン(平面)を打とうと言うか
裏返そうとしているようなイメージで
アプローチしている人、少なくないのではないだろうか


sample 2009_09_29_23_49_15-964フレームショット

コスリアプローチを多用する日本のトーナメントプロが
外国のコースへ行くと、その沈んでしまうボールへの
対処を苦しんでいるのを見かける。
ボールの1/3が沈んだ状況で ボールの底を
上手く打つのは技術的にも、心理的にも大変難しい。

硬い地面のグリーンに向かって
必要以上のスピンをかければ 跳ねて 逆に
スピンが解かれてしまう
多くの日本のツアープロがアメリカ参戦の時に
飛距離と共に壁となるのでしょう
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【重心距離】 ヘッドの重心… 重量の中心点
 そこから、シャフトの中心線までの垂線(垂直)な距離。


重心距離の短いモノはフェースが返り易く
操作性に富みます。長いモノはリストワークが使い辛いですが
スウィング軌道は安定しやすく、スピン量が増えるため
ボールが上がり易く、かつ止まり易くなります。

重心距離に対するこの解説では
まるで スウィング(クラブ扱い)ではフェースターンが
必須条件...のように書いてありますが
それは 全くの間違いです。

20090801 2009_09_02_14_54_45-78フレームショット

昨日かきましたが 重心距離はその言葉の通り
重さ に対する一つの指標ですから
重心距離の数値が大きくなれば 運動上は
ヘッドが重くなったのと同じですし
そうなれば ヘッドを回転させると言う
不自然な、そして不必要な動きはし辛いのは当然ですし
同じく重心距離が長くなれば、ヘッドが重くなりますから
全体の動きは一定になり易くなります。

極端な例ですが
250gのヘッド重量の 150ミリの重心距離のクラブと
150gのヘッド重量の 250ミリの重心距離のクラブとは
その実質ヘッド重量の作用は似ている と考えても
間違いではないと思います。

スピン量が増えるのも 実質ヘッド重量が増えるので
ボールを破壊/打撃するエネルギーが増えるから
作用する訳で まるでフェースターンがし辛くなるように
誘導する文言は ちょっと恣意的に感じます。

クラブヘッドには ある一定の法則があります。
フェース面で言えば ヒール側よりトゥ側の方が高く
なっていますし、ソール面もトゥ側の方が
厚くなっています。

ですから 重心距離が長くなる というのと
重心深度が深くなる 重心高が低くなる というのは
繋がりのある部分で 重心距離が長くなると
あがり易くなり、スピンが増える と単独では
言えない部分なのは、業界では当たり前の事で
それを さも単独の作用に書くのも ある種
悪質に感じてしまいます。

フェースターンと言う動作が 絶対である
という意味合いが強く含まれていて
ゴルフを憶えて行く過程の方にとっては
このように書かれていることは致命的な
迷路への案内 になってしまうと思います

ゴルフは始められる方にとっては
他のスポーツや娯楽に比べ、ややハードルが高く
始めのうちは レッスン関連の本や雑誌を
一生懸命見てしまうモノです。

遊びの用品カタログというのは、大人であっても
ワクワクドキドキしてしまいます。
まして 無料ですから 簡単に手にします。

ゴルフ用語や用品用語を憶えるのも 楽しみの一つ
と言えるのですから、そこに恣意的な使い方を
含ませるような文言を入れるのであれば
正しいものでなければ、読んだ人、見た人にとって
害以外の何物でもなく、後からそれを補うには
多大の労力と時間、お金も必要とします。

弊社のお客様にはいないと思うのですが
多くのゴルファーは 誰か他人の言った、書いた
言葉をさも自分の意見のように口にします。
それが あたかも 自分で調べ、体験したような
言い方で。。。

出来れば 弊社のクラブを通して
ゴルフ用語を覚えて貰うのではなく
ゴルフやクラブの扱い方を味わって
自分から産み出して貰いたいと思うのです。

長い歴史の中で、先人達の作り出した知恵や知識を
年月を経て、感じ取って頂きたいのです。
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【重心距離】 ヘッドの重心… 重量の中心点
 そこから、シャフトの中心線までの垂線(垂直)な距離。



ここまでは 客観的な事実で、異論の挟みようがない
クラブを比較したりする時に、参考になる比較データの
一つと言える

ところが、この先にその用途を示すような
但し書きというか、非常に誤った解説が付いており
これが「ゴルフ取扱説明書」の意味合いも含んでいるので
大変厄介である。

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重心距離の短いモノはフェースが返り易く
操作性に富みます。長いモノは リストワークが使い辛い ですが
スウィング軌道は安定しやすく、スピン量が増えるため
ボールが上がり易く、かつ止まり易くなります。


こんな解説が添えられるのです。

明らかに支離滅裂な 誤った誘導 と言えるほど
酷い解説です。
この文言であれば、スウィングはリストワークが
必須条件のような書き方で、クラブ扱いは
フェースターンが絶対に必要なニュアンスを過分に
含んでいます。

ゴルフのスウィングはクラブからしか教われない。

自分は長年、クラブに触れ、クラブを創り、
お客様に提供してきました その結論としても
その考えはまったく揺るぎません。

なんチャラ、かんチャラ と理屈をこねまわすのも
クラブからの発信される その言語を通訳しているに
しか過ぎず 結局のトコロ、ゴルファーが
ちゃんと情報を発信してくれるゴルフクラブを持って
聞き耳(感じる事)をしていれば
そんなに長い、多い時間と練習でなくとも
クラブ扱いは身に付くし、一度覚えれば
遊び、楽しみのレベルであれば メインテナンスは必要が
無いと言えるでしょう。

では 重心距離に付いて 解説してみましょう。

重心距離はその言葉に含まれている通り
重さ に対する言葉です。
単純に考えれば (ヘッド重さ)×(重心距離) が
クラブヘッドの実際の重さ・・・使用時の重さ
とも言える訳で 同じ重さであっても
重心距離が長いもの程 重いのと同じになります。

019A9s1s

ですから もしも クラブを操作する というのであれば
ヘッドが軽くなる要素の方が 扱いは簡単になる
ということを カタログなどは曲解して書いているに
過ぎません。

そもそそ 
フェースターン
 というのはクラブを「正しく」
扱うコトにおいては 禁忌(タブー)に属する訳で
フェースを30度ターンさせるということは
ボールの飛びだす方向も30度の広角
ロフトも30度の変化...オリジナル状態から±15度も
幅をもたせ それが双方合致して動く訳では無いのです。

しかも 体の向きを変えて作るヘッドの円弧に対しては
ライ角度分 60数度 立体的に違う角度 違う大きさの円
と造ることになりますから
そのヘッドターンによって 作り出す円弧によって
スウィング自体の円弧も影響を受け、当然左右されるのです。

そう考えていくと 昨今のクラブが 誤ったスウィング概念
の元に 軽いヘッド 短い重心距離 硬いヘッドへと
突き進んでいるのも理解出来てきますし、
本来は 知恵や経験、感情のコントロールを主体とする
脳みそのゲームである筈なゴルフが筋肉と修練によって
体を酷使するゲームに変わってしまったのも
うなずけると思うのです。  

シャフトの話になってしまいますが
最近のシャフトの傾向は 如何に安く壊れないものを
作り販売するかに集中しており
スポーツや娯楽、余暇を楽しむ用品の部品というより
まさに耐久消費財と化しています。
そんな折、シャフトの動き と問うのは意味がないかも
しれませんが、 シャフトの動く総量というのは
硬さにダイレクトに関係なく 
重心距離分のみ
(正確にはそれに重心深度も加わるのですが)
なのです。
また 誤解の無いように補足致しますが
重心距離とシャフトの中心線とのズレ分 動く
とは言っても 
シャフトは動かすモノ
 ではなく
放っておくと
動くモノ
 というか ずれるモノ
シャフトの項でいつか説明しますが
シャフトは 
ヘッドを如何に動かさないか
という為に やわらかさ があるので
シャフトが硬いから ヘッドが動かないのとは
ちょっと意味が違います。
(とんちのような言葉ですがね)
シャフトが柔らかければ、使い手の不正確な動きや
雑な動き、多少の動きのミスは緩和、吸収して
しまいますし、ヘッドの重さ、姿勢、位置などを
使い手に伝える能力も高くなります。
また シャフトの持つ最大の機能である
クラブを動かす方向やタイミングの指示 などは
柔らかければ柔らかい程 大きな声で発信されます。
スウィングで力むほどのクラブからの発信は
純粋に クラブが嫌だ!そのタイミングや方向では
ない! と叫んでいるのですから
上手くいかないからと 何も「言葉を発しない」
硬いシャフトを使うことに逃げるのは 
言い過ぎかもしれませんが クラブに対し失礼な気がします。

  (続く)
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正しいグリップを握る
と言うのは基本 だとは思います。

アドレスも含め、グリップもスウィングの一部ですし、
それを元に、動作と言っていいのか、
クラブの扱い方、動かされ方が決まってくるとも言えますね。

では、グリップから始めよう!
と言うのも、ひとつの方法です。
とっても大きな違和感を楽しめる人ならば
その方法も良いかも知れません。

言葉の通り、
グリップから始まり、グリップに終わる
というのは、正しいと思います。

グリップを真面目に考え始める
というのは、同時にアドレスも考えることになります。
アドレスもグリップも、その人、その人の
動かし方によって決まってきますので
結果、クラブの扱い方も変わってくる と言うコトです。
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グリップは重要とは思いますが
今すぐ、グリップを直しましょう! とも思いません。
ただ 出来れば、常時 自分のグリップを観察して
置く必要はあるかも知れません。
良くも悪くも、クラブの扱いが変ってくると、
それと同時にグリップも変わってきます。
いずれ 正しいクラブの扱いになってくる
その証として、グリップも良くなってきます。
久々に来たお客様のスウィングを見ずとも
グリップを見れば、だいたいのクラブ扱いは、
クラブ扱いの変化は見えてくるものです。

個人的に、最近、主流のスウィングが
好きになれない大きな要因に
グリップの汚さ があります。
オンプレーンスウィングのような
テークバックを左腕、肩も含めた左手だけで
上げるスウィングは、それをする為に
殆どの選手が左手はフックグリップです。
右手を多用する打撃論ではないので、
あまり右手については詳細は問わない ようです。
左手で上げている傾向の強い方は
モノは試しと、左手の甲が地面を向いてしまう位
ウィークグリップにして、始動をしてみて下さい。
とってもやり難いでしょ?!
グリップを変えても、スウィングして行くうちに
自然と元に戻るでしょうね。
自分のやり方がやりづらくなるのですから…。

スクエアというのが、体にも、目にも
優しい訳ですし、正しいアドレスと言うのは
スクエアグリップから生まれると断言出来ます。

フックグリップにすれば、アドレス時から
左手を長く使い、左サイド、左肩が上に
引っ吊れた状態になり易いですし、
本来、腕は肩から生えている訳で、
左右共に、肩とグリップを結んだラインに
沿って、グリップして行く姿が美しい筈…。
しかし、フックグリップにすれば、
左手が基本ですので、右手はグリップに
対し、横から入る事になるので
(入れたい箇所を左手に塞がれてしまっていますから)
必然的に、あまり美しくないアドレスになります。
左右のグリップが 上下に離れた形に
なるのも相まって、アドレスから姿勢の
崩れた状態になりやすい ですね。。。
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グリップやアドレスが美しくないスウィングを
自分の目標や憧れにするなんて
なんだか、目の肥えていないゴルファーが
増えてしまったと言うか。。。
ちょっと 寂しいですね。。。

スクエアに近い、グリップを
覚えるのに、割に簡単な方法があります。
クラブ一本とグリップ(装着されていない状態)
があれば、お家で十分できます。

グリップを握ります。
出来るだけ、指側で握って下さい。
もう一本の グリップを縦に同時に握ります。
そちらは自分側と言うか、上側。。。
グリップが板っぽい感じ 分かりますか?
その感じが掴めたら、グリップエンドを地面に向け
手前側のグリップだけを、下に落として下さい。
はい! 出来上がり。

グリップは「グリップ」です。
グラブ ではないのです。

板状に感じることによって
右手の押す方向や役割も見えてくると思います。

是非!
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ゴルフクラブの形状をもう一度ご覧ください。

ボールを打つ部分 ヘッドは非常に偏った造りを
しています。自分から向かって、
シャフトより右にしかヘッドは存在していません。
アドレスの状態を基本に
そのまま クラブ全体を高くし
グリップを緩めてください。
必ず 右に 自分から向かって 時計回りにしか
回転せず 作為的にクラブを捩じらない限り
ヘッドは左回転しないのです。

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ヘッドも含めたクラブ全体が作り出す遠心力
クラブが 重さ(運動速度が加算された形で)によって
外に膨らもうとする力 外に引かれる力ですが
ゴルフクラブが 製品として
ヘッドの重さの中心点(重心位置)がシャフトの軸線上
にあれば まだしも 右に偏重した形状である限り
遠心力の効果は クラブの形状と 闘いになってしまう
可能性は否めません。

クラブを扱い ボールを打つこと そのモノに
遠心力が助けになることは否定しませんが
こと ボールを飛ばす主力エネルギー(エンジン)には
なり得ません。

右に開きやすい性質を持った 重心構造というか
形状に 遠心力を加えると ロフトの開きが
付いて回ってしまうので、遠心力を含めた
スピードが加速させ多分、ロフトは増えてしまうので
それが純粋な距離なることは 偶然の産物 と言えます。

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ジェットコースターに乗っていると
坂を下りるスピードやカーブを曲がる遠心力は
その楽しみ
(楽しみと感じるかどうかには個人差がありますが)
一つと言えます。 しかし乗り物そのものが
進むスピードに対し 遠心力は
ブレーキにはなっても 加速要素にならない
場合があります。
それは進行方向と遠心力の掛かる方向が
大きく異なる場合です。

ゴルフクラブも軽く素振りをして感じ取って
貰いたいのですが 遠心力はクラブが外に
膨らんでいこうとする チカラであって
ボールを飛ばしたい方向とは多くの場面で
大きく異なっている筈です。

鳥かごの練習場などでテストしてみると
ボールが当たる直前〜数十cm手前で
クラブを離す と 
クラブはマットに向かって
地面に向かって 外にはらみながら 飛んでいくだけで
ボールを打とうとしてくれませんし
ボールを希望方向に打とうとするのとは
立体的ですが 90度以上指向性が異なっています。

また 遠心力には 遊園地の回転ブランコと
同じ作用が働きますから クラブを持った腕にも
遠心力が掛かってきます。 スピードを上げれば
重さは 一直線上に揃おうとする特性が働きますので
腕の付け根である 肩の高さに近づいて揃おうとします。
それによって 前傾は解けやすく為り
打点である ヘッドの部分も上がろうとします。
それを補うために ダウンスウィングという
一番忙しくて 時間の無い場面で
色々な微調整をせねばならず 言葉は悪いですが
瞬間芸に属するような動きの為
その良し悪しは 次のショットにはフィードされることは
ないのです。

確かに ヘッドの軽い シャフトの硬いクラブであれば
そうやって 振っても遠心力による負担は少なく
関節をフルに 腕力をフルに使いますので
打った 振った クラブを動かした実感は
味わえると思うのですが…
 それでは クラブの意味は失ってしまいます。


一秒でも早く 頭の中から 
遠心力で
ボールを飛ばす
 という 悪魔を取り払って貰いたい
と 祈る今日この頃であります。
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1995年から2005年までの
 ドライバーヘッドのデータです。

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  年 体積 重量 ライ角 重心距離 重心深度 モーメント
1995  230  195  55.8  35.9  32.4  2720
1996  241  197  55.6  35.7  31.2  2870
1997  258  195  56.5  35.7  32.6  2920
1998  263  194  56.7  35.6  31.9  2960
1999  285  190  57.2  35.8  31.8  3080
2000  292  191  57.3  35.6  32.1  3125
2001  314  192  57.7  35.6  32.3  3300
2002  359  193  58.6  36.9  34.0  3523
2003  379  195  59.1  37.1  34.8  3670
2004  389  196  59.6  36.8  35.6  3760
2005  413  197  59.4  37.9  36.4  3900
2006  433  196  59.6  38.4  36.0  4055


18年前は ドライバーの体積は半分だったんですね。
1993年 エスヤードT301
      データリバースチタン(PRGR)
1995年 グレートビッグバーサ(キャロウェイ)
2000年 初代ゼクシオ

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モーメント(慣性)も重さを表す数値です。
重さも増え、大きさも増え
重さが同じであっても、重心距離が長くなる
重心深度が深くなる というのは重くなるのと同じ。
長尺も同じ重さであれば、重さを増やす効果があります。

1999年辺りで、多くのメーカーが45インチを
採用し始めたのでしょうね
ヘッド重量が一気に落ちています。

どんどん大きくなり、長くなる重心距離と共に
ライ角度がアップライトになりますねぇ。

今まで小振りなメタルやパーシモンだった人が
毎年長くなる重心距離、長くなるシャフトに
着いていけず、スライス続出。。。。
それを解消するため、2002年当りから
重心も深く、ライ角度もアップになる度合いが
きつくなりました。

この1995〜2005年でフェースターンをするスイングは
主流では無くなっていった。。。のですが
重心距離が長くなり、ライ角度がアップになったこともあって
シャフトを寝かさない、立てるスイングが主流に
なり始めました。
以前、ご紹介したマークオメーラがいい例ですね。


私の目で見ても、この区間は
アマチュアのスイングがかなり良くなって
進化した年月だと思います。

ところが 1999年にスイング破壊兵器
NS950というアイアン用のスチールシャフトが
発売されます。


アイアンは本数がかさばりますから
まとまったセットとしての単価は安くありません。
ゴルフ業界だけに限りませんか
価格競争というか、デフレ期に入った平成、
単価の安い軽量スチールシャフトと
ストロングロフトを利用して、
アイアンのセットを6本構成にし始めます。

スチールシャフトは構造上、
重いヘッド、そして同じ意味ですが
重心距離の長いアイアンを嫌います。
とても相性が悪い ということですね。

スチールシャフト、細くなる先端を補強する方法は
同一素材である限り、肉厚を厚くするしかありません。
そうなると、シンプルな形状と同一な重量バランスよりも
先端は重くなります。
軽量。。。ということは壊れない範囲で重量を削ぐ
となると手元が軽くなりますので、より先端が重めのシャフトになります。

本来 シャフトって。。。滑らかな柔軟性のある働きが重要な
筈なんですけど、軽くて硬いスイング破壊兵器は
しなる筈のシャフトの分、自分がしなることになります。
イマドキの華奢な女子プロのスイングがまさにそうですね。。。

スイング破壊兵器がアイアンシャフトの主流になり始め
アイアンヘッドの重心距離が徐々に短くなり始めます。

小振りな軽いヘッドのアイアンに
硬い、シャフトの動き感のないスチールと
どんどんデカくなるドライバーヘッド。。。

組み合わせは悪いですね〜〜〜

ということで、ドライバーも軽く
重心距離が短くなり始めます。

また 本来、グラファイトシャフトは
先端を重くしなくても、シャフトのバランスを変えずとも
負荷のかかりやすい先端部を補強できるのですが、
コスト安もあり、先端の重いシャフトが
主流になり始めます。

いま、販売されている市販のグラファイトシャフトの多くは
シャフト自体の先端の重いものばかりです。
これでは グラファイトのメリットはない。。。

タイガーウッズの出現以来、ゴルフは
力勝負、距離勝負の時代になってしまいました。

飛ぶ能力の低いドライバー。。。

それでも飛ばすには。。。

地面からボールを打つことを無視し、
ティーアップしたボールだけを打つ煽り打ちが
主流になった、 というコトです。

見た目はデカいけれど、重心距離の短いヘッド
重心角度が増えてきますから、
ライ角度もアップライトでは
無くなります。
シャフトは硬くなり、ヘッドも軽くなれば
ヘッドを感じにくいですから、
ヘッドを感じるために寝かして振りたくなります。

ゴルフだけに限りませんが
お金を稼いだものが一番⇒勝ち組 という
価値観が世界を覆い尽くしているので
人間の自然な骨格や構造を無視した
サイボーグの様なスイングをするトッププロの
スイングをアマチュアが真似し始めます。

メーカーはコストが安く、売り上げが伸びればいいので
宣伝するためのトッププロすら使い捨ての時代。
逆に長持ちして、契約金が高騰するのを
嫌がるかのように、自壊してしまうスイングを
分かっていながら推奨する始末です。
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少々 恐ろしいハナシ…

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wikipedia より

色別れした 上より
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頸椎 7椎骨

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胸椎 12椎

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腰椎 5椎

そして、仙椎(仙骨)

最近 プロだけでなく
アマチュアゴルファーにも
この 頸椎…
首を痛めている人の話を聞く

プロゴルファーの場合
どの職業にもある 職業病みたいな
部分なのかも知れないけれど
昔は 腰椎の痛みが主流で
頸椎を痛める
というのは 少なかった。

腰を痛めるのは
プロゴルファーにとって
パターの練習は飯のタネ
練習時間の半分以上を
割く訳で あの姿勢を
長時間 長い年月行えば
職業病と言えるだろう。

絵を見てくれれば
分かると思うけれど
背骨は臼ではないので
横方向の回転の動きは
多少の遊び以外は存在していない

wikipedia より

損傷の度合いにより、「完全型」と「不完全型」に分かれる。「完全型」は脊髄が横断的に離断し、神経伝達機能が完全に絶たれた状態であり、「不完全型」の場合は脊髄の一部が損傷、圧迫などを受け、一部機能が残存するものを指す。

  • 完全型の場合、損傷部位以下は上位中枢からの支配を失い、脳からの運動命令は届かず運動機能が失われる。また、上位中枢へ感覚情報を送ることもできなくなるため、感覚知覚機能も失われる。つまり「動かない、感じない」という状態に陥ることになる(麻痺)。しかし全く何も感じないわけではなく、受傷部位には疼痛が残ることが多い。また、実際には足が伸びているのに曲がっているように感じられるとか、痺れなどの異常知覚、あるいは肢体切断の場合と同様、麻痺野で本来感じないはずの痛み(幻肢痛、ファントムペイン)を感じることもある。


    腰痛もあまり喜ばしくはないけれど
    医学に明るくなくとも
    その損傷個所が上にいくほど
    深刻なのは イメージできると思う

    損傷の原因に
    スポーツも5%以上あり
    統計には出ていないけれど
    ゴルファーの声を聞いていると
    スウィングが要因 というのも
    決して少なくないのではないだろうか…

    僕には全く想定外の話なのだけれど…

    首を痛めてしまう原因は
    体、上半身
    この脊椎を捻る ことにある訳で
    多くのゴルファーは
    肩→肩甲骨 を回す
    肩部分を 上半身とは別に
    回す というか 
    ねじる
    ことを 良しとしている
    ダウンスウィングで
    タメを作る
    腰が先で 腕が後
    腰を切る
    スウィングは遠心力

    そんな スウィングの目標が
    素振りや練習場での打撃
    の回数分だけ 首を
    少しずつ痛めていくコトになる

    遼君やタイガーのスウィングを
    見ていても
    脊椎の横回転 ヒネリ だけでなく
    左右の上下の複雑な負担が
    背骨に掛かっている
    体を鍛え 筋力の鎧をもっている
    プロであったり 若い人であれば
    まだ 多少は守られるけれど
    我々 おじさんにとっては
    読んで字の如し
    骨身を削って 300ヤード
    飛ばす価値など まったく無い

    スキーに行くのに
    骨折などのケガをしてしまって
    仕事に差しさわりがある
    そんフレーズは聞くけれど
    ゴルフでネェ…
    しかも コースにいかなくても
    痛めている人はたくさんいる訳で…

    何で そんなスウィングを
    一生懸命練習するばかりか
    金を払って 時間を掛けて
    習ったり するのか なぁ〜〜〜

    自分の頭で考えてみれば
    医学的に明るくなくても
    危うい動作 と分かりそうなモノだけれど


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単純な比較をしてみよう

市販ドライバーに装着される ヘッド重量の平均
    
190g
弊社で取り扱っているドライバーヘッドの重量
    
235g

市販アイアンに装着される ヘッド重量 #5
    
240g
弊社で取り扱っている#5アイアンヘッドの重量
    
290g

市販ドライバー 45インチ 
 Rシャフトの平均的な硬さ 振動数
    
250cpm
弊社で取り扱っている 43.5インチ
 ドライバーの振動数
    155cpm

市販軽量スチールシャフト #5アイアンの振動数
    
280〜290cpm
弊社の5番アイアンの振動数
    
180cpm

量産型 市販品のパターヘッドの平均重量
    
320g
弊社の L型ブリストルパターのヘッド重量
    
470g

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かなりの違いがある事に気付くだろう。

190gのヘッドに250cpmのシャフト
235gのヘッドに155cpmのシャフト

果たして これが 同じクラブ扱いで
同時に遠くへまっすぐ飛ぶだろうか。。。

愚問でしたね。

イメージして欲しい。

グリップを支点に、もしくは体を動かさず
ヘッドだけ振り子のように振るのには
どちらが適していて
ヘッドを支点として ヘッドを動かさず
体を動かすイメージを持った時に
真っ直ぐ飛ぶのはどちらだろうか

これも愚問でしたね。

そう 
ヘッドを動かさず グリップだけ動かす とか
ヘッドを動かさず 体だけ動かした時に
ヘッドがすごく重たくて
シャフトがすごく柔らかい と言う方が
より一層 ヘッドは動かない。
多少のルーズな動きのズレも、ミスも
ヘッドの重さとシャフトの柔らかさが
吸収してくれると考えてよい。

さぁ そこまでのイメージはついたとしても
あとは ヘッドを動かさないで
どうやって 多くの破壊力を創り出すのか
そして それソノモノを信じられるのか
ということなんだけど
今解説した グリップを動かして ヘッドを
動かさない って言うのは 肘周りの 肘さばきの
話であって、傍から見た時に
クラブ也、クラブヘッドがダイナミックに移動
して見えるのは 何度も繰り返すけれど
前傾姿勢の有る上での 体の向きの変更なのだから
その心配は要らないし
その動きも スピードや加速度によって
ボールを遠くへ飛ばす と言う点においては
補足でしかなく やっぱり ボールを打撃する
遠くへ飛ばす破壊力は 重力を利用して上での
ヘッドの重量なんだ っていう
いつも通りの オチにならないオチで終了。
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始めにゴルフをやる時に 不思議に思わないのだろうか

ボールに正対して立て!

と言われる一方で

右手は 拳 一個分 遠い所を握る

これを 普通にやろうとすると…
上半身を ちょっと捩じらなければならなくなる

上半身の上の方… 肩周りはちょっと
左を向け 左肩もちょっと ひっつれた感じになる
なんかなぁ〜〜〜 と思ったモノだ

その時に かのニクラウスが
『ヘッド ビハイド ザ ボール』
と言う言葉を 使ったのを思い出しました。

この言葉は インパクトで 頭を残せ の意味よりも
アドレス時の姿勢のコトを強く言っているのは
一般的にはあまり知られていません。

part02

背骨を 右に Cの字に反らせる 曲げる のではなく
骨盤そのものを 右に傾ける
ほのかに 右股関節に体重をのせるような
そんな感じです。

骨盤から 背骨に向けての 逆(上下)T字型
ソノモノを 少し右に傾けることになりますから
頭も 少し右にずれます。
ボールを右上方から 少々 斜に見るコトになります。

走することによって 背骨をよじらなくとも
右手のグリップが 拳一個分 遠い所を
握るコトが初めて出来る訳で
上半身は 左側の方がほのかに高くなる感じの
斜め感になる訳です。

sample 2009_09_29_23_01_02-405フレームショット

この時 左右のグリップは 出来るだけ
ヘッド〜グリップ方向に 密着していないと
左右のグリップが離れていると その分だけ
体の、骨盤の傾きを大きくしますから
自然な姿勢から 離れてしまいます。

また 当たり前といえば 当たり前ですが
腕は体の肩から生えているのですから
グリップの対して その方向から
アプローチして来るようなグリップでないと
そのグリップによって 運動中の姿勢が
決まってきてしまいます。

グリップを上から握ったり、横から握ったり
するのは お薦めできません。

グリップから直すのが難しいのは
自分の動かしたい方法 というのを
グリップは体現 というか 表しているからで
自分のグリップが 自分のスウィングなんだ
という認識は必要です。

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クラブからの側面 というか クラブ使いの本道
っていうか そちらからスウィングを考えることが
大切なのは確かです。
 ま しかし 悶絶している方々が少しでも
ゴルフショットで快楽が味わえるように
ちょっと ヒントを・・・。

何度か書いたけれど
始めて弊社のクラブを手にして
刷毛塗とか、そんなのを意識しなくとも
普通に悶絶せず、クラブを使えて
すご〜〜いヘッド重量の恩恵に授かれなくとも
打ててしまう人と、悶絶してしまう人の
一番大きな差は 肘の使い方にある。

スナップショット 2 (2011-11-12 0-25)

この形のような肘使い であれば
両肘と胸との関係を見て貰えば、分かる通り
左肘は胸から離れ、右肘はアドレスから動いていない

こうで あれば ゴルフクラブは横に寝かされた
状態になってしまっているから、ロフトは開き
重心位置と言う存在のお蔭で、シャフトは捩じられてしまう

ここから ダウンスウィングをすれば
クラブを使う状態の中では、最大の重さ
運動への負荷になってしまうだろう。

自分がこれから動きたい、動かしたい方向(ベクトル)
と 立体的に真反対の負荷が掛かってしまうから
オートマチックに「力まなければならなく」なるし
重さの負荷によって 右側は下がり 左側は上がる

クラブの重さ、ヘッドの重さ、クラブの構造
ヘッドの構造は すべて「負荷」にしかならず
ボールを打つコトを邪魔しても、手伝ってはくれない。
ボールを打つ破壊力には当然なり得ない。

ボールを打っていくのに
 ◆近づきながら 遠ざかり
 ◆上げながら 下げる
 ◆回転させる 回転を制御する
という 真逆なことを同時進行で進めていかなければ
上手に打つコトは出来なくなる。

クラブを体の右側から 左側に横断というか
巻き付ける動きをするのだから
全ての動作の中に、色々な角度の、色々な大きさの
円運動が同時多発的に発生するコトになるだろう。


この肘使い、クラブ使いをする方は
どうしても 体を動かす=腕を止める
体を止める=腕を動かす という 
2アクション
2モーションでしか ボールを打つコトが出来ず
必然的に、一番体の中で筋力のある胴回り
脚力やお尻、腹筋、背筋などが打つコトそのものに
利用する事が出来なくなってしまう。

スナップショット 5 (2011-11-12 0-27)

他方 両肘が同じ運動量を持っていると
クラブは捩じられず ロフトは変化していない。
利き肘が腕立て伏せの外へ張った状態になっている。
弊社では クランチ と呼んでいる。
今のこの状態で クラブの重さは
腕を降ろすことにかかっている訳だし
それは 元の姿勢に戻ることを促している。

これであれば 横のクラブの移動は
体の大きな部分での作業になる訳だし
クラブの構造を含めた重さは 打つコトに使える
というか 打つコトを推進していくのだから
これも 必然で力む可能性もぐんと低くなり
ロフトも寝にくくなるし、重さも破壊力として
使えるのだから 明らかに距離も稼ぎやすい。

そこの部分、基礎の基礎 だが 今一度
自分のそれを振り返って貰いたい。
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 上の方にある 首を動かす関節を除き
背骨 そのモノには 一切 関節は ありません


ベルトのバックルが アドレス時の ボールに対して正面を向いたまま
 肩のあるラインが 90度 右を向く事は
  運動経験や運動神経 にまったく関係なく
   訓練された特殊技能 以外の何物でもありません。

中国雑技団の団員が小さな箱の中に体を織り込んで入っている
 そんな 行為 だと解釈して下さい

ストレッチや準備運動として
 その行為をする事には 反対する気はありませんが
  クラブを使って ボールを打つ 行為は決して特殊技能を要求しません。
 特殊技能が必要な行為であれば
ゴルフクラブは 拷問の道具 となってしまいます

骨盤を回さず 骨盤の向きを変えず
体を捻じる行為 自分で自分をコブラツイストや卍固めを掛ける
これは 自虐行為 ですから 本能的に拒否するのが当然で
 運動の中で 勢いや惰性で その行為に至る事はあっても
  その動きで ボールを打ったり するものではない。

これが 不自然な 自虐行為か どうかは
年齢を重ねて来ると はっきりと分ってきます。
ハミングバードには 高齢なお客様が多い訳で
自分が「おじさん」になってわかったことだけれど
自分の体を痛めてしまう 自虐行為は 非常に怖く感じ

自分の体を速く動かしたり 急に動かす ことも段々怖くなる
まして 関節を痛めるのは 更に怖い

骨そのもの その構造を痛めてしまう様な 行為は
ある年齢になってくると 恐怖の伴う 禁忌な動きになってしまう

 背骨を捩じって 打つ  現在主流の打法

ちょうど 肩甲骨の下側 当たりの 背骨を捻じる行為
本来は クラブを持った上半身の乗っかっている骨盤を
脚の動きによって 向きを変える動きを
本来の 背筋の働きとは違う方向 違う役割で使う行為は
高齢になると 出来にくくなる上  本能的に避けよう とする

 これが良く聞く言葉  「歳で体が回らない」  である

違う そこは 基本的には回せない 回すべき場所では無い
回せなくて当然 回すべきではない

これをガイドしているレッスン書やレッスンプロは
 ゴルファー虐待 いじめ とも言える
 
   こ れ は 一 切 反 論 出 来 な い

人体構造上 不可能な事を そのスポーツの技術にすることなど
 決して レッスンやスウィング技術論とは言わない
 
  上手く打つ とか 遠くへ飛ぶ 以前の問題だ



これをもう一度見て貰いたい

http://www.youtube.com/watch?v=IOkbVunnSnY

この動き ベルトから上の筋力はあまり使っていない(様に見える)
一見すると 無気力な脱力運動に見えるが
 クラブの向きの変化をしっかりと 骨盤の向きの変化で行っている
その証拠に 10秒当たりで ベルトのバックルは がっちり カメラを向く。

ヘソから膝の中にある筋肉はしっかり使っている

鼓笛隊打法にトライすると 多くの人が脚や尻の筋肉が筋肉痛になる

 ある年齢に達すると 脚力の低下が原因で
  転んだり 骨折したり 脚を痛めたりする
   若い人は笑っているかもしれないが
    命にかかわる 深刻な問題なのだ
     誰もが体験するのだ

ゴルフで 骨格の構造を無視した ストレッチ運動で
 ボールを打ち続けることと 上記のYOUTUBEの人のような動き

 練習場やコースで 40歳のゴルファーが30年間 ボールを打ったり
素振りをしたり これも一種の筋力トレーニング になるわけで
不自然な 体の構造に背く上半身の運動を繰り返すのと
人間の生活の基本になる 下半身周りを動かすのでは 大きな違いが出てしまう

この映像の人は 30年間で ゴルフのせいで体も痛めず
ボールを打つことによって 下半身も鍛えているから
より長くゴルフを続けることが出来 距離も落ちにくい。

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上半身を捻じる人は 同じ30年間で ゴルフによって 体を痛めやすく
練習しても 無理なストレッチをしているだけで
生活に必要な筋肉はどこも鍛えられていない。
特に下半身はゴルフでの歩く行為以外
 殆んど 使っていないに等しいので 距離が落ちるのも早く
その距離を取り返す術は 人体の構造に反するので 事実上 不可能
筋肉断裂 靭帯の損傷や関節の脱臼、ヘルニア等の危険を覚悟の上で
  挑戦しなければならない…
 多分 ゴルフを辞めるのも 早い年齢で来てしまう。
何十万球という打撃訓練で下半身を鍛えていないので
 普段の生活でも 下半身の衰えが顕著になってしまう。
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東京のHさまより またもや支援物資頂きました。

003


石巻市 4軒
牡鹿半島3軒
気仙沼・大島に 4軒
配送致しました。

002


有難うございます

これからも宜しくお願い致します。


W支援
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