スイングを改良する。
クラブの扱い方を変える。
一番のポイントは。。。
現在の自分のスイングを理解・把握すること です。
スイングの問題は決して病気ではありませんが
仮に病気だとすると、現在の自分の状態・症状などが
把握出来ないと治療することは出来ません。
そして、その多くが
現在使っている、使ってきた
スイングを憶えた時のゴルフクラブが
その原因になっている と言うのも理解してください。
現在、重いヘッド&硬くないシャフト で
ゴルフをしていて、うまく行かない
その原因は、過去の「硬くて、軽いクラブ」を打っていた
その名残というか、イメージが抜けない ことに
あるとも言えます。
また 現在の「ヘッドの姿勢や位置などが把握出来ない軽いヘッド」
「シャフトのしなりによってクラブヘッドの指示が感じ取れない
硬くて動きの無いシャフト」をお使いのゴルファーは
これからの そのセッティングを使い続けていく限り
残念ではありますが、練習量や肉体改造によってしか
ゴルフを改善することが出来ません。
体に大変不自然な動作が強いられますが、
その動きをしなければ、ボールを飛ばしたり、打ったり
することが出来ないのですから、その折り合いを
練習量や運動性能によってつけるしか道がありません。
スイングは2秒程度の大変短い動作です。
成人男性のドライバーショットで有れば
インパクト付近のヘッドの速度は時速で140キロを超します。
一般的なテイラー冥土とかキャロウェイのドライバーですら
180g強位の重さがあるのです。
⇒弊社のドライバーの平均は235gです。
野球の硬式ボールの重さが148g前後ですから
それよりも30%も40%も重いものが
速球投手の投げる球と同じスピードで動くのです。
それをダウンスイングやインパクト付近で
微調整、修正しなければいけない
そんな改良では 次につながっていきません。
スイングの一番のポイントは
ゴルフクラブの大きな移動〜動き を
何で動かしているか というコトになります。
例えばこの動き↑で有れば 下半身(体)を回し
それを止め、腕を動かし それを止め
クラブを動かす という いわば 反動を使った動き です。
ゴルフクラブは腕も含め、立体的に長さ(自分からヘッドまでの
距離)も変わりやすいですし、ヘッドは非常に歪、
何万通り、無限なルートや姿勢が存在することになりますし、
それを前述のとおり、野球のボールよりも重く そして速く
動くのですから、かかる負担も小さくありません。
それを一番影響の受ける腕や手で、調整を加える
というのは、運動神経と練習量のなせる業で
体力低下が否めないオジサンゴルファーは出来れば 避けたい…。
小さな筋肉で、クラブも含めた15キロ程度のモノを動かす
クラブの作り出す重量とか遠心力 の割合は大きくなります。
それを体で動かせば、脚、お尻、腹、背中の
大きな筋肉で、始めから大きなもの(胴体)・・・
多分40キロ以上あるものを動かすのですから
クラブの作り出す不可抗力の割合も少ないですし
クラブ単体を動かしませんから、クラブの作り出す不可抗力も
複雑になりません。
ここら辺が 素振りと本番で違う。。。
クラブを持っているのと持っていないので違う。。。
というコトになるのではないかと思います。