ゴルフでは『飛んだ』方がうれしいのはウソではありません。
しかし ゲームとしては飛ばすのもゴルフですが、
同時に飛ばさないのもゴルフです。
練習過程等を除けば
40ヤードを打ちたい場面で
上手く打てたからといって70ヤード飛んでしまうのも
問題です。
自分の打ちたい距離、望んだ距離を
出来るだけ毎回打てる、出来るだけ繰り返せる
そういうストロークやショット(スイング)が
ゴルフでは一番有効なゲーム戦略になります。
それを土台に
体力に依存せず、体を痛めないという上で
飛距離の底上げを狙いたいものです。
パッティングストロークはショットの基礎になります。
パッティングストロークで
自分の狙いの距離を打つのには
絶対条件として
『いつも似たようなロフト(クラブ姿勢)』で
インパクトを迎えたいですね。
特にパターの場合、製品としてのロフトが3〜5度と少ないので
3度増えただけで元のロフトの80〜100%増し になります。
通常のショットと違い スピードで誤魔化せないのと
元のロフトが立っているが故に ストロークの仕方によっては
何処に当たるか…ヘッドの上下位置によっても
距離に大きな違いが出てしまいます。


いつも似たようなロフトでボールを打てる
という前提の上で
運動・動作の速度(スピード)によって
初めて「距離感」が染み込まれていく ので
打つたびに ロフトの変化も大きく
パターフェースの当たり所もぶれてしまい易いストロークでは
距離感が「その場その場」の偶然待ち になってしまうので
なかなか身に付かず、安定しません。
思いの方向に打つ も大事ではありますが、
思いの距離を打つ を最優先に考えてみて下さい。
その上では
小さなストローク、
ゆっくりしたストローク
十分な距離が打ててしまう
『ピン型 デール9』 ヘッド重量 520g
『進化版L型ブリストルパター』 ヘッド重量 480gは
最も同じ距離を打ち続け易いパターの代表です。

一般的なパターヘッドの重量は300g強…
デール9で1.7倍、 ブリストルで1.6倍、
他では真似の出来ない部分は
ボールの転がり始めの速度 と パターヘッドの動かす速度に
差が少ないため、ボールの転がるであろうスピードを
想起出来れば、簡単に距離感を再現出来ます。

ショルダーストロークや右手でシャフトを押してしまうと
(左手グリップを軸にクラブを押してしまう)
こんなにもシャフト角度は動きます。
このシャフト角度分だけ、ロフトも変わっている
ということです。






✋この弧の描き方では
ボールとフェースとの接触点もかなり不安定なので
インパクトロフトも一定し辛く
距離感を掴みにくい、だけでなく
芝目や傾斜に影響を受け易い『転がり』になってしまいます。
コメント
コメント一覧 (1)
脱力オヤジ
が
しました