視察を含め 仙台空港付近より
仙台市街 多賀城 塩竃 松島 石巻
を通過致しました。
津波被害がほかの災害等と
大きく違う部分は
津波の到達した部分とそうでない部分に
被害の格差がはっきりあるコトで
津波被害の無い地域は
ガソリンなどの細かい問題を
除けば 通常に戻りつつあります。
しかし 津波直撃の地域 は
いまだ インフラも復旧していない地域も
多く 避難生活を余儀なくされています。
一番 気になる点は
南相馬 女川 気仙沼も含め
一通り見て来ましたが
いまだ 現地に ボランティア?の人たちを
見るコトがなく 誰もいない
と言う状況が続いています。
床上 床下浸水した地域では
ものすごく人手を必要としています。
行政側では 被害の大きい地域ほど
災害センター ボランティアセンター
社会福祉協議会も被害を受けており
まだ組織として うまく機能していないので
災害地を援助したい と思う方は
あくまでも 個人的な意見ですが
現地に出向いて貰いたいと思います
また 物資についても
インフラの整っている 電話や携帯などの
連絡手段のとれる公式避難所などは
モノで満たされていますが
インフラの破壊されている 個人宅で
生活をしている人達のところには
まだ 物資が行き届いておらず
津波で車を失い 電話も失い
携帯を持っていても アンテナ局を失い
取りあえず 自分の家の備蓄 で
過ごしている人も少なくありません。
徐々に 自衛隊 米軍などから
配給がもたらされていますが
不自由な生活であるのに変わりはありません。
勿論 自分の見た限りですが
特に道路事情の悪い 牡鹿半島 先端〜
女川原発 付近は 殆どが個人宅を
避難所にしています。
殆どの集落は 全滅に近い状態で
集落の中で 少々高い位置で
津波被害を逃れた家に集まって
生活している状態です。
数日前に 石巻〜女川の道路が
一部開通になりましたが
自分の目では 道路の亀裂等は
徐々に大きくなり 海側の断崖の
亀裂は 空き缶が入ってしまう程に
なってきているので 心配です。
物資支援 よろしくお願いします