若いころ 先生にそう言われたことがある
美人だ ハンサムだ
という 持って生まれた造作を指しているのではなく
人は 自分のふるまいたい
なりたいような恰好や服装をしている
ヤクザ願望の人は
一生懸命強く見せたがるだろうし
本当のお金持ちじゃない人は
一生懸命お金を持ってます
ってのを見せたがるだろう
今は世の中が いつわり というか
飾りで満ちている
高級志向 なんてのは 言葉からしても
高級じゃない! と言う意味で
高級に見せているだけ です というのが本質だと思う
競技志向・・・嗜好 ・・・歯垢
なんて 競技には出てないけれど
競技に出ているフリをしている と言う意味だ
何の意味が有るというのだ?
平均的な おじさんゴルファーであれば
会員権も持っていないし
競技に出るような暇も金もないし
昔の言葉で言えば 旗本退屈男 というか
本音で言えば
競技ゴルファーって お金と暇があって
まぁ 羨ましい って言えば 羨ましいのか…
アスリートゴルファー なんて
明日からダイエット! ってのに
限りなく近いような気がしてならないけれど…
ま・る・で 機能的なパター
あちら こちらに プラスチックが使われ
塗装が施された 金属部…
ソールにはカーボンが張り付けられた「ような」
アルミのプレートが両面テープで張り付けてあり
あちら こちら に 「のような」モノがイッパイ!
悲しい現実だ…
買う側の人に
製品を作っている下請け工場のイメージを
して貰えば 分かりやすいけど
ゴルフなんて やったことも見たこともない
賃金の安い 外国の たぶん女性が
マニュアルの貼られた壁の前で
流れ作業のように シールを貼っている・・・
せめて すべて そうであったとしても
職人さんが 光にかざして 検査をしている
そんなイメージを抱かせる「製品」にして欲しい・・・
最近殆ど キャビティアイアンは
バックフェースに貼りものがしてある
メーカーの本音で言えば
地道で丁寧な下地処理は
専門職の真骨頂 なのだが
昔と違って 買う側に見る目が まるでない ので
売り上げには全く影響しない上に
コストが高くなる、
多くのアイアンは
下地処理にお金が掛けられない
そこで 簡単に出来る貼りもので誤魔化す
カーボン柄の貼物とか・・・
それを なんだか意味不明なカタカナで名付ける
ミスショットのショックを軽減するとか・・・
だったらミスショットを軽減して欲しいけど…
新しい商売のアイディアなんだけど
なんちゃって ツアーAD とか
なんちゃって ランバックス とか
なんちゃって デイアマナ なんか どうだろう
文字のロゴは一切使わないで
色柄だけの シャフトシールを作る
詳しくはないけれど ロゴや商標は登録されているけれど
色・柄までは登録の対象ではないのでは?!
似た色のシャフトは問題になっても
似た色のシールまでは目くじら立てないのでは?!
なんちゃってシール 一枚 2500円
誰でも 工具も使わず
10秒あれば リシャフト志向 だ
元々 効果も全くないし 高額なシャフトが多いから
これなら リスクもない! 体も傷めない!
自分で リシャフトした気分にもなれるし
簡単に違う「なんちゃって」シャフトにも出来る!
誰か やるかな?! このビジネス… ネットで
これって 実物買ってリシャフトするより
効果あるって言うか…
コストパフォーマンス高いと思うけど…
だって ほとんどのゴルファーは
自分の満足の為 じゃなくて
自分以外の人から 見られること 評価されること
そっちに 重きを置く時代でしょ?!
その意味では 2500円で ツアーADみたいな
シャフトが装着されている? のって
必要条件 満たしているじゃない?!
違うの?
ものすごく アスリート志向 って言葉に
マッチすると思うけど・・・
爆発的にヒットするかも? 一瞬だけ。
結局 上の写真のパターなんて
機能が満載に見せているだけで
基本機能は何にもないじゃない
しかも ゴテゴテとした装飾 形状だから
すぐに 流行廃りの流れの中・・・
形状って 見てくれ って
自分に対する 機能や使い方の
最大のガイドでしょ?!
どこに動かしたらいいのか
皆目見当がつかない形状のパター
グリーンの上に上がったら
結局 誰も助けてくれないし
この一メートルのパットの是非で
お金が掛かっていたり ベストスコア更新だったり
尋常じゃない 怖れや興奮があった時
頼りになるのは 動かす前の形状と
動かしたときの重さの感触だけじゃないの?!
それが ゴルフクラブの見てくれの最大の役割でしょ?!
大げさに言えば それがすべてとも言える筈…
それが 今や ドライバーからパター
小物やウェアに至るまで チンドン屋っていうか
ピエロみたいなもんで 大人の遊び というより
携帯電話の飾りのノリ でしょ・・・
買う側が 目が肥えないと
売る側は すぐに手を抜くよ
量販メーカーは 装飾をするプロだから。