◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2009年05月

3
 アイアンに引き続いて やさしいドライバーを考えてみる

こちらはアイアンより更に答えが難しい。 通常大きくすればやさしくなると言われる。 ところが体積が大きくなるといくつか問題が出てくる。

1.重心距離が長くなる。
こいつが長くなると ローテーションをかける人や開いて打つ人にとっては 後輪駆動のキャデラックでドリフト走行するような症状が出る。 ドリフトし難く、始まってしまうと制御が難しい 重心距離分重く感じてしまう。 開けば更に重い。 トゥダウンも想定以上に掛かる。

2.慣性モーメントが大きくなる
重心距離と同じような症状だが 姿勢維持の力が強いため ターンコントロールが難しくなる

この二つはローテーションを掛けない人やしっかりロフトの立てられる人にとっては むしろ強力な味方になる(ヘッドの遅れをロフトの立ちに変えられる) 
 ところが次の問題は その人にとっても問題になる

3.重心深度が深くなる
一見するとメリットのように感じるが 実はそうでもない。 インパクトに入ってくるのに人間は目ではなく、感覚でタイミングをとらえる。 そこそこのヘッドスピードであれば時速120?を超えるので 他人のインパクト付近であれば視認出来ても 運動中の自分は見ることが出来ない。 打つ人は感覚でタイミングをとらえるが 重心深度が深いと 感覚のヘッド位置と本来のヘッド位置がその深さ分ずれてしまう。 重心深度分早くインパクトが来てしまうのだ。 自分はインパクトで理想の姿勢を作ろうとしているが 実際には準備途中でインパクトしてしまう。
 ローテーションを掛けない人は タイミングに慣れれば良い
ローテーションを掛ける人にとって 理想のインパクトは回転させてスクエアよりも左を向いたタイミング
しかし 実際には4? ボール一個分早くにインパクトが来るので フェースはまだ右を向いている。 それがスライスやプッシュを生んでしまうので フェースローテーションを悪いことだと認識をしない限り 単に「このクラブは合わない」となってしまう。

4.ヘッド重量を重くする
本来はこれにより飛距離を生むはずの破壊力は増す
慣性モーメントもある意味 イコール質量であるから 当然増す
ところが質量は 上記すべての条項を増やすのと同じになるので より良い人はより良く 悪い人にはより悪く 働く

結局はローテーションをする、腕の動きでクラブを横に振る、この人にとっては
重心距離が短く・モーメントが低く・重心の浅い・質量の軽いヘッドがやさしい
ローテーションを掛けない ロフトの立てられる人には
重心距離が長く・モーメントが高く・重心の深い・質量の重いヘッドがやさいくなるのだ続きを読む
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1
 昔 コワーイ映画があった。
ものすごく怖かった。 大人になるまでちゃんと見ることが出来なかった…。

 その女の子、悪魔にとりつかれて、それを悪魔払いする映画だ。 その悪魔払い中に女の子の首が 首だけがぐるりと回る
背中を向けている少女… 顔がこちらを向いている

 この光景、日本の練習場に行けば 毎日見れる。
腰は回さずに肩だけ回す。 無理だ! ありえない…。
背骨は 首部分を除くと17の推骨によって構成されている
その間にあるのが椎間板という軟骨である。 この椎間板はゼラチンのようなもので出来ているそうで ショックオブーバーの役割としているそうだ

この背骨(推骨)と椎間板は前後左右の傾きには ほんの少し許容範囲を持っているが 横に動くひき臼のような動きにはほぼまったく対応しない

      人体の構造的に不可能なんだ

お尻を回さずに 背骨を捩じる  この動きはプロレス技である。
痛い 痛いじゃすまない、不随になっちゃう
あの「恐い映画」と同じだ。
誰に憑りつかれているんだ
何に憑りつかれているんだ

  悪魔払いが必要なのか
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5
 コースを設計する時 一番気をつけるのはじゃなくて水だ
この水の逃がし方によって 後々メインテナンスの費用は大きく異なる。

コース全体を見てみよう。
アメリカと違い、日本は雨が多い
ティーグラウンドからグリーンまで同じ高さにするのは問題がある。
人の往来の多いところは芝や地面が傷みやすく、窪みも出来やすい。
そこに水が集まるようにすると メインテナンスに人もお金も掛かる
通常 V字型 ティーとグリーンが高い設計が基本形。

例えばティーグラウンド
原則的には平らだ。 水平という意味ではなくフラットだ という意味で。
ここはコースの中でも 人の往来が多いし 滞在時間も長い。
地面や芝も傷みやすい代表的な場所である。
背に山を背負っていれば 左下がり
後ろが抜けていれば 右下がりだ
リゾートコースや首都圏にあるコースは進行を重んじるので スライスが出にくいようにアレンジされている。
水が溜まりやすい場所であるから割にはっきりと傾斜が付けてある。

例えば フェアウェイ200ヤード地点。
ここも人が集まりやすい
排水溝 マンホールを探してみよう
そこが一番低い場所である。
進行方向 マンホールよりも先にあるバンカーは左上がりになる
手前にあるバンカーは左下がりになる
左下がりのフェアウェイバンカーは古いコースほどアゴが高い
またバンカーは 右が手前 左が先 というのも基本形だ

セカンドから打ち下ろしのホール
打つ前に グリーン手前にマンホールがあるか 確認してみよう。
グリーン手前にマンホールがあれば グリーンは受けている。
たぶん グリーン手前は水が溜まりやすくなるので 芝が痛み ベアグランドになっているかもしれない… ショートしない番手を持とう
手前にマンホールもなく、芝が綺麗な場合、グリーンは奥に下っているか 多分速めだ。 短めの番手で攻めてみよう。

また散水栓は必ず高い位置にある。
グリーン近辺でその位置に注意すると攻略し易い場合が多い

参考になったかな
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1
 最近のクラブの中には下手くそ養成器が数多く存在する

確かにスライスはみんなの悩みである。
最近多い 過度なアップライトなクラブや過度に重心角度が有るようなクラブは 結果としてスライスを容認してしまっているので 最終的にはスライスはさらに侵攻(進行)する。

アップライトなクラブ、はじめだけスライスが消える。
しかし いつの間にか ボールとの間合い、距離が詰まるので 以前にも増して スライスは酷くなる。 間合いは少しづつ 時間をかけて詰まるので 自分では気付かない。 特に長いクラブのスライスが止まらなくなる

重心角度 25度を超えるようなクラブも同じだ。
すごいのでは35度位  ギョエー 平均値から比較すると15度位フックフェースになっているのと同じで これは逆立ちしてもスライスが打てないかもしれない。絶対打ちたくない〜 触りたくない〜
普通に打てば 当然 左に行く、左に曲がる。
よりコスって打つと真っ直ぐ行く。真っ直ぐ行く引っ掛けを打つんだから「飛ぶ」 コスッたスライスよりは。
こっちの方がタチが悪いね。 意識しなくても ローテーションを覚える。

更に 軽いヘッドのクラブ、早く振れる。遅れない 開かない
もっと悪い。最低。 アリ地獄への罠だね。
いずれ 腕力が衰え 早く動かせなくなると 飛ばないスライス養成器
軽いヘッドにはいろいろな副作用、深刻な副作用が待っている。
 またこの手のクラブは だいたいが 高額・単価が高い
日本人の特徴なのか ゴルファーの特徴なのか 高額なクラブは良いと信じてる。
上手く打てなくとも クラブではなく 自分のせいだと思う。
買ってしまえば すぐに変えられないし 長く使う

軽いヘッドのクラブは概して アップライト か 過度な重心角度 とセットになっている。

コスって 早く動かす ローテーションせざるおえない。
腕で速く動かす 腕のさばきでスピードを上げることによって 距離を出すコンセプトだから ローテーションも活用する 当然。
まず フェアウエイウッドが苦手になる
ロフトを開いて打つ人には 奥行きのあるウッドよりも 中途半端なユーティリティが良いだろう。 しかしユーティリティは重心が低い 重心が低いと打ち出しのボールは浮くけれど 安定したスピンは掛からない… フライヤーのような弾道になる。
この弾道は飛ぶか 飛ばないか 打ってみるまで距離が確定できない
しかも 止まらない

軽いヘッドのクラブは 速く 強く動かすことを覚えるから フルショットしないアプローチやバッティングが苦手になる。  俗に言う「イップス」への道、まっしぐらだ



ある程度 年齢がいったら フェアウェイウッドと仲良くしておいた方が良い
ユーティリティで出来るゴルフには スグそこに限界が待っている。
その為には 軽いヘッドのクラブは出来るだけ避けること。


長い時間で考えると 硬いシャフトのクラブより 軽いヘッドのクラブの方が原罪はデカイ
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2
 やさしいアイアンヘッド(クラブ)の定義は難しい
重心が低ければ良いのか そうではない ボールの半径が22?とすると 低くしても19?位が適切だ。 限界17?位。 それ以上低くすると 打ちだしは高くなるが スピンのない 「ポッコン」とした弾道になってしまう。

重心が深ければ良いのか? 低さ・高さに共通しているが 深くなり 低くなれば 当然インパクトロフトは付くので ボールは上がりやすい。
また深く、低い重心のクラブは必然的にモーメントも高いものになる。
上がり易ければ 必然的にロフト構成をストロングにしなければならない。

そうすると9Iより飛ばさないクラブ構成が難しくなる。 またバンカーやランニングアプローチなどの打ち分けや30ヤード/50ヤードなどの打ち分けも 重心が深く 低く モーメントの高いクラブは苦手である。 ミスに強く 上がりやすいクラブは「同じ球を打つのに強い」のだ

またボールを拾う、飛ばすには 出来る限りの重量の増加は不可欠
重心が低く、深く、モーメントの高いクラブを作り 重量を増やそうとすると 平均的な形状を無視しないと それぞれがさらに強化される。

 本来 ドライバーの大型化 重心距離 慣性モーメントに応じて 進化するべきアイアンはある時点で止まってしまい、逆の道を歩き始めた。 現時点で 460?のドライバーに相応するアイアンは 世の中には存在しない。
2008年発売されたドライバーの平均値 重心距離41? モーメント4500に相応するのは 重心距離45? モーメント3200オーバーのアイアンである。

 こんな重心距離の長く、モーメントが高いアイアンを
世界のゴルファー全員に打たせれば まず間違いなく大半の人が スライスの佃煮 状態になるだろうなぁ
ダフリ・右・スライス・ハイボール 交互に組み合わさって出るだろう

数少なくある その類のアイアンヘッドは年配向けの 悪く言えば力の無い初心者向けになるから 必然的に「異様に」ヘッドが軽い
軽い重量にすれば 一見簡単そうだけど 有効期間は短期間だ。
自分のスピードで飛ばすことになるから 長い意味ではマイナス…。
本当に力がなくなりスピードが上げられなくなった時、ヘッド重量を使える術を捨ててしまっているから。
 またヘッド重量の軽いアイアンは打撃の衝撃を人間にリニアに伝えるので手首や肘の関節を痛めやすい…。
軽いヘッドのアイアンは下にあるボールに届きにくいので ダウンスウィングで右サイドを下げて補う、結果腰や背中を痛めてしまう…。

いったい「やさしいアイアン」って何だろう? 
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4
 ゴルフをする、特に若い人には軟鉄鍛造アイアンが人気がある

軟鉄鍛造  なんだか良い響き…?

よく耳にする言葉だが 軟鉄鍛造は柔らかい は真っ赤な嘘である
例えば 同じメーカーで ハミングバードで使うアイアンを比べてみよう。
ステンレスモデルは SUS303という素材を使っている
鉄にクロームやニッケルを加えた合金である、俗称は18−8と呼ぶ。
軟鉄鍛造は S25C という素材で炭素の含有量が0.25%位の炭素鋼、合金である。

ステンレスの特徴は強度に優れ、薄く作ることが出来るので SUS303では無理だが630クラスになれば フェアウェイウッドの素材にも使える。 要するに その素材の利点を生かし 奥行きを作ったり 大型化することが可能だ。 また製造側にすれば鋳型を使って作るので 製品誤差のないものが大量に作れる。

軟鉄の利点はひとつひとつ手作りであるということ。 つまりワンオフで作ることが出来ることだ。 自分の好きな形状、重さ、角度を一からオーダーして作ることができることで 軟鉄の素材を利用した「性能上の利点はステンレスには勝てない」

軟鉄の方が打感が柔らかい のは軟鉄鍛造は弱い素材を使うので厚い板形状のアイアンになるが ステンレスは薄い肉厚でボックス型になる。当然音は軟鉄は低くなり、ステンレスは甲高くなってしまう。

弱い軟鉄は7ミリの厚みのフェースで 強いステンレスは4ミリ以下も沢山ある。基本の強度は同じ、形状が作る音の違いと言って良い。

自分でライ・ロフトをいじれば分かるが SUS303の方がS25Cより 格段に柔らかい、簡単に変更出来る。

 工芸品 としては軟鉄鍛造は素晴らしい
特に 共栄ゴルフ の軟鉄鍛造は 仕上がり 下地 均一性 形状 すべてにおいてアイアンのパイロットモデルである。

そうだ 今日は自分の誕生日 共栄のアイアン 自分にも創ろう続きを読む
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 自分がロフトを開いて 寝かして 打っているか 気になるでしょ?

ロフトを開いていると 21世紀の最新ドライバーの機能、効果もまず意味をなさない。 多少ミスが少なくなった位…。

ヘッドの重量は最大の味方の筈なのが 最大の難敵になっている…
ドライバーのロフト選びも大変だ。 弾道は高いけど 9度は怖い…。

アプローチショットも上げる球中心だから バンカーはいいけれど 花道からのショットはあんまり得意じゃない。 サービスロングやミドル、せっかくドライバーが上手くいって のこりちょっとの花道からのショット、 テレビの中なら バーディーチャンス もしかしたらイーグルもあり  でも結果はグリーンに乗るだけのパー、ボギーもあるある。 アマチュアにとって最大のチャンスをみすみす逃してしまう。 ちゃんと打ててもいつもショート、うまく打てるほどショートする。

挙句 ロフトを開いて打つ人はパターも同じ。 曲がるわけじゃないけどいつもショート、強く打つと引っかかって、流しこもうとすると手前で切れてショート。

テストしてみよう
ドライバーをティーなし、マットから打ってみよう。
結果は低い弾道で キャリーは80ヤード位かも知れないけれど ロフトを立てて打たないと 打つ前にダフルよ
地面を叩いて 手首や腕を痛めないようにネ

難易度アップ!
サンドウエッヂをティーアップして 打ってみよう。
ティーアップ分 短めに持って。
はじめは ちょっと 5m位から 10m 20m…
はじめは 低めのティーから ドライバー用のハイティーは出来るようになったら。
くれぐれもフルショットは 自信のない人はしないでね。
真上に飛んで 蛍光灯割れたり 別の打席にボール飛んだりするから
フルショットでボールの下をくぐれば自分の腕も痛めるから

ローテーションが強い人や腕のさばきでクラブを横に振っている人には強烈に難しい。
まず ティーアップしたそのボールの高さにフェースが入らない。
トップ=ソール部でヒット、天ぷら=限りなく空振りに近い、の繰り返し。
入る確率が大変低い。入ってもちゃんと飛ばない。 速く、強く振っても距離には反映しない。ロフトが開いているからなんだけど。

出来るかな?
他の人に迷惑掛けないよう、注意してトライして下さい続きを読む
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5
 飛ばしたい 飛びたい ドラコン取りたい
飛距離の要らないゴルファーなんていない! …と思う

殆どの人が飛距離の根本は「ヘッドスピード」だと思っている
本当のところ、間違っていると思った方が上手くなる。
確かに クラブ、スウィング、体力 等同じ条件になればHSが高い方が飛びやすい しかし確定的ではないの。

ドライバーでボールを打ちながら ヘッドスピードを計測する時、本当の飛距離や弾道などを無視し、単にヘッドスピードだけ上げるには 思いっきり体を開いて、もちろんロフトも開いて振ると 通常の10%以上 数値は上がる 
しかし距離は下がる
通常時より下がる

具体例でいくと スタンダードで40ms 220ヤードのショットを打っている人
開いて こすると ヘッドスピードは45ms近くまで上がる
しかし 距離は200ヤード強まで 下がる
エネルギーは 高さとスピンに逃げる 逃げる

正しいロフト、自分の動かせるスピードで浮力を失わないロフト、立ったロフトで正しくインパクトすると ボールは重いのだ
40msのスピードで240ヤード飛ばすとなるとヘッドには1トン以上の加圧が掛かる
出来れば スピードを上げることに筋力を使うのではなく、その加圧が掛かっても落ちないように筋力は使いたい!

ハミングバードには ヘッドスピード37msに満たなくても 240ヤード打つツワモノがいる  コスっている45〜46msの人は勝負にならないだろう…  知っている人にとっては この方 ちょっと特例か

少なくとも ms弱のヘッドスピード
適切なインパクトロフト
適切?十分なヘッド重量
 この三つがあれば キャリー・ラン 含めて実測240ヤードは打てる 筈

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 昨日の続きになります。
すべてのクラブで共通して言えること ヘッド重量×自分のスピード これが今使っているシャフトを運動させてあげるか 動かせるか どうかはソールやフェースに付く傷痕で読み取ることが出来るのです。
また 総じてスピードは コースでホールが進むごとに落ちてきます。18番ホールや1ラウンドハーフの最後のホールでの スピードを基準に考えましょう

ここで即席に次のラウンドで良い結果を出す 一回限りの作戦。
自分のソールの傷がフェース側、ヒール側、フェースには上方にこすった痕跡がある場合、2g程度の鉛を張ると応急処置出来ます
よく鉛の貼り方の質問を受けますが パーシモン時代と違い 貼る場所によって スライス フック 高弾道 低弾道 ということはありません。 アイアンにしてもウッドにしても 慣性モーメントが高過ぎますから 5g程度の鉛で重心の位置が動くことは殆どありません。

実験しましたが 450cc 195gのヘッドで 非常に集中した8g貼って やっと1mm動くかなぁ〜 怪しい。

単に鉛は重量として シャフトに掛かってきます。シャフトから離れた所に貼るほど シャフトへの影響が大きくなりますから 少ない量をトゥ側に貼る方が効果的でしょう。  特に鉛は お疲れ気味の時 寒い天候 のとき 2g程度トゥに貼っておくと ボールが拾い易くなります。

これにより トゥダウンも増え 立ったロフトでのインパクトを迎え易くなりますから しばらくは良い効果があります。 ボールを張りながら打つと 増やす毎に ボールの位置はズレテいきます。正しくクラブが使えていれば ヒール側の打痕はトゥ側上方に移っていきます。 歪んだ打痕もだんだんマン丸になってきます。

大半の場合、もう少しヘッド重量も シャフトの柔らかさも必要 ってことですが

是非やってみてくだされ。
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 自分のクラブも含めた 上手くクラブが使えているか、俗に言う「自分に合っているかどうか?」 は打痕ソール傷を見ればわりに簡単に分かる

まずウッドからいってみよう
ウッドクラブのソールはアドレス時 フェース側が一番地面に近い、低い。
ドライバーでもフェアウェイウッドでもソールには、マットやティーで出来たこすり傷が当然残る。それはいい
当然、リーディングエッヂ側が低いのだからそちらが濃く、ソール後方、トレーリングエッヂ/バンス側が薄くなる。 しか〜し、殆どのウッドの傷は後ろ側が濃くなっている。 特にフェアウェイウッドの苦手な人の傷は顕著である。
ロフトが寝て ロフトが大きくなってインパクトに入ってきている証拠。
大抵 ウッドの代わりにユーティリティと呼ばれるクラブを使っている、多用している人は傷が後ろに集中している。 ま、だから奥行きが無く、後ろの突っかからないユーティリティを使っているのである。 ウッド嫌い、アイアン好きも同じ。
また ソールにはやや斜めの傷が残る。
斜めなのは問題ない。 それよりもその場所だ
やはりアドレス時 ヘッドはヒール/トゥ方向の真ん中の部分が一番地面に近い。
一番地面に張り出している部分が傷になる筈。、あれ
ところが殆どの人の傷は必要以上にヒールに寄っている
最近のクラブは多少アップライトがきついから ある程度仕方ないが…。
これもロフトが開いて入らないと そこに傷がつかない

この両方の傷はだいたい両立している
この傷を付けてボールを打てば 高めのスライス 距離はあまり飛ばない 筈。
この傷を付けている人は 少ないロフトのドライバーを当然好みます

この二つが満たされれば フェース面にはヒール下方から トゥ上方にかけての引っかき傷が必ず残っている筈。

この三つの傷を「無意識」に作るには軽いヘッドか、硬いシャフト、もしくは その両方を持てば 簡単にこの傷を作れま〜す

アイアンも同じ。アイアンを引っ掻いて、引っかけで打っている人はソールの傷がリーディングエッヂに直角になる。 そうネェ ウエッヂ位の長さだと飛球線に対し スウィングはかなりアップライトになるから傷は直線に近づくけど 7番アイアンの傷は結構斜めな筈
ロフトが寝てくると通常打点は下にさがってくる筈だけど どぅ?
打痕の理想的な目安  //打痕の上下センター部
 インパクトロフト 25度 スコアライン下から4〜6本目
 インパクトロフト 35度       下から3〜5本目
 インパクトロフト 45度       下から2〜4本目
 インパクトロフト 55度       下から1〜3本目

すべてのアイアンでダイレクトにボールを打つ…当たり前だけど 少し地面に触ってからボールを打つのでは無理だよね。

アイアンを机にアドレスのような姿勢で置いて ボールとご対面させると スコアラインの下から6本目以上って ボールと触れられない よね
                      除く 地面を先に打つ前提
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2
 ゴルフクラブを作るとき、大変悩む時がある。

ある方にセットを作ったとする。 その人は好調だ。 慣れてくれば ヘッドに重さがあり シャフトが柔らかいんだから たいていはよく飛ぶ。 同じ年齢の人より飛ぶ。

その人と一緒に回った人から 製作の依頼がある。
大抵 ドライバーだ。 元々 その方はハミングバードのドライバーを使っていた人に 楽々勝っていたから こりゃ クラブに秘密がある! と思うわけだが…。

現在お使いのクラブを聞くと だいたい軽いヘッド重量のクラブが多い
ヘッド重量185g 総重量280gのクラブを振っていた人に いきなり200gのヘッドを打たせればどうなるか想像はつく。
う〜ん 軽くすれば振り易くはなるが 飛ばない。 仮に軽いヘッドでスピードが上がっても 慣れてしまったら元に戻る。
ヘッドが重い、重心距離が長いと ヘッドに重さを感じてしまい 振りにくくなる… かと言って ヘッド感を消すため シャフトを硬くすれば やっぱり飛ばない…

クラブを選ぶ際の最優先事項は実は ヘッド重量 次がシャフトの硬さである。
重いヘッド&硬いシャフト よりも 軽いヘッド&硬くないシャフト の方が罪が重い。 出来る 限りヘッド重量は重くするべきだ。ヘッドが重いのは必ず慣れる、人間だから必ず重くないよう工夫する。
軽い重量だと特に「うまく打てた時」飛ばない  すると人間は自分のスピードや動きによってそれを補おうとする。 また軽いヘッドは衝撃を吸収しないので 手首や肘、肩等の関節への負担がたまる。

ハミングバードでよく使うヘッドに ヘッド重量205g 重心距離44mm 慣性モーメント5600 と言うのがある。 重量と仲良く出来れば 史上最強のヘッドになる。 事実 ハマっている人は現実離れした距離を「なめてるのか打法」で打っている。
が しかし重量を上手く使えない人には 飛ばない 飛ばない 覇気がない とただまっすぐ行くだけのドライバーになる。 しかも超重く感じる…振り難い


どうするべきか…  続きを読む
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4
 ゴルフクラブの中でウエッヂも結構注目されるアイテムである

HPの中で溝はスピンを増幅作用はない と書いた
証明するかのような参考例がある。  昔ピンのウエッヂがルール違反?の頃
 PGAツアーで青木御大にクレームがついた。 こいつのウエッヂは、特にバンカーからスピンが効きすぎると。 そしてなんと運営側は御大のサンドの溝を全部削ってのっぺらぼうにしてしまった。
  >>>これって今なら人種差別で問題になりそう…
次の日のラウンド、御大は優勝争いには関係ない 15位前後なので バンカーを「わざと」狙い、のっぺらぼうウエッヂで バーディー パーを取りまくり 8位タイまで上昇  その試合でバンカーセーブ、パーセーブともに一位、そのシーズンバンカーセーブ率トップを保った

ウエッヂの溝は車のタイヤのそれと一緒で 水や異物を排除する機構になっている。スピンを増やすのではなく、減らさないのが目的だ。

では サムスニードが開発?したバンスって 何の役割だろう
昨今ではバンスの小さな、バンス幅もバンス角度もないものが中心で ハミングバードもクラブ探しに非常に困っている

基本的に バンスは地面にヘッドが入り込まないためのガイドである。
要するに バンスは「球を打った後で使う」のである。  知ってた???
打つ前にはバンスは使わんのだ。当たり前だけど
バンス角度が強い バンス幅のあるウエッヂの方が距離が出るのだ
バンスによってロフトが起こされようとするから なんだけど

適切なバンス角度の選択は 自分のヘッドの入射角度によって異なる
それを知っていることがバンス選定の条件なんだけど 入射角度はシャフトの硬さやヘッド重量によっても異なるし テクニックよりはシャフトの硬さの方がよりつかさどっている

ヘッド素材や製法   軟鉄鍛造 軟鉄鋳造 ステン 削り出し などなど
性能には全然関係ないよ。 鍛造の削り出し メッキなし 黒塗り おまじないみたいなものでしょ。 
基本はやっぱり ロフト角度があまり寝ていない事。フルショットも含め 一番使いやすいのは55〜56度。 ロフト立てられない人には60度は難しいよ。
ヘッド重量がしっかりしている事。
シャフトがしっかりしなる(しっかりしなるって変?)
バンス幅・バンス角がしっかりして有る。
アプローチが嫌いな苦手な人にはバンス幅があった方がヤサシイヨ

柔らかシャフトのウエッヂ、ちゃんと打てれば スピン掛かるでしょ?!続きを読む
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3
そろそろ HPが更新される予定…  まだ?かな?

http://www.hummingbird-sports.com/index.html

今回はかなりページ数が増える 40〜50ページ増やしているので 苦労されているよう… ポルシェさんすんません


スウィングを考える場合 必ず時間の流れをしっかりつかむこと、重要です。
静止写真のイメージでスウィングを作っていってはいけません。

 スウィングを50コマ 50フレームに分けたとします。
映像を見たときに 35コマ目以降の動きに問題がある、とすると 問題は35コマより前 30コマや25コマに原因があったりします。(もっと以前の可能性も)

25コマでクラブがその姿勢、フェース面の向きがその姿勢であれば 必然で10コマ先はこうなる。 自分の作ったクラブの姿勢や位置、フェースの向きによって その先に不可抗力によって 自分の動きは誘導されてしまいます。

例えば フェースを空に向けるトップオブスウィングを作ったとしましょう。 これから自分は左回りの動きをします。 自分の考えているクラブは手の中にあるのですが 本当のヘッド、重量は 空を向いたフェースによって 重心距離分4センチ近く右に位置しています。 動かし始めると ヘッドの重心点には重力の力も加わりますから 下に落ちながら左に引っ張られていく。 当然自分の想定よりクラブは重く感じられる。 これによって右サイドは必ず下げられます

左手を下げたいと思っていても 左手には体から離れ、上げられようとする不可抗力が掛かります、想定外、想定以上の。


 殆どの人が自分のイメージや想定の動きと 実際に目にする自分のスウィング映像にギャップを感じているでしょう。 俺はこんな風に動いた覚えはない、と。
スウィングのほとんどは不可抗力と本能によって「動かされている」のであって 自分の意志や命令で「動いている」のではないのです。 ゴルファーのとって自分の意思が反映出来るのは グリップ・アドレス・テークバックの初期 だけなのです。

そういう意味ではこの三つの動きをしっかりと作ること。
クラブの位置・姿勢を作り 次の動き 次にしたい動き を必然で作るようすること。  これがスウィング作りです。

 形を作ること  型を作ること  動きを作ること  ではなく
クラブの位置・姿勢を作り 次の動きを不可抗力によって 作っていくこと なのです。続きを読む
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5
 スウィングのことを聞きに来る人 電話をくれる人 メールをくれる人 一日に5人から10人はいる。
商売にしている「ゴルフクラブ」の相談より多いかも知れないが 有り難い
こんな場末のハミングバードも 人の役 社会の役に立てるのだから。

数回会い、話せば その人が出来るようになるか 駄目なのか 判別出来る
また ダメそうな人でも どんどん変わっていく
まず はっきりと考え方や人柄が変わっていく。
どんどんポジティブ・前向きに変わってくる。
自分で 自分の言葉で考えてくるようになる。
はっきり分かるのは 質問してくるようになる。
そして質問の内容が高度になってくる。
ニュアンスが共有になってくる。
多分第三者にはわかりにくい内容も伝わるようになる。
もう こっちの世界の人だ。 ここら辺まで来ると 教えなくても 自分で回答を見つけるようになる。

アドバイスしている人を子供に例えるのは大変失礼だが 子育てと同じ感じで 言葉では子育てと言っているが内容はこちらが育てられている、教えられているようなモノで 大変勉強になる有りがたい

反対に「泥の道」を突き進む人は
まずはじめに出来ない言い訳を探す
自分以外を批判する
人を比較する
見た目や形 表面的なことにこだわる

総体的に感じることは ダメな道を邁進する人は笑わない事
楽しそうにしない事 楽しくないんだもんね…。
無表情…。 怒る 喜ぶ 悲しむ 笑う  忘れちゃったぁ??

真面目なのは日本人の美徳だと思う。
だけど 遊ぶ心 って大切である。
結果や評価が全てじゃない
どんなことにも言えるけど 成果が保証されているのは「遊び」じゃない
遊びはそれそのものが楽しいと思う、感じること。
それが日々の活力になり ゴルフを通していろいろな事をシュミレーションし 実体験の問題解決に役立てたり、 まぁそんな事も結果としてついてくるだけで 基本は遊べ 遊べ でしょ。

ゆったりとした やわらかな気持ち って大切でしょ続きを読む
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 自分を思いっきり棚に上げ  思いっきり偉そうに書きます
誰かを指して書いているのでは一切有りません。自分も自問自答し ゴルフスウィングやゴルフクラブ作りなど すべてにおいて考えている事です。

クラブを正しく使えるか 使えないか
少ないエネルギーで効率よく 繰り返しボールを打てるか
これが究極のスウィング目標でしょう

これには面倒くさがらず ひとつひとつ進んでいかなければなりません
クラブの基本的な構造
体の作り
例え 変なスウィングであっても 自分のありままの姿

特別なテクニック、技巧、超絶技巧 など一切なし まったく無い
つまらない ひとつひとつの動きを意識していけば良いだけ

例えば こんな事。
テークバック 今までは腕の動き、特に左手(右打ち)でクラブを横に動かす「仮面ライダーの変身」の動きで横に動かしていた。 それを、クラブの横の動きを体の向き、足を使ったお尻/骨盤の動きで行いたいとします。
実は一番有効な方法は ボールを打たない時や打つ前のワッグルでの動かし方です。ワッグルやクラブを持って何気なく会話をしている時などに シャフトを横に動かすクラブを右左に動かす動きを腕や手 肘の動きで行っている限りは 絶対に 絶対に 絶対に 習得は不可能です。

例えば こんな事。
テークバック時 右肘を体に向けて 体にくっつけたまま曲げるのを改善したい…上記と同じなのですが クラブを倒すだけの動き これを辞めたい
この動きをする人の多くが 通称「フックグリップ」である。
実はフックグリップにしている人の殆どの理由がパッとすぐに右肘を曲げ テークバックに入りやすくするため 肘を体に向けるフックグリップを選択する。
では その改善の為 まず フックグリップ をスクエアにしてみる。

握りにくい!  そりゃそうだ
振りにくい!  そりゃそうだ
上げにくい!  そりゃそうだ
力が入らない! それが目的だから…

10球 50球 次に来たとき
スウィングしない ただ単にクラブをもった時
 まず フックグリップに戻ってる
これが出来る人は 絶対最後まで出来る
こんな単純なつまらないことの繰り返し、積み重ねが 正しいクラブの使い方を構築していくのであって トップオブスウィングがどぅ、スウィングプレーンがどぅ、なんてのはある意味 その積み重ねの結果に過ぎない。

やりたい と思う人は つまらない雑巾掛けも「考えて」手を抜かずにやるんだ。それが多分、すべてに置いての成功の秘訣なんだと思う。と自分にも言い聞かせてるけど…。 掃除や片づけをするとどうなるのか しないとどうなるのか することの積み重ねがどうなっていくのか 何故上司からそう命令されたのか

面倒くさい.別に俺じゃなくても.今じゃなくても.誰かがやる.俺は掃除するため,お茶くみするため会社に入ったんじゃない.学校出たんじゃない.カッコ悪い.汚い.お前がやれよ.くだらない.何で俺なんだよ と思うか 言うか
ハイ! と言ってニコニコやるか 
ここで人生は別れてしまうような そんな気がする

分かるかなぁ
  
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3
 まずは以下をご覧下さい

http://www.youtube.com/watch?v=nH36644ARJE&feature=related

***コピーして上欄にあるネットのアドレス部分に貼り付けてください

よく何度も見て貰いたいのですが 動作中 決して 腕だけ・体だけ どちらかだけが動いている「瞬間」がありません。 当り前の事ですが クラブは腕で持っています。その腕は体にくっ付いています。 その体の向きを変えれば その分 腕・クラブは一緒に動きます。 いろいろな人のスウィングを見てみましょう。多くの人は どちらかだけ動いている間違った動きをしています。

同時に動かしても ほんの少し クラブの方が遅れてる? 遅れて見える だけなのではないでしょうか?

この向きの変更の動き 横の動きに 両肘を使ってクラブの縦の動きが加算されているだけ です。  このゴルフの神様と呼ばれている人の動きは 最近の流行り オンプレーンスウィングではありません。 ヘッドとこぶしのラインが別々だからです。  当然ですがヘッドのプレーンの方がアップライトになります。


 躍動感は有りますがアマチュアにとってのバイブルと言って間違いないでしょう




追記
スウィングを改善しよう! と思ったら 自分で良くないと思っている直したい動き を治すことからスタートせず 何故そうなるのか 調べるべき。

ダムの水漏れを治すのに 漏れているところを塞いでも 日本得意の先送りしているだけ
何故漏れるのか 設計のミスなのか 施工のミスなのか 材料の強度不足なのか 人為的なミスなのか  ミスとちゃんと向き合うことでしょ

意識すれば出来るのか
必然でやってしまっているのか

殆どの場合 必然でやっているから それ以前の それより過去の動きを修正し その修正しなければならないところを 修正しなくても良いようにしなければならない

日本人は ともかく便利が好きになっちまった。
ボールを打つ クラブを正しく扱う  その動き 下ごしらえなし のボタン一発で 修正したいようなら それは単なる怠け者だよ
カッコよくしたい 言葉で言うのは簡単だけど うわべだけの「かっこいい」って本当に自分の為になるのかしら
説教臭いけど カッコよくしたい  そのための心構えや姿勢、努力が結果として その人を内側から「カッコよく」してるんじゃないの

我々がハンサムなタレントと同じ衣装や格好をしても ただの「道化」でしょ
見た目が素敵なんじゃなくて 生き様が素敵 なのが本物でしょ
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2
 再び 東京のNさんの登場です。
この大いなる誤解も大変参考になるので ブログ上でお答えします。

まずは足から動かして(右足首のねじり?)、その逆の順序に動かせば
良いですか?(だいたいあってますか?)

足首周りの筋肉は非常に少なく 支えているものは ほぼ体全重量になります。
体を回す動き、回転、捻転、体の向きの変更 等は大変間違って覚えられている部分です。
ほぼ全員の人が誤解、もしくは誤って解釈しています。

体の軸は背骨です。 英語では「スパイン」 背骨・軸 両方の意味を持ちます。 更新中のHPでも書いていますが その背骨は体の後ろ 一番背中がわにあります その背骨に対し 体のほとんどの物・肉・重さは前にあります。 つまり体の向きを変えるのには背骨を動かさず その肉・重みを動かす必要があるのです。右を向いたときは背骨は動いていないので 身の部分が背骨より右に来ます。それを支える為に 股関節は背骨の真下になく 少し右左に分かれています。

両足首を捻る方法は 体の厚みの真ん中に軸を想定し 背骨を左右に振る方法です。これでは クラブをもった腕の付け根が偏芯した軸を持ってしまうので スウィング中にそれぞれの腕の長さ調整が難しくなります。

クラブを持たず アドレスしてみてください。
回転を正しく行うには 軸足=地面に直立した足と動作足が必要です。 まず右足を地面に直立させます。   よく聞く「スウェー」をいう言葉の意味は その直立した足が外に倒れたり その外まで体が言ってしまう場合を指します。 前述のように 背骨を軸に 身の部分は両方の股関節分 割と大きく動くのです。 焼き魚でやってみれば わかります。 軸運動は 軸が動かず 身の部分が動くことを指します。 右を向いた場合 左足が動作足に当たります。 動作足を使って 下っ腹を右に向けてください(お尻を動かす)。すると直立足は動かず お尻は回りますから 右の太ももと下腹部には向きの「ギャップ」が作られます。

これを体の回転(向きの変更)と言いま〜す

よく間違うのですが この動きは胸部分は左右に動きます。 顔の向きを変えなければ顔部分も大きく動きます。 でも顔は頭ではありません。軸・背骨の真上になるのは「後頭部」であって 目のある部分はそれより20センチ位ずれたところにあるのです。

スウィング上での最大の勘違い は体の回す動きは体は関与しない、体を動かすのに体は使わない、と言うことです。 体自体は自分では一切動かさず 足が体の向きを変えているに過ぎません。 体をひねる と言うことは 雑巾のように背骨をひねることです。 不随になりたい人を除き お勧め出来ません

また 肩部分は 腕なのです。 肩甲骨は直接的には体につながっていません。ここの部分を動かして「偽装の回転」を作ってはいけません。 肩を回せ! は肩甲骨や肩そのものを動かせ と言っているのではなく 足を使ってお尻・骨盤の向きを変えれば その上に乗っかっている肩「ライン」も動く と言っているのです
続きを読む
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1
 本日の授業は「アドバイスをどう読むか」。
東京のNさん、例につかってすんません。 非常に参考になるのでブログ上でお答えします。

Q:このブログを見て最近やっと球を潰せるようになってきました。
あとは遅れてきたサンドのショートアプローチとパターだな。

A:重量のあるヘッド・しなるシャフト このウエッヂを肘から先で動かすと苦労します。 遅れをロフトの立ちに変える。 これがアプローチの達人への道です
ヘッドを動かす感覚を忘れ、クラブを出来るだけ遠い筋肉… 例えば 足 で動かしてはどうでしょうか

レスポンス:ビデオに撮って見てみましたが、スイングの始まりで手が先に動いてしまっています。まずは足から動かして(右足首のねじり?)、その逆の順序に動かせば良いですか?

私が言った足で動かす というのは 足を使って体を動かす という意味で クラブの横方向… 真上から見たとき 背骨を軸にヘッドまでクラブは「結果的」に緩やかな円を描きます。 
その動きは足=体で行って その動きに出来るだけ腕・手は関与しないようにという意味合いです。 
しかし 返答編では足から動かし クラブは最後に動かす のか と言うニュアンスが感じられます。 クラブは体が動けば必ず動きます。クラブを手で 腕で持ち それは体から生えて?いるのですから、その体が向きを変え、動けば 動いた分 クラブも等量動きます。
 足が動いたら 同時にクラブも 手も 同量 動きます… 正確には移動します。 腕の役割はクラブに縦の動き、ヘッド重量に縦の動きを作ってあげることを指しますから 距離や打ちたい球にもよりますが パターに近いアプローチであれば 体を動かすため クラブを動かすための足さばき以外の腕や手の動きは殆ど無いと思ってよいでしょう。
 決して手を動かさない意識の為 クラブを止めてはいけない 足の動きによって体が動けばクラブも それを持っている手も動きます。

映像上で どのような距離を打っているのか分かりませんが クラブの横の動きをはじめから腕や手回りの動きで作ってしまっているのでは無いでしょうか? それは避けなければなりません。 そうでないのなら クラブをもった手と体が同時に動くのは決して間違いでは有りません。 

ビデオを見る際 クラブや手が動いている(動作がある)の と 移動している(動作は無いが場所は動いている) この差がつかめると良いですが…  to be continue...続きを読む
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5
 片づけをしていたら あるトーナメントの公式ガイドが出てきた。
昔の事なので ほとんど忘れていたが 日経カップで優勝したことがあるのだ
もちろん選手ではない、キャディで。

 その試合、何かの理由で初日は会場にいたが キャディをしていたわけではない。 夏の暑い日で 確か西川哲のキャディ、ハウスキャディの女性が熱中症で倒れてしまったのだ。 定かではないが 妊婦さんか何かで無理はさせられず 渡辺司さんから 何度か西川哲と組んだことがある私に代打として依頼があったのである

昔から西川哲のショット能力は抜群
スウィングも日本には数少ない正統派路線、フェースローテーションを一切使わないタイプ。 しかし何分 欲がないタイプの為 あまりコンスタントに成績は出ない。優勝争いのような「いざ勝負」になると ものすごく能力を発揮するのだが、予選落ちが近くなってくると ミスらしいミスもないのにボギーを連発するタイプ

初日一打差の2位でスタートした哲は その日も好調で67で回り 単独トップに立った。 こうなるとこの男はめっぽう強く そのあと一度もトップを譲らず 優勝するのである。 三日目は丸山茂樹と回ったような気がする。三日目の18番 20メートル近いバーディパットを珍しく沈め 最終日を残すのみとなった。最終日は田中秀道・加瀬秀樹とのカップリング。

西川哲のパッティング、キャディにとっては難しい。状況によって球筋を打ち分けてしまうからだ。 今回のような優勝争いのようなときは基本的は直球でくる。 薄いラインはすべてストレート狙いだ。 これが予選落ち争いになると とたんにこすり球一辺倒になってしまう。そうなると ラインを読むのが難しくなる。 カップの中に打っていれば 必ずスコアが伸びるタイプだ。 また その逆もあり パターでこすり球が出始めると ショットにも影響が出始める。 この場面では出来るだけ下りの流し込むようなラインは避ける必要がある。 またその時の精神状況にアイアンの距離も顕著に出る。 優勝争いになると途端に飛ぶようになる。 勝ってもらうにはアイアンは一番手小さめ ショート目にし 上りを打たせなければならない。 ショットと同じく パターもフック回転で打つので ややスライスの強く打てるところからパッティングさせなければ…。

最終日 出だし3連続バーディー ここがこの男の凄いところ
あとは守りにまわらせなければ 優勝カップは頂きだ

祝賀会は あの西川哲のお父さんの家 母五月みどり 奥さん菊池桃子 兄山田太郎 細川隆 西川峰子 などなど。
  あぁ これは何の集いだったけ
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 久し振りにゴリラがやってきました。

興味があったので 新シャフトをもってまたもや練習場乱入
ヘッドの利いた柔らかいシャフトは 力に自信のない人がマッチョをやっつけるための物 というのが基本なのですが…      やっぱり

これは決してフィクションではありません。
なんとなく予想していたので 距離を測る機械を持ってやってきました。ボールはその練習場の球。平均的なテスターは8番145ヤード位の高〜いボール、体の動かせる最大スピードの7割程度、まぁこれ以上速く動いても距離は変わらないけれど。 はた目からはかなりゆっくり動いているのではないかと思います。 今回の打席からは155ヤードで壁にぶつかってしまいます。 ゴ、ゴリラは同じ番手だと計測不可能。体の動かしているスピードはさらに遅い。ショット自体もスリークォーター

計測できないので少し斜め方向に打ってもらうと なななんと165ヤード付近に着弾 ししししかも安定している。出玉はそんなに高くないけれど そんなに飛べば最終的には高くなる…。 うす〜く右に出てのうす〜いフック、本人いわくこのクラブでスライスは打てない との事。 フラットな部分にあるグリーンで一番遠いのは142ヤード 一般的には6番か7番フルショット、このシャフトのテスターだと8番位。 ゴリラはPWやや抑えめ、すこし弾道を高くし 高さで距離を食わせる だと
そして「このシャフト、最高に打ちやすいね!」だって

6番アイアン。 これって「アイアン」ショットですか
そのボールスピード、インパクト音、ボール壊れませんか
一応 練習場のボールなんですけど
あなたの打ったのは生ゴムで出来たボールですか
隣の人、ドライバー打つの辞めてしまいましたよ

勿論 ヘッドスピードは おかまショップを誇る弊社の中ではダントツですが 私同級生なんです… この差って…  ゴリラの為のニューシャフトじゃないのに…  ゴリラをやっつけるはずのニューシャフトなのに トホホ

昔、フジカラーのコマーシャルで
綺麗(美しい)な人はより綺麗に
そうでない人はそれなりに  というフレーズが頭の中を駆けていく
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5
 本日のお題はニューシャフト
さんの実戦体験記です。



大きな特徴として

振る 動きをすごく嫌います
非対称な道具ということを思い知らされます
グリップとヘッドがばらばらなのは修正不可
扇に振ってしまえばCALLAWAY LEGACY

トップの体の向き 手の位置 クラブの位置
(このアイアンの場合 トップまでの過程の動きも)
降りる時に無駄が入るとすべて TOURSTAGE-X

ボールはフジクラ○○シャフトよりもやや左目

グリップも適当握りは嫌う感じ

でも特殊な技術が必要なわけでなく、
体の向きで 横 胸の幅の中で縦
正面でインパクト・・・等
教わったことを守っていれば誰でも打てます

飛距離は過去最高
力は 過去最低
音と 弾道は東京フィルハーモニー 

おいしいところ をヘッド重量を使い丁寧に動かす のが必要
間違ったところ を筋力で動かすと X XIO
ゴルフクラブ というイメージを捨てて
楽器を演奏する感じです
楽器は 振ってはいけません
・・・・バイオリンを弾く  感じが近いかなー

10ヤードのアプローチでボールがつぶれる感触は
このクラブが初めてなら あっという間に ゴルフスイングができそう

ゴルフスイング以外は 一切 受け付けません

いい感じでやってますよー



(店主)ありがとうございました
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1
 いきなり話の腰を折るようですが、スウィングを習得していく上で誤解の源は実はボールを打つ動きを「スウィング」と呼ぶことなのではないでしょうか  一般的にはその意味は動く事や揺れること、向きを変えることを指すわけですが そのイメージには円を描くイメージがついて回ります。
 今回はそこの話。

来店された方は幾度となく聞いている話ですが 世界で初めてプリンターなるものを開発したメーカーがドイツに有るとします。 その技術を公開してくれると聞き、日本から何人かの技術者が見学に行ったとします。 そしてお土産に円が描かれた紙を貰います。日本に持ち帰り、工場長にそれを描ける印刷機を作らせようとするとどんな機械になるでしょう。見学し、説明を受けた人は紙が縦、インクヘッドが横に動く機能を使い「円を描く」ことは理解しますが、いきなり結果である「紙に描かれた円」を見せられた人が何をもってその機械を作るかと言うと 当然その「視覚情報」ということになるでしょう。 となればインクヘッドが円を描く機械を作ることになります。

また 運動場で棒と紐を使って地面に円を描く場合、外側にいる人“円を描く人”は正しく円を書くのには 決して自分では円を描こうとしてはいけない、中心から自分の進行方向に向けて直線で動くようにしないといけないのです。

そしてゴルフのボールを打つ動きは総称して「スウィング」という円を描く動きを想起させる名称であること。

結果、スウィングと呼ばれるものは 元来のプリンターではない 円運動してしまうプリンターになるわけです。
二つの直線で構成するプリンターとインクヘッドが円運動するプリンター、どちらが高額になり どちらが製作に手間と時間が掛かり どちらがメインテナンスが多くなるか わかりますよね
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2
 またもや 練習場出没
今回は酔った親父のごとく 少し悪ノリ

まるでブログネタを探しに練習場に行っているようなもので 非常に楽しめる お店の関係から夜しかレンジに行けないので ゴルファーは若い人が多い

え〜 その素振りでボール打つの
シャンクって前にボール飛ぶんだ
その練習方法 何の為

よく有る練習で 若い人が左脇にタオルをはさんで打ってる。 この練習の意味を履き違えるとまったく無意味どころか 下手を固めているだけだ。 この練習は体の向きと腕を連動>>>体の向きで左手を動かすことで 仮面ライダーの変身のポーズ 内旋 外旋 の動きをするためでは無い その練習では左腕を左胸とくっつける練習になっちまう トホホ

あぁ〜 そのアプローチ、欧米諸国ではスクープと言って最悪のアプローチ フェース面をずっと上に向けて まるでアイスクリームをすくう様な動き。 それじゃバンスが突っかかって生きた芝の上じゃ打てないよ、マットからじゃなきゃ打てないよ。 その方法じゃ その距離を大きなスウィング、速いヘッドスピードが必要になるから難しいよ

え〜 その素振りでドライバー行くの〜 そんなにロフト付けて 左に振ったら スライスか 引っかけのどちらかしか出ないよ 真ん中を避けるようなその、その素振り 誰に習ったの?

さっきからシャンク連発の音
で、でもボールは前に飛んでる〜
どうやってるの?? そのテク知りた〜い 絶対無理〜

歯がボールに刺さってる音。届かなくてトップじゃなくて 上がりっつらで打ってる。痛そう でもボール高く上がってる な、何故?


と今夜も心の中でつぶやくのであった…
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1
 HPにも書いていますが ウッド・アイアン問わず 最近のシャフトの傾向は先端が重くなっています。 

 シャフトの重量で俗にいう「スウィングウェイト」 D0とか、C9とか、が変わると誤解されている方が多いのですが、シャフトの重量ではなく シャフトその物の重量バランスによって スウィングウェイトは変化します。従来 カーボンシャフトはシャフト単体の先端を0%、お尻を100%とすると 52〜55%のところでバランスが取れます。 シャフトの外形通り、先端からお尻に掛けて太くなっている訳ですから見たとおりといったところでしょう。 スチールシャフトの場合は先端強度補強の為、先端の金属が肉厚になっているので 44〜48%と言ったところです。 これにより装着するヘッド重量が異なり、番手の番号では無く、同じ長さで同じスウィングウェイトにするのには スチールの方が20g近く軽くなるのです。 これが距離の差になるのですが…。

シャフトの特性を把握するのに 外観とシャフトバランスは非常に重要です。シャフトが太くなっているのは強度補強の為で 軽量シャフトは総じて手元が太くなっています。シャフトのテーパーが強くなれば 手元は締り、先調子の傾向は強くなります。  昔(10年くらい前)はシャフトバランスが50%以下の物は安物のシャフトと相場が決まっていました。 負担の掛かる先端部を繊維の弾性、要するに質ではなく量でカバーすると 当然先端が重くなるからです。 廉価版のセット等にはそのようなシャフトが使われていましたが 今や高額に設定されたシャフトまで先が重くなっています。 

先が重いシャフトに軽いヘッド装着、 先の重くないシャフトに重いヘッド装着
どっちが「飛ぶ」と思います
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3
 GWもおおむね終わり、仕事を再開致しました。

テスト中のシャフトの報告です。 
練習場のテストでは 各練習場のボールの良しあしによって あまりにも差があること。 自分は元々スピン総数の多い球質ではないので ディンプルのない マン丸ボールだと著しく失速してしまいます。 ウエッヂショットですらドロップ 

それで気付いたのですが 練習場のボールのもつ影響は計り知れません。練習場はツーピースとかワンピースとかボールの質も問題ですが 質量にも差があるのです。近隣に住宅がある場合や価格に敏感な地域では、質量のやや軽いボールが多くなります。 軽いボールの方が打つ人だけでなく、ネットや機械にもやさしいのです。ボールが重くなると ネットも機械も傷みやすくなりますし、打つ人も疲れを感じやすいので球数を打ってくれません。 また、つぶれにくいボールは要するに変形が少ないので耐久性にも優れているのです。 「時間幾ら」を多く設定している練習場には微妙に軽いボールやつぶれにくいボールが使われやすい傾向にあります。ボールは軽くなると初速を失いますので 既定のスピン量でも失速し易くなります。つぶれにくいボールも同じです。 このような練習場で「伸びの有る球」を打つには より多いスピン量が必要になります。 スピンを付けるにはスピードを上げるか、ロフトを増やすか 二つに一つです。 スピードを簡単にあげられる筈もないので 自然とロフトを増やして打つようになります。 質量と同じく ボールの質もかなり差があり、単にツーピースだから良い というわけではないのです。

正しくボールをつぶす事はロフトを立ててインパクトするのと同意語ですから スピン量は減りますが 初速は速くなりますから 浮力は維持されます。 そのインパクトを作る人には受難の時代です。 総じて練習場は インパクトを開いてボールをこする ロー初速&ハイスピンの宝庫ですから ボールもそちら向け、ということになるでしょう。


地元、このお店の近隣に二つの大きな練習場があるのですが ボールの違いは歴然。 どちらとは言えませんが 片方の練習場はわざと「下手になるため」に行っているようなもの 柔らかいシャフト&重いヘッドだと極端に失速します。硬いシャフト、軽いヘッドで思いっきりこすって打つと伸びま〜す。


 どんな内容でも結構です
コメント 待ってま〜す
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いつも役に立つメールありがとうございます。
非常に参考になりますので、これからもよろしくお願いします。

私も散々なラウンド結果に一念発起し練習に励んでいます。

いまさらですが、ひとつ質問があります。
一連のスイング動作中(含アドレス)には
何を意識(注意)するのがいいのでしょうか?

こんにちは。
私、個人がボールを打つ際に気にすることは
まず テークバックの初期段階で
腕の動きでクラブを横に動かしていないかどうかです。
体の お尻の向きの変更とリンクしてクラブが横に動いているか
はたまた 腕のロールや左手の横動きによって動いていないかどうか
この部分を一番注意しています。
ここがクリアできれば スウィングの6割は解決したも同然です。

上記をクリアした上で 気にすることは
クラブの開き具合、閉じ具合によって腕に感じるクラブの重さ感は異なります。
またクラブの立ち方、要するに長さによってもクラブの重さ感は異なります。
特にダウンスウィング時 「ダウン」スウィングですから
筋力も労力も体力も 上げる動きより使いたくありません!
楽したいんです。
そのためにはクラブがダウン時に重く感じないよう
クラブの位置、フェースの向き、クラブの長さを
腕のセンサーを使って気にしています。
フェースが開いてしまうのは論外ですが
3時の針のシャフトが 2時 1時 12時 11.10.9.8.7時
このように動いているときはクラブが重く
(ヘッドを振ろうとする動き)
弾道も弱くなります。
イメージは時計の針を真ん中の支点から外し
3時 グリップではなくヘッドを支点に12時 
またもヘッドを支点にグリップを動かし8時
インパクトは8〜7時のイメージです。
出来るだけ右側の半円を作らず ヘッドは動かさず
グリップだけ動かすイメージを持つと段々クラブは軽くなり
弾道も強くなります。 如何でしょうか?
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3
・先日のメールで下記のような説明がありました。
> イメージは時計の針を真ん中の支点から外し
> 3時 グリップではなくヘッドを支点に12時
> またもヘッドを支点にグリップを動かし8時
> インパクトは8〜7時のイメージです。
> 出来るだけ右側の半円を作らず ヘッドは動かさず
> グリップだけ動かすイメージを持つと段々クラブは軽くなり
> 弾道も強くなります。
難しい説明になってしまいましたね。
要するにグリップエンドを支点にして
ヘッドを動かしてしまうと その作り出す遠心力や重力に対し
支点部分が一番荷重を受けます。
自分では支点を動かさずに時計の針を
ぐるっと180度反転させたつもりでも
支点部分が必ずその先端部の動く方向に引かれ
時計そのものが右にずれてしまう結果を招きます。
スウィングをアドレス時の背中側から見た平面と考え
トップの位置、3時(9時?)から考えてみましょう。
切り返し始めるとヘッド部は9時から向って右方向に動き始めます。
その際 単純に右に直線で移動するイメージ 分かりますか?
9時>10時>11時と円弧を描くのではなく、
ヘッドは右に グリップは下にほぼ直線で動きます。
体の動きで言うと 体の横の動き(向きの変更)をしながら
ただ単に手自体を体から離さずに下に下げる動きです。
右肘の動きや手首の動きをしないのが初期ダウンの基本です。
背後 平面上で言うと トップ時のグリップのあった位置近くまで
ヘッドは右に動いていますが グリップの効果とともに
少しずつですが高さも下がり始めて あくまでもイメージの話ですが
ヘッドが一番右にきたときには
シャフトがヘッドを上に12時を指しています。

 グリップは右手と左手が少し重なっていることが基本です。
右肘の曲げ・伸ばしは基本的には左手で握っているクラブを
左手ごと動かすため グリップは重なっている と把握しています。

12時の位置からグリップ部を下に動かす&体の向きの変更で
時計の支点が動くことにより針は1時>2時へと動きます。
その位置から 体の向きの変更とともに
左手を体から離れない前提で左下方へ 右手で押してあげる。
右肘を伸ばすことによって 下へが基本ですが
体の回転に伴い横方向の慣性も付いているので
補助的に「左」下方へ右手で「左手」を押してあげる。
それによってインパクト時は4時程度の針の向きで迎えることになります。
ある意味背後から見た時計のイメージで
向って右側は存在しないという感じ…
分かりにくいですね…。

・以前お店にお伺いしたときに、「柔らかいシャフトでのバンカーショットは
難しい」と教えていただいたと思いますが、セットアップ、振り方などで
何か気をつけるべきことはありますでしょうか?
よく雑誌などでは、「フェースを開き、体を開き、云々」と言われますが、それと
同様でしょうか?

ゴルフクラブの基本はすべての部分において
ヒール部分が一番低い ということです。
必ずヒール部分をボールより下にする
しっかりとライ角度を保って普通に振ってあげること
それが基本です。
ヘッドの重い・柔らかいシャフトはトゥダウン効果が高いので
ライ角度が消されてしまう可能性が高いので 難しい と言ったのですが
通常よりもボールとの距離をとり 少しアップライトを強くして
普通に振れば 大丈夫です。

・パッティングも他のクラブと同様、球は左寄り、そしてライ角方向への縦の動き
体による横の動きによって構成されると考えてよろしいのでしょうか?
それともパッティングは別物と考えたほうがよろしいのでしょうか?
(もちろん、ハミングバード製の重パターでの話です)
いろいろな打ち方を試しているのですが、どれが正しいのかよく分からず
悩んでいます。

パターにおいて縦方向の動きは特に必要ありません。
自分のお尻・骨盤の変更を基本にするのは変わりません。
肩を含めた腕の振り子で振ってしまうと
ロフト変化が多すぎて 正しいパッティングになりません。
自分の骨盤の回転を 肘、手首の動きで
スナップ  >>>テークバック時に右の甲側に折れ
      >>>インパクト以降 左の甲側に折れる  のではなく
逆スナップ >>>テークバック時に左の甲側に折れ
      >>>インパクト以降 右の甲側に折れる
にしなくてはなりません。 オーバーにやる必要はありませんが
実はアプローチも含めたすべてのショットの基本がこれなのですが
トライしてみてください。 ご報告お待ちしております。
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柔らかく、ヘッド重量のしっかりしたクラブを振るのには
ゴルフクラブの基本にのっとった動かし方が必要です。
ゴルフクラブは 長い棒の先に重さが付いています。
その重さは全体重量の6割以上です。
その構造をしっかりと理解して頂きたいと思います。
また 打点であるクラブヘッドは非常に歪な格好をしており
左右、上下、前後 立体的にまったくの非対称な形をしていますので
そこもクラブ扱いの大きなポイントになります。

クラブヘッドを横に動かすこと、
横に素早く動かすことでエネルギーを得ようとすれば
棒の先端に重さがあることや
ヘッドの重量点がシャフトからずれていることが
逆に抵抗や負荷になってしまいます。
勿論、クラブは体の周りを横に動かさなければなりませんが
それは打撃物=ボールの飛ぶ方向を決めるためで
エネルギーを作るためではありません。
エネルギーは打点であるヘッド重量を重力に伴い下に動かすことで作り、
それに横の「向き」を加え、ボールを目標方向に飛ばす と考えてください。

その際、クラブヘッドの縦(重力方向)の動きは 腕で
クラブの横の動きは体の向き(お尻の向き)でと分割して頂きたいのです。
お互いが補助的には絡み合いますが
基本は 腕で縦 体で横 と認識して欲しいのです。

クラブヘッドの重量点はシャフトの延長線上には存在しません。
ボールを遠くに飛ばすには エネルギーがずれてしまい非効率です。
シャフトを捻るような動きをすれば シャフトを軸にして
重心距離を半径とした小さな円を描くような
回る動きになり 永久に双方が一直線に揃うこともありません。
またクラブ自体の動き、ヘッドの回転、それぞれに遠心力等の不可抗力が発生し
相互に影響しあってしまいますので 同じインパクトを作るのが非常に難しくなります。
本来、ゴルフクラブはインパクト付近の高速時に
重量点とクラブ遠心力が慣性の法則により 自然に一致するように考えられています。
それにより今流行りの慣性モーメントも効果を発揮、
重心深度の深さがロフトを作り、等ゴルフショットを簡単にするのですが
一致させないのであれば、カタログや雑誌に書いてある
クラブのスペックはまったく機能を発揮しないどころか
逆に慣性モーメントの大きいことや重心深度の深いことは
振り難さを助長することになります。
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5
 やっとトランペットの音が出せるようになった。
アイアンの正しいインパクト音。ゴルフの魅力の一つ と言っていい。
 どんな音かって  内緒

一番お薦めしないのは キン・コン・カン。
硬いシャフトでロフトを寝かして打つと ソールがボールに当たる、歯がボールに食い込む、そんな音。 これでもヘッドスピードが速いとだませちゃうけど…。 よくレッスンプロが打っているのを聞いてるとロングやミドルはなんとかなっているけどショートやウエッヂになるとキンコンカンの始まり始まり。

正しく「ゴム製のボールを金属性のヘッド」で叩くとあんまりヘッドスピードって関係ない 30ms位あれば 潰せるんじゃない ウエッヂのヘッドスピードってそんなにないでしょ。 10年前は自分もヘッドスピードがそこそこあったからごまかせたけど 今初めてこの音が作れた?のかもね。 ドライバーで言えば多分ヘッドスピードは40ms有るか、無いか、だと思うけど…。

潰せると インパクト音って結構長く音質は低いモノ。練習場のボールでもいける。重いヘッド重量とシャフトの柔らかさは絶対条件。
この音が聞けるのは 非常に幸せな気分であ〜る
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 今回はパターについて。
すいまへん 完璧に宣伝になっちゃってますね

ハミングバードオリジナル?のパター、持っている人も多い。 このパター、手前味噌だけどホントに素晴らしい。 まず、ストロークが安定する。ヘッド重量が異常!なほど重く、それにオリジナルのシャフトが入っている。 秘密って程じゃないけど、アルミの含有量が高く 重くて 柔らかい 特注のパターシャフトだ。 長さも短いから使い易い。 テークバックが引きやすい。ストロークが小さく出来る。

 そして このパターはよく飛ぶ! ちょっと語弊があるのでよく「コロガル」。この転がり、他のパターやテクニックでは絶対に再現出来ない。ゆっくり転がるのに遠くまで転がる。止りそうだけど止まらない。マットや絨毯の上より「生きた芝」の上だと余計にスゴイ。カップに近づくと伸びる。 ものすごくショーとし辛い。
 意外かもしれないが 下りや速いグリーンに非常に強い。

 そして、そしてこのパター、「曲がらない」。 不思議だ。ほとんど真っ直ぐ、普通のパターの半分以下の膨らみにしないと、そのまま抜ける。 近距離ならカップを外してはいけない。限りなく曲がらない。「直球勝負」のパターだ

このパター、持っていないのは すごく損
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