長い棒状のモノ、その先端に打撃部分がある
それを振り回して ボールに当てる 動きから
ゴルフスイングらしきモノがスタートする
というのが 多くのゴルファーの始まり でしょう。
これの一番大きな欠点は
『何もかもがごちゃまぜ』になってしまうコトだと思います。

ゴルフショットには
◎ボールとヘッド(フェース)を当てる
◎ボールをあげる〜空中を浮遊させる
◎そのクラブ(番手)なりに飛ばす
◎飛距離ソノモノを伸ばす
◎打ちたい方向・打ち出したい方向
◎右回転/左回転などの球筋
◎それらの反復性 などがあります。
両腕のさばきをつかって 棒を振って、ヘッドをボールにぶつける
「手打ち」と呼ばれる その打撃では
それらが 全くごちゃごちゃの状態の中にあります。
代表的な例が スタンスとボールの飛ぶ方向 です。
本来、ミスや多少のズレ は有ったとしても
スタンスを取った時に 既にボールの飛ばしたい方向 は決まるモノ。
大きなミスがない限り スタンスの方向にボールは飛び出すモノ です。

しかし 両腕のさばきを使って 棒を振る打撃では
ボールの飛ぶ方向を決める フェースを
準備である テークアウェイの時点で 「打ち出したい方向」とは
全く関係の無い方向 ・・・・例えば空(上方向)に向けてしまい
いざ 打撃となる ダウンスイング〜インパクト となれば
それを 元に戻さなくてはならず 開いて閉じる のなら
その 開いて◎閉じる その丁度真ん中でインパクト、
そして そのインパクトが からだの正面 と
方向を決める要素 が その数百分の1秒 の動作で決まる
打ってみないと方向がわからない で始まるのです。
それは そのクラブ、その番手なりの「飛ばしたい距離」においても
同じです。
準備である テークアウェイの時点で
ロフトをダダ開き にしてしまい、それを戻して使う
「当たり具合」「方向」「飛距離」のルーレットをごちゃまぜにまわして
インパクトを迎えるようなモノ です。
スタンスを取った方向の意味はいったい何だったのでしょう?
手にしたクラブ(番手)のロフト角度の意味はいったい何だったのでしょう?
ゴルフ の良いトコロでもあり、難しいトコロ でもある のが
100ヤードの距離を打つのに
PWで打つコトも出来ますし、7番アイアンで打つコトも可能です。
5番アイアンで打つコトも出来ます。
そして 推奨は出来ませんが、7番アイアンを本来のロフトではなく
寝かしたロフトで打つコトも可能です。
そう言う選択の中から 状況に応じて 最適な
一番簡単な方法を選んでいく のも ゴルフの上達過程の一つ です。
7番アイアンで、打ち加減なり、ロフトを寝かしたり 調整をして
100ヤードを打つよりも
普通に PWで100ヤード打つ方が 簡単なのは分ると思いますが、
ロフト であれば、そのオリジナルの製品ロフトを
そのまま 使う方が なにか加減を加えるよりも 当然成功率は上がります。

SWの、まぁ…普通の飛距離が70ヤードであるのなら
中途な45ヤードを打つよりは 70ヤード前後を打つ方が
成功率は高そうな…気がするのは分かると思いますが、
それと基本は一緒です。
スイング、と言う動作が始まったら
その動作の中で 何かの加減が必要な状況を作れば
その成功率はどんどん、加速度的に下がります。
それで無くとも 傾斜、風、スコア、心理状況などに
かなり影響を受けるのが ゴルフショットなのですから
番手を決め、スタンスを取って かまえたら ただ打つ
シンプルなゴルフにしていく方が ずっと簡単になります。
それでも ミスは出るのですから…。
コメント
コメント一覧 (1)
→ なぜ ですか?
説明しても解らないだろうから 信じろ! 信じる者は救われる。
→ 承知しました。では どうやって打つのですか?
脚による身体の向きの変更で打つ (と言って それなりに やってみせる)
→ 腕で振っている様に見えます
信じる力が足りない。 悶絶クラブを買えば解る。
(住所と電話番号が解っているので着払いでクラブが届きます) ガバナンスです。
脱力オヤジ
が
しました