スイング全体でのクラブ扱いはとっても良いと思います。
更なる安定度の向上や長物を振る際、気になる点は
インパクト 直前、直後の グリップの移動 です。
フェースターンをしてしまう場合、良くあるパターンなのです。
…ご本人は望んでいないと思いますが、
インパクト直前から かなり急激に グリップが内に切り込んでいます。
スイング軌道は 縦横を含む 斜めの移動ですので
この急激に グリップの『内に切り込む動き』は
グリップとヘッドが常時 反対の動きをするので
ヘッドの向き、ヘッドの高さ、
インパクトの当たる部分、ロフトなどを安定させません。


また、スピードで解決できるような距離 ではまだ良いですが
中途半端な距離を打つ時のミスが出易くなります。
ドライバーなどの長さモノでは 外から… にもつながります。
ご本人も望んでいないのですから
この部分「フェースターン」そのものか、
ヘッドは出てくる/グリップは引っ込む という逆の動きを取り去りたい
のですが、この部分 ソノモノを除去するのではなく
これを「しなくても打てる」環境を作る事が課題 です。
フェースターンは意図的にしているのなら
それはそれで自由にどうぞ…ですが、
それを望んでいない人は
からだが右向きから正面を向くという
✋本来のインサイドから、本来のクラブターンで
クラブが動かせていないか、もしくは動かそうとしていないか
✋体の右向き〜正面向き よりも
腕やクラブをたくさん動かしてしまって
からだの正面向き=インパクト という時間を逸してしまっているか
のいずれのパターンです。
今回の場合は後者です。
からだ…胴体/骨盤の動きに対し
腕/肩回り の方がたくさん動作しているので
からだ…胴体/骨盤の正面向き に間に合わない、
間に合えない のです。
✋ここで からだ…胴体/骨盤周りを
インパクト〜ボールと正対したところで止める ✋待つ
というのは スイングの中で最も悪手となります。
若い人は出来るかも知れませんが、ある年齢以上だと
腰痛 首痛の原因になりかねません。
✊改善すべきポイントは テークバックにあります。
http://hbs.livedoor.blog/archives/1994089.html
右向きの量 骨盤の右向きを増やす というのは
意識されているとは思うのですが、
からだとグリップの位置関係は今まで通り。。。
その上で右向きを増やしているので、その相関関係は
大きく変わっていません。


このズレの分、最後に補正が必要になってしまいます。
今まで 左腕/左手で からだの右に送っていたグリップを
逆に左に送る「位」の気持ちで 右に送る量を減らし
グリップの右への移動を からだ…骨盤の向きに任せれば
ダウンスイング グリップの内への切込みは減る
もしくは無くなると思います。
からだの回転 骨盤/胴体の向きの変更は
向きの変更が主の目的ではなく
クラブを動かす為 グリップの移動が主たる目的です。
からだの向きの変更は手段に過ぎません。
からだ…胴体/骨盤の向きの変更が
グリップを動かさないと 本当の目的は達せませんので
結果として、手で振る事になる…というコトです。
✌からだの右向きを増やそう
✌からだの右向きを増やしても変化が少ない
と考えている人にとって
とても参考になると思います✋
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