肩を、肩を、肩を、
と言う言葉、意識が一番厄介ですね
フェースローテーション、ヘッドターン する人も
細かい手先の動きよりも 肩を動かすコト
行きも帰りも
からだを回すことも肩を回すコト
と思っているゴルファーが殆ど…全員と思っていると思います。



今更 かも知れないですが
ゴルフスイングの動作の場合
積極的に使うのは 四肢
左右の 大腿と上腕 だけ です。
胴体は重さ として 一つのユニットで使う、動く
という きわめて受け身なモノで
胴体自体をどうこうはしません。
特に中間にある 腰を積極的に使う のは
からだを痛める元になります。
そして ほぼ全員の行っている肩をまわす
肩を使うは ゴルフを格段に難しく
距離を損じる と 安定性を失う の両輪です。
自分のからだの向きが 右から左に180度回転する
ゴルフクラブも 先端に重さがあり
運動すると その重さが増えるにもかかわらず
180度回転するモノ と妄信していると
からだがボールを正対した時期を逸して
ボールを打たなければならないので
どこかで 脚や腰を止め 肩を回して 胴体をねじり戻して
腕でクラブを振らなければなりません。


推察、推測に過ぎませんが
➀スタートは からだの回転通り に ボールを打つ、打ちたい
から始まるんだと思います。
➁でも 運動で重さが増え、ヘッドが遅れ、グリップが遅れ
というコトが解消できない・・・
➂それが振り遅れになり、カット打ちになり、
アウトサイドインになり… 飛ばない、スライスする、ダフル
などもミスや飛距離不足になる。
➃からだの回転で 既にボールと正対するところを通り越して
しまっている、逸してしまっているから
腕でクラブを振らなくてはならない
➄そのためには からだの回転を終わらせるか、止めないと
腕を振ることが出来ない
という 言葉にすると 本当に本末転倒が分かると思います。
肩を回す が厄介なのは
肩は可動範囲が左右だけでなく 上下があるため
からだ、胴体とは違う方向、角度に動かせてしまうコトです。
色んなスイングを見て欲しいのです。



今どきのスイングで
腰の角度通りに 肩を動かせている人
ほぼ皆無の状態で
肩の回転は 腰の角度よりも かなりアップライト
上に向かって動くことになります。
特に 既に正面を向き終えて
左を向き始め、右サイドよりも左サイドの方が高くなった状態で
肩をねじり戻しますから その上向きは顕著になります。
右腰をつぶしたまま 運動する のは
とても腰に悪いですが
それはまあ我慢したとしても
多くの人にとって
上に振るスイングは
飛ばない 安定しない が付いて回ります。
それが通用するのは あるヘッドすぴーーどより上
余りあるヘッドスピードの人たちだけです。


スイングは好き好きで構わないですから
始めから 肩を使って 胴体をねじって打ちたい
と思っていない限り
原点に返って からだの回転とクラブの関係を
考え直して 作り直すのが絶対にお薦めです。
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