最近、私事で立て続けに色々ありまして…
詳細な調査、研究を怠っておるのですが…
ゴルフスイング関連のタイトルや検索ワードで
上位にあるのが「肩を縦に回す」です。
これを初めて聞いた(見た)時、
びっくりした というよりも
とうとうここまで来てしまったのか〜 という
非常に落胆というか、残念な印象を持ちました。
私個人は ゴルフはスポーツですが、遊びですので、
「お客様」や「生徒さん」、そして自分にとって
参考になる部分、反面教師な部分を除けば
プロや主流のスイングに興味は一切ありません。
他人がどんなスイングしているかは
私には全く関係ないからです。
私個人の事情ですが、私の家にはテレビがありません。
15年以上テレビを見たことが無いですし、
プロの試合を見たのは…
たぶん…マークオメーラが全英?で優勝した時が
最後で最新です。 何年前やねん…。
例え お客様にとって、自分にとって、
あまり好ましくないスイングを
あるトッププロがしていたとして、
そのプロが活躍すること自体は
ゴルフ界にとってとても良いことです。
そのプロがどんな経緯でそのスイングになったのか、
身体的、精神的にどんな特徴をもっているのか、
何に悩んでいて、何を課題としているのか、
そんなこと 一切うかがい知ることは出来ませんし、
職業人として 商売するのに その「選択」を
しているのですから、批評や評価できるモノでもありません。
単に自分たちにとって、何か参考になるかどうか
その着眼点だけです。
ただ…スイングとクラブを研究する立場のプロ視点で見ると
最近のプロゴルファーのスイングは非常にひどく
理にかなっていない部分が多すぎで、
しかし それでも距離も飛び、スコアも出るのですから、
練習量やトレーニング量はものすごい、桁違いなのでしょう。
体にもクラブにも悪い動かし方が多い、
しかし、それでもそれを訓練で克服する、
それはそれで真似のできることではアリマセンが、
それが故に 若いうちに体を摩耗、
擦り切れさせてしまっている のがとても気になります。
自分がキャディをしている頃、
ウソのような、ホントの話、笑い話があります。
そこそこ長年シードを維持している中堅のプロがいて、
噂…評判ではそのプロはほぼ全く練習をしない…というのです。
プロですから、隠れて体のトレーニング等は
しているのでしょうが、スイング・ショットの練習は
殆どしないと言うのです。
割に仲の良いキャディ仲間が
シーズン最後の試合の18番ホールで
ドライバーを打った後、
隠れて 自分の食べたバナナの皮を
ドライバーヘッドにかけて ヘッドカバーをしました。
シーズンオフに使うかどうか調べたかったのでしょう。
・・・・それが、・・・・
次のシーズンの始めの試合、
試合会場の練習場で
ドライバーを使おうとした時、
ヘッドカバーを外したそのドライバーヘッドに
カビの生えたバナナの皮が張り付いて乾いてたのです。
そのプロは そのあとも何勝もし、
40前後までシードの中位を維持していましたね、
・・・名前は出てこないのですがアメリカのプロです。
話は元に戻りますが、
最近プロでもやっているという
「肩を縦に回す」というのはどういう事なんでしょう?
肩を縦に回したら
股関節に在るはずの前傾姿勢は失います。
股関節も含む、骨盤を縦に回したら
盛大に空振りするか、盛大に地面を打つのかのいずれか
でボールは打てません。
骨盤はアドレス通りに回し、
肩だけ縦気味に回す と言う意味だと思いますが、
前述の通り、 では前傾姿勢は何処に行ってしまうでしょう?
その言葉の通り、自分の『前』は何処に当たるのでしょう?
腰(骨盤)は平行に、肩を縦に回す ということは
右サイド(側帯)をつぶし、左サイド(側帯)を伸ばせ
というコトになりますが、
学生さんにはなんとかなるやり方でも
例えば 65歳を過ぎた人にやれ! と言えるような
動作なのでしょうか?
で、冷静に考えると
ゴルフと言う遊びを支えているのは
どちらの年齢なんでしょう?
肩を縦に回す ということは
肩や胸がボールと正対している時にインパクトは迎えられません。
体が左を向いて、開ききった状態で
インパクトしないと 肩を縦に回せません。
体が左を向ききった状態では
右サイドがボールに近く、左サイドがボールから離れています。
この状態で 左腕がボールに届かない
右腕がボールに届きすぎている と思うのですが、
一体全体 地面にあるボールを打つのにどうするのでしょう?
スイング用語では
体を開くな は 右サイドを下げるな
と同意語とも言えるものがあります。
アマチュアが勘違いして そこを治し間違える…
より複雑化、深刻化してしまう理由は
体を開くな→体を開くのを防げ! 止めろ!ではなく
体が開く前に打ってしまえ! と言う意味で、
右サイドがさげるな→右サイドの下げを防げ!止めろ!ではなく
右サイドが上がる前に打ってしまえ! と言う意味です。
しかし 肩を縦に回せ! は
体を早めに開け! 右サイドを潜らせ! 左サイドを上げろ!
と言う同意語なのですが、
そこはどう解釈したらよいでしょう???
私にはほぼ全く理解できませんし、
端から研究する気にもなれません…。
おそらく。。。ですが、
これからゴルフのプレイ年齢はますます上がります。
若い人のゴルフ離れの加速は止められないのが現状です。
ますます、おじさん・おばさんの遊びです。
にもかかわらず
若い人しか出来ない、
どう考えても 体を痛めてしまうような動作を
推奨するその神経は一体なんなんでしょう?
若い人でもスコアや距離を維持するため
必要以上の、狂気の沙汰の練習量が必要で
その結果、擦り切れてしまうと思うのですが…。
・・・なんだかな の記事でした( ;∀;)
コメント
コメント一覧 (7)
お遊戯の時間の蒸気機関車のマネの事を言っているのかとさえ思いましたね
何のことはない もっと側屈しろってことらしい 腰椎どころか頸椎や胸椎までもヘルニアになっちゃいますよ
ひどく動いてはいません、これは横回転を主体に軸を保っている証拠です、多少は縦の意識もあるでしょうが欧米の主体である軸を保つスイングでは多くはないでしょう
完全に縦に振ると上下運動が非常に多くなる特徴があります、一見パワーがありそうですが実は飛びません
軸が上下方向にずれるという致命的な原因のせいです
適度に横振で駒のようにしっかり軸を保ち、わずかに縦回転の意識でまっすぐバランスよく振ることが重要でしょう、欧米の縦回転主体スイングと言うのは日本だけが言っているので恥をかかないようにしましょう
老害とか古い って言いながら、
お手本にするのは「ベンホーガン」とか言わないよね?
肩を縦に回すってアドレスとの関連性はどうなっているの?
確かにスピン性能があがって、モーメントも高くなったけれど、
クラブの基本性能そのものは大きく変わってないのに
からだの横に付いている肩を縦に回すクラブになったの?
すごいねー
なんだか自分には理解出来なくて悔しいからコメントしてるように見えるけど、きのせいかな?
店主は今はクラブ屋さんだから、お客さんとしていらした、その中でも
スイングに興味のある人にしか スイングは話さないよ。
元 お客さんだったのかな?
典型的な日本の老害の考え方ですね
自分にできない、自分が理解できない事は受け入れようとしない
今の道具は『肩を縦に回すスイングを前提』に造られてます。
ここでは多くは説明しませんが
だからあなたの様な時代遅れの産物が
若手に始動すると余計にその人はゴルフ柄上達せず、嫌になるんです
ゴルフ業界にダメージを与えているのはむしろあなたとあなたの古い考え方ですよ
最近、側屈を利用するスイングも良く耳にし、背骨が潰れるようなスイングが流行って大丈夫かなぁと思います。
時代遅れも甚だしい