ハミングバードでは肘。。。と言っていますが、
腕の使い方の基本は 上腕(体側の上の腕のコト)です。
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上腕を動かす筋肉は 肩周り、首周りの
主に背中の大きな筋肉です。
肘を曲げるのに 前腕を上げる動きは
腕の中の小さな筋肉です

肘から先の部位は 意志を持って積極的に動かす 
と言うよりも受動的に動かす方が良いでしょう。


上腕、そして肘の位置は
体の回転、体の姿勢に直結します。

体の回転そのものを お尻や足回りで覚えるより
上腕を使って覚える方が良いでしょう。
スナップショット 7 (2017-04-20 16-36)

テークバックもそうですが、
進行方向側の上腕が積極的に動かないと
それは体の姿勢を崩します。
スナップショット 8 (2017-04-20 16-36)

ダウンスイングですが例を出しましょう。
ダウンスイングでは 進行方向は左です。
左の上腕が積極的に動かず、
後ろ、後輪駆動の形で右腕が働くと
その右腕の動作分、左腕は行くところがなくなり
上に逃げることになります。
スナップショット 10 (2017-04-20 16-39)

これによって 左サイドは上がり、
その上がり分だけ 体は開いてしまいます。

よく 右打ちの人に対し「右腕は使うな、左手のリードだ」
と言いますが、それは意味として間違っていません。
前輪、前にある左腕が止まっている状態で
右腕を使ってしまうと 体の姿勢が崩れ
より一層左腕が邪魔になります。

これでは右手の行く場所がありませんから
左グリップの下に潜り込むことになり、
右サイドは下がり、ダフリやトップ、スライス、
こすり球の原因になります。
MVI_0741_Moment(5)MVI_0741_Moment(6)







右腕が使えるのは
左グリップよりも右グリップが上にある状態の時『のみ』で
その時間を失ったら 右手を使えば使うほど
色々なトラブルになるのです。

左サイドが上がらず、開かず を保ち
左サイドの低い時間を出来るだけ保つには
体に対し、決して左上腕が遅れてはいけません。
MVI_0741_Moment(7)MVI_0741_Moment(9)








全体が動き出すと 不器用で非力な左腕は動かしにくいですから
『結果』体に同調させるのに、先に、先に、左上腕を動かして
おいた方が良いでしょう。

インパクト付近、インパクト直後で
体はどんな姿勢が望ましいのか
それを考慮に入れ、左肘、左腕の行き先を想定してください。

左上腕が積極的に動いており
フェースのシャット(やや地面向き)が維持されれば
更に 左グリップ、左上腕は進行方向に
クラブやヘッドの重さで押されますから
それを体の回転につなげ、左向きの終結点へ進むのです。