これはとても気になることで
しかも かなりの頻度で見かけます。
ショットだけでなく、アプローチやパターなどでも
そうですが、アプローチやパターなどは
動作速度の余り速くありませんから
ます そちらから修正していくべきだと思います。

昨日のスナップロックの記事
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1957126.html
でありましたが、
ショットは原則「上から打ちます」
上から打つ という意味は
ダウンスイングからインパクトは
動作/打撃の進行方向である 右➡左 の
左が低くなっている時間に行うこと です。
左サイドが低くなっている時間はイコール
左右のグリップの 右が左に真上とは言いませんが
上にある、上からかぶさった状態です。
左上腕の先逃げ を薦めていますが、
利き腕の右腕を使った時
上にある右手は 「クラブを持った左手」を
下に向かって押す状態になります。

左右のグリップ、左右の手は
親指の掌底部分で向き合った形 ですので
右手の作用は 左の手首を押す形
左手が手のひら側に折れる形で押されます。
まあ これがスナップロック です。
ところが 多くの人は
右手を使うと
右手が左手の下側に入り込み
シャフトを押す方を取ります。
結果 左手は甲側に折られる形になり
シャフトを振るスイングになります。
パターなどでよく見られます。
これは何を示唆するか というと
そのグリップの位置関係は
ボールを上から打つ ➡左サイドの低い時間に打つか
ボールを下から打つ ➡右サイドの低い時間に打つか
というコトです。
感覚、観念、概念の「インパクト」というのを
どういう形で作るかと表しています。

左手の下に右手が入っている時点で
腕の長さの関係から右サイドは既に低くなり始めています。
右手を使って 左手を甲側に折る形を取れば
その左右の上下関係はさらに右が低く、左が高くなります。
構え、アドレスでは 概ね 左右の高さは均等です。
左手が甲側に折れるほどの 右の低さ、左の高さはありません。
些細なことにように思えますが、
これは非常に重要なことです。
アドレス時よりも 右が低くなる ということは
ヘッドの軌道の最下点は 想定しているものよりも
必ず ボールの手前、右にズレます。
そうなれば トップやダフリの原因になりますし、
インパクトは 上がり軌道になりますから
体の開き、ボールの飛ばない原因にもなります。
自分の勝手な思い込みから
左手首を支点に シャフトを振る、
シャフトそのものを押してヘッドを動かした方が飛ぶ
というのが、結果として トップやダフリを生み
飛ばない煽り打ち、しゃくり打ちを造っているのです。
そして これが
ボールを上から打つ 左サイドが低くなっている時間に打つのか
ボールを下から打つ 右サイドが低くなっている時間に打つのか
決めてしまいます。
それだけでなく 左右のグリップの距離感・位置関係は
それによって構築されますから
右手を左手の下に入れ、左手首を甲側に折るような動きを
する人は グリップの左右が上下に離れます。
上下に離れれば離れるほど アドレスの姿勢に影響し、
それは ボールの置く位置などにも影響していきます。
おそらく 離れている人ほど右を向いて構えている傾向は
強いと思います。
それほど 影響が大きく、概念としてのショットを形成してしまう
両手の関係観なのです。
ミスで悩んでいる人、飛ばないで悩んでいる人、
かなり思い当たる節があるんじゃないですか?
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右掌が上を向けば 右肘が下を差したり