よくあるケースで、
コースに出かけ、朝一のティーグラウンドが多少混んで
数組待っていたとしましょう。

何本かのクラブを握り
空いたスペースで素振りをする人を
見かけたりしますが、
その素振り、言いたくないですけど
✋やるだけ無駄!
✋しない方がミスし難い!

と断言できます。

まぁ 準備運動、ストレッチの方が重要である…かも
知れませんが、その素振りをする限り
ドンドンミスの可能性が増えていくでしょう。

まずは こちら↓をご覧ください。


ごくごくよく見る、普通の素振りに見えますよね?

だめ… 不合格です。

よくよくご覧ください



クラブを振ること自体 ダメダメなんですけど、
それはどうしてかの説明が必要な方は
是非、当ブログ…4000を超える記事がありますので
それを見て参考にしてください。

クラブを振るのは 万歩ゆずって 今回は割愛します。
問題は どこを! いつ! 振っているのか です。

ボールは当然ですが、
自分のスタンス、足と足の間にあります。
しかし、素振りを見ると
ボールのあるべきところを超えてから
スタンスの、アドレス時のポジションの左
打ち終わっている箇所で振っていますよね?
わかりますか?
orijinalTrim (2)_MomentorijinalTrim (2)_Moment(2)







ゴルフスイングは、ゴルフショットは
体の回転によって 結果的に円弧を描きます。
(決して 丸く振りなさい…と言う話ではありません)
ボールはやや左めとは言っても
体の幅、スタンスの中にあるのですから
スイングの円弧の 真ん中あたり
つまり スイングは(振る・振らないは別にしても)
円弧の真ん中あたりにボールがある筈です。
ボールを打つ前に半分・ボールを打ってから半分
そんな具合になる筈です。
スイング全体を 10 とすると
ボールの位置は 4〜6 あたりの時期になる筈です。

orijinalTrim_MomentorijinalTrim_Moment(2)






ところが この素振りでは
ボールを打つ直前までクラブが 活発に動きません。
まるで ボールを超えてから振っているようなサマ…。
10の位置で 1か2の辺りにボールがある感じです。

この時期にクラブを振ったら
ボールを目標方向 という水平方向ではなく
上に向かって振ることになるのですから
そりゃ 飛距離は望めませんし、
素振りで「振る箇所・時期」と
実際のボールの位置があまりに異なっているのですから
本当のショットになったらうまくいく筈もありません。