腕と体の関係は
体を積極的に動かそうとすると
腕は動かさせなくなります。
その体の移動に伴って、腕も移動するだけ
になるのですが、
腕の重さは両方で10キロ以上
クラブもありますし、長さもあります。
移動が入れば、その重さは 加算/乗算されていきます。
ですので その重さ分、
体の移動の進行より遅れて、ずれていきます。
hiraki

👉インパクトのグリップの位置を
左股関節の前にイメージしておくと
結果として 右の股関節の前がゴールになるでしょう。
一般的なスイングではその位置です。
その位置ではボールに届かないので
体を開いて、グリップの位置を左にずらします。

最終的なインパクトのグリップ位置を
左股関節の前にするのには
イメージのグリップの終着点は
体の左外 と思ってよく、
そのイメージで 左股関節前位に収まります。

MVI_0741_Moment

浅い・深いはあっても
トップオブザスイングは
この辺りから始まる訳ですが、
右脇・右肩の前にあるグリップを
左腰の所へ動かすのは
このタイミングが一番のチャンスです。
MVI_0741_Moment(5)MVI_0741_Moment(6)








このタイミングで動かせば
横に移動させるグリップに縦が混じるので
クラブの重さを使って誘導が可能です。

ご自分でやってみると良いですが、
ダウンスイングにイキム必要はなく
逆にクラブの重さに対し 脱力するような場所に
グリップを「腕さばき」で先に送ってあげればいいのです。
MVI_0741_Moment(7)MVI_0741_Moment(8)







この写真で言う 左端 が壁 だと思って
グリップをどんどん左下に送り込んで
壁に当たらないよう
スイングの弧が 左端に絡まないように
イメージすると良いでしょう。

左の上腕の動きを皮切りに
グリップを左下に送り込んであげると
体を止めている、回転を止めているようでも
体は正面を向いていきます。
MVI_0741_Moment(9)

グリップが右斜め上から、左斜め下に移動に伴い
全体の重さもその方向に動くので
クラブや腕による体重移動を創り出し
それが正面向きを作っていきます。

腕さばきのみで 意識しない回転 を作って行けます。

 そして おそらく多くの人が感じるが
ここ『から』打ったのでは飛ばないのでは…ですが、
ここ『から』打つのではなく
これ そのものがインパクトです。
だから 上から潰せ、重さも使えるんです。

ここ『から』打ったのでは
ボールはこするだけになりますから、
より速く振る必要のスパイラルに入っていくのです。