決して ハードな意味ではなく
ボールを叩けるスイングを造っておかないと
ボールを飛ばすことは出来ません。

俗に言う こすり打ち というのは
実際には『スライス』をさすことではなく
ボールをつぶせず こすって
必要以上のスピンを生んでしまうことを指します。

とは言うものの
昨今のプロなどで提唱される
煽り打ちは…スピンは減りますが、
元々の体力やスピードに自信のある人や
体を痛めても大丈夫な人以外には
とても お勧めすることは出来ません。


ボールをつぶす
というのは、イコール
上から打つ
という意味で、
上から打つ
というコトの真意は
ヘッドを上から入れる
というコトではなく、
スイングのメカニズム として
右を向いている時、
左サイドの方〜進行方向の方が低い間 に
インパクトに入る、
 という
時間や期間のことを指します。

そこを間違えてしまうと
気持ちは「上から打っている、上から入れている」つもりでも
逆に上から入れれば入れるほど
自分自身の姿勢が 上を向いて、体を開いてしまうので
解決しないばかりか
解決の糸口すら失ってしまいます。
上から打とうとしている人ほど
陥りがちな状態です。
MVI_0741_Moment(2)MVI_0741_Moment(3)







叩く という表現が少々荒っぽくはありますが、
ボールを叩く…というのは
ヘッドを上から入れる
ヘッドで叩く      …のではなく
グリップを上から入れる
グリップで叩く     …に近く
グリップが下がっている過程の中に
インパクトが存在する感じです。
MVI_0741_Moment(4)

グリップがいったん下がって『から』
もしくは、一番低くなって『から』
インパクトがあると
その『から』からの時間分、グリップはあがり
体は上を向きます。
ここが理解できるとかなり変化が表れます。

トップの高い位置から
どこか で グリップは一番低くなるわけですが、
その過程のどこかに 一番低くなる前位に
インパクトを造る
 グリップの移動軌道、移動の道のりを
 作っておかなくてはいけません。
MVI_0741_MomentMVI_0741_Moment(5)







多くのゴルファー…殆どと言えるゴルファーは
グリップが一番低い位置に入って『から』
インパクトがあるので、その時間分(時間差分)
ヘッドは横から、か 下から入って来ているので
上から入って来ている落下エネルギーや
加速エネルギーが上手く使えていません。
当然、そうなると 市販の超軽量ヘッドであっても
そのヘッドの重さを有効活用できません。

MVI_0741_Moment(6)MVI_0741_Moment(7)







せめて イメージだけでもいいですが、
グリップが下がっている過程にインパクトを
グリップを動かすことそのものが『叩くこと』 を
想像できると良いと思います。

MVI_0741_Moment(8)MVI_0741_Moment(9)