インサイドから打つ
インサイドから打ちたい

というのが多くのゴルファーの願望です。
ボールを飛ばし、スライスにならない
コスリ球にならないための必須条件とも言えるでしょう。
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しかし そのインサイドって何か?
というコトを理解していないと
全く意味のないモノになってしまいます。

多くの人はインサイドは
軌道の、ヘッドの軌跡の一環として
ボールの内側、自分側から入ってくるライン
と思っていますが 大間違い です!

それこそ スイングの要素の一つである
ヘッドの軌跡、道のりだけを満たす ことになって
ショット向上のためには本末顛倒甚だしいですね。
スイング/ショットは「自分の為に行っている」のであって
誰かの目を満足させるためのモノではアリマセン。
ある意味 軌道なんてなんでもよくて、
効率よく飛ばせて、繰り返せて、体の楽ならば
それでいいんです。


で インサイドとは何か? と言うと
それは 時間/期間 のことを指して、
スイング動作の中で
 右を向いている時間 を指します。
よってインサイドから入れる、インサイドから打つ
とは 右を向いている間にボールにアプローチする
というコトを指します。

👉ですので そもそも
 正しく右を向けていないゴルファーのとっては
 始めから「存在しない」モノで
 基礎を治さず、それを無理やり作り出しても無駄です。

スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)ですので ←この状態では
既に インサイドはありません。
体は既に開いている(左を向いている)のに
まだボールを打っていませんから
外から入ってくる アウトサイドインの軌道を
クラブを寝かすことによって無理やり
インサイドっぽく偽装しているに過ぎないのです。



👉腰を回して…それから打つ
 というのでは 腰を回した時点で
 既にインサイドはありませんから、不可能になります。

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体が正しく右を向き、その準備が出来
右を向いているうちに ボールにアプローチ出来ないのであれば
軌道だけを ボールの内側から入れ
その代わり ロフトを大きく開く(クラブを寝かす と言います)
方が 偽装のインサイドから入れるより性質が悪いです。
それなら 体の回転に沿って 外から入れてくる方が
数段、数倍マシです!


正しく 右を向いているうちに
ボールにアプローチして来れば
その分「飛球線に対しては」フェースの向きは
右を向いていて正解なのです。

ですので 正しくインサイドから入れてくる
俗世間で言われるインサイドアウト?なスイングには
ヘッドの開閉/フェースの開閉など無いのです。
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始めから ヘッドの開閉/フェースの開閉 がある理論に
とって ヘッド軌道のインサイドアウトなど
単なるお飾りの、意味不明の論理付けに過ぎません。

最低 手でクラブを振ってしまうとしても
トップの位置の右向きをロックしたまま
それをしてしまう位の感覚を身に着けるべきでしょう。
右を向いている時の空間と
正面を向いている時の空間では
『ふところ』の違い、有無があります。
その「ふところ」を通すことを覚えるのは意義があります!