今更 こんなことを言うのもなんですが、
ゴルフクラブを握った時、
左手 と 右手 と クラブヘッド
どれが上にあるのでしょうか?

確かに アドレスをしてしまうと
ヘッドが一番低い位置にあって
次に右手、そして左手となるのですが、
それは 前傾して構えているが故で
握りのグリップとクラブの関係は
まあ 一般的には
手に取って 親指が上、小指が下 ですから…
クラブヘッドの方が手よりも上にあるというか
上側に握っているのです。
では、下で握るとは
古い表現ですがクラブを座頭市のように握ることを言う訳で
それではボールは打てません。
インパクト時に
よく ディッシュアングル という言葉が使われますが
これは インパクト時の
腕の角度 と クラブの角度の関係を指し
腕に対し、クラブの角度が浅いスープ皿のような
関係になることを言います。
まあ 意識する必要はありませんが
その角度は 130〜150度位 の角度でしょうね。

その角度が何度なんてのはどうでもいいのですが、
その角度が 180度 双方が同じ角度になっているのでなく
少なくとも 「角度」が存在する ということは
グリップした時と同じく、
腕に対し、グリップに対し
クラブの方が上にある という事を意味します。
ここが重要です。
技術として ディッシュアングルを維持すること が
重要なのではなく、そもそものクラブ扱いとして
腕よりもクラブは下に来ない という認識の元
スイングすることが大切なのです。

例えば 倉本プロのように
トップオブスイング時に
腕とクラブの角度が だいたい90度位 だったとしましょう。
おおよそ インパクト時のその角度が150度だとします。
その差は60度ですね。
ちなみに 60度は時計の短針(時間のほう)で言うと
2時間分…以外に狭い角度でショ?!
この腕とクラブの角度
手首 俗に言うコッキングの技術 ではなく
トップで出来たその角度
それをそのまま維持しようとして
グリップの位置だけを下げたら
クラブという構造上、時計の針で2時間分位
動きそうじゃあありませんか?
どう思います?
逆に トップの位置の角度が90度として
ダウンスイングで ヘッドを積極的に下に振って、
腕とクラブの角度、その角度を積極的に開いて
90度☞150度
時計の針(短針) で2時間分で済むと思います?
シャフトの角角度60度はものすごく小さな動きですよ。
先端に重さのある ゴルフクラブという構造で
全体が下に動きやすい ダウンスイングの過程では
おそらく 10度動かそうとしたら 60度では済まない
可能性は否めません。
それとこれは実体験も含め感じることなんですが、
ヘッドの返し、フェースターンをしようとしたら
ディッシュアングルは放棄しなくてはならないのでは
ありませんか?

そして ディッシュアングルがない ということは
インパクトでは体が起きている
即ち 前傾姿勢がない ということですが
それをお望みですか?
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