重複してしまいますが、
ゴルフスイングの動作は背骨を軸として行われます。
体には厚みがあり、その厚みに対しては
背骨は後方にあって、主な重さは前側にある訳です。
よって　背骨を軸に回転すると
右を向けば右の骨盤に
左を向けば左の骨盤に重さが掛かるように
体の構造は出来ていますから
その重さのかかる軸足の移譲・交代というのは
体を痛めないためにもとても重要です。
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しかし　多くのゴルファーはその体重移動と回転という
ゴルフの謎にも等しい難題に苦労して来ました。

よほどの訓練、運動神経が無いと
その両立は難しく、今ではそれはあきらめられ
軸を移さないスイング論が主流です。

まるでトンチのような話ですが
それを両立するのには、実は回転を意識しない
積極的に…特に左回転はしない　というのに行きつくのです。

トップオブスイングからいきなり回転する
ということは　右の体重のまま回転する
という事になります。
スナップショット 3 (2016-07-27 18-56)

前傾姿勢というのがあるので
右を向いている間〜正面を向くまでの間
理屈上、体の左右は左の方が低いですから
回転を無理に意識しなければ
自然に重さは低い左に流れようとします。

右の股関節→左の股関節
この距離分の時間を待ってあげ
先に左上腕、左ひじを送ってあげ
後から回転を解放させてあげればいいのです。

その時の注意点は二つ
✴シャットをしっかり作ってあげること
これは打ち終わるまで、特に意識しなくても
前傾姿勢を維持することにもつながりますから大切です。
また　シャットをつくってあげれば
クラブのその重さによってグリップが押されますから
後々の体の回転にグリップが遅れにくくなります。
それを維持できれば　縦にかかる重さの力を
横方向の回転に変換できるようになりますから
回転そのものも意識しなくても　受け身で出来るようになります
スナップショット 6 (2016-07-27 18-57)

そして
まずは左上腕を動かすこと。
これはちょっと慣れが必要ですが
多くの人は左の上腕を動かす
左の上腕を体から離すことに慣れていません。
ですので、左腕を動かそう、左ひじを動かそうとすると
肘から先を振ってしまい、インパクト付近で
左腕がロックしやすくなります。
左上腕が動いてくれないと
右腕を使おうとした時、先がつっかえていますから
グリップが体から離れたり、
インパクト手前でグリップの移動が止まり易くなるので
結果　体が上を向いてしまうことになります。

この２点に注意して練習してみて下さい(*^-^*)