最近のスイングはどうも体重移動は無視というか
死語になりつつあるみたい…だけれど
体を痛めずにゴルフスイングするには
その体の仕組みに乗っ取って
体の向きを変えることを考えてみましょう。

スナップショット 6 (2015-09-24 17-54)

ゴルフのスイングでは
よく言われる「軸」というのは
支柱になるのは 体の部位の「背骨」です。
胴体の厚みに対し 背骨は後方、後ろの方にあり
重みの多い体の厚みはその前側にあるので
胴体を捩じらずに、胴体の向きを変えると
自然に右を向けば 胴体の重い部分は右の股関節
左を向けば、胴体の重い部分は左の股関節に乗るように
出来ています。
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よって 正しく体の向きを変えれば
それには同時に体重移動が付いて来ます。
別な言い方をすれば、体重移動はイコール体の回転であり
正しくない体重移動は正しくない体の回転だとも言えるわけです。

その体重移動を上手くこなすのには
勿論、体の回転にはフットワークが大切なのだけど
体重移動そのものをフットワークでしようとすると
上手くいかないことがある。

スイング中の逆ピボットになどにも起こることだけれど
体は胴体が重く それの軸は後ろにあって
重さは前側に集中していて、頭という重たいものがある。
体重移動を無理やり フットワークでしようとすると
バランス感覚もあり、頭や胴体がその逆に残りやすく
うまく行き難い。

そこで 正しい体の回転=正しい体重移動 を
逆手にとって、正しく回ることを優先して
結果、体重移動を進めていくことを薦める(#^^#)

まずは 骨盤、胴体を一体にして体の向きの変更が
苦手は人は 胴体の向きと顔の向きを一体させて
ボールから目を離してもいいから 顔をしっかり動かして
胴体の向きを変える「シャドースイング」をするといいと思う。

次に先に言った 正しい体の回転が正しい体重移動を生む
という事を考えてみると
体重移動をする意識する「方向」を
間違えているかもしれない。
正しい体の回転は自然な体重移動を生むので
例えば テークアウェイ時、
アドレスの位置関係を基準とすると
ボールから離れる方向、自分にとっての背後、後方に
体を動かすこと〜向きを変えることが
即ち 体重移動なんだ! ということを
考え直さなくてはいけない。
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だから 逆に右から左に移す時も同じで
右を向いている時を基準に
背後からボールの方向を意識する必要があるんだ。

そして その方向を司るのは肘である ということなんだ