ちょっと内容はいつも通りでくどくなりますが、
今年 自分の中で明白になった部分
説明したいと思います。
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このお店もすでに20数年を超える営業となりました。
多くの方のスイング、クラブ扱いを見てきました。

クラブを上手に利用できると
自分の動作、運動の速度に加速要因として
クラブの重さやヘッドの重さが利用できます。
…まあ その中身の薄い軽いヘッドや硬いシャフトでは
 どんなのか 言明しにくくはありますが…。
クラブを上手に利用できると
自分の動作の方向、きっかけ、タイミングなども
クラブの重さやヘッドの重さ、シャフトの働きによって
誘導、ガイド、案内して貰えます。

動作の方向やクラブの移動方向は
運動中ですので、なかなか実感にしくいところではありますし
だれかから明確に教わるのも難しい部分です。
それを毎度毎度 クラブが案内してくれるのですから
とても便利ですよね。
スナップショット 3 (2013-06-22 0-33)

そして 特にクラブの移動タイミングや
自分の動作タイミングを知らせてくれる機構は
重いヘッド、柔らかいシャフトのクラブの
特出した個性だと思います。


そして それを利用できるか どうかの境目は
やはり 頭の中に潜んでいると思います。

何度も書いていますが
ゴルフクラブは 自分の移動や動作によって
それを持っているグリップの部分が移動するから
結果としてヘッドが移動するのです。

そのヘッドの移動量も移動速度も移動方向も
すべてはグリップの移動に委ねられています。

だから グリップが移動していないのに
グリップが運動していないのに
ヘッドが移動したり、動作することは
作為的でない限り、絶対にないのです。

クラブはグリップで人間につながっていて
そのグリップが移動するからヘッドが移動する
という基本概念を無視し、作為的にヘッドだけを
動かすような動作は クラブと人間の単純な関係を
無視してしまっているので
当然、クラブが本来持っている機能は発揮されません。
作為的な動作は ある種 何でもできるので
法則は発生しません。
これも何度も書いていますが
グリップの移動量や移動方向、移動速度をリンクしない
ヘッドの移動量、移動方向、移動速度は
必ず 本来打つべきロフトよりも大きなロフト効果を
生み出します。
そして ヘッドの過度な移動量などによって
必ず右下、右外下に不可抗力を生み出すので
左サイドがあがり、右サイドが下がり
体重も右に残る 左足上がりの状況を生み出します。
やればやるほど 飛ばしにくくなるのです。
大きなロフトで左足上がりで打つ
 それを好き好んでやろうとしているのです。

それを前提に自分に言い聞かせてください。

多くのゴルファー。。。。殆どのゴルファーは
ヘッドばかり たくさん、速く動かすことが
遠くへ飛ばすこと、スライスさせないこと
うまく打つことだと信じていますが、
それは クラブの機能をどんどん無視する
殺してしまう動きである ということです。

グリップの移動がヘッドの移動のすべて である。

ここの部分を理解できるか
理解しようとしているか
が クラブの機能を利用できるか どうかの
境目だと思います。