ヘッドの重さは重い軽いというのもありますけれど
シャフトが適切、もしくはそれより柔らかいと
今 その場面でヘッドがどこにあるのか
ヘッドがどこを向いているのか
クラブがどこのあるのか

打ち手に明確に伝えます、感じさせます。

ゴルフスイングの型 なんて、正直どうでもいいと思います。
型を作るのが本来の目的ではなく
ボールを少ない力で飛ばす
ボールをいつも似たような方向に打ち
それを出来るだけ繰り返せるようにする

というのが目的で、
人間の構造、クラブの構造 があるので
正しく使えば、正しく動けば
最終的に 型が似てきてしまう だけ のことです。

型は重要ではありませんが、
コンスタントに同じことを繰り返したり
ミスや悪いところを改善、修正したり
良いところを伸ばしたり するのには
自分で自分の動きは直接見えませんから
感覚が非常に頼りなはずです。

軽いヘッド、そして硬いシャフトでは
ゴルフクラブは非常に無機質で
何も 何も言ってくれません。

例えば。。。
BlogPaintこうやって トップなり
テークバックを取るとします。
まあ クラブ扱いとしては超(;´д`)トホホですけど…。
ヘッドの重心は明らかにシャフトよりも
右に入り
自分の体に対し、グリップ位置はうんと右にずれ
ヘッドの位置が とんでもなく 右にあります。
本来 このポジション の重要性は…
この次の動作にどうつなげるか
 であるはずで
このポジションを作ることではありません。
この次のアクションに行きやすいか どうか ですが、
このクラブの重さのかかり方では
右サイドは必然的に下がり、グリップは上げられます。
重さが右サイドにかかりっ放しになるので
左に体重も移せず、前傾姿勢も失います。
➡ ヘッドの重さがしっかりしており
  シャフトがちゃんと柔らかければ

このポジションを作ったら やりにくくて仕方ないので
こうなることは絶対にないのです。
スナップショット 1 (2015-02-06 3-41)

そして、ヘッドが感じにくい硬いシャフトほど
スピード…勢いが必要になりますから
テークバックの時点では 急ぎます。
ヘッドが感じにくいですから
よほど訓練しない限り オーバースイングになるでしょう。

ゴルフクラブの場合
握っているシャフトに対し
ヘッドの重心(重量の中心点)が
右にあるのか、上にあるのか、左にあるのか
それはとても大切で
その位置関係、姿勢によって
次の動作、行き道がだいたい決まってきます。
そして 忘れてはいけないのは
その時にかかる 重さは必ず打ち手にかかっている のです
打ち手のグリップにその重さはかかっている のです。
ゆえに その重さのかかっている方向に
おのずとグリップは進みやすくなりますし
その重さのかかり方を支える体の姿勢になります。

これって スイングの作るのにとても重要な
とても役立つ情報(重さの事ね)じゃあありませんか?
スイングなんて 実際やっている時
何の目安もないわけですから。
雲をつかむようなものでしょ?
だから とっても 重要なその情報…感覚。。。
それを利用しない手はないんです。

残念ですけど 硬いシャフトには
その情報はほとんど… ほとんど存在しません。
クラブからの目安や情報は一切ないので
反復練習で型を身に着けてください、以上。
と なってしまうのです。