多くのゴルファーは 明らかに
本来使うべき『シャフトの硬さ』よりも
とんでもなく硬いシャフトを使っています。
シャフトの硬さ、ヘッドの重さはダイレクトに
スイング形成に影響を及ぼします。
体力や年齢、運動経験や日頃の運動量などによって
個々での差異はもちろん有りますが、
ごくごく平均的なゴルファー
そうですね
年齢 63歳
性別 男性
身長/体重 168センチ/70キロ
練習/コース 月2回/月0.8回
こんな感じだとすると
ドライバー(45インチ)であれば
ヘッド重量 200g
シャフトの硬さ 210cpm
アイアン(5番)であれば
ヘッド重量 270g
シャフトの硬さ 190cpm
このスペックがスイングに悪影響をもたらさない
ボーダーラインってところです。
このスペックと推奨している訳ではありません。
最低でも この位。。。
ここが悪影響をもたらさない ボーダー ということで
クラブによって自然に、
レッスンプロには申し訳ないですけれど
レッスンプロの代わりになりえるクラブのスペックは
もっと もっと 下だ と思います。

「使い方は兎も角」 シャフトの硬さ…いえ 柔らかさには
クラブを、クラブヘッドを下へと誘う
地面付近にあるボールへと誘う
ものすごい大きな ガイド力(がいどりょく)
ガイドするちから を持っています。
ですので、自分が使うのに適切な
そしてそれよりも柔らかいシャフトのクラブであれば
地面付近にあるボールのに触れるのは、届くのは、
非常に簡単で楽です。
逆に放っておいても 地面のボールを拾ってくれます。
これは シャフト自身の動き…だけではありません。
クラブ本来の機能
ヘッドの重量のずれ、重心点のずれ
(シャフトの延長線上に重さがなく ずれていること)
この働きによって、運動が発生した時に
そのズレを直線状にしようとする
重さを一列に並べようとする ちから によって
クラブがトゥダウン機能によって 下げられるばかり
ではなく、その機能によって それを持っている
人間のグリップを下げる働きを持っています。
ですので 適切、それ以上の柔らかさを持っていれば
スイングの動作で 地面のボールを拾う
必要がなくなります。
ところが、硬いシャフトには
一切合切その機能はありません。
ないというより硬すぎて機能しません。
ですので その機能を人間の「本来不必要な技?」
によって ボールに届かせる必要が出てきます。

硬いシャフトのスタートは
本来 届かず チョロか、トップの低い球 です。
ですが 人間は修正機能を持っています。
それを届かせるため
届かないクラブの代わりに
なにがしかの形で 自分がボールの近づき
ボールに届かせるようにします。
悲しいから 使えていないのに
硬いシャフトが使えることが「誇り」に感じてしまう
ゴルファーの性なのかもしれません…。 あほらし…。
右サイドが突っ込んで
上を向いて無理やりクラブを振れば
ボールは高くなります。
ロフト以上に。必要以上に。
上を向いて ヘッドを振って
ボールの底をこすって打つのですから
ボールはつぶれません。
しかし ここも悲しいところではありますが
上を向いて打っている とは
左を向いて打っている のと同意語です。
ボールはひっかかります。 必ず。
これをつかまっている と勘違いしてしまう。。。
本当はこすって打っていますから
疑似的な「つかまり」というか 「つぶし」をするには
よりハイスピードな動きが必要になりますから
必ず その分上を向いて➡左を向いて
インパクトすることになります。
この永遠の輪廻転生を断ち切るには
とても悶絶クラブは役に立つでしょう。
悶絶はしますけどね…( ゚Д゚)
ボールをつぶす
ボールを捕まえる
総じて 硬いシャフトを使っている人は
練習量が異様に豊富です。
いや 練習頻度を下げるとうまくいかなくなるから
ですけれど…。
もう ″その練習″での その苦行のような行為は辞め
ゴムのボールをつぶす この快感を味わって
ボールを打つ快感に酔いしれてもらいたい です。
そして 使い慣れてくると
重いヘッド〜柔らかいシャフトでないと出ない
独特の弾道を味わえるようになってきます。
軽いヘッド〜硬いシャフトを使ってアマチュアが
生涯かけても打てないかも…の弾道です。
コメント
コメント一覧 (2)
悶絶クラブ使用者にオーバースイングは居ません。
そして30y程度の微妙な距離のアプローチが上手い。