それと、質問があります。 インパクト前後のことです。 腰の回転パワーに預けて、グリップが体の前を移動して います。 左手の甲はシャットで作った手のひら側コックをキープし、 そして左手甲と同じ面をキープしたフェースが後から着いてきます。 ヘッドがボールに到達する頃、すでに左手甲は元の直線軌道のまま左腿前を通過し左腰の外側あたりまできています。 左脇は大きく空き左手甲のシャットキープの援助をしています。 右手首は甲側へのコックを(意地でも)キープし左手に付いていっています。 この後はクラブの行きたい!に任せていると、左肘が曲がり左胸の前辺りにグリップが収まってきます。 こんなイメージで振っています。 実球を打っていないので、こんなに立ったフェースでボールが飛ぶんだろうか?の疑問もあります。 素振り用5番アイアンなどはスイング中バックフェースしか見えません。 ご意見をお聞かせ下さい。 お手紙ありがとうございます。 言葉で説明するとは容易くはありませんが、 概ねそのニュアンスで素振り、イメージされることは とても良いと思います。 スイングは打ち手の人間の意思動作と クラブの作り出すいい面・悪い面ともども不可抗力によって 作り出されます。 多くのゴルファーは自分が動かすゴルフクラブの 位置や姿勢などによる作用〜不可抗力が動きに 影響を大きく及ぼすとは殆ど考えず、 自分の意思動作のみでスイングが作り出されると信じています。 まあ 大まかな割合ではありますが、 半分以上〜6割以上のスイング動作は クラブの打ち手に及ぼす作用への対処とも言える訳のです。 殆どのゴルファーは 自分のイメージしている動作と ビデオなどに撮ってみた動作との差異にびっくりし、 過去の自分の体験では 「この人誰?」 「誰のスイングを見せているのですか?」 と自分のスイングを気づかなかった方もいらっしゃいます。 イメージの中でのスイングで しっかり構築しなければならないのは 円軌道は 体の回転 向きを変えることそのもの で それ以外には円軌道を作ったり、なぞったりするような行為は ない! ということです。 ただクラブを持っただけで、体の向きを変える という あまりにシンプルで味気ないこの動作がスイングの根源です。 そして 如何様な場合であっても クラブはライ方向に上にも、下にも動かすことがありません。 クラブの移動は必ず フェース面(ロフト)方向が基準です。 そして ここが一番実感できない部分と言うか 従来の各ゴルファーが思い描いているゴルフスイングと 結びつかないのは 何度も行っていますが クラブの先端にある ヘッドの重みは その分だけ 運動をしたがらない 移動したがらないもの であることです。 つまり ヘッドはグリップよりも「速く」「多く」 動くことはありませんし、 その移動、運動の源である 体の向きの変更よりも 「速く」も「多く」も動かない ということです。 自分の体や腕のさばきなどの動作速度で ヘッドの重みに勢い、慣性を付け、遠心力を増やし ボールを打つ ということは その遠心力分だけ腕力や握力との戦いになる上、 自分の動作で勢いと付け、自分の動作を減速、停止などによって ヘッドを放り出す(⇒無造作)ように打つわけですから、 そのインパクトは管理することが出来ません。 良くても、悪くても、次の球とは別なものになるという事です。 そして 自分の動作そのものでクラブの移動を管理するのでなく 遠心力で振るスイングは必ず左サイドが上がる 上を向くスイングに「絶対に」「絶対に」なるので 振れば振るほど 左足上がりのライがきつくなっていくので 労力を増やした分、飛距離になることは殆どありません。 実は何一つ良いことはないのです。 スイングは技術習得の部分よりも 自分の頭の中にある思い込みのリセット それにかかっていると言えます。
ゴルフスイング◆イメージ造り
コメント
コメント一覧 (1)
”グリップの移動量は右父から左父の間だけ” との頂いたヒントを咀嚼中です。
よろしくお願いします。