重心深度は計測上、フェース面から重心位置までの
距離を指すのですが、ウッドヘッドの場合
フェース面はある種張りぼてで前に出ていますので
実は 重心深度にアイアンとウッドには
あまり大きな差がある訳ではありません。
(1センチ半強ってトコロでしょうか)
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ウッドの方が前傾も浅いので
そのナチュラルな前傾の浅さ分、
地面に対するシャットな度合いも少ないので
重心深度が効いてしまい。。。
シャフトよりも右に重心が行き易い。。。

と思うでしょうけれど、ご心配無用です。

あまりオーバーにしてしまうのは
お薦めできませんが、ある程度柔らかいシャフトの
ウッドであれば、その長さ分
自分の動きに対し、ヘッドが遅れて動き出す
普通の働きがありますので
重心深度が深い分も、前傾が浅い分も
そこで解消されます。

故に、腕を使って、手を使って
左手一本で、重心位置をシャフトの右側に
追い込んでしまうような始動は
スウィングを、クラブの機能を台無しに
してしまうのです。

スナップショット 6 (2011-01-21 1-05)
そのシャフトに対する重心位置の関係に
よって、真っ二つに、両極端になってしまい
クラブの機能を使えるか、ヘッド重量を活かせるか
上から打てるか、ボールをつぶせるか、
左にシフトできるか、正面を作れるのか
全てが決まってしまい、 正直、余程の練習量と
運動性能が無い限り、その中間と言うのは
一番難しいかと思うのです。

スナップショット 1 (2012-10-02 13-54)
スナップショット 3 (2012-10-02 13-55)
立体的に刷毛塗が出来るのが理想ではありますが
そうでなくとも、クラブの横の動きは体で
やっている限り、ヘッド重量をパワーの源に
出来るし、無駄にロフトを増やして
飛距離不足に悩むことも少なくなると思います。

重心位置がシャフトよりも右
飛球線後方に入ってしまうと、クラブの重さは
倍増します。その状況では
重さは左腕に掛かりますから、支えていられなくなり
支えとして右肘はその重さの下に入ろうとします。
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スウィングの円弧は右、飛球線後方にずれ
クラブの重さによる落下する力は
ボールにではなく、打ち手に掛かり
右サイドが下がり、左サイドは必ず上がります。
スウィング中、徐々に左足上がりになっていくのと
同じ症状になります。
早くインパクトを迎えないと
地面をぶっ叩くことになるので
急いで腰を切ることになりますし、
右に重さが掛かり、左にシフトできないので
左上がりはその回転と共に、更に増してきます。
右サイドはボールに近いので
利き腕でボールをぶっ叩くことも困難。。。
体の左半身は左に、上に遠ざかりながら
ボールを打つことになるので 練習によって
それを会得したとしても、神業とも言える技術…
それは 重心位置とシャフトの位置関係によって
生まれるのです。
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それを自分から、テークバックで創り出して
しまうなんて。。。 辞めましょうね

練習場で沢山ボールを打たなくとも
ゆっくりした動き、クラブ扱いをして
シャフトと重心位置との関係を探る
感じ取る、その感じは自分の次の動作に
どんな影響を与えるか考えてみる

ここがクラブ扱いの鍵になってくると思います。

L型ブリストルパターはその為にも
存在しているとも言えます。
是非