芯を食う とか、 スイートスポットにあてる
と言うイメージがありますが、
どこかに当てる と言うイメージはあまり正しくありません。

(あくまでもイメージですが…)
金槌を使うことを考えてください。
これから釘を打ちます。

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重要なことは金槌の打面のセンターで
釘の頭を打つことではないはずです。

金槌の頭の形状は釘を打ちぬく方向性のイメージを
喚起させるはずです。

金槌の頭の部分の方向性 釘を打ち抜く方向と 
頭の動かす方向を一致させることが重要なのです。

幾ら打面のセンターで釘を打っても
釘の刺さる方向と一致しなければ釘は曲がってしまうだけで
進んではくれないはずです。

ゴルフのインパクトもこれとかなり等しく 
クラブヘッドの動く軌跡にボールとヘッドの重心が
それぞれ一致するイメージが大切です。

インパクト時のクラブヘッドの重心位置とボールの芯を
結んだ線がクラブヘッドを動かしている軌跡と一致する
イメージが必要なのです。

ただしゴルフのインパクトは金槌の
それよりもいっそう三次元ですから縦横にその一致が望まれているのです。

 ただし完全に一致していなくてもおよその一致があれば
フェース面のだいたい良い部分であたれば当たる場所の
厳密さは必要ありません。
スナップショット 1 (2014-07-21 12-32)

現代のクラブは慣性モーメントが高く
ミスへの寛容性も非常に高くなっています。
パーシモン素材のヘッドや初期のメタル
(石器時代に等しい…でしょうか)
現代の慣性モーメントの数値は3〜4倍にもなっています。

実際にアイアンであっても、ドライバーであっても
スイートスポットと呼ばれる「重量の中心点」
ヘッド素材の中にあり ボールと直接触れることはありません。
(ロフトにもよりますが)
その重心点(重量の中心点)
クラブの次に動く方向・位置に左右する作用が多く
打撃時そのもののボールへの効果はさほどではありません。
移動…連続する位置変化に対し
大きく左右するのが「重心点」
瞬間である 打撃そのものの影響は多くないのです。