基本的なクラブの扱いをする前に
座学として、クラブにおける重さの働きを
理解しておきましょう。
ゴルフクラブは長い棒の先に重さの付いたものです。
その先端には全体重量の半分以上、
悶絶クラブでは7割を超える鉄の塊が先端に付いています。
その先端の重さの付いた部分⇒ヘッドで
ボールを打撃し、遠くへ、狙った距離、狙った方向に
ボールを移動させることがゴルフショットです。
重さは自然落下を除けば
自主的に自分で移動することはありません。
逆に言えば 負荷をかけなければ
その重さ分、
そこにとどまる運動をしているという事です。
それはヘッド部分が10gであっても
30キロであっても、10キロであっても
基本的には同じです。
ゴルフショットの場合、
自分も含め、ゴルフクラブを移動させる原動力は
お尻なども含めた自分の足回りのフットワークです。
フットワークを使って自分の身、胴体の向きを変えることが
ゴルフクラブを移動させる原動力です。
そしてゴルフクラブそのものにも重さがあり、
クラブヘッドには長さも伴い、重さは更に集中しています。

もう一度書きますが
重さは重力に対し、その重さの分量だけ
そこに留まろうとする「エネルギー」なのです。
自分が体の向きを変え
クラブに「運動エネルギー」を加えても
その質量分の「運動エネルギー」分だけ
少なくしか 運動しません。
必ずその質量分「減算」されるということです。
つまり その量は質量に応じますが
必ず フットワークでの体の向きの変更で作られる
運動エネルギー総体よりも
量も.速度も.未満 なのです。
少々お堅い物理っぽい お話になっていますが
ヘッドを振ってしまうスイングとは
人間の運動の源 体の向きの変更で作られる移動量
移動速度よりも それ以上 なのを指します。
また 同時にフットワークそのもので
造りだしているエネルギーそのものが
クラブヘッドの移動・運動エネルギーの根源ですので
運動する「時期」もダイレクトに
それそのものであることも重要です。
お堅い、分かりにくい表現であるのですが
スイングの技術とか、反復練習とかそういうもの以前に
ここの部分がちゃんと頭で理解出来ていないと
逆に練習すればするほど泥沼にはまります。

この意味が分かると 刷毛塗とスイングへの反映や
体の使い方もかなり進化してくると思います。
クラブヘッドに限りませんが
質量は 重力に対し”そこに留まろうとする
「運動」エネルギーだ” という事が
まずは ファーストステップです。
しばらく その部分に関して掘り下げて書いてみたいと思います。
コメント
コメント一覧 (1)
これを機会に 勉強し直しすっかな