体の向き「だけ」でクラブを動かす
ゴルファーの好きな視覚情報、静止画表してみよう。
414
ごくごく普通のトップの位置ですよね
クラブを起こして、それから体の向きを変える
テークアウェイのドリルと行っていくと
アバウトであるけれど、このくらいの位置が
トップの位置になっていくと思う。

では この2枚の写真を比較してほしい。
414スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)








片方の写真を90度回転させているけれど
上半身とクラブの関係は
殆ど変っていないのに気づくだろう。

違いと言えば
上半身に対し、グリップがやや左に移動した位で
これも意識しなくても、
左サイドが低い右向きの状態の間に
グリップを下げてしまえば
自然に発生することになる。

さて イメージつくりにもうひとつ。
414スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)





この二つの映像の
グリップとヘッド部を直線でつないでほしい。
ゴルフのダウンスイング〜インパクトに
手作業が主になっていないのがよくわかるだろう。

力をいれて利き腕を伸ばす という間違いが
起こりやすいニュアンスになってしまうけれど
利き腕で左グリップを下に
押し付けただけ と言う感じ。

体と腕の役割・・・
ある部分視覚映像に頼ってしまうと
体を動かしてから、器用な腕で自分のイメージを
なぞりたくなってしまう。
故に、グリップをまず下げ、そして体の回転で
ボールをとらえるというドリルで
刷り込んでしまおう。
スナップショット 4 (2015-04-06 2-09)

いずれこのドリルは ドリルではなく
打撃そのものと言う感覚が身についてくるはず。

体とクラブの関係を維持したまま
体の回転だけで打撃するその感覚は
卓球やテニスのスマッシュに通じるものがあると思う。

ロフトが付いている打撃面で
腕のローテーションなどで打撃すれば
打撃のエネルギーの主な部分は高さとスピンに
化けてしまう という事を理解できるようになるといいね。

悪口で言う訳ではないけれど
巷の打撃理論では、必要な距離を打つのには
ロス率が高すぎて、人間の運動速度の限界に挑戦
しているように感じてしまう。
まあ 極限までダイエットしたヘッド重量
アマチュアが使ったら動きのないシャフト という
クラブそのものに運動性の少ないもので
やるとなれば 仕方ないのかもしれないけどね。