ゴルフボールは、当たり前ですが
 球体 マル です。

クラブヘッドにある ロフト角度 は
ボールを打撃するエネルギーを
ボールのスピード、角度、回転 に
ロフトなりに分散させ、意図的に
距離をロスさせ、距離を打ち分ける為に
番手ごとに設定されています。

スナップショット 1 (2012-12-07 17-08)
球体であるボールを
円を描くように、特に腕を使って
ヘッドの上下(高さ)方向に円を描いてしまうと
ボールに加えられた打撃のエネルギーは
高さやスピンに化けやすくなり
距離のロスになってしまいます。

縦であっても、横であっても
それが円を描くのは、体の向きの変更が
あるからで、それがヘッドの高さの変化に
なるのは その向きの変更に前傾があるから、です。
(何度も書いてしつこい、ですけど)

ビリヤードをしたことがありますか?!
tc6
自分の当てなければイケナイボールが
別なボールの陰に入ってしまい、
クッションをさせないと当てられない場合が
ありますよね?!
その時に、普通に打つのと、意図的に回転を
つけるように打つのでは、クッションの仕方
ボールの跳ね方も異なります。

私はそんなにビリヤードの事は詳しく無いですが、
スピンをかければかけるほど、手玉(白い球)
の直線としての移動距離は短くなり
同じ距離を打つのには強く打たなければ
いけないのだと思います。

余程のコトが無い限り、普通に打つ方が
大切で、逆に回転を付けてクッションさせなければ
ならない状況を作ってしまう人には
それをこなすのは、ギャンブル なのだと思います。
*回転させてクッションさせられる人は
きっと その状況を作りださない 出し難い
のだと思います。
スナップショット 9 (2012-10-02 13-58)
ともかく ボールを上げる必要のある
状況だとしても、それは選択するクラブ
選択したロフトによって行うことであって
インパクト付近の手首周りの動きは
ミスの軽減や距離の安定の為にも
固定(ロック)する習慣を まずは
アプローチから付けるのが良いと思います。

弊社で刷毛塗と呼ばれるドリル は
ドリルでもありますが、ショットそのものでも
あります。イメージは体から離さず、
自分の胸に平行に。⇒結果としては
飛球線に対しヘッドを同じ姿勢を保ち、インパクト
(飛球線に対し、やや右方向のイメージの方が
実際とリンクしやすいと思います)
する と言うコトです。

手首周りを使って
ボールをさらったり、肩を動かして
ボールを拾うようなアプローチは
必ず フルショットにもその動きは反映します。
駄目なストロークの代表
パッティングでいうトコロの このような動きは
ヘッドの高さの変化、ロフトの変化が
非常に激しく、打撃エネルギーを
シンプルに距離に替えられないので
出来れば、一刻も早く辞めた方が
加齢とともに落ちる距離を防げると思います。