握り方 と言う意味でなく
製品としてのグリップには
通称「バックライン」と言うのが入っています。
正確には バックラインと言うモノが
備わっている製品もございます。
ちょっと判り難いかも知れませんが
それはこのように、丸い筈のグリップの
内側に 出っ張った部分がありまして
それが丸いシャフトに装着されると
その分が 背張りのようになって
外側に出っ張る訳です。
日本では「バックライン」と呼ばれていますが
英語での正式名称は「リマインダー」
もう一度、使う人に思い出させる というか、
認識させる と言うような意味合いの言葉です。
これによって、自分が正しく握れているか
今日のフィーリングはどうだろう?!
みたいな 機能な訳です。
また フルショットでも、アプローチでも
バックラインは概ね、フェースの向きというか
ボールの飛びだす方向と90度の関係に
有りますから、フェースの感じと言うのを
手に伝わる重さと共に、実感できる部分でもあります。
右手を使って、右肘を使って
左手、左グリップごと クラブを押す
と言う意味でも その板状の向きは重要になります。
上手に付き合えば、丸いグリップ、シャフトを
板状の感じで使うことが出来る
たいへん便利な機能です。
過去のゴルフクラブには
グリップそのものを板状にしてしまうモノも
存在していました。 それはあまりに簡単!
ということから ルール違反になったのでしょうか…
その名残、みたいな部分で、「バックライン」
は現存しています。
そのバックラインを、いつもどこに収めておくか
自分の手の、グリップのどこの部分と
バックラインを接しておくのか は
人それぞれあって良いかと思いますが
蛇足ですが、私の例を。。。。
私はバックラインは大好きです。
無いと困ります。
で、グリップの時、どうしておくか というと
バックラインを感じないようにグリップします。
左で言うと、第一、第二関節を曲げますと
指で箱の底のような部分が出来るわけですが
その底の部分に バックラインを持ってきます
第一関節と第二関節の間ですね。
だから バックラインを強く感じてしまう場合
あ?! 握り方がいつもと違う
というのを一つの目安にしています。
右手の場合は バックラインを第一関節の
くぼみに収めるので これも同じ。
感じている時は いつもと違うグリップだ!
と判断しています。
参考になるかは、分かりませんが
これも一つの例でしょう。
それぞれの方が、上手にバックラインと
付き合うコトによって、クラブとの唯一の接点
であるグリップをいつも同じ状態に
しておけるのだと思います。
グリップ◆バックライン
コメント
コメント一覧 (1)
下巻き次第では 本当に板みたいなグリップになります
カチャカチャ機能のせいで 最近はリマインダー無しが 標準仕様みたいですね
軽量スチールは肉薄をカバーするため バット径が太くなっていますが それに合わない口径58リマインダー有りの存在は風前の灯だし
新製品は軽量ヘッド対応の軽量グリップと 寸胴な口径60リマインダー無しの 溶剤が揮発しずらい伸びの悪い樹脂系グリップばかりで
中には 下巻きが不要な物も有ったりする始末
このままだとラバーグリップは 消滅しかねない勢いですが
もし仮にメーカーが ラバーグリップを生産中止にしたら
HBSオリジナルで ラバーグリップも造ったりしますか?