運動するために、支える足
重さを受け止める足を作るコト
というのが 大切です。

体の向きを変える ということは
背骨を軸にして、それよりも前にある
上半身の重さ、頭も含めたその重さを
受け止め、支えておく足を作ることが
スウィングの基本であり、体を傷めない為の
基本にもあります。

正しいアドレスではありませんが
この姿勢は一つの参考になります。
BlogPaint
ここまで 上半身の重さが靴の前側に
かかってしまっている状態が出来ると
大きな筋肉は その重さを支えることに
使われてしまって、手先、腕先の小さな筋肉で
しか クラブを動かすコト、ボールを打つことは
出来ません。
逆に考えると、この黄色い線よりもボール側に
出てしまっている重さを上手に使えば
意識しなくとも 軸足が作れ 軸足が左に移せ
前傾も向きの変更も出来る可能性が高い と言うコトです。

ゴルフのスウィングは クラブの重さや
不可抗力と共に、自分の重さと言う
動作に伴う反作用みたいな部分で作られてしまいます。
それを 逆手にとって、その重さに
スウィングを創らせてしまうコトも出来る
と言うコトです。
スナップショット 3 (2012-10-02 13-55)
ですから、上手に肘を使って
上半身の重さを作っていこうとする
軸足造りの「方向」に動かしおく、
イメージとして先に動かしておく方法を
覚えていくのが有効なのです。

逆に 今流行の 振り子の動き の場合
駄目なストロークの代表
肩を揺さぶるコトによって
クラブを動かします。
パターなどでは 一見すると
平面上、真っ直ぐ引けて、真っ直ぐ出せるように
錯覚しますが、ヘッドの上下動は常時発生しますし、
立体であるフェース面は、
ロフトの変化に伴い、フェースの向きの動いています。
単に 自分の視覚条件を満たしているだけ、
思い込みだけを満たしているだけです。

これをショットに取り入れると
必ず 軸足を失い、前傾姿勢を失います。
スナップショット 1 (2012-12-04 14-00)
肩を揺さぶると 結果としては
頭を動かした方と反対に動かすことになります。
クラブを左へ動かそうとすれば
自然に頭は右に傾きます。
大きな動作にすると もっと複雑に重さが作用します。
imgs
もう こうなると クラブや自分の腕などの
重さがいったい 複雑に入り組んでかかってしまって
重さ と言うモノを無視しないと 次の動作に
入れない そう言うスウィングになってしまいます。

左へのシフト、左軸足の形成 というのが
多くの方の悩みかと思うのですが
クラブの構造も含め、体の重い部分
始めの写真で言う 線よりもボール側の部分を
上手に低くなっている内の 左脚にかけてしまう
ということが 軸足の移行、前傾姿勢の移行
体の向きの変更 に そのままつながっていきます